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びん沼川バス釣りレポート

1998年12月

Contents of Fishing Report

Fishing Report

【番外編】サスペンドミノー

1998年12月31日木曜日、世間では大晦日ということで掃除したりおせち料理を作ったり今年を振り返ったり来年の抱負を考えたりしているのかもしれないが、船舶免許取りたてで釣り好きにますます拍車がかかっている最中のおいらは迷わず、霞ヶ浦で釣りをした。7時ちょっと前くらい、前回の雪辱をすすぐべくマルトボートから出船。エレキ釣行第3回目の今回にして初めて、一人で船に乗る。

最初のポイントはマルトボートのすぐ目の前の波よけ。前回Kawanaさんがサスペンドミノーで釣ったところ。とりあえず最初にこの波よけ際をスピナベで流してみる。すると数投後早くもバイト。フックアップしたものの、抜き上げようと持ち上げたところでバレた。内心釣れるとは思ってなかったのでちょっと慌てちゃったな。なんだかすごくヤな感じだったよ。もしかして2連敗か、とか思ったな。

まあでもまだ時間はたくさんあるってことで気を取り直し、新港方面の杭や新川河口付近でいろいろやってみる。いろいろといっても常、クランク、スピナベ、ラバジといったところ。これらをとっかえひっかえやってみるが魚っけ無し。魚っけは無くても、とっかえひっかえやるっていうのは、それらしくて楽しい気分だ。

どうも釣れそうな気がしないので、最初に入ったマルト前の波よけに戻る。今度はKawanaさんにならってサスペンドミノーを投げてみる。ステイシー60を波よけ際50cmくらいのところにひょいっと投げて波よけをなぞるように引いてくる。グィーとジャークして数秒間ステイ。するといきなりあたったような感触がしたがアタリなんだか違うんだかよく分からん。それでもなんだかわくわくしてきて調子に乗って第2投。反応無し。第3投、根掛かり。回収不能でがっくり。

千数百円が惜しいのではない。いや、それも惜しいことは惜しいのだが、それよりも、入手困難なステイシーをなくしたことが悲しい。なのでマジェンダ60に交換。これはサンスイやポパイにいつも売ってるから無くしても安心。というか、ステイシーよりショックは小さい。で、数投後足元でアタリ。300gくらいの小さなバス。小さいけど、サスペンドミノーで初めて釣れた記念すべき魚。サスペンドミノーで、というよりも、魚の形をしたハードルアーで初めて釣れた魚だな。というわけで、このときおいらは、もちろん表情には出さないが(あ、いや、もしかしたら出ていたかも)、とにかくかなり嬉しかったよ。

もうこの1匹でかなり気を良くしたおいらは続けざまにマジェンダを投げる。また数投後、ジャークしてみたら魚の感触。400g。小さいけど問題なし。かなり楽しい気分になってきた。さらに続けてやってると3匹目。500g。だんだんサイズが大きくなってくる。もう、むちゃくちゃ楽しい。

楽しくて続けていたけど以後アタリ無し。ブレーク付近のオダに行く。リーパー常をズル引いてるとギルっぽいバイトがあるものの乗らない。常とスピナベでしばらくやっていたが以後アタリ無し。何かよさげなものはないものかと魚探を見ながらあちこち動いてみたものの、これといった収穫は得られない。でも魚探を眺めているのはかなり楽しい。

さっきサスペンドミノーで釣れたポイントもそろそろ休まったころだろうということで、またやって見る。こんどはステイシー。というのは、ステイシーでも釣っておきたかったから。そしたらいきなりバイトがあり、でかいギルが釣れた。ギルも釣れるんだ、ミノーって。へえ、すごいなあ。

まあしかし、ギルだけでは終わらなかった。さっき釣れたのと同じところで4匹目。600g。これくらいあるとまあまあな感じだな。気分はいいが数投後ロスト。おいおいまじかよ。げんなりしたのもつかの間。いやいや、ちょっと待て。根掛かるようなところを通してるから釣れるんだ。根掛かりを恐れていてはバスは釣れないのだよ。特に霞ヶ浦は根掛かってなんぼじゃなかったのかい。というわけで、新たなステイシーを結び直して投げる。投げる。投げる。バイト。400g

