1998年10月
相模湖での興奮さめやらぬ1998年10月31日土曜日、妻とともに榛名湖にドライブに行き、ついでに釣りをした。
6時15分に自宅を出発。ドライブなので高速道路を使わずに県道とか国道とかを通って一路榛名湖へ。助手席に座る妻のナビゲーションのカイあって順調に進み、10時ちょっと前くらいに到着。適当に選んだボート屋さんでフットターボを借りる。2人分の遊漁料(500円×2)とボート代(4000円)、合わせて5000円。ちなみに妻はバス釣りはしないがワカサギ釣りをしてみるという。
ボート屋さんは榛名観光ボートサービス(tel:027-374-9160)。おじさんに最近の状況を聞いてみる。いわく、
どこが特に良いエリアということはない。だいたいどこにでもいる。しかしターンオーバーが入っててなかなか口を使わない。こんな状況ではあるが狙うなら水深5〜7mのウィードのアウトサイドエッジ。スプリットもしくはキャロが良いだろう。ホテル前から学校前のウィードエリアでやってみるといいのではないだろうか。
ということだそうだ。妻のためにワカサギのことも聞いてみたが、ワカサギは近年釣れなくなっているのだという。ま、でも、退屈凌ぎにはなるだろうから、とりあえず妻にはワカサギ釣りをやらせておこう。
で、おいらは言われたとおりホテル前でやってみる。魚探を無理やりセットしてウィードエッジらしきところを探しマーカー投げてアンカー下ろして釣り始める。スピナベをあちこち投げたあと、こんどはリーパー常。釣り開始後30分で早くも1匹。25cmくらいのかわいい魚。でもなんか、儲けものって感じだな。今日はなにしろドライブなので、魚が釣れるなんてラッキーなことだ。
その後学校前方面に移動して続けるがノーバイト。13時ごろ、いったんボート屋さんまで戻って休憩。午後は榛名湖のあちこちを見て回ろうということで、フットターボで一周してしまった。途中ところどころリーパースプリットやらスピナベやらを投げてみたけどノーバイト。16時、今日の釣り終了。
釣れただけよかったかな、といった感じですね。それはそうと、Pro's Factoryのゴム貼りのオモリ、あれけっこういいですね。今日初めて使ってみたんだけど、けっこうずれないんですよ。高いけど悪くないみたい。それと、クリスタルSのスーパースローロール、これも良さげな感じでしたよ。ちょっと深めのところでもボトムとりやすかったです。浅めはクリスタルS、深めはスーパースローロール、とりあえずこの2本立てでやってみようかと思います。師匠は中層用も使ってたけど、おいらはとりあえず2つでいいや。中層はよく分からんので。ワカサギ釣りは不発でした。ボート屋のおじさんは感じのいい人だったな。榛名湖は今年はもうほとんどシーズンオフだそうで、来春、また行ってみようかな、とも思うな。だいだいそんなとこかしら。
1998年10月29日木曜日、またもや会社を休んで釣りに行った。今回はidaさんに相模湖を案内していただいた。ちなみにidaさんはイダさんじゃなくてアイダさんと読もう。さらにちなみに、idaさんは山彦氏の釣りの師匠だ。山彦氏はidaさんの弟子であるからidaさんのボートに同船させてもらえないが、おいらは弟子ではなくて一応釣り友達扱いということで同船させてもらえた。山彦氏垂涎のリザーバー釣行だ。
5時半に相模湖上流のボート屋さん日相園(tel:0426-87-2206)で待ち合わせ。初めての場所なので時間に余裕を見て出発し5時10分ごろには無事到着。ほどなくしてidaさんも到着。おいらが早めに来ることを見越して早めに来てくれたようだ。じばらくあれこれしゃべったりして開園を待ち、ボート屋さんがやってきて(起きてきてかな?)ボートを借りてセッティングをし6時ちょい過ぎくらいに出船。おいらはかつて神流湖でローボートを借りて釣りをしたことがあったが、当時はまだバス釣りのことを何も知らなくて、とてもじゃないがあれはバス釣りといえるようなものではなかった。だから今回の相模湖は実質的には初めてのリザーバー釣行。さて、どんなことになるのやら。
とりあえずボート屋さんの目の前で釣り始める。二人ともスピナベ。シャローを打ちながら進んで行く。さささと流してじゃ次行こう、ってな感じで移動する。自分ではポイントに対する見きりが早いほうだとは思っていたのだが、idaさんの見きり方はむちゃくちゃ早い。スピナベに食ってくる魚はたぶん1発で食ってくるだろうから、この程度で十分ってことかな。
