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(びん沼川)バス釣りレポート
1999年7月

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Reports

【霞ヶ浦】風に耐えるか、それとも

1999年7月31日土曜日、マルトボートで6馬力船を借り霞ヶ浦で釣りをした。朝から南風が吹いていて、ちょっと波立っている。朝のマルト前の表水温は28.6度。ちなみに今日はスピニングタックルを持ってこなかった。たいした意図はないのだけど、なんとなく、持って行かないことにした。

4時40分、マルト前のオダでちょっとやってみる。スピナベとテキサスでやってみたけどノーバイト。根掛かりが激しくて鬱陶しい。どうやって釣るのがいいんだろう。というか、ウォーターグレムリンの7番のツネが釣りやすいんだった。今日はこれは使えないからダメだ。

5時15分、田村の浚渫ブレークで釣り始める。こっちの方は南風が正面からあたっていて波が高い。朝のうちはまだそれほどでもないだろうと思って行ってみたんだけど、行ってみたらけっこうな波だった。でもせっかくだからクランクを投げてみる。そしたら1投目で釣れた。やっぱりいるんだよなぁ、ここは。でも南風のときは釣りにならんぞ。どうしよう、難しいなぁ。で、釣れたのは700g。ルアーはファットペッパーのクリアーアユ。このルアーはほんとよく釣れるなぁ。

で、ちょっと思ったんだけど、マッドペッパーよりファットペッパーの方が軽いよね。でもファットペッパーの方がよく飛ばない? 気のせいかなぁ? でもなんとなく、そんな気がするんですけど。

田村ではその後しばらくやってみたけどノーバイト。

5時45分、石田の浚渫ブレークでやってみる。このエリアも風を受けている。が、田村よりは若干マシ。1mから3mくらいに落ちるブレークをファットペッパーで流してゆくと、バイトあり。でもボートの近くでバレた。魚を十分に弱らせて確実にランディングしようということで、ロッドを水中に突っ込んで8の字を描いていたら魚がボートのヘリにあたって、そのときバレた。確実にランディングするつもりがバラす原因になってしまった。どうせなら、一気に抜き上げればよかった。なんだかなぁ。

気を取り直して同じあたりに再び通してみる。と、2投目でまたバイト。今度は釣れた。6時2分、800g。まずまずのサイズだが、これ3本じゃダメなのよねぇ。難しいなぁ。

石田ではけっこう念入りにやってみたが以後アタリなし。7時、土浦港で釣り始める。港の中は、風は通り抜けているものの、波はそれほどなく釣りやすい。観光船の引き波のほうがよっぽど鬱陶しい。あの観光船なんだけど、あんまりお客さん乗ってないよね。採算合うのか? 合わないなら、やめたほうがよろしくないかね? 余計なお世話ですね。

港ではカチカチのブレークをファットペッパー、ボディーシャッドのキャロ、フットボールジグでやってみたがノーバイト。

7時50分、風を避けている桜川でやってみる。上流の方では、掲示板にちょくちょく書き込んでくれる1/16oz.さんが釣りをしている。電話で聞いたところによると何個か釣っているらしい。上流まで行くのは面倒なので、おいらは河口付近でやってみる。しばらくアシ際にラバジを落としてゆくと8時10分、450g。小さいなぁ、もお。釣れただけいいけど。

その後ラバジを落としてゆくがノーバイト。すでに打たれたあとだからなのか、それとももともと魚がいないからなのか、どっちなのか分からんが、とにかく釣れん。さっきの1匹はマグレくさい。もしかしたらラバジがいかんのかとも思ってシャロークランクもやってみたけど、これはゴミを拾いまくっただけに終わった。

9時、マルト前のブレークでやってみる。強烈な南風の中でザブザブ揺れながらもがんばってみる。とりあえずクランク少々。そのあと、ツネる。スピニングタックルは持って来てないからベイトでやってみる。最初1/4オンスのシンカーを付けていたけどこれでも底を取りにくいので途中から3/8オンスに変える。ワームはボディーシャッド4インチ。色はパープルホログラムシャッド。いつもと同じ。シンカーが重いだけ。

3mから6mに落ちるブレークのショルダーをできるだけ通すようなつもりでズル引く。しばらくがんばってやっていると、着底と同時くらいにバイトがあった。ズル引くつもりで動かしたら重かった。ラインをゆっくり張って聞いてみたら動いたのでそのままスィープフッキングして、グリグリ巻いてくる。けっこう遠くのほうでかかったのでジャンジャン巻いてくる。ベイトでツネしたことってこれまでほとんどなかったんだけど、グリグリ巻くことができて便利ね。シンカー重くすれば底も取りやすいし。で、グリグリ巻いていたら遠くの方でジャンプされた。その瞬間、バレた、と思ったんだけど、バレたんじゃなくて切れてた。あれれ、ラインに傷は付いてないと思ったんだけどなぁ。

リグり直してさらに続ける。しばらくすると同じところでまたバイト。今度はジャンプされることなく寄せてきた。ボートの近くまできたとき魚体を見たらそんなに大きくはなかった。せいぜい800gってとこだろう。ということで、抜き上げようとしたらまた切れた。ここでようやく気づいたところによると、ラインがへばってたんだな。ここのところナイロンの柔らかさが気に入ってよく使ってたんだけど、へばるのがずいぶん早いみたい。

このナイロン12ポンドのタックルは使い物にならないので、フロロ12ポンドのタックルにツネをリグる。竿は買ったばかりのEGC-605。これに3/8オンス・ツネをリグってやってみる。やってたら、またバイトした。こんどは切れずにちゃんとランディングできた。抜き上げるものやめて、網で掬った。9時45分、750g

しかしこれが最後のバイトだった。

10時15分、再び港でやってみる。港に期待したわけじゃないけど、本湖の波に耐えられなくなったので避難してきた。今日初めてその便利さに気づいた重ツネでやってみる。が、ダメだった。