というわけで14時終了、サスペンドミノーで合計5匹、2200g。大きいのは釣れなかったけど楽しかったなぁ。前回の雪辱もすすげたというものだ。今年最後の釣行として申し分無い。ってことはないか。やっぱり喜んでばかりはいられないな。というのはですね、マルト前の波よけ以外の場所を探せなかったから。マルト前もおいらが見つけたわけじゃないし。どこかほかにも釣れる場所があるはずなんだよなぁ。あるいは釣り方が。それを見つけて釣ったらもっと楽しいと思うな。当面はマルトに通ってみるかな。え、リザーバーじゃなかったの、という声も(自分の中から)聞こえてくるが、まあそれはそれとして、そのときどきの気分に従って、来年もがんばっていこうかなぁ、なんて心にもないことをまた。

明日は元旦ですね。さすがに明日は釣りには行きませんよ。でもサスペンドミノーを買いに行きたい。ポパイはやってるんだろうか?

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あ、それで、いちおう、しおらしく書いてみようかしら。さてさて、4月から始まったこの釣行記ですが、みなさんの応援があったおかげで大晦日の今日まで書き続けることができました。なんて書くと今回のが最終回みたいだけど、そうじゃなくて、とりあえず続けていこうかと思ってますよ。

思えば、これを書いてきたことによっていろんな釣り人と出会うことができました。ほんと、びっくり。全員の名前が挙がらないのは勘弁してくださいよ。まずはやっぱり高橋さんかな。霞ヶ浦に案内してくれたことが思い出されるなぁ。あんときは49cmの釣ったからなあ。重さを計っとけばよかったよ、って、まあ、それはいいとして、それ以来、毎週のように一緒にカスミに通ってますね。奥さん怒ってないですか? 奥様、すみません、いつも高橋さんを連れ出しちゃって。免許とるって言ってるでしょ、彼。ますます深みにはまりつつあるようなので、ますます恐縮しちゃいますよ、わたしは。とはいえ、来年も一緒に通うことになるのでしょうな。

次はさたにさんかな。初めて会ったのはびん沼だったな。土手に座って話ししてオレンジ色のラバーのラバジもらったりなんかして。小学生のような風情を味わわせてもらって感激。そんで河口湖に連れてってもらったんだよね。今読み返してみたら、こんときは13匹も釣れたのね。今のおいらだったらもっと釣れるかも、なんてあらぬことを考えちゃったよ、一瞬。10月のベCupんときは釣れなかったけど、idaさんや岳陸さんやオカモッチャンに会えて楽しかったよ。ワーム交換会でも小学生情緒が心地よかったしね。

さたにさんの師匠であるidaさんに相模湖を案内してもらったのは、わりとまだ記憶に新しいな。とかいいつつも今読み返して見たら、こんときはもうリザーバーに通う気まんまんだったのね。で、マルト通いの情熱も冷めやらぬ今、やっぱりリザーバーに行ってみたくなってきたよ。年が明けたらサスペンドミノーを引くって行ってたからなあ、idaさんは。おいらもサスペンドミノー引きに行こうかしら。サスペンドミノーで釣れると楽しいからさ。ほんと、なんだか、やけに、楽しい。

時間の順序は入れ替わっちゃうけど、寺田さんと平久保さんに、霞ヶ浦でバスボートにも乗せてもらったんだった。こんときは感激したね。すごいんだよ、バスボートってやつは。むちゃくちゃ速いんだよね。水面をガンガン打ちつけながら疾走するさまは遠くから見てる分には「はえ〜」とでも言っておけば十分だけど、実際乗って見ると、風圧でほっぺたプルプルで呼吸も満足にできやしなくて、「はえ〜」なんて言ってる場合じゃないから。怖いくらいにすごいと思うよ。それでもあんときはまじで欲しくなったな。どうすれば所有できるのか考えちゃったもの。今は冷静なので無性には欲しくないけど、でも、内心、ほんとは欲しい。