本湖方面に向かう途中感じのいい岩盤があちこちに見える。どこにでも魚がいそう。でも立ち寄らない。おいらが一人で釣りに行ってたとしたら全部打ってたと思うな。でもidaさんはここぞというところにしか立ち寄らない。ここぞというのがどういうとこかよく分からんが、とりあえず湖流のある無しはファクターのひとつと見た。あ、いや、勝手に見ただけなんですけどね。
で、とある岩盤(だったっけか?)地帯。岸際に倒れた木が水没してて一部水上に出ている、ってなところ。あそこはいるかもしれないから打ってごらん、と言われ打ってみる。前日に買ったばかりのPalms EDGE EGC-664に結んだクリスタルS 1/2ozを岸際に落としソロ〜と引いて木に当てる。クククと当たったような感じがわずかにしたので軽くロッドをあおってみたら木に引っかかった感じ。あれれ、当たったと思ったのに、とラインテンションをちょっと緩めると引っかかりが外れたらしく魚の反応が伝わってくる。釣れちゃいました。30cmくらいではあったけど嬉しい相模湖初フィッシュ。タコ覚悟で望んでいただけになんだか無性に嬉しかったな。おいらに釣らせなきゃと思ってくれていたidaさんもこれで一安心。いやぁ、ほんと釣れてよかった。買ったばかりの竿で釣れたというのも嬉しいぞ。ゲンがいい。
さてそれで、釣れたからといってそこで粘ってみるでもなく、ひと通り流したら即移動。本湖の岬状に張り出したブレーク(かな?)。idaさんはでっかいクランクベイト(今日ひとつ買いました、これ)、おいらは1/2フットボールジグとかリーパー常。しばらくしてidaさんにヒット(“ヒット”ってのもナンだが意味は伝わるよね)。グングン巻き上げてきてもうすぐ顔を見せるかってところで下に突っ込む。ロッドごと持ってかれそうになるのをグッとこらえる。これはでかいわ、とか言ってるぞ。これはきっとでかいんだ。引きこまれ方がすごいもの。が、しかし、バレちゃった。「40cm後半の元気な魚、もしくは50cmいってたんじゃないか」というのはidaさんの弁。う〜む、見てみたかった。idaさんも悔しがる。
ま、でも、気を取り直して移動。青田ワンド。竹を浮かべて柵のようにしてあるところでidaさんにヒット(しかし“ヒット”ってのもなぁ)。竹の際にスピナベを通して40cm。見事な魚体。うむむ、やはりおいらもこういう魚を釣りたいものだ。ひとつ釣ってるとはいえうらやましい。
青田ワンドのシャローを流して橋(たぶん勝瀬橋)の下。橋脚の付け根のところがコンクリートでできていて、これが垂直の壁になっている。霞ヶ浦によくある垂直コンクリート護岸が思い出されたものだから、ついつい習慣でリーパー常を壁際に通したくなった。キャストしてボトムとってみるとそんなに深くない。ズル引くとゴツゴツしてる。岩盤かな? とか思いつつゴリゴリとズル引いてるとクククと明確なバイト。スイ〜と上方向にロッドを持ち上げフッキング。グンと重くてドラグがジージー。けっこうでかいかも。フロロ5ポンドにしといてよかった。ボートの近くまで寄せてくると実際でかい。idaさんこれをひと目見て「45かな」。ネットですくってもらって無事取り込んだ。計測してみるとほんとに45cm。45cmは久しぶりに釣ったな。このサイズは滅多に見れない(おいらには、ってことよ)。色もカスミやびん沼のと違って白っぽい。模様も心なしか雰囲気が違う。ふむむ、相模湖にはこんなのがいるんだな。いやはや、バス釣ってこれほど嬉しくなったのはずいぶん久しぶりな気がする。うわ、なんかむっちゃ嬉しいっすよ、とか声に出して言っちゃったもの。
この時点でちょうどお昼くらいだったかな。午後は上流のほうに行ってみて、そのあとまた本湖方面に戻って釣り終了。16時くらいだったかな。
おいら2つにidaさん1つ。相模湖でこの釣果はたぶん上出来なんだと思う。少なくともおいらにとっては2つ釣れたなんてできすぎだろうな。これはすべて、idaさんが良い場所を案内してくれたおかげだ。45cmなんてのも釣れたしもう大満足です。