11時、だったっけ? 釣り終了。どこかで釣りをしているであろう1/16oz.さんに電話してみたら、見えるところにいた。お互い挨拶したりなんかして、初々しい。

一緒に上がってお昼ご飯を食べに行く。そこで今日の釣果を聞いてみたら6匹だって。しかもデカいの釣ってた。桜川の上流のほうらしい。ふふふ、いいこと聞いた。が、おいらは桜川ではあまりいい思いをしたことがない。どうしよう。

来週の火曜日はマルトのトーナメントで、今日はまぁその練習だったわけなんだけど、おいらが回った場所は釣れんことはないけど大きいのは釣れんかもしれん。しかも南風に耐えないといかん。桜川は風を避けてしかもデカいのが釣れてた。が、おいらに釣れるかどうかは分からん。桜川で釣れればいいんだけど、釣れなかったときたいへんだ。一旦上流のほうまで上がっちゃうとそう簡単には戻れない。けっこう遠いから、はずしたとき痛い。南風に耐えて無難に揃えるか、桜川に賭けるか、どっちにしよう。難しいなぁ。

では最後にまとめ。

700g/ファットペッパー/クリアーアユ
800g/ファットペッパー/クリアーアユ
450g/ケイテック・ラバージグ(ガード付き)11g/ウォーターメロン・ブラック
750g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉

上から3つの合計は700+800+750=2250g。これじゃ入賞できんもんなぁ。やっぱり一発勝負してみるか?

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【霞ヶ浦】人だらけだ

1999年7月24日土曜日、今日もまた性懲りも無く霞ヶ浦に行ってきた。土浦のマルトボートで6馬力船を借り、5時出船。朝から南よりの風がそれなりの強さで吹いている。今日は晴れてるからこの風はますます強くなるだろう。朝のマルト前の表水温は27.8度。ずいぶんと水温が上がった。でもまだこのくらいならバスは平気かな、どうなんだろう。


南の風が吹いているもののまだそれほど強くはないから、最初に、南に面していて正面から風を受ける田村に向かう。10分ほど船を走らせ田村に到着。最初にバズを投げるつもりでいて昨日の時点でリグってあったが、風があたってけっこう波立ってるからバズという感じがしなくて、なのでスピナベに結びかえる。スピナベでアシ際を流す。アシ際から5mないしは8m程度にボートポジションをとって流してゆく。

10分ほど流したところでバイト。アシ際から1mくらいのところに杭が立っているところ。アシ際にポチャリと投げて杭をかすめるように引いてくる。特に底をとったりはしない。さっさと巻く。そしたらなんだか杭から出ているロープにラインが擦れるような気がした。気がしたが気にせず巻いてくるとなんだかクンクンとした生命感溢れる心地よい感触が伝わってきた。魚だったのね。5時20分、950g。勝手に釣れた魚とはいえ、朝からこのサイズが釣れると気分がいい。

内心アシなんてダメだろうと思っていたが釣れたものだからさらに流す。20分くらいかけて丁寧に流したのだがノーバイト。こういうドシャローは1発勝負みたいなところがあってもひとつアテにできんなぁ。でも出ればデカい、なんてこともあるし。トーナメントのときどうしよう。


次は浚渫。風と波に逆らって沖に船を進ませる。ブレークに到着。ファットペッパーでブレークラインを流す。ダメ。ブレーク沿いにある杭群に到着。杭+ブレークのあたりをファットペッパーでやってみる。10分ほどやってみるがノーバイト。スピナベのスローロールもちょっとやってみる。ダメ。次は杭にブラッシュホグのテキサスを落としてみる。その次にボディーシャッド・ツネを杭に落としてみる。全然アタリがない。

もう一度ファットペッパーを投げる。数投後、アタリがあった。ブレークのショルダー付近をゴリゴリ小突いていたら食った。さっきもそこ通したはずなんだけどなぁ。まぁいいや。とにかくアタリがあって一安心。と思ったが、ボートのすぐ近くでバレた。あ〜れ〜

めげずにツネでじっくりやる。何度かギルバイトあり。というか、ギルがたまってる場所があって、そこを通すと毎回のようにギルバイトがある。そのうちバスも食うだろうと思ってギル地帯およびその周辺を念入りにやる。が、結局ギルバイトしかなかった。しかもギルを2匹も釣ってしまった。


7時半ごろ、ちょっと風が強くなってきたので移動する。風裏になっていると思われる対岸まで一気に渡る。パンを食べながらゆっくり進む。水飛沫がかかってうっとおしいが冷たくて気持ちよくもある。が、霞ヶ浦の水だしなぁ、手放しでは喜べん。

とりあえず備前川河口付近のアシでもやってみよう。と思ったが、今日もまたウェーダーの人が数人、緻密にアシを打っている。ダメだ、もう釣れないよ。

南に船を進ませる。花室川の河口付近にはボートが入っている。さらに南に進む。武器学校のスロープにも船が入っている。その先のテトラにはオカッパリが数人。さらにその先のアシ原にはフローターの釣り人が2人。あれれ、やれるところが全然ないぞ。

せっかくここまで来たのだからと、さらに進んでみる。これより先はまだ行ったことがないからこの機会に調べてみよう。ということで、ノロノロ進んで技研の手前に到着。この付近にはバスボートが多い。5艇くらいが浮かんでた。沖目に浮いてるのもあればアシ際をやってるのもある。アシ際であいてるところでおいらもちょっとやってみる。スピナベ数投。ラバジ数投。なんだかね、全然釣れる感じがしなくてね、それでおしまい。予想どおりこのあたりは風を避けているのだけど、避けてるもんだから水がどんよりしちゃってて全然ダメ。

結局南岸では5投くらいしただけでおしまい。マルト前に戻る。


9時、マルト前に到着。まだ1匹しか釣れてないからオダで何個か稼ぐつもりだったのだが、ハンドコンの2人乗りボートがアンカーを降ろしてオダを釣ってた。なんと、ここもふさがってるとは。

