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釣行記−2001年6月

06/24 霞ヶ浦

2001年6月24日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
くもり。終日無風もしくは微風。
朝のマルト沖の表水温は23.4度。水位はたぶん平水。
atomさんKawanaさんもマルトより出船。

今日もまた釣りに行ってきました。さいきん釣りばっかですな。なんだか楽しくてね。


4時15分ごろマルト受付に到着。一番乗りだろうと思っていたらそうでもなく、既に10台ほど車がとまっていた。受付をすませ、4時40分、出船。くもっているせいで、まだ薄暗い。

石田のアシ

石田に行ってみると、アシ原に人がいない。境川河口付近からバズベイトで流してゆく。アシ際から7mくらいのところにボートをおいて、斜め前方へピッチングする。アシ際に投げてそのまま巻いてくる。10投目くらいだろうか、キワから1mくらい離れたところでバシャと出た。けっこうでかい。なかなか寄ってこない。が、アミで掬って無事ランディング。4時45分、1500g

朝一で1500とはラッキーだ。しかしよくみると痩せている。太っていれば2キロあってもおかしくない。まあしかし1500ならじゅうぶんだ。リリース。しようと思ったが、もしかして50cmあるかも、と思いついた。タックルボックスの奥のほうに転がっているメジャーを取り出し計ってみると、50cmあるかないかくらいの微妙なサイズだ。50cmあれば賞金がもらえる。どうだろう、届いているだろうか?

荷物入れとして使っているウェイインバッグの出番だ。こんなこともあろうかと、かねてからウェイインバッグを荷物入れにしている。ウェイインバッグとして使うのは今日が初めてだ。中に入っているジュースやらカッパやらマーカーやらを全部とり出して、バッグの中に魚を入れる。アカ汲みで水を入れる。そしてマルト桟橋に戻り計ってもらう。

口を閉じて計ってみると、なんと、49.5cmでした。賞金まであと5ミリ。無念。でもなくて、もう今日はこれで十分だな、とも思う。しかしせっかく支度をして5分で釣りを終える気にもとうていなれない。再び石田のアシにゆく。こんどは50cmが出るかもしれない。

出ませんでした。

石田ブレーク3番

今日はシャローを撃つ気マンマンなんだけど、3番に誰もいないのでやってみることにした。このとき5時50分。ディプシードゥ3・SP・チャートでゴリゴリやる。しばらくしたら釣れた。6時、700g。平均サイズ。さらに続けると、また釣れた。ボートの真下あたりで食ってきた。クランクが上に向かって泳いでいるときに下に引っ張られた。びっくりした。6時10分、900g。ナイスキーパー。

石田のアシふたたび

6時30分、朝方流した石田のアシをもう一度やる。バズで撃ち切れなかった込み入ったところにテキサスを落としてゆく。ちなみに今日は、5インチ・フラグラブを使ってみた。シンカーは3/8オンス。これを浮子止めゴムで固定する。ポチャリポチャリと落としつつ進んでゆくと、草が覆い被さったようなところがあった。草の隙間に落としたら食った。6時40分、800g。トーナメントならここで入れ替え。100gアップ。

石田ブレークふたたび

朝方釣れた3番には人がいる。2番と1番の様子を見てみる。ノーバイト。

南岸のアシ

もう今日は十分釣った。しかしまだ時間はたくさんある。旅に出ることにした。

8時、蓮河原ドック横のアシ。30mほどバズで流すがノーバイト。
8時15分、花室川河口の沖。杭を5本ほど撃ってみるがノーバイト。
8時30分、大室のアシ。バズとテキサスでがんばるがノーバイト。
9時15分、技研横の狭い範囲のアシ。1バイトあったがバレる。小さい魚。
10時、清明川の先のアシ。第1投目でバイト。500g。フラグラブ・テキサス。

その後

11時30分、田村。ウェイクボートの引き波のせいか、泥っぽい。アシをテキサスで少々。

12時、石田ブレーク2番。ノーバイト。石田のアシもちょっとやる。ノーバイト。もういちど2番。しかしダメ。ボラだらけ。

12時40分、おしまい。Kawanaさんと匠でチャーハンを食べて帰ってきた。


上3つの合計は、1500+900+800=3200。これなら優勝かもしれない。しかしこれでも楽観はできん。800が1200に入れ替わるくらいでいきたいもんだ。とはいえ、今日は堪能しました。楽しかったです。