それにしてもリザーバーでの釣りがこんなにも面白いとは、やってみるまで想像すらできなかったよ。リザーバーにはシャロー、ディープ、マンメイドストラクチャー、ナチュラルストラクチャー、あとそのほかのあらゆる要素がなんでも揃ってて、バス釣りの練習には最適だな。シーズナルパターンってなものを理解してやってかないと結果が出しにくいんだろうな。カスミの岸釣りだったらワームだけで十分だったりもするけど(そんなことない?)、リザーバーではハードルアーも使えないとダメっぽい。それと、ボートがないと話にならないね。免許とってエレキ買うことにした。買ったら操船とかも練習しないとね。ボートポジションも考えなくちゃ。ってなことをあれこれ思っている次第です。
という楽しく充実した一日でした。idaさん、どうもありがとうございました。また誘ってくださいね。さ、みなさん、たまにはリザーバーに行きましょう。おいらはこれから通うけどね、エレキ買ったら。
関係各位へ
というわけで、アルミボート一式を買ってカスミの近くに駐艇する計画、あれはとりあえず無くなり、エレキセットを買ってリザーバーのレンタルボートで釣りすることにしました。楽しみにしていたみなさん、申し訳ない。でも一緒にリザーバー行こうよ、ね。
1998年10月24日土曜日、肌寒くてしかも小雨が降っていたが霞ヶ浦で釣りをした。西浦のあちこちを一人でまわってみた。
6時、霞ヶ浦総合公園のアシ原でウェーディング開始。クリスタルS3/8ozをアシ際に投げては巻きの繰り返し。30分くらい続けてようやくバイト。倒れアシの下をくぐらせるように通して1匹目。40cmくらいの良いサイズ。その後さらに30分くらいスピナベを投げつづけるがアタリがない。都合1時間たったころ今来た道を引き返す。こんどはラバジ。アシ際に打ちながら1時間かけて戻っていったがノーバイト。魚いないみたい。濁ってたからかな?
さて次は、霞ヶ浦総合公園のすぐそばのスパー護岸のところ。ウェーダーを履いたまま石積みの一文字堤防まで渡り、そこから、きれいに並んでいる杭にリーパースプリットを投げズル引き。ロッドは昨日買ったばかりのRoad Runner Outbackだ。3投目に早くもバイト。40cm。良く引く元気な良いさかな。Road Runnerに釣られた第1匹目の運の良い魚でもある。さらに続けてもう一匹。こんどは35cmくらい。今日はラインを5lbにしてあったのだが、5lbって、4lbに比べて丈夫で安心だな。あたりまえだけど。霞ヶ浦は護岸とか杭とか、こすれるものが多いし釣れる魚もけっこう大きいので、5lbくらいがいいかもしれない。で、しばらくそこでやっていたが風が強くてやりにくいので移動。
西浦の北岸が風裏っぽいような気がしたのでそっちに行ってみる。途中良さげなアシ原を発見。バズベイトとスピナベを投げながら50mほど流してみたがどちらも不発。けっこう水深があっていい感じのアシだったのに。日和がよければ爆釣もあるかも。こんどまた試してみよう。さらに北岸をところどころやってみる。杭が乱立してるところとかさらに別のアシ原とかを試してみたがノーバイト。あの辺一帯が滅んでたのかな?
北岸がだめっぽかったので南岸に戻る。最初に入った総合公園のすぐ近く、備前川河口のアシ原。ここでもウェーディング。ラバジを投げ投げ進んで行くとすぐにバイト。30cmくらいだが今日久々のアタリだったのでかなり嬉しい気分。ここではラバジでもう1匹。これは30cmに届かないくらいだったかな。
以上5匹、本日の釣果。14時半釣り終了。
今日良かったのはまず第一に新しいロッドで釣れたこと。長さ、堅さ、感じが、これまでのものと違ってまだ上手に投げられないが、前のより堅いので重いリグも扱いやすい。感度は特に良くなったような感じがしないが、感じられ方が違うみたい。ゴリゴリ感が、こう、なんていうか、響いてるような感じ。でも、まだ、よく分からん。釣れ心地は良かったみたい。堅い分余裕がある。あんまり柔らかいロッドもどうかと思うな、今となっては。あと、グリップが細いのね。その辺の感じがだいぶ違った。釣具屋で持ったときにはなんとも思わなかったのに。ま、なんにせよ、すべてのことについて、じきに慣れるでしょう。
もひとつ良かったのはスピナベで釣れたことだな。なんていうか、今の気分としては、良く釣れるルアーなんですけど、スピナベ。といってもさんざん投げまくって1匹なんだけどね、今日は。ちょっと前までは巻いてるだけでたいくつじゃんとか思ってたけど、そうじゃないのね。一定のバイブレーションをプルプル感じながら引いてるときにアシとか杭に擦れる感触が急に訪れたり、底に着いたり離れたりする感じが分かったりと、そんなふうにイメージしながらやってるとけっこう飽きずにやってられるみたい。プルプル引いててクククとあたる感じもなかなかいいし。