しょうがないからマルト前のブレークをやってみる。土浦港方面に船を進ませつつ、マッドペッパーで3〜4mくらいの掛けがリの斜面を狙ってみる。が、ノーバイト。土浦港に到着。港の中は風を避けてて釣りやすい。ちょっとやってくか。

マッドペッパーを数投したのちツネる。コンクリートと思われるゴリゴリ感満点のブレークをズルズルやる。ギルバイトがあった。さらに続ける。コンっと当たった。9時30分、750g。港で釣ったの久しぶりだなぁ。けっこう体格のいい元気なバスだった。コンディションのいいバスが釣れることもありうると、メモしとこう。

でも釣れたのはその1匹のみ。


波風が強いからあまり遠くに行く気にはなれないので近場の石田に行ってみる。10時10分、石田で釣り開始。ファットペッパー数投。なんとなくアタリがあったような気がしたが気のせいだったかもしれない。次はヘビキャロ。ヘビキャロというもので釣ったことはこれまでに一度だってないのだが、なぜだか知らんが今日は思い付いてやってみた。ワームはボディーシャッド。しばらくズルズルやってたらアタリがあって乗ったんだけど、足元でバレた。あ〜あ。まだ2匹しか釣ってないんだからさ、こういうミスしたらダメなんだってば、もお。

などと嘆いてみたりみなかったり。

しばらくキャロってみたがアタリが出ないのでツネる。そしたらあなて、1投目で釣れるじゃないの。こういうことがあると、ますますツネが好きになっちゃうぞ。10時25分、600g

この石田のブレークではいつも1匹しか釣れないからもう釣れないだろうと思いつつも、さらに続ける。ときどきギルバイトがある。しかも特定の場所を通したときにだけある。その部分を重点的にやる。その特定の場所は特にゴリゴリ感が激しく根掛かりもしやすい。ということで、その場所で引っ掛け気味にしてシェイクしてたらバイトした。ユサユサユサユサ→コン→スィ〜→グングン、という感じ。これを名詞で表現すると、シェイク→バイト→合わせ→引き、かな。10時40分、700g


その後石田のブレークをしばらくやって、港に戻ってちょっとキャロって、11時、今日の釣りはおしまい。南風がけっこう強烈になってきて、沖には白波も立ち始めて、おまけに日差しは強くむちゃくちゃ暑い。今日は裸足にサンダル履きでやっていたのだが、足の甲が痛いくらに、日差しが強い。もお疲れましたぁ。


950g/ボッシュ・スローローラー 1/2oz/黄色っぽいの
750g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉
600g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉
700g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉

上から3つの、というか、4つしか釣れてないですけどぉ。まぁいいや。3つの合計は950+750+700=2400g。まずまず悪くはないがあと1歩。

しかし今日は暑かった。もう真夏だ。これからは晴れた日は釣りなんてやってられんかも。暑い上に南風が強烈じゃぁしんどすぎ。とか言って、来週も行ったりするんだろうけど。

今日は釣り人が多かった。ウェーダーの人もがんばるねぇ。あれはあれで疲れるでしょ? あまり無理しないでくださいよ。オカッパリはもっとたいへんだろうね。暑いでしょ。むちゃくちゃ暑いでしょ。ウェーダーとかボートなら水上だからまだちょっとはマシなんだけど、ドックのコンクリートは暑いだろうなぁ。去年はおいらもよくがんばったと思うよ。今日はボートでも辛かったもの。

なんにせよ、冷たい麦茶をたくさん持っていくなどして、がんばりましょう。でも普通は冷房のきいた部屋でゲームなどして過ごすべきだぞ。みなさん、釣りは、ほどほどに。

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【霞ヶ浦】いつもとはちょっと違うぞ

1999年7月20日火曜日海の日、今日もまた性懲りも無く霞ヶ浦に行ってきた。4時20分ごろマルトの受け付けに到着。受付に入るとちょうどKawanaさんが受け付けをしているところだった。Kawanaさんに続いておいらも受け付けをし、6馬力船を借りる。

曇り。朝のうち北東のそよ風。のち南東の風。昼ごろにはけっこう強くなるが釣りができないほどの風じゃない。朝のマルト前の表水温は25.7度。

ところで明日は仕事です。なので今日の釣行記は軽めに書きますわ。あしからずご了承ください。


4時40分、すべてのセッティングを完了する。Kawanaさんはマルト前のオダでやるという。おいらは石田のアシからやってみる。5分で到着。アシ際をバズで流す。出ませんね。

5時、石田の沈みコンクリートをやってみる。クランク、スピナベ、ラバジ、ツネを数投ずつ。バイト無し。

ふたたびアシ。あいかわらずバズ。出ん。


5時40分、石田と田村の間の水中岬でやってみる。クランクを5投ほど。ノーバイト。

6時、田村のギザギザ。ここもバズで流す。50mくらい流したところでようやく出た。ギザギザの壁から50cmくらい離れたところに1本の杭が立っていて、壁と杭の間にうまく落とすことができた。そしたら落ちた瞬間に食ってきた。ポチャっと落ちた瞬間ギラっと魚が水面に見えた。見えた瞬間慌ててリールを巻き始める。むちゃくちゃ一生懸命巻いてくる。が、魚がこっちの方に泳いでくるもんだからもひとつテンションが掛かりきらん。っつーことで、バレた。ちっ。

6時30分、田村の浚渫+杭のところでやってみる。最近ここが一番釣れる。とりあえずクランク。6時40分、900g。やっぱりね。いるんだよ、ここには。6時45分、600g。もひとつきたか。けっこうけっこう。でもあとが続かん。

ラバジとスピナベをちょっと試したあと、ボディーシャッド・ツネでやる。杭に落としてゆっくりズル引いてたら食った。そのときちょうどKawanaさんがやってきた。タイミングのいい人だ。6時50分、500g