どんなわけかはともかく、てなわけで、いろいろ楽しいことがあった1年だったなと、大晦日なので、思ってたり思ってなかったり。ではまた数日後に。

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【番外編】まだまだですわ

1998年12月29日火曜日、高橋さんと一緒に船に乗って霞ヶ浦で釣りをした。6時にマルトボートでKawanaさんと待ち合わせ、6時半ごろ出船。3時ごろ釣り終了。以上。

というわけで、釣れなかったんですよ。1匹も。高橋さんはマッドペッパーマグナムで1匹釣ってるんだけど、おいらは全然だめでしたね。今年、霞ヶ浦でノーフィッシュってのは、たぶん初めてっすよ。かなりへこんだ気分ですね。

アタリ自体が少なかったんだけど、乗せられたのが1回あっただけ。ココっとあたってスィーと合わせたら乗ったんだけど、途中で何か、たぶん枝だと思うんだけど、それに引っかかって、それでおしまい。いやぁ、厳しいものですな、バス釣りは。

だいたいにおいてリーパー、ボディーシャッド、ロボストレートの常吉をやってたんだけど、今日はけっこう他のもやったのよね。クランクとかスピナベとか。結果ノーフィッシュなんで、それが良かったんだか悪かったんだか分からんのだけど、なんというか、ワームだけじゃだめね、バス釣りは。なんとなく、そんな気が、しないでもない。んだけど、それを見極めるには、まだまだ時間がかかりそうだな。

ボートだとやっぱり、いろいろ、考え方というか、釣りの種類というか、岸釣りとは違うみたいね。そのへんの違いに、全然対応できてないなってことが、今日は分かったように思う、かな。でもね、なんていうか、次回はもうちょっと上手にやれるような気がするんだよね。ちょっとヒントのようなものを得たというか、なんというか。やってみないと分からんのだけど。

気圧配置が緩ければ、年内にもう一回、行っときたいよ。緩ければ、だけど。

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【番外編】霞ヶ浦の目標5kg

1998年12月26日土曜日先週はライトリグで釣りをしていた新座市在住、スケジュール管理を任され仕事仲間からの信望も厚い高橋さんと、霞ヶ浦で釣りをした。

6時半、夜明とほぼ同時に釣り開始。最初のポイントはインターからほど近い流入河川。いつものとおりリーパーPerl常を迷わずリグり(というか、前の晩からリグってあったんだけど)、護岸際をじわじわ探る。最初の30分くらいの間は左の方に進んで行ったが、かすかなバイト(らしきもの)が1回あっただけ。

スタート地点に戻り、今度は右に進んで行くと、数投後、早くもバイト。聞き合わせてみたけど手応えなし。再び同じ場所に通すとまたバイト。今度は乗ったが水面に姿を見せたところで行ってしまった。40cmくらいありそうな魚だっただけにちょっとしょんぼり。でも大丈夫。気を取り直しテクトロ再開。しばらく行くとココンとあたり1匹目。40ちょいくらいの1100g。今日はバネ秤で重さを量り、目標5kg。このサイズならあと5匹。

高橋さんと並んでさらに続けていると高橋さんにも1匹目。これもまた1kgの良いサイズ。ベイトタックルに重めのシンカーを付けた常吉でワームはカットテイル。ライトタックルはどうにも好きになれないらしいがリグは常吉。

さらに続けるとおいらに2匹目。ちょうど1kg。うん、いいペースだ。リーパーで2匹目をあげたおいらを垣間見た高橋さんもカットテイルをやめてリーパーに変えていた。色はおいらと同じく真っ白で美しいPerl。ワームを変えた甲斐あってか高橋さんにも2匹目。900gくらいだっけか。とにかく良いサイズ。

結局8時ごろまでこのすばらしいポイントでやったのち移動。西浦の上側を見に行ってみることにした。あまり期待できないのは薄々分かってはいたものの、もしかして面白いところがあるかもな、なんて甘い考えを抱きつつ湖岸を走らせ、それらしいところでちょっと試してみたものの全然ダメ。結局面白そうなポイントは見つからなかった。