ま、そんなとこです。
1998年10月21日水曜日、会社を休んで一人で霞ヶ浦に行ってきた。
6時ごろ土浦あたりのアシ原に到着。ウェーディングしてバズベイトを投げる予定だったが風が強かったのでウェーディングはやめて岸釣りをすることに。でもこの辺はあまり面白い感じがしなかったので一気に小野川まで移動。6時半ごろ小野川に到着。相変わらず風が強い。小野川ですらけっこう波立ってる。こんなときはドックや水門で釣れるかもしれない。三次方面に向かってランガン。
と計画してみたものの、水門もざぶざぶで釣りにならない。最初に釣りをしたのは飯出ドック。リーパー常をドック内側の壁際に沿うように通したら1匹目。20cmくらい。大きい魚がドックに避難してる予想だったのに20cmとは、やれやれ、出端をくじかれた。
次は三次ドック。ノーバイト。そのちょっと先の水路。ノーバイト。さらにちょい先の沈船。またまたノーバイト。なんだかなぁ。もひとつ集中力がわいてこない。ドックとかって、なんだか面白みに欠ける。
本湖西側はダメっぽいので本湖東側に行ってみることにした。で、その途中、常陸利根川河口付近の水門に立ち寄る。本湖ほどじゃないが風はそこそこ。折れたアシなんかが吹き溜まってるところでやっと2匹目。ゴミの隙間にラバジを落としたら1発で食ってきた。25cmくらい。同じようなゴミ溜まりでもう1匹。おなじく25cm。どういうわけか、この釣れ方は楽しかった。ゴミの隙間から一気に引っこ抜く感覚が爽快だったのかな。とにかくいい感じ。
北利根橋を渡って北上。城下川周辺は風が穏やかだったのでちょっとやってみるもののノーバイト。さらにちょっと進んだあたりに10本くらいの杭が立ち並んでいるところが目に入ったので試しにちょっとやってみる。と、3投目でアタリ。リーパー常を杭の先1mくらいのところに落としてズルっと引いたところでアタリ。30cmくらい。今日の中ではまずまずのサイズ。杭の先には何か沈んでるようで頻繁に根掛かる。捨て網か何かかな。その何かのところでもう1匹。25cm。今日はこんなサイズばかり。
その後どんどん北上し、小高干拓のテトラとかどこかのドックとかほんの数ヶ所でラバジなりリーパー常なりを投げてみたがノーバイト。ドックとか水門とかいろいろあったけど、どうも釣れないような感じがしたのでほとんど釣りはせず、様子を見ながら土手道を走っていただけ。霞ヶ浦大橋を渡って、今度は西浦の土手道を走ってみてもこれといった場所は見当たらない。
それでも途中ちょっとしたアシ原があったのでウェーダーをはいて100mほど流してみた。最初はラバジをアシ際に落としていたのだが、なんだか面倒になったのでスピナベをやってみる。アシ際から10mほど離れたところに立ってアシ際に投げては巻き投げては巻きの繰り返し。アシが岬状になってるところがあって、岬の先端をかすめるように引いてくるとクククとバイト。これが本日最大の40cm。これを釣った時点でなんだか満足しちゃって今日の釣りはおしまい。まだ12時半くらいだったかな。
という6匹。結局おいらはアシ原での釣りが好きだということがよく分かった。ドックや水門はちょっとやる分にはいいけど、あまり真剣にやる気にはなれない。アシ原に入ると俄然やる気が出てくるみたい。それと、スピナベっていうのは便利ですね。てっとり早い。それによく釣れるような気がしてきた。ワームに食いつく魚がいるのと同じように、スピナベに食いつく魚もいる、と信じることができそうな気配。昨日まではスピナベに食いつく魚は滅多にいないと思っていたけど、今日からは違うな。もしかしたら、けっこうスピナベのこと好きかも。高いけど無くなりにくいのもいいな、スピナベは。いくつか買っておこう。
1998年10月17日土曜日、午後からびん沼で釣りをした。台風10号と前線の影響で一日中雨。昨日の晩の時点では今日は大雨になるんじゃないかと思っていたがそれほどでもなく、しとしと降るような感じ。風もたいしたことなくて釣りができないような天候じゃない。これくらいなら霞ヶ浦に行けばよかった(とも思う)。