カスミのアシも捨てたもんじゃないですね。牛久に比べると単調な感じはするけど、いいのが付いてることもあるようです。しかも今日気づいたところによると、カスミのアシにも奥があるんですね。奥なんてどうせ水深5cmとかだろうと思っていたのですが、ところによっては奥に魚が入れるスペースがありそうでした。アシをやる日は70XHも持っていかねばなるまい。

久しぶりに匠にいった。店員さんに「お久しぶりです」と言われた。ときどきは匠にも行かねばなるまい。

フラグラブってよく釣れると思うんだけど、値段が高いですよね。ゲイリーのワーム全般に言えることかもしれませんが、なんだかもったいない。特にアシ撃ちのようなワーム消費の激しい釣りの場合、この値段の高さが気にかかります。そこで、手持ちのフラグラブがなくなったらマルトパドルでやってみようかと思っています。3キロの賞品でもらったものがまだたくさんありますし。

思うに、ラバージグとバズベイトは特別だ。これら以外のルアーの場合バスはルアーを食べようとしているが、ラバージグとバズベイトについては殺そうとしている、ような気がする。うっとーしんじゃボケがぁガボ、って感じじゃないすか? なんとなくそんな気がする今日このごろです。

それではみなさんよい釣りライフを。

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06/22 牛久沼

2001年6月22日金曜日、牛久沼、吉乃屋ボート。
曇り。北のち南の風。さざなみがたつ程度。
朝の吉乃屋桟橋沖の表水温は22.1度。

また会社を休んで釣りに行ってきました。これでもまだ有休は残っているのです。しかし、来週は休めなそうです。今日はなんとかまともな釣りがしたいです。


5時20分出船。西岸に渡り、バズを撃ちながら下流に向かってボートを進める。それらしいアシがあれば、そこだけジグを落とす。

塚本ボートの対岸あたりに差し掛かった6時20分、バイトあり。風があたる面にあるもののそこだけは風を避けているというアシのポケット。素人のおいらがみても、魚がいないわけがない、と思えるような絶好のポケットに1/2オンスのジグを落とし、着底後1秒ほどステイさせておいたらラインが動いた。アワセも入って乗ったのだけど、ボートのヘリでいなそうとしたらバレた。

今日はちょっと止めるほうがいいのかもしれない。フォーリング中に食う感じでもない。となると、重たいジグをとっとと底まで落として平気だろう、ということで、以後1/2オンスで通す。


バズには1回も出なかった。出そうな気もしない。ジグを落としたほうがよさそうだ。しかし背中に風を受けながらじゃ操船しづらい。とりあえず下流に行って、そこから風上である上流に向かって流すことにする。塚本ボートを通り越し、百本杭を超えたあたりから流し始める。

7時、800g。アシの先端にジグを落としたらラインが震えた。手に感触は伝わらなかったが合わせてみた。着底と同時くらいに食った感じ。

8時25分、700g。密度が濃い目のガマのキワ。風を避けている面。ジグを落としたら、しかるべきタイミングになってもラインが止まらない。いっこうに底につかない。合わせてみたら、食っていた。ガマのキワでも釣れるんだ。いいこと知った。

これからしばらくのあいだ釣れない。しかしバイトは5回あった。1回は、キワにジグを落として得たもの。あとの4回は、倒れアシの隙間にテキサスを滑り込ませたときのもの。尻尾を切ったジャンボグラブの3/8オンステキサスを隙間に滑り込ませるとココンとバイトがあって、アワセは入れるんだけど、バレる。合わせたときはググンと魚の感触が伝わるのだけど、途中でバレるらしく、アシに化ける。1回だけゴミの隙間からバスが飛び出したのだけど、これは空中でバレた。ゴミの下にバスがいるのは分かっていて、実際バイトは得たのだけど、1本もとれなかった。なにが悪いんでしょう?