霞ヶ浦大橋を渡って次は東浦を見に行ってみる。が、なんだか水がどんよりしてて生命感なし。どこかのドックで10分くらいやったのみ。東浦には早々に見切りをつけて、いっきに南に行くことにする。

最初に立ち寄ったのは横利根川。国道から見えた風情がよさげだったので試しにちょっとやってみる。が、国道から見えた風情に反して感じが悪い。深そうに見えていた護岸際の水深が20cmほどしかなくてやる気がでない。とっとと見切りをつけて常陸利根川の水門でやってみる。ここでそこそこ粘っていると高橋さんが釣り上げた。ちょっと遠かったので計測はなし。それまではなんとなくダメっぽい気分だったが高橋さんが釣ったのを見てにわかにやる気が沸いてくる。丁寧に壁際を探り直していたらクククとあたり500g

次は新利根川河口付近のオイルフェンスのあるところ。ここは相性が良いらしくいつも釣果があって好きなポイント。魚がいる場所はだいたいいつも決まっていて、そこを重点的にしつこく探る。何度も通し、動かし方をあれこれやって、食うまでがんばる。そうこうしていると案の定バイトがあり500g。まだいるかもと期待しつつさらにしつこくネチネチ粘るとやっぱりまだいて600g

魚がいるもう1か所のピンスポットでもやってみる。こっちは最初高橋さんがやっていたのだが今はいない。バイトはあったが乗らなかったと言って、別の場所に歩いて行った。というわけで、魚がいることは分かっていたのでここでも粘る。しばらくやっていたら高橋さんが戻ってきた。と、そのときクククとバイト。あ、あたってる、と告げてからおもむろにスイープし、釣り上げたのは600g

さて、もう、あまり、時間がない。最後の場所に移動する。西の州の小さな水路の水門のところ。ここは小バスしか釣れたことがなくさほど期待できるところではないが、本湖は大荒れで釣りどころじゃなかったので、なかばしかたなくやってみる。と、おまけの1匹が釣れてしまった。一応計測してみると200gだってさ。

以上、7匹、4500g。目標には届かなかったけど満足な釣果だな。リグは全部リーパーPerl常。もう最近これでしか釣れないがこれで釣れるんだから別にいいや。じゃ。

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【番外編】マルトから初エレキ

1998年12月23日水曜日天皇誕生日、Kawanaさんと一緒に船に乗って、霞ヶ浦で釣りをした。

午前6時、土浦のマルトボート前で待ち合わせ。ちょうど6時に到着するとKawanaさんはすでに受付のところで待っている。挨拶もほどほどにそそくさと受付を済ませ仕度を始める。今日は買ったばかりのおいらのエレキ、F43Vをくっつけて釣りをする。なにしろエレキを使うのは初めてなのでうまく使えるか不安だったが、特に戸惑うこともなくセッティングでき、ちゃんと動いてくれていた。とりあえずはひと安心。

あっち向いたりこっち向いたりふらふらしながら最初のポイントに到着。マルト沖50mくらい(かな?)のブレーク付近のオダ。とりあえず10投ほどスピナベを投げてみたけどアタリがないのでロボストレート常に変更。30分くらいしたところでコンとバイト。あたったよ、と思ったけど、操船に気を取られていたので合わせがテキトウになってしまった。慌ててリールを巻いただけといった感じでそれはもう低学年バサー状態。しばらくの間は魚が掛かっていたが、そのうち魚は泳いで行った。たいした手応えじゃなかったけど、早い時間に釣れるのと釣れないのとじゃ、のちのちの精神状態がかなり違うので、ちょっとがっかり。でもこれは、慣れないエレキ操作のせいだから、まあ今日のところはしょうがない。

そのオダあたりではけっこう(ギルっぽい)アタリがあるのだが乗ってくれない。しばらくやって結局だめなので、新港方面の杭に行ってみたがアタリ無し。戻ってきて、さっきのオダとはちょっと違うオダ(らしきところ)でやってみる。こんどはリーパー常。色はもちろん真っ白のPerl。美しい。こいつをズルズルやってると、ゴリゴリと堅そうなところでバイト。27cm。何時ごろだったのか分からないけど、ようやく釣れたという気分。