13時ごろ、びん沼橋と船渡橋の中間の流れ込みに到着。昨日の晩から降り続いた雨の影響からかびん沼川は激濁り。流れもあるみたい。いかにも釣れなさそう。この流れ込みのポイントは普通は誰かが入っているのだが今日は誰もやってない。雨なのでいつもより激しく流れ込んでる。スピナベを15投ほどしてみたがノーバイト。
100mだか200mだか移動して老人ホーム対岸のコンクリート護岸。水鳥が集まって休んでる。あんまり近づくのも悪いのでちょっと離れたところでスピナベ。ここでも15投ほど。ノーバイト。人がほとんどいないので気分はいいがこの濁りじゃちときつい。帰ろかなとも思ったが、せっかく人がいないのだからどこか良い場所もあるだろうとしばらく思案し思い付いたのは新河岸川放水路。
東大久保橋の近くに車をとめて西のほうに歩きながらやってみる。スピナベはやめて今度はスプリットショットリグ。リーパーじゃなくて、今日は久しぶりにゲーリー4インチグラブ。濁ってるので大きめのワームのほうがいいかなぁとか思ったので。で、こいつを岸と平行にズル引き。トゥイッチはしない。いつもよりゆっくり目に引いて行く。しばらくアタリはなかったけど、ある地点で今日初めてのアタリ。20cmくらい。こないだの春生まれた魚? さて、このある地点、春に調子がよかったところ。きっと何かあるなとずっと思っていたのだが、もしかしたら涌き水かもしれん。ちなみに老人ホーム下とその対岸あたりも涌き水くさい。ほんとかどうかは知らないけどそんな気がする。
釣れたところを重点的にやってみたが以後アタリなし。東大久保橋まで戻って行くと橋の下で釣りをしていたへら師がちょうど帰っていったのでちょっとやってみることにした。こんどはリーパースプリット。ここまでアタリは1回だけだったので信頼度No.1のリーパーに思わず手が伸びた。それにトゥイッチしないと気分が出ない。大き目のワームのほうが魚の目につきやすいと最初は考えたが、この時点では、魚の目の前を通せば何でも食うよね、とか勝手に思ってた。で、橋の下ではアタリすらなかったのだが、ちょっと先の階段のところで1匹。25cmくらい。ちょっとサイズアップしたな。
次は新河岸川放水路の西の端。鉄柱の際にリーパースプリットを落として数秒間シェイクしてたらバイト。クククとかあたってスィーと合わせたらクワーと走ってなかなかの手応え。40cm弱ってなところ。傷だらけの痛々しい魚体ではあったがお腹がわりとふくれてて、ちゃんと食ってるみたい。元気もあったし。
バスらしいバスが釣れて気分をよくしたおいらはその付近でしばらく粘る。ちょっとずつ移動しながらじわ〜っとゆっくりボトムを探る。しばらくやっていて、あるときのこと、投げて着底してラインスラッグをとって、さてズル引こうと思ったのだが、ラインスラッグがとれ切ってない。あれれ、もしかして食ってる? とれ切ってないラインスラッグを急いでとってスィーと合わせてるグンと重たい。釣れました。35cm。
17時までがんばって以上の4匹。雨の日はへら師、バサーともに少なくて、いろんなところを移動しながら釣りができて楽しいです。濁ってたので状況は悪いほうだったとは思うのですが、あちこち魚を探し歩くことができたのが今日の釣果につながったのでしょう。人さえいなきゃびん沼もなかなか楽しい釣り場です。あれでけっこういろんな要素がありますからね。びん沼も捨てたもんじゃないですね(今日のところは)。
1998年10月11日日曜日、夕方びん沼で釣りをした。
15時半、老人ホームの対岸に到着。人が多くて釣る場所がない。缶コーヒーを飲みながら様子をうかがうが人がいなくなる気配はいっこうにない。しかたがないのでわずかに空いてる隙間でリーパースプリットを5投だけ。ノーバイト。対岸に移動。こちらでもわずかに空いてる隙間でリーパースプリット。1時間くらい粘ってみたけどノーバイト。移動する余地がないので最初に入ったポイントでずっとやっていたのだが、10投もして釣れないともうやる気でないな。やる気ないまま粘っちゃったけど。
帰ろうかとも思ったが、びん沼橋のあたりでちょっとやってみることにした。あのへんも人が多いだろうとは思ったが、日が暮れかかってきたので行楽客や子供たちが帰ることに期待。でもまだ大勢いました。やれやれ。そんでもわずかな隙間でちょっとだけリーパースプリット。ノーバイト。17時半釣り終了。釣果ゼロ。