(1)アワセが弱いですかね?
(2)アワセのタイミングが早いのがよくないとか?
(3)こういう釣りの場合、バーブレスじゃ無理ですか?


いるのは分かっていても釣れないという情けなさを噛みしめながら上流に流してゆくと、茎崎橋の手前30mほどのところまで来てしまった。帰ろうかもうちょっとやろうか迷いつつジグを落としていたら、3m先のアシがカサカサと動いた。そっとジグを送り込み、着底させ、2秒ほど待ったとき、ラインが動いた。12時10分、700g

釣れて気分がよくなったので、もうちょっとがんばることにした。橋の上流に行く。キャノンのあたりだろうか。このころ日が出ていたのでシェイドを重点的にやる。ハスの葉とアシのあいだに落としたときバイトがあったのだけど、合わせた瞬間スッポ抜けた。もう一度同じ場所に落としたらまた食った。気のいいバスだ。12時50分、750g。さらに流すとまた釣れた。いかにもエグれてる感じのところ。12時55分、700g

以後バイトなし。13時10分、おしまい。


5本釣れれば上出来です。楽しかったです。

欲をいえば、大きいのも釣りたかったです。全部700〜800っていうのはどうでしょう。だいたいこのへんがアベレージですか? アベレージを揃えられれば現時点のおいらには上出来なんだけど、やっぱりもうひとつ上の段階に行きたいですよねぇ。

今日おいらが撃たなかった場所に大きいのがいるんですかね。とすると、奥か沖、かな。今日おいらが釣ったのは基本的にキワでした。

しかしゴミの下の魚が1本もとれませんでした。これらが全部とれてれば、とか考えると、悔しい気分になってくるなぁ。どうやったらいんだろう。などと書きつつ、ひとつ手がかりを思い出しました。今日は針先をワームに深く刺し込んでいたんですよ。これをふつうにセットすればちょっとは改善するかも。ああ、こういうことは釣りをしている最中に思いつきたいものですねぇ、まったく。

そんなわけで、牛久沼は楽しい釣り場です。でもいまは西浦が恋しい。

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06/18 牛久沼

2001年6月18日月曜日、牛久沼、たまやボート
晴れ。無風のち南のそよ風。
10時ごろシャローで計った表水温は23度。

7月入社なので7月に有給がリセットされる。あと少しでリセットだ。まだ5日ほど残っている。これからじゃんじゃん休まねばなるまい。とりあえず、今日は休んで牛久に行ってきた。仕事が片付いて暇だというも一緒だ。バックシートでラジオをきいたり昼寝をしたり鳥を見たり、あるいは写真を撮ったりする予定だそうだ。しかし、写真を撮る必要が生じなかった。

5時ちょい過ぎにたまやボートの駐車場に到着。すでに何台か車がとまっていたがまだ空いていた。駐車場の片隅に、噂に聞くリアカーが何台か置いてあった。さっそく1台のリアカーに荷物を積み込み、未舗装の細い路地を引っ張ってゆく。ボート屋さんの受付は遠い。200mくらいあるだろうか。

受付に到着すると、15人ほどの釣り人がいる。ボートのセッティングを終えている人が多い。ボート屋さんはまだ来ていないらしく、勝手に支度をしているのだという。それにならってセッティングしておく。ちょうどそのころボート屋さんがバイクに乗ってやってきた。受付を済ませて出船したのが6時ごろ。

はじめの1時間くらいはバズで流し、その後ジグをピッチングし、ときどきフリッピングの練習をし、それでもダメっぽいのでウェッピングを試みる。そのために先日買ったKC-70XHにフロロ14ポンドというタックルに、浮子止めゴムを通し1/4オンスのシンカーを通し5/0のフックを結ぶ。ワームはジャンボグラブのテールを、カットテールっぽい形に切ったもの。とりあえずこんなセッティングでやってみたのですが、どうでしょうか、シャローマンのみなさま。

さてそれで、11時半ごろ、今日の釣りはおしまい。センコーノーシンカーをギルに引っ張られたというのが1回あったきり。ほかはなにもない。釣りに行かなかったのとたいして変わらん。