その後2か所のオダを行ったり来たりやってみたけど釣れない。アタリはちょくちょくあって飽きないのだが魚は釣れない。というか、バスは釣れない。ブルーギルは2つ釣れた。

ちょっとダメっぽい気分になってきたので新港寄りの浚渫に移動。魚探を見ながらグルグル走ってると、盛り上がってまた落ちてというような起伏に富んだエリアを発見。そこでやってみようということになった。リーパーPerl常を投げてみるといきなりアタリ。着底後ズル引いてみるとゴリゴリと堅い。ああ、堅くていいなぁと感触を楽しんでいたらコココンとバイト。このころには操船にもだいぶ慣れてきてたのでちゃんとアワセもできた。37cm。まあまあかな。

以上今日の釣果。風が強くなってきたので午後2時終了。Kawanaさんの釣果はKawanaさんのホームページに書いてあるでしょう。おいらの釣果も書いてあるかもしれんけど。

今日のいろいろなことについて。

生きたレンギョを初めて見たよ。死んだやつはしょっちゅう見るけど生きたのは初めて。いやはやすごい魚ですね。でかすぎ。そんでもってまぬけがお。あんなのがそこらじゅうにいるんですかね、霞ヶ浦には。ちょっと空恐ろしくすらあるな。揚子江でもあるまいし。

エレキで操船しながら釣りに集中するのは難しいですね。今日はたぶん活性高くて、うまい人ならもっと釣ってるんじゃないかと思うな。まあでも2つ釣れたから、初めてのエレキ操作にしては上出来だな、とでも思うことにしておこう。

フットペダル(っていうのか?)って、つま先側に踏み込むのはラクだけど、かかと側は踏み込みにくいね。必要以上に力を要するような感じだったな。でも、これは、椅子の高さにもよるかもしれん。atomさんの助言に従って椅子を持って行ったんだけど、今日使った椅子はちょっと低かったかも。と思ったものだから、帰り道、ホームセンターに寄って脚立を買ってきた。これで次回釣行での釣果アップが期待できるというものだ。

そんなとこですかね。

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【番外編】霞ヶ浦で常吉の練習をする高橋さん

番外編のほうが多いんじゃないのかというごもっともな意見もありましょうがそんなことは本人も重々承知しておるので敢えて指摘していただく必要はございません。友人moへの私信。ではいつもの書き出しから。

1998年12月19日土曜日、毎度おなじみ高橋さんと霞ヶ浦に行ってきた。4時起床5時出発6時半釣り開始。寒い。ここ2回の霞ヶ浦釣行ではリーパーでしか釣っていないので今日はリーパー以外のワームで釣るという一応の目標を立てている。目標というにはあまりに些細ではあるが、そんなことは本人も重々承知しておるので敢えて指摘していただく必要はございません。

最初のポイントは備前川河口。ロボストレートの常吉を護岸際に通していると微かなアタリ。じわ〜と竿を持ち上げて聞いてみたけど手応えなし。さらにしばらく続けていると同じように微かなアタリ。今度は聞かずにパシっと合わせてみたけど今度も乗らない。そうこうしてると、これまで水門のほうでやっていた高橋さんが対岸にやってきた。今日は高橋さんもスピニングタックルにリーパー常をリグってる。珍しい。普段ならスピニングロッドを持ってきすらしない高橋さんが、今日は朝からライトリグとは。ライトリグ無しでは冬は乗り越えられんということで、使いなれないスピニングタックルの練習をするんだそうだ。

で、高橋さんは、対岸にやってきて早々に30cmくらいのを壁際で釣った。高橋さんがスピニングロッドで釣ってる姿を初めて見たよ。珍しい光景だ。ハンドランディングする姿も珍しいな。今日はいいものを見せてもらった。