久しぶりにボーズくらった。ちっ。あんだけ人が多かったら難しすぎる。どこもかしこも人だらけ。おまけに水もよろしくない。泡が消えにくい感じ。雲ひとつない秋晴れだし。難しい状況だったということで。以上いいわけでした。
1998年10月10日土曜日体育の日、新座市在住、実は意外と食いしん坊の高橋さんと、むちゃくちゃよく釣れる(こともある)ので有名な霞ヶ浦に行ってきた。土曜日が祝日の場合、前日の金曜日もしくは翌々日の月曜日を振り替え休日にすべきなんじゃないのか、え、日本政府?と思わずにはいられない。それはともかく・・・
最初のポイントは西浦のとあるアシ原。水曜日にバズベイト4連発を記録したところ。5時半ごろ到着しそそくさと支度をしウェーディングしようと湖畔に行くと、ウェーダーを履いた大勢の人々がぞろぞろと水に入って行くではないか。10人はいなかったかもしれないが7人はいた。こりゃダメだなと思ったが厳しく攻める人は案外少ないだろうとも思ったのでとりあえずやってみることにした。
今日は祝日なので何人かの人はいるかもしれないと予測していたのでライトタックルでじんわり探る作戦。グラブのノーシンカーとかリーパー常とかリーパースプリットとかでアシ際と杭をやってみる。が、ノーバイト。これだけ先行者がいたんじゃさすがに辛い。というか、先行者も釣れてなかったようなので多分状況が悪かった。水曜日に比べて5cmとか10cmとか、水位が下がっていたんじゃないかな(だからどうかは知らないけど)。それと、泡が消えにくかったんでターンオーバーっぽかったのかも。水曜日も消えにくい感じではあったが今日のほうが顕著。水曜日は霧が出てたり気圧が低かったりしたが、今日は高気圧に覆われ真っ青な秋晴れの空。
そんなわけで、高橋さんと相談した結果ここはもうダメってことで意見が一致し即移動。フローターに乗って小野川で釣りをすることに。8時半とかだったかな、手掘りスロープ(と我々が勝手に呼んでいるところ)からエントリー。アシ際にジャンボグラブのノーシンカーを打って1匹目。25cmくらいの小野川レギュラーサイズ。ほっとひといき。続けているとまたバイト。ガツンと合わせたらガツンとした手応え。根掛かった。ふぅ。その後アシでのバイトは無くいかにもダメっぽい感じがしたので、今度は魚探を頼りにブレーク(っぽいところ)をちょっと試す。すぐ飽きる。杭やってみたらギルっぽいバイト。でも乗らない。なんだか小野川も渋いぞ。かろうじて1個釣れてよかったけどね。高橋さんは2つ釣ったな。変哲なさげな沖でいきなり釣ってるものだからおいらは思わず驚いたが、なんか沈んでいる感じだったそうだ。2つともその“なんか”のところで釣ったらしい。
11時ごろ陸に上がる。昼食はいつものラーメン屋。名前は知らない。つけ麺と餃子。高橋さんはネギつけチャーシュー麺の中(中というのはサイズのことね)。熱いものはダメだけどぬるいものならわりと早く食べられるので、今日は急ぎ目に食べてみることにした。いつも高橋さんの倍くらいの時間を要しているので、たまには早くに食べ終わってみようという魂胆。でも負けた。食べるの早いぞ、高橋さん。もっとゆっくり味わおう。老婆心ながら。
さてそして、どこに魚がいるか分からないまま、とりあえず沈船ポイントでオカッパリ。ギルっぽいバイト2回のみ。今日もまた水門が閉じていた。これが原因かどうかは知らないが沈船不発。とっとと移動。
とあるアシ原(わりとメジャーなところです)。ここではフローター。水色は西浦ほどではないにしろ悪い。最初に沖の杭。リーパー常にギルっぽいバイト。乗らない。アシ際不発。水深が無さ過ぎる。ゆるゆると進んで行くとコンクリート乱立エリア。これは偶然発見。いかにも釣れそう。まずは高橋さんが1匹。コンクリートの際だか隙間だかをラバジで。リーパー常のおいらにもバイト。ドラグがすごい勢いで出て手応え十分、かなりでかい。が、はずれちゃったよ。グングン引いている最中にいきなりバレた。口切れ? 何事にも動じないよう常に努力している私ではありますが、さすがにこのときばかりは落胆の念を禁じ得なかったのでございます。
気をとりなおしてようやく1匹。35cmくらいではあったが元気な魚。こいつでようやく2匹目か、ふぅぅ。さらに2回バイトがありどちらも乗ったがどちらもバレた。引いてる途中に急に軽くなるというバレぶり。口切れ?