その後そのあたりでじんわりとやる。杭の近くのブレークでズルズルやってたら食ったんだけど、バレた。さらに、ブレーク伝いにドラッギングしてたときにも食ったんだけど、これもバレた。どうも合わせがヘボだな。

8時15分、ふたたびギザギザをやってみる。こんどはバズじゃなくてスピナベで流す。10分ほど流してみたがアタリがないので早々に退散。近くでやっていたKawanaさんとしばし雑談。今日これまでのお互いの釣果などについて激しく議論する。うそ。ただの雑談。


8時50分、マルト前に戻り、いつものオダでやってみる。とりあえずスピナベとクランクを投げてみたがダメ。ツネる。ギルバイト多数。でもバスもいた。9時40分、900g。久々のリパツネ。さらに続ける。が、根掛かりが多くていかん。リパテキに変更。リーパーのテキサスリグのことね。で、こいつで釣れた。10時5分、500g。さらに続ける。が、相変わらず根掛かりが多くていかん。4インチグラブのノーシンカーなども試してみる。ギルに尻尾切られた。

やってて思うに、どうもオダの具合がいつもと違う。前より茂ってる感じで、根掛かりが多い。4ポンドフロロだとすぐにヘロヘロになる。もしくは切れる。そこで、ベイトタックルでテキサスリグをやってみる。定番のジャンボグラブテキサス。いやはやなんだかそれらしいでしょ。これぞブラックバス釣り、などと、悦に入ってみたり、それでいて、ちょっと気恥ずかしかったり。

まあしかし、こいつでも釣れたのよ。それらしくリフト&フォールしてたら釣れた。スィ〜と浮かせてフォールさせる。もう一度スィ〜と持ち上げようとしたら重かったものだから巻き合わせしたらなんとか乗って、釣れた。10時30分、800g。テキサスリグもいいものだ。気に入った。


11時、備前川河口付近のアシをやりに行く。しばらくスピナベ打ってたら、水面直下でもんどり打って食い付こうとしたバスが見えた。見えた瞬間反射的に合わせたら乗らなかった。さらに続けて打っていこうかと思ったらウェーダーの人がいたのでやめた。ウェーダーの青年に話しを聞いたら、いくつか釣れたそうだ。テキサスをアシ際に落としていた。サイズは35cm前後だそうで、デカいのは釣れなかったってさ。


11時20分、石田の沈みコンクリートをもう一度試す。ギルバイト数回のみ。


もう行くところがなくなった。12時、オダに戻る。Kawanaさんがやっている。が、Kawanaさんはこれから移動するという。だもんだから、最後にオダで遊んでから帰ることにしよう。で、ここではギル4つ釣った。無数とも思えるほどのギルバイトを我慢していればそのうちバスが食うだろうと思っていたが、結局ギルしか食わんかった。で、13時、今日の釣りはおしまい。


まとめ。

900g/ファットペッパー/クリアーアユ
600g/ファットペッパー/クリアーアユ
500g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉
900g/リーパー/パープルウィニー/常吉
500g/リーパー/パープルウィニー/1/16ozテキサス
800g/ジャンボグラブ/白/1/4ozテキサス

大きいの3つの合計は900+900+800=2600g。悪くはない。が、あと1歩。

表題の「いつもとはちょっと違うぞ」っていうのはですね、テキサスリグで釣ったってことが言いたいのです。テキサスリグで釣ったのって、今年は初めてですよ、たぶん。なんだかそれが嬉しくてね。テキサスリグって釣りが上手な人っぽくていいですね。気に入った。

じゃ。

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【霞ヶ浦】大増水で微風

1999年7月17日土曜日、紙粘土で自作したルアー数種のテストをしたいとが言うものだから、渋々(うそ)、霞ヶ浦に連れていってやった。

3時ちょっと前に自宅を出発し、いつものように外環に乗って軽快に走っていったが、草加のあたりで渋滞している。何やら事故があったらしい。ここで20分ほど無駄な時間を過ごしたが以後順調に進み4時40分ごろ土浦のマルトボートに到着。いつものように6馬力船を借りる。受け付けをしたあと桟橋に行くと、桟橋が水没寸前になっている。ここのところ降り続いた雨の影響で霞ヶ浦は大増水中らしい。でも桟橋はかろうじて使える状況で、セッティングは問題なくできた。

5時出船。エレキだけセッティングして一旦沖に出る。沖に出てから、魚探をつないだりゴミ袋をくくり付けたりあれこれと準備をする。朝のうち曇り。昼頃にはときどき晴れ間が除く。1日を通して南よりのそよ風が吹いている程度。風はときどきかなり弱くなる。蒸し暑い。朝のマルト沖の表水温は26.4度。以前に比べかなり上がってきた。先々週は24度台だったから、およそ2度上がっている。減水し始めたらさらに上がるんだろうか。そしたら、釣れなくなりそうだ。


最初の1000g/9kb

5時10分、マルト沖の掛け上がりにあるオダでやってみる。とりあえずスピナベのスローロールでやり始める。そしたら3投目くらいにいきなりバイト。15mくらい先に投げて着底を待ってボトムの感触を感じつつゆっくりと巻いてくる。沈んでいる枝やらなんやらを乗り越えつつ引いていたらスピナベらしいクククというバイトがあった。すかさず合わせを入れて引き寄せる。まずまずの手応えだ。5時15分、1000g。なんだか幸先のいいスタートだ。

その後スピナベ10分、クランク5分、ツネ30分とやってみたがノーバイト。移動する。妻が作った紙粘土製ルアーはどうやら水に浮くらしいのでカテゴリーとしてはトップウォータールアーになる。なのでトップっぽい場所に移動する。