次のポイントは備前川のちょっと先にある大岩田ドック。誰もいなかったのでやってみた。ここではロボストレートはやめていつものようにリーパーPerl常。これを石積み堤防先端に通したところでバイト。20cmくらいの小さいのが釣れた。石積みをぐるっと一周したのちに、もう一度石積み先端に通してみたらまたバイト。今度の魚はさっきのよりは大きいが25cmといったところ。釣れないよりはいいんだけど、もうちょっと大きいのが釣りたいものだ。

大岩田ドックでは30分ほど釣りをした。次はそのすぐ先のスーパー護岸地帯。岸から数メートル先の一文字石積み護岸にウェーダーを履いて渡り、足元が不安定なのは我慢して石積みの上で釣りをする。石積みから数メートル先の乱杭の間にリーパーPerl常を投げてズル引き。前回釣行時と同じ状況(&同じ説明)。しばらくやってみるがあたらない。ここで当初の目標「リーパー以外で釣る」を思い出しロボストレート常に変更。変更後数分経過、乱グイの角にひょいと投げ、着底し、ラインスラッグを巻きとって、さてズル引くかとロッドを動かすと根掛かってる。と思ったら動き出した。食ってたのね。40cm弱のまあまあなサイズではあったが、釣ったわけじゃなくて、勝手に釣れた。嬉しいやら悲しいやら。

現在10時15分。どこに行こうか相談し、大山付近の水路にでも行ってみようということになり出発。目的の水路に着いて見てみると、なんだか水色がよろしくない。素通りして鳩崎ドックに急遽変更。「リーパー以外で釣る」目標は達成できたので無理はよしてリーパーPerl常で釣る。10分ほどドック内をやってみたけどアタリがない。すぐ横を流れる水路の様子を見てみることに。水路での第1投でギルっぽいバイトがあったが乗ってくれない。同じ場所に再び通すと同じようなバイト。くるくるっとラインを巻いて絵に描いたようなスイープで合わせてみるとけっこう重たい良い手応え。たいした水深はないのにすぐには姿を見せないあたり、なかなか感じがいいですな。40cmちょいくらい。釣ったという感覚は良いものだ。釣れちゃったのとは大違い。

気を良くしたおいらは水路の護岸際をさらに続ける。テクトロ開始。10mほど歩いたところでココンとバイト。パシっと合わせる。乗った。小さいな、こりゃ。あ、バレた。チッ。さらに10m歩くとバイト。また乗った。今度は釣れた。25cm。ここではこれだけ。余談ですが、テクトロっていうとクアトロって感じでちょっとかっこいいけど、テクテクトローリングっていうのはかっこ悪いね。っていうか、テクトロもクアトロも、かっこいいわけではないな。

その後の経過。古渡ドックではノーバイト。魚っけ無し。飯井ドックではギル1匹のみ。三次ドックは先客がいたので素通り。そのちょい先の水門のところもやってはみたけど魚っけ無し。さてどうしたものか?

土浦方面に戻って花室川でやってみることに。川岸に駐車して始めようとしたときに、タイヤがパンクしているのを高橋さんが発見。300mほど先のタイヤ屋さんで修理してもらう。ほんの15分ほどで直してくれた。タイヤ修理のすばらしい手際にうっとり見とれた余韻とともに花室川で釣り開始。ここでも全然アタリ無し。

残り時間はあとわずか。最後に選んだのは備前川。16時ちょっと前くらいに釣り開始。リーパーPerl常で護岸テクトロ。30mくらい歩いたところでようやく釣れた。30cmくらいの元気な魚。これが今日最後の釣果。

以上6匹。で、なんだろう。本来ならここでまとめなんだけど、面倒だから、まとめ無し。

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【番外編】大岩田周辺

1998年12月15日火曜日、会社に行くのも憂鬱だし行っても今日はそれほどやることないし、船舶免許の試験が終わって開放感もあるしということで、有休とって霞ヶ浦に行ってきた。4時起床5時出発6時半釣り開始。曇り。風はほとんど無い。手袋はなくても平気なくらいに暖かい。