17時終了。お疲れさまでした。なんか魚の居場所なり釣り方なりが分からなかったんですけど。どこで何すればよかったんでしょう?
やってる途中のどこかで、今日はショートバイトっぽい、とか思ったんですよ。ただ思っただけ。今思えば、マスバリ使えばよかった。ちっ。
ってなわけで、難しいものですね、バス釣りは。
余談。帰りの車中高橋さんは、「レバ刺し食いてぇ」とか「生牡蠣最高」とか「アンキモたまらん」とか言ってました。そしてさらに、たとえばレバ刺しに関しては「シャキっとしていて、それでいて口の中でとろける、しかも甘い」とか言ってましたよ。意外と食いしん坊なんですよ、彼。って書くと語弊があるかな、おいらも同じようなこと言ってたわけだから。ちなみにぼくは今日マツタケを食べました。うっとり。
それはそうと諸君、
バズベイトというルアーをご存知か。
知らないなら釣具屋の店員に聞いてみよう。
そしてひとつ買っておこう。
1998年10月7日水曜日、久しぶりに有休をとって釣りに行った。9月は休みをとらなかったので、ここいらでとっておかないとバランスが悪い。
牛久水系のどこかでフローターやるつもりで支度して寝たのが23時。午前3時には自然と目が覚め4時に出発。守屋SAで休憩しているときに初めて気づいた。足ヒレ入れるの忘れてた。これじゃフローターできないよ。さてどうしましょ。しかたがないので霞ヶ浦に行って10時まで釣りをして土浦あたりの釣具屋で足ヒレ買って牛久に行く、というスケジュールにした。
6時ごろ、西浦の秘密のアシ原でウェーディング(ゴメン、ここは一応秘密ってことで)。無風でベタ凪のうえ霧。詳しいことは何も知らないがどういうわけだかこりゃトップだねと思ったものでバズベイト。アシの際とか倒れアシの上とかをシャラシャラと通しながら進んで行くと、ほんの15投目くらいだったろうか、バシャッとかいって出たんですよ、これが。40cm弱くらいのナイスフィッシュだ、いやまじで。バズベイトで釣ったのは生まれて初めて。そもそもトップで釣ったのは2回目。ちなみに1回目はグラビンバズだった。
しばらく続けているとまたまた飛び出す40cm、もひとつ飛び出す40cm。ここまでの3匹、どれもこれも体格のいい立派なバスで、もうやる気マンマンって感じ。いやこれほんと。そして最後に30cm、ちょっと物足りないがオッケー。都合4匹、これすべてバズベイト。すげ〜。
日が出てきて霧が晴れバズベイトじゃ出ないような感じになったところでこんどはラバジ。これをアシ際に落として1匹追加。30cm。以後、ラバジのちスピナベを打ちながら進んでアシ原おしまい。車に戻ったのが8時ごろ。
釣具屋の開店までには時間があるので、そのへんで適当におかっぱり。ノーバイト。ほどなく10時。足ヒレ買っていざ牛久。桜土浦から常磐道に乗って谷田部で降りてちょっといったあたりの橋の付近でフローターの支度を開始。11時ごろエントリー。と、ここまではいいんだけど、水に入ってアシ際見ると減水しててアシの根元が水上に出てるじゃないの。こんなんじゃ魚いないよね、きっと。なんか水も臭いし。ってことでとっととやめて岸にあがった。12時にはもう片付けも終わって昼ご飯食べつつ思案。
せっかく牛久まで来たんだから1匹くらい釣って帰ろうと岸釣りすることに。2時間くらいがんばったのかな。でもノーバイト。水が臭いもんだからあんまりやる気がでない。で、14時終了。一路埼玉へ。
それでまだ続きがあってですね、16時ごろぼくはびん沼にいたのです。老人ホーム対岸から始めて南下しつつところどころで釣りをして最後はびん沼橋の付近で17時半終了。手のひらサイズが1匹釣れたのみ。いつもはサイズにかかわらず釣果に入れてるけど、今日はこれは釣果に入れない。やはり釣果というものはバズベイト4連発くらいの過激なものでなければならん(今日だけね)。
というわけで、結局カスミで釣ってきました。やっぱカスミはいいな。
雑誌とかに出てくるトップ系の人たちって、なんだかうさんくさいよね。だもんだから、これまでは、なんかトップってあんまりやる気しなかったんだけど、やっぱ出ると楽しいね。トップで釣るのが偉いとかって全然思わないけど確かに楽しい、そして嬉しい。なぜだ? トップの1匹もテクトロ常の1匹も同じ魚なのにね。