田村のアシでやってみる。おいらはバズで流す。後ろで妻は自作ルアーを投げている。生まれて初めて使うベイトタックルでなんとかやっている。さっきまで、オダのところで練習した甲斐があったというものだ。コントロールはまだまだだがバックラッシュはほとんどしない。なにしろリールがいいからな。ついでに竿もいいのだが。エッジ+メタニウムという高級なタックルで自作ルアーをアシ際に投げている妻を尻目に、おいらはフロントシートでバズを投げる。

30mくらい流したところでようやくバシャっと音を立てておいらのバズに出た、らしい。バズを投げて巻いてくる。巻いてくる最中おいらは次に投げるべき場所を見ていた。なので泳いでくるバズは視界の片隅になんとなく映っているだけで、よくは見ていなかった。でもバシャっという水面を割る音が聞こえたものだから反射的に合わせてしまった。で、乗らなかったと。

結局アシ際では1回出ただけ。


2発目の900g/7kb

どうもシャローはイマイチっぽいのでミドルレンジの浚渫ブレーク+杭のところに移動する。

ここではまず最初にファットペッパーを投げてみた。2投目、バイトした。遠投し、できるだけ杭をかすめるよう通してくる。ボートから5mほど先まで引っ張ってきたとき、ガツンと強烈なバイトがあった。7時15分、900g。またまたけっこうなサイズの魚だ。ちょっと前までは、長さはあっても痩せ気味のバスが多かったが、今日これまでに釣れたバス2匹はどちらも立派な体格でウェイトがある。

さらに続ける。クランクをひとしきりやったあと、スピナベのスローロールをやってみたり、フットボールジグをやってみたりしたがダメだった。最後にボディーシャッド・ツネでやる。ブレークのショルダーに近いところをできるだけ通るようにゆっくりとズル引きしてたらバイトした。7時50分、650g。後ろで寝ている妻を起こし記念撮影。

その後ブレークを伝ってそのあたり一帯の地形を探ってみたがこれといってめぼしい場所は見つからない。魚も釣れない。おまけに暑い。喉がかわく。魔法瓶の冷たい麦茶がおいしいなぁ。魔法というだけのことはある。


9時ごろ、田村と石田の中間の水中岬の様子をうかがう。さっきまで何艘かのボートが入っていたが今はいない。もう既にたたかれたあとかとも思ったがマッドペッパーでざくっとやってみる。ノーバイト。そもそもこの場所ではこれまでに1匹しか釣っていない。あまり良い場所でもないのだろうか。


ここで休憩。一旦桟橋に戻る。冷たい缶コーヒーも、麦茶に劣らずおいしいなぁ。


さて後半戦。といっても別に戦っているわけではないのだが。いや、待てよ、これは自分との戦いかも。

は?

再びマルト前のオダでやる。誰も入ってなかったので、ちょっと様子を見てみる気になった。風がなく日差しがときどき出て、水が濁っていて、いかにも釣れない感じの雰囲気において、このオダの実力をしっかり調べてみよう、と、思ったとか思わなかったとか。

スピナベとクランクを数投ずつして、やっぱりダメで、ジグヘッドに変える。ワームはロボのシャッド。なんていう名前なのか知らないのだが、リーパーと同様の袋に入って売られている。形としてはアライブシャッド3インチに似ているが、胴体と尻尾の境目、ちょうど全体の真ん中あたりがちょっとくびれている。このワームを1/16オンス・ネイルボムにくっつけてやってみる。

ズル引いたり止めてみたりシェイクしてみたりいろいろ。しばらくやってたら、なんとか1匹釣れた。10時5分、750g。おお、入れ換えだ。

でもあとが続かない。ときどきギルバイトがあるものだからついつい長居してしまった。


11時ちょっと前くらい、石田のアシに移動する。ここではスピナベとラバジでやってみる。妻は後ろで自作ルアーを投げている。30分くらいやってみたけどダメだった。ところどころゴミがたまっていて、その下なんかにはバスがいたかもしれないが、打つのが面倒だったのでほとんどやらなかった。

次に、石田の沈みコンクリートでやってみる。クランクとスピナベとラバジを少々、その後ツネ。ノーバイト。


最後の1000g/11kb

ちょっと港に寄ってみたが、ここでもノーバイト。ギルバイトが1回あったのみ。

もう帰ろうかと思ったが、最後にもう一度、オダに行く。ボディーシャッド・ツネでじっくりやってみる。なかなかバイトがないのだが、ときどきギルバイトがあってやる気が出てくる。とりあえず、12時10分、500g。これはどうやらフォーリングで食ったっぽい。なのでそれ以降、リフト&フォールも取り入れて、あちこちいろんな動かし方でやってみる。

あるとき水中の枝を乗り越えたときにバイトがあって乗ったんだけど、切れた。枝に擦れたのかも。さらにあるとき、ズル引いてたらバイトがあって乗ったんだけど、ボートのすぐ近くでバレた。ちょっと急ぎ過ぎたかも。そして12時50分、枝に軽く引っ掛かったところでシェイクしてたらバイトした。10秒くらいユサユサやってたらコココンとアタリがあって、釣れた。1000g。こんなのがいたのね。

さらにオダで数投したところで今日の釣りはおしまい。


1000g/ボッシュ・スローローラー 1/2oz/黄色っぽいの
900g/ファットペッパー/クリアーアユ
650g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉
750g/ロボ・シャッド/アユ2/1/16ozネイルボム
500g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉
1000g/ボディーシャッド4インチ/パープルホログラムシャッド/常吉

大きいほうから3つの合計は、1000+900+1000=2900g。今日がトーナメントだったらまずまずよかっただろうに。いつもこれくらいは釣りたいものだ。それで、トーナメントのときには1500gくらいのが偶然1匹混じれば言うこと無し。なかなかそうはいかないのだけど。


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【荒川】意外と遊べるかも

1999年7月10日土曜日、霞ヶ浦は荒れそうな天気予報だったので今週は荒川に行ってみた。先日ボートを買った高橋さんが乗せてくれるということで、12フィートVハルのアルミボートでやってきた。