最初のポイントは備前川河口。12月5日に45cmを釣ったところ。リーパーPerl常を岸際に投げてゆっくりズル引き。開始から30分経過したころようやくバイト。ブルーギルがクククと持ってくような感じのアタリだったが25cmのバスだった。まだ魚がいるだろうと思って続けていたがアタリなし。8時半ごろ移動。

次は大岩田のスーパー護岸。岸から数メートル先の一文字石積み護岸にウェーダーを履いて渡り、足元が不安定なのは我慢して石積みの上で釣りをする。石積みから数メートル先の乱杭の間にリーパーPerl常を投げてズル引き。しばらくやるがあたらない。でもここにはたいていの場合魚がいると信じているのでさらに続ける。ズル引きじゃ食わないようなのでこんどはシェイク。軽く引っかかったところで1点シェイク。しつこくシェイクしているとグググと重くなり乗った。35cmくらいの元気の良いバス。皮一枚にかろうじてフッキング。食いが浅い?

さらにしつこく続けているとクククとバイト。上方向にスィーと合わせて乗ったがバレた。さらにシェイク。コンとかすかなバイト。反射的にバシっと合わせたが乗ってくれない。次のバイトはクククだったかコンだったか忘れたがとにかく乗って30cm。以上石積みでの釣果。

石積み地帯のすぐ近く、花室川河口にウェーダーを履いたまま歩いて移動。岸際の杭に真上からリーパーPerl常を直撃し数秒間シェイクという釣り方でなんとか1匹。40cm。バラシは1回。多分たいしたサイズじゃない。このころ11時。

武器学校前のテトラ地帯でちょっとやってみる。釣れそうな気がしない。先のドックでもちょっとやってみる。ここもまた釣れそうな気がしない。備前川と花室川の間にあるドックに戻りここでもちょっとやってみる。ここは12月15日に小さいながらも3匹釣ったところ。でも今日はアタリがなかった。

そんなわけで12時でおしまい。なんだかもう十分な気がしたので。しかし最近リーパーでしか釣ってないなぁ。これはこれで別にいいんだけど、たまには違うのも試してみようかと、思わないでもない、かな?。そんなことはどおでもいいや。じゃ。

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言うべきことは何も無い

1998年12月12日土曜日びん沼で釣りをした?

新河岸川放水路、立掘橋に14時到着。
霞ヶ浦爆釣ワーム、リーパーPerlの常吉リグ。
薄暗くなってきた16時半まであちこち移動しながらやってみたけど
バイトのひとつも得られなかった。
びん沼の魚は全滅したか?
今日はヘラが釣れてるところも1回も見なかった。
バスについてはいわんやをや。

なにか、こう、根本的に間違ってるのかな?

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【番外編】霞ヶ浦貸切状態

1998年12月5日土曜日、高橋さんと霞ヶ浦で釣りをした。うちの前で待ち合わせ午前4時半出発。6時ちょっと前くらいには最初のポイント、備前川河口に到着したがまだ薄暗い。朝食を食べてから支度を始めているとちょうど明るくなってきた。夏場は釣り人がいっぱいいたのに、この日は我々二人のほかにはワカサギ釣りのおじさんが一人いるだけ。しっかり防寒着を着ていたおかげで全然寒くない。風もなし。曇り空。

6時15分くらいから釣りを始める。高橋さんはウェーディングだがおいらは普通に岸釣り。とりあえずスピナベで水門周辺とか桟橋周辺とか護岸際とか杭まわりとかをやってみる。30分くらいスピナベを投げていたが3個なくした時点ですっかりイヤになりスピニングタックルに交換。いつものようにリーパーの常吉。色はPerlという真っ白いやつ。この色を使うのはこの日が初めて。