牛久は失敗でした。ポイントが悪かったのかな。時期も悪いのかな。これから減水? 初めての釣り場は難しいな。小野川よりも近いのはいいけど、どうせフローターやるなら小野川のほうがいいように思う、今日のところは。そのうち牛久もまた行くかもしれないけど、今日の印象が悪すぎるのでどうかしら。
とにかく霞ヶ浦は良いところってことですな。では。
1998年10月4日日曜日、夕方びん沼で釣りをした。ちょっと久しぶり。
16時半、いつものように老人ホームの対岸に到着。しかし入る場所がない。対岸には人があまりいないので移動。移動して支度をしているちょうどそのとき車が2台やってきた。その人たちも釣りをするのか?とか思う。気にせず釣りを始めると案の定その人たちも釣りを始めている。釣る場所が少なくなったので10分ほどやって移動。
車を走らせながら様子を見ると、びん沼橋と砂塚橋の中間あたりは割りと人が少ない。そのあたりで釣ったことはないが試しにやってみることに。17時から17時45分まで釣りをして、リーパー常で2個釣れた。20cmと30cm。老人ホーム下と同様のコンクリート護岸。岸から2〜3mのあたりをズル引きしてると、草だか木だかが沈んでて、どちらもそこで釣れた。けっこうどこにでもいるんだな。
ただあのあたり、へら師の人気エリアなので日中は釣る場所があまり無いかも。今日はへら師が二人ちょうど帰るところだったので空いた。へら師と入れ替わりに入った。それが良かったのか悪かったのか知らないが、とにかく釣る場所がありさえすればびん沼でも釣果は出そう。これから寒くなって釣り人が減るといいんだけれど。寒きゃ寒いで釣れないかもしれないけどね。
というわけで、山中湖よりもびん沼のほうが簡単ですね。久しぶりにびん沼で釣りをして釣果があって良かったです。
1998年10月3日土曜日、山彦通信でおなじみベンダさんが主催の(かな?)“ベンダさんCup”が山中湖で開催されたので、そいつに参加してきた。参加者5人。優勝者にはみなが持ち寄った賞品が贈られる。
5時半ごろ各自ボートの準備を終え出発。おいらはフットターボ。かなり寒かったが漕いでるうちにあったかくなってきた。右も左も分からない山中湖、どこに行っていいのかさっぱり見当がつかないものだから適当に沖に向かって進んで行った。適当なところでアンカーを下ろして釣り開始。いつものようにリーパースプリットとかリーパー常とかでウィード面をズル引き。アタリなし。
もっと深いほうに移動してラバジとか重たい常吉とかやってみたけどアタリなし。また浅いほうに移動してスピナベとかリーパースプリットとかリーパー常とかやってみたけどアタリなし。
9時ごろかしら、風が出てきていくらか波立つ、釣りにくい。10時ごろ一端休憩。ボート屋の桟橋に戻り朝食。ぼ〜っと沖を眺めていると、出場者の一人idaさん(イダさんじゃなくてアイダさんね)もやってきて休憩。しばらくすると今度はオカモトさんも戻ってきた。さらにしばらくして、岳陸さんまで戻ってきた。みんなで雑談してると山彦さんから電話。どう?とかなんとか話す。10分後、山彦さんも戻ってきて、結局ここでおしまい。波立っちゃって釣りどころじゃない状況。
みんなでデニーズに行って昼食&結果発表。数釣り賞は山彦さん、大物賞は岳陸さん(でいいんだよね?)。詳しくは山彦通信を参照。おいらが持参したリーパー詰め合わせはめでたく山彦さんのものとなった。おめでとう。
敢えて書くのもなんですが、おいらは結局釣果0匹。難しいね、山中湖。
そんで、そのあと、まだ時間があったものだから河口湖でオカッパリ。そこで小バスが2個釣れた。ふぅ、やれやれ。
ま、今日は、こんな、かんじ。疲れたよ、ボート漕いだので。釣れなかったのでなおさら。いずれ山中湖でも釣ってみたいものだと思わずにはいられないけど、来年かな。免許とってからエレキ持って行く。ボート釣りは難しい。ちょっと今日はなげやりだけど、おしまい。