4時にうちに迎えにきてもらい荷物を積み込む。荷物といっても今日は同船だから少なくてラク。ロッド3本とタックルボックスと小荷物少々。バッテリーとかエレキとかの積み込みがないから1分もかからない。とっとと出発する。コンビニで食料と飲み物を買って荒川に向かい、10分もかからないくらいで到着。

ボートを降ろしセッティングする。セッティングしていると、高橋さんがガソリンタンクを忘れたことに気づく。とりあえずセッティングを終わらせ、高橋さんはタンクを取りに帰った。おいらはその間ボート乗り場周辺で釣りをする。すぐ近くのテトラにバズとかバイブとか打ってみる。30分くらいたって、高橋さんがタンクを持って帰ってきた。いよいよ出発。

荒川で船を出すのはおいらにしろ高橋さんにしろ初めてだ。なのでとりあえず、ずっと上流のほうまで上がって様子を見てみることにする。エンジン全開で入間川と荒川の合流地点まで行く。


でまぁここからシャローを打ってくわけですわ。テトラ地帯とかブッシュっぽいところとか杭が並んでるところとか草が生えてるところとか。岸から5mもしくは10mくらいのところにボートポジションをとって、岸際を打ってくと。だいたいスピナベで流しましたかね。ときどきバズとかラバジとかクランクとかバイブとかジグヘッドとかやってけど、だいたいスピナベでしたね。一昔前に何度か行った津久井湖を思い出しましたよ。釣れない感じも津久井湖そっくり。

でも実は1匹釣れたんですわ。岸際1m水深50cmくらいだったと思うんだけど、スピナベをテロテロ引いてたらクククと小気味良いバイトがあって。7時半ごろでしたか。350gと小さいんだけど、釣れるとは正直思ってなかったのでけっこう嬉しかったです。

結局釣れたのはこの1匹だけでした。


2人乗りのときって、キャストに気を付けないといかんですな。実は今日、衝撃的な出来事がありました。なんてね。衝撃的とは大げさだけど、いくらか、衝撃的、かな。この出来事とは、ジャジャーン、フックが耳に刺さったんですよぉ。高橋さんが投げようとしたクランクの1本のフックがおいらの耳の上端に貫通しちゃったんですねぇ。まぁ端の方だったんでそれほど痛くはなかったんだけど、刺した高橋さんは衝撃受けてましたよ。自分の耳は見えないからおいらは別に動揺しなかったけど、貫通したところを目の当たりにした高橋さんは手が震えてました。

あ、でも心配しないでくださいね。キレイに貫通してたから簡単にバーブを潰して抜き取ることができたんで、そのあとは気を取り直して楽しく釣りを続けられました。出血もすぐに止まったし、痛みもすぐになくなったし。いや、ほんとに。耳ってけっこう鈍感みたいですよ。

まぁ大事には至らなかったけど、気は付けたほうがいいでしょうね。サングラスと帽子はいつも身に付けといたほうがいいでしょう。あと、遠投するときって、けっこうロッドがしなってるんですよね。振りかぶると意外と後ろの方にまでルアーが行ってたりしてるみたいです。そのへんも意識しといたほうがいいのかもしれませんね。

まぁでも、どおってことなかったんで、とりあえずは、よかったです。


荒川って、けっこう楽しめるかもしれません。たくさん釣れるようなところだとは思えないけど、打ちがいのあるシャローがそこいらじゅうにありますよ。でもどこもかしこもおいしそうに見えるものだから、結局どこを打ったらいいのか分かりませんけどね。

ボートを出してる人もいくらかいるみたいだけど、なにしろ広いですから、打つ場所はいくらでもあります。岸釣りの人もいるところにはけっこうたくさんいるけど、岸からだと入れない場所のほうがずっと多いですから、シャロー打ち放題です。スピナベ好きな人にはいいかもしれません。今日は久しぶりに1日中シャローを打ちましたよ。最近ミドルレンジのブレークが多かったですから、ちょっと新鮮な気分でした。


まぁだいたいそんなとこですか。強風で霞ヶ浦に出れないときなんか、荒川に行ったらよさそうです。10分で行けるっていうのもかなりいいです。ラクですわ。霞ヶ浦に行くと割りと真剣に釣りしちゃうけど、荒川は風情を楽しみながらのんびりできて、そういう点でも悪くないです。

ということで、荒川用にパントでも買おうかと思いますよ。波は出ないみたいだから、たぶんパントで十分だと思います。Vハルだと大げさだけど、パントならけっこう気軽に出せそうでいいじゃないですか。値段も安いだろうし。今のところかなり欲しい気分になってます。ほんとに買うかどうかは分からんのですがね。

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【霞ヶ浦】揃えるのが精一杯

1999年7月6日火曜日、会社を休んで、マルトボートが主催するバスキチクラブトーナメント第5戦に出場してきた。このトーナメントに出場するのは今回で3度目だ。前回前々回も真ん中あたりの順位だったので、今回は、どっちかというと上のほうかなぁ、という順位になりたいものだ。

マルトの受け付けに5時に到着しそそくさとエントリーする。参加費3,000円と持参した賞品を渡す。今回は缶コーヒーのボス30本セットを賞品とした。船は6馬力のものを借りる。セッティングを終わったのが5時40分ごろ。あと20分で大会開始だ。余った時間になんとなく気が向いて、前日にリグっておいたCB-200を外してファットペッパーJr.のクリアーアユに結び換えてみた。たいした意図は無いのだが、暇だったので、なんとなく、換えてみたくなった。

曇り。涼しい。朝のマルト前の表水温は24.0度。朝から北東風がそこそこの強さで吹いている。この風はほどなく強くなり始め、8時ごろにはかなりの強風になっていた。白波も混じってかなり釣りづらい。というか、油断すると落ちそうになって怖い。リグってる間に30mは流されるような天候だった。