こいつを護岸際でズル引いてみると、たいていの場所は泥っぽい感触なのだが、一部、杭が立っているあたりがゴリゴリしている。これはいい感じだと思ってごくごくゆっくり引いてくる。シンカーが3cmゴリっと移動したら止めて息を飲む、というようなゆっくりさで引いてくる。と、簡単にバイトが得られ1匹め。25cm。早い時間に釣れてひと安心。まだいるかしらと期待しつつ同じ場所にリーパーを通す。数投後にまたバイト。こんどのは引きが強い。フロロの5ポンドにして以来ドラグをちょっときつめにしているのだが、それ以来、ドラグが出るのは初めてなんじゃなかろうか。釣れたのは45cmくらいのかっこいいバス。このサイズが出ればもう満足。と言ってもいいんだけどまだ釣りたいから釣りを続ける。さらに数投してみたがあたらないので5mほど先の別の杭のところに移動。この杭付近の底もゴリゴリしている。同じようにリーパー常を通しているとバイトがあり25cm。もうすでにこれで3匹。今日は調子がいい。

しばらく備前川でやってみるがアタリがないし高橋さんが戻ってくる気配もないので50mくらい先に見えているドックに移動。この時点では小雨がぱらついている。そのせいかどうか知らんけどこのドックには誰もいない。同じくリーパーPerl常でドック内のスロープ脇をやったあとドック内部の壁際に通すとバイト。40cm。そのあとドック先端の石積み堤防際とか船の出入り口付近をやってみるがアタリなし。そんなことをやっていると高橋さんが戻ってきた。3つ掛けたんだそうだ。掛けた? うん、掛けたんだって。でも大丈夫、まだ9時半だから。

次は大きく移動して古渡。高橋さんはここでもウェーディング。気合あり。おいらはドック。誰もいない。あいかわらず小雨がパラパラ。ほんの小1時間やってみた結果2匹。25cm30cmといったところ。いずれもドック先端の石積み堤防際。リグはリーパーPerl常。ゆっくりズル引きしただけで簡単にバイトしてきた。葦原から戻ってきた高橋さんに話しをきくと、全然魚っけがなかったそうだ。

どっちかというと西のほうに戻ったほうがよさそうだということで西に移動。最初に立ち寄ったのは大山スロープ脇の港みたいなところ。30分くらいやってみたが魚っけなし。さらに西に移動。なんという名前だか分からんが目についたドックでやってみる。ここにも釣り人がいない。こないだまであれだけいた釣り人たちは今どこでなにをやっているんだ。で、ここでもリーパーPerl常で1匹。38cmくらいとまあまあなサイズだがやせやせ。石積み堤防の先端で釣れた。高橋さんもここでは陸上から釣りをしていたがアタリがなかったようだ。

さらに西に移動し目に入ったドックに立ち寄るものの風が強くて釣りづらい。雨もこころなしか強くなってる。ちょっとだけ釣りをしたみたが早々に退散。このとき13時半。車に戻り相談。ちょっとこれじゃぁ釣りにならんか? もう帰る? おいらは釣ってるから帰ってもいいんだけど、高橋さん、釣らずに帰るわけにはいかんでしょ? ということで、今日最初に釣りをした土浦に戻ってみて風雨の具合を見てから考えようということになりさっそく移動。

戻ってみると雨は降っているものの風はおだやか。湖面は全然波立ってない。高橋さんは朝入った葦原にもう一度入ってみるという。今日魚を確認している唯一のポイントに賭けてみるということか。おいらは朝とはまた別のドックでのんびりやってみることに。15時ちょい過ぎまでやってみて、リーパーPerl常で3匹追加。25cm30cm25cm。3つとも石積み堤防際のズル引き。15時ごろ釣り終了。高橋さんはまだ戻ってこない。果報は寝て待ての教えを思い出し車のなかで仮眠。

暗くなり始めた16時ごろ高橋さん帰還。結果40cmくらいのを3つ釣ったそうだ。いやぁ、よかったよかった。まじでよかった。釣らずに帰ってきたら帰りの車中、何を話せばいいのか検討もつかない。

というわけで、リーパーPerl常で10匹釣れた。数も釣れたし45cmってのも釣れたしで上出来な釣果。釣り人が少なかったからよく釣れたんだと思う。寒くてしかも雨が降ってたからか、それはもうガラ空きだった。平日釣行と同じかそれよりも少なかったくらい。夏場釣堀状態だったドックなんかでも貸切状態だったから。この調子だと、冬はけっこう釣れるかも、と、今は思ってる。

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