釣りを終わったあとボート屋さんに聞いてみたら、「いるんだけど食わないんだね」とか言っていた。そういう状況だととたんに釣れなくなるのはカスミでも同じだね。食わせるっていうことをちょっとは考えたほうがいいんだろうか。落とせば勝手に食う、とか通せば勝手に食う、とかいう状況じゃなきゃおいらには釣れん。

ウェッピングって楽しげね。アシが密集しているようにみえて、実はけっこう奥に隙間があったりするらしい。しかしあれはどうやってバイトとるんだろう。音でとるんですか? ほかに考えられんのですが、どうなんです? ポチャリという音を聞き、その後バシャとか聞こえたら合わせる、っていうやり方でいいんですかね?

今日は1/4オンスのシンカーでやってみたんだけど、これだとポチャリの音が大きすぎるかも。3/16オンスにしたほうがいいような気がしたんだけど、持ってなかった。こんどは3/16でやってみよう。あるいは、1/8くらいでもいいのかもしれん。それも買わねば。

アシで食わせるっていうのはどうやるんです? 小さいワームですか? その場合、フックが小さくなるでしょ、すなわち、フックが細くなるでしょ。KC-66Hにフロロ14とかじゃタックルバランスが悪くないすか? ロッドやラインに対してフックが弱すぎるような気がして。となると、弱いタックルも持っていかなきゃならんということかな。そりゃ面倒だなぁ。

ジャンボグラブとかラバージグでも、止めたりすれば釣れますか? そもそも、止めておくなんてことがやってられんのだけど、釣れるというならやってみようかと思って。どうなんでしょう? なんて聞く前に、自分で試せばいいんですね。

というわけで、近いうちに再挑戦する予定。

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06/16 霞ヶ浦

2001年6月16日土曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
小雨のち曇り。北寄りの風。南岸は波立っていた。
朝のマルト沖の表水温は21度。先週より2度ほど下がっている。
15cmほど増水。

懲りずに今週も行ってきました。今日のテーマは西浦のアシ。ブレークはやらないつもりです。なので今日はクランクは持っていきませんでした。

mura王さんうらたさんも今日は西浦で釣りをしていました。

突然ですが、ここでマルトニュース。
口閉じ50cm以上のバスを持ってくると5,000円もらえるそうですよ。
これからはライブウェル必須か? かさばるのでたいへんですね。
しかしウェイインバッグくらいは持っていたほうがいいかも。


5時15分出船。今日はが同船している。アシにいる鳥(主にオオヨシキリ)を観察したり昼寝をしたりするつもりだそうだ。

石田のアシから始める。境川河口付近から東(田村の方向)に向かって、バズで流してゆく。5時半、早くも1匹目。ポケット状の地形の奥の方でポシャリと弱弱しく出た。おなかがくぼんでて細長い体型。600g。さらに流す。10分後、同じく奥のほうで出たが、これは乗らない。たぶん、小さめの魚だったと思う。なにしろこのアシ原の奥のほうといったら、10cmとか20cmくらいしか水深がない。大きいのが入っているとは思えない。このアシ原で大きいのが釣れるとしたら、岬上に張り出した先端部分じゃなかろうか。そういう先端をかすめたところで出れば大きい、ような気がする。

さらに流してゆく。岸際から5mほどのところ、ちょうどボートを流してゆくライン上にある杭にバズをぶつけてみたらそこでも出た。しかしこれはバラした。大きく見積もっても800gくらいだろう。


7時半ごろ、雨がちょっと強くなってきた。妻はここで船をおり、車で休む。おいらは1人でひたたび出船。

石田のアシをこんどはラバージグで流してみようと思って境川河口まで行ってみると、境川に船もオカッパリもいない。境川に入ってみる。ここでは河口から上流に向かってジグで流す。7時35分、くぼんだ地形のところに溜まっていたゴミの隙間にジグを落としてみた。ピックアップしようと思ったら重たくなっている。ゴミを引っ掛けたような感触でもあったが動いたように思われたのでアワセを入れてみると、ゴミを掻き分けてバスが出てきた。700g。ちなみにこのときのラバージグはサクマガード3/8oz。