6時、大会開始。最近いくらか調子のいい田村に向かう。浚渫による複雑なブレークの落ち際に杭が何本か立っていてしかも底が堅いという、たいへん有望なエリアだ。おいらの勝手な目算によると今日はこのエリアで800gが3本釣れることになっている。さて実際はどうだろう。

このエリアは比較的風を避けてはいるものの、それでもかなり釣りづらい。風上に船首を向けてステイしつつ、最初にファットペッパーを投げた。そしたらいきなりバックラッシュした。なんだかなぁ。軽度のバックラッシュだったのですぐに直ったが、朝からパっとしない。

5投くらいしてダメめで、次にスピナベのスローロールを3投ほど。これもダメ。こうなればツネだ。杭の際とか杭の周辺とかあちこち、ドラッギング気味にやってみる。が、ダメみたい。ここで再びクランクを投げる。数投後、杭にこすれるように引いてきたとき、なにやらロープのようなものにちょっと引っ掛かったような感触があったので一瞬巻くのをやめて根掛かりを回避する。クランクがちょっと浮いたところで再び巻き始めると、ロープのような魚のような、どっちにも思えるような感触が伝わってきた。一応合わせてみたら魚の手応えだ。というわけで、最初の1匹は難なく釣れた。6時23分、700g

予定ではここであと2匹釣れることになっているのでクランクとツネでさらに続ける。が、アタリすらない。30分くらい粘ってみたがノーバイト。ちょっと、どころじゃなく、かなり、ヤな感じになってきた。今日最も有望だと思っていた場所がイマイチだった。どうしよう。

まだ朝なので、シャローを流してみることにした。ギザギザの鉄板際とアシ際を、主にスピナベでさくさく流す。ところどころラバジも打ってみる。が、バイト無し。


7時40分ごろ、田村を諦め石田に向かう。が、その途中でちょっと寄り道することにした。浚渫による急激なブレークがあって、水中で岬上に張り出していて、浅いところに杭が立っているという、タイミングによってはかなり有望だと思われるところ。ファットペッパーを数投。ダメ。ここはおしまい。ピュウゥ〜と音を立てて風が吹いたものだから、なんだかやっとれん気分になった。石田に向かう。


石田の沈みコンクリートをやるつもりだったが、既に人が入っていた。やっぱり知ってる人は知ってるのね、ここ。がっくし。沈みコンクリートに入れないので、ちょっと離れたところでやってみる。沈みコンクリートのところから続いているブレークをツネドラする。30分くらいやってみたがノーバイト。


波風が強くて怖くなってきたので土浦港に避難する。いくらか波は弱いが、それでもけっこう強い。でもまだマシだ。コンクリート製のブレークをツネドラする。20分くらいがんばったがダメだった。風が吹き込んでいたから魚がいても良さそうに思えたが、いなかった。というか、いたのかもしれないけど、おいらには釣れなかった。


この時点で予定を変更した。予定では、800gを3本釣ったあた、マグレで1200gとかを釣るつもりだったが、そんな大それたことを言ってる場合じゃない。強風で釣りづらい上に魚の活性も低いっぽい。人間の活性もしょんぼりとしそうだ。ということで、今日の目標は「3本揃える」に変更。小さくてもいいから3本釣れれば上出来だ。さて、どこ行こう?

ここのところおいらは釣ってないがKawanaさんが釣っていたのを思い出した。マルト前ブレーク上のオダに行くことにした。波がザブザブで釣りにくいけど、魚はいるような気がする。今日は荒れてるからバスもオダの中に避難してるかも。がんばってやってみるか。


8時45分ごろ、だったかな、オダで釣り始める。ツネを投げてズル引く。引っ掛かるようなら20秒くらいシェイクしてみたりする。数投後、ギルバイトがあった。ちょっとやる気が出てくる。しばらくしたとき、ズルっと動かしたら軽く引っ掛かった。無理矢理外そうと強めにロッドをあおったら重たい感触がありそのまま泳ぎ出した。なんとなく、釣れた。9時、550g。小さいけど、釣れて嬉しい。今日はもうサイズのことは考えない。

さらに粘る。9時15分、引っ掛かり気味のままシェイクしていたらクククとした手応えがあり、そのまま上方向にスィープフッキングして、釣れた。450g。またまた小さい。でも3匹揃った。嬉しい。もう上出来でしょう。

さらに続ける。途中、根掛かって、切れた。リグり直している間に30mくらい流されている。マーカーのところまで戻るのも一苦労だ。ザブザブと波を乗り越えようやくたどり着くような感じでやっとれん。やっとれん気分が増大してきて、その後ここでは数投しておしまい。


あまりの波に再びへこんだ気分になって、桜川に避難する。桜川にも風は吹き抜けているものの、本湖に比べれば断然マシだ。だけど激濁りで釣れるような気が全然しない。本湖も濁ってるけど、桜川はさらに濁ってる。でも待てよ、もしかしてアシ際に避難してない? なんて無理矢理信じてみたりして、アシ打ちする。窪んだ部分に重点を置いて、ラバジを落としてみたりする。みたりしただけ。やっぱりね。


桜川で続けても釣れるような気がしなくなったので移動する。再び土浦港。ギルバイトあり。以上。どうも港もダメっぽい。釣れるときはツネドラ3往復で釣れるはずだ。今日は3往復してもダメだったからもう魚がいないことに決定。いくらか風を避けている石田に再び向かう。

風は吹き抜けていて全然避けてるような感じじゃなかったけど、それでもいくらか波は弱い。さっきは人が入っていた沈みコンクリートに今は誰もいない。今日はここで最後までがんばろう。ブレークを伝って魚が回ってくることに期待をかける。

ツネでじんわり探ること30分、もう残り時間も30分、ようやくバイトがあった。が、これが、ボートのすぐ近くでジャンプされた瞬間、切れちゃった。たいしたサイズじゃないけど、たぶん450gよりは大きかっただろう。600gってところかな。あ〜あ、もったいない。ライン擦れたりした記憶が無いのですが。でも傷があったりしたんだろうな。反省。

残り時間わずかのところでバイトがありちょっとやる気が出たが時間がなくなった。帰着時間の25分前、11時35分、釣り終了。船の上をざっと片付け、魚に取り付けたマーカーをはずし、ライブウェルの水を半分抜き、桟橋に戻る。


検量の結果は1700g。これまで出場してきた中で最低の重量だ。もう終わったと思ったが、検量していた人、この人はみんなから会長と呼ばれており大会を仕切っているのだが、この人が、どこで釣ったのかと聞いてきた。なんとなくこの質問の雰囲気からして、今日は3つ揃ってればまずまずいいんじゃないのかね、というふうに思えてきた。

さて、結果は、31人中第10位。過去最高の順位だ。1700gでがっかりしたあとだっただけに、かなり嬉しい気分になった。しかしこうなってくると、ラインブレークが痛いなぁ。いまさら言ってもしかたがないのだが。とにかく、第10位で嬉しいです。次回はもっとうまくやりたいものですよ。ちなみに優勝ウェイトは3200gか3100gのどっちか。杭に何回もラバジを落として釣ったそうです。何回も落とさなきゃダメだったんですね。簡単に食わない日だったみたいです。言われてみれば分かるんだけど、釣りしてるときに分かりたいものです。

まぁでもなんにせよ、10位で嬉しい。

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【霞ヶ浦】雨の田村

毎週毎週似たような釣行記が続いてるけど、みなさん、飽きてませんか。書いてるおいらは飽きてきた。来週あたり、もしかしたらいつもとちょっと違う趣になるかもしれないけど、とりあえず今週はいつものような内容です。はぁ。

1999年7月3日土曜日、いつものように土浦のマルトボートで船を借り霞ヶ浦で釣りをした。いつものように6馬力船を借りる。朝のマルト前の表水温は24.6度。出船時は曇り。でもすぐに小雨が降り始め次第に強くなる。朝のうち風は穏やかで若干波立っている程度。しかし風も次第に強くなる。南よりのぬるい風。ここ数日の雨の影響か、30cmかそこら増水している。いつも見えている杭が水没していたりする。


04:30 出船。備前川河口のアシ原をバズベイトで流す。ときどきラバジも打ってみる。ノーバイト。増水していてアシ際がいいかと思ったが、少なくともここのアシ原は良くないみたい。魚っけが全然感じられない。

05:20 武器学校の先のアシ原でやり始める。ここのアシ原は今日初めてやってみる。このエリアはちょうど風裏で水面はベタなぎ。小雨がパラパラ降っている。バズベイトで爆釣したりして。しませんでした。ここもまた、魚っけが感じられない。

05:45 武器学校のテトラをスーパーシャッド70SPで流すこと15分、ノーバイト。

こっち方面、というのはマルトから南に向かったエリアなんだけど、どうもダメっぽい。なんだか寂しい雰囲気だ。


06:20 対岸の田村に到着。風が当たっていて波立っていて釣りにくい。とりあえずブレークがらみの杭をファットペッパーでやってみる。1回だけバイトがあったが乗ってくれない。クランクでざっと流したあとツネる。

06:33 600g。杭の近くのブレークの斜面をズル引いて、アタリがなくて、ピックアップしようと巻いてきたら食った。なんじゃそれ。まぁいいや。引き続き、そのエリアをツネる。

06:47 850g。杭に落としたら食った。けっこういいサイズだ。さらにツネるがダメだった。


07:15 石田で釣り始める。いつも1匹だけ釣れる沈みコンクリートは今日は不発。その付近のブレークもダメ。けっこうじっくりやってみたがバイト無し。田村に比べて水が悪いように思われる。


08:00 土浦港に到着。風と雨が強くなってきたのでいったん港に避難。港の中は風を避けていて静かなもんだ。でも魚いるのかね。

08:20 いたみたい。コンクリート製のブレークをツネドラしてたらコっとあたった。500g。尾ひれのところに斑点みたいなのが付いていた。ちょっと具合が悪そう。穏やかな港の中で休養してたのかな。だとしたら悪いことしちゃったな。と、思ったのはこれを書いている今の気持ちで、釣りをしていたときは特にそうは思わなかった。なので引き続き釣りをした。

08:30 300g。これもツネドラ。普通にズル引きしてもバイトしなかったのにドラッギングしたらバイトした。どういうこと? 動き続けてないとダメなのかしら。


09:00 マルト前のオダ。風がそこそこあたってるからいいかも、と思ったけどバイト無し。ギルバイトが数回あっただけ。


09:30 再び田村で釣り始める。雨がちょっと弱くなったのでもう一度田村まで行ってみる気になった。

09:55 杭の横の堅いところでツネをズル引いてバイト。900g。いいじゃないか。でもあとが続かない。


10:20 また雨が強くなってきたので田村は撤収。港に避難する。もういいかげん雨と風にうんざりしてきた。でも最後に港でやってみよう。と思ってしばらくやっていたがどうも集中できん。

11:00 片付け始める。リグってあるルアーを順に切り離してタックルボックスの中に放り込む。まずツネを片付ける。次にラバジを1投だけして、そのあと片付ける。CB-200とファットペッパーは5投くらいしてから片付ける。スピナベは1投だけ。最後にバイブレーションを数投してみる。そしたらバイトした。バイブレーションでバイトがあったのは生まれて初めてだ。でもね、これがね、ジャンプされてバレちゃった。あ〜あ。その後しばらくバイブレーションを投げていたがダメだった。

11:30 今日の釣りはおしまい。


600g/田村
850g/田村
500g/土浦港
300g/土浦港
900g/田村

今日の釣果はすべて、ボディーシャッド4インチ・パープルホログラムシャッド・ツネによるもの。上から3つの合計は、600+850+900=2350g。いつもくらいの重量。

ということで、田村がいいのかも。

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