川を流したあと石田のアシをざっと流し、田村のアシをざっと流し、田村のブレークもちょっとやってみて、なにもない。ここで南岸に渡る。9時10分、風車の公園のアシ原。こっちは風があたっていて波立っている。バズで流す。20分かそこら流してみたが出るような気がしない。実際出なかった。北岸に戻る。

9時40分、石田のブレーク。もう北岸に撃つところが残っていないのでブレークもやってみる。1番、2番、3番をフットボールジグとテキサスとスピナベでやってみたがノーバイト。クランクがないと調子が出ない。土浦港もちょっとやってみたが、いいところに先行者がいたのでここはちょっとだけ。

とかなんとか、後半はブレークをやってみたがバイトもなく、11時ごろ、おしまいにした。


南風に変わったら南岸のアシに行こうかと思っていたのだけど、変わりませんでした。アシを撃つなら南岸のほうが場所がたくさんあっていいですね。

今日はどうもブレークじゃない感じでしたよ。とはいっても、あまり気乗りせずにやったので定かではありません。

それくらいですかね。

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06/10 霞ヶ浦

2001年6月10日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
曇り。終日微風。
朝のマルト桟橋の表水温は23度。水は濁り気味。

恒例の3キロです。今回で15回目だそうで。まったくよくここまで続いたものです。

作戦

先週の練習では南岸のアシでも釣れたが、大きめの魚は北岸のブレークと杭にいた。なので今日は北岸をメインにする。ブレークだけで3本揃えるのは難しいような気がしたのでアシも撃つが、基本は石田・田村のブレークとそれらブレークにからむ杭だ。アシで800、ブレークで1000、杭で1500、と3本揃えれば3300で優勝でしょう。

持っていったタックルは4セット。アシ用のラバージグ、ブレーク・杭用のフットボールジグ、ブレーク地形おさらい用のクランク、ブレークズル引き用のテキサスの4セット。

まずはアシ

6時ちょっと前に全員が揃ったので、その時点でトーナメントを開始する。6時10分前くらいだったろうか。前の晩から考えていた通り、迷わず田村のアシにゆく。ギザギザ鉄板の真ん中にある40mほどの狭いアシ原。狭いので、ジグを丁寧にピッチングしてゆく。ノーバイト。

そこから沖に出て、ブレークをクランクでざっと探り、杭にフットボールを落としてみたがノーバイト。

ギザギザ鉄板のすぐ横にある田村ドックのところから石田方面に広がるアシ原を撃つ。過去このアシでは、たぶん1回しか釣ったことはない。しかし、石田・田村のアシはいいときもある、というイメージがなんとなく頭の中にあったので、試してみることにした。ドック横から石田に向かって、ジグで流してゆく。50mくらい流したところでラインが走り1本目。6時50分、950g

こりゃ作戦どおりだ。というか、それ以上だ。作戦では800くらいだろうと思っていたがキロ近い。ほんとに3キロ釣れるかも。もう1本、アシでこれが出れば楽勝だ。と思ったが、あとは出なかった。

石田の2番

3番ブレークに入るつもりだったが人がいたので通り越し、誰もいない2番に入る。ここは最近あまり釣れたことがない。そのせいか、ここはいつも人がいない。しかしおいらはここが好きなので、たいていの場合ちょっとは試してみる。今日もちょっと試してみる。

石田ブレークではまずクランクから入ることにしている。いつものディプシードゥ3・SPでゴリゴリと底を小突く。ブレーク上に投げて斜面を斜めにダウンヒルでなぞってみたら数投目でいきないバイト。7時15分、1000g。さらにその数投後にもバイトがあって、乗ったのだけど、巻いてる途中でスッポ抜けた。ほんとかどうかは知らんがキロはありそうな感触だった。

こりゃ今日は2番にも魚がいるよ。でかいのが溜まってる感じだ。あと1本で3キロだよ。早くも優勝目前だ。ああなんだかバス釣り楽しいや。とか思ったが、バイトはこれでおしまいだった。テキサスでゆっくりやってもだめだった。

最後の1本はどこに

ここで最後の1本を探しに旅に出る。といっても、田村に戻っただけだ。朝方軽く流したブレークと杭を撃ちなおし、さらに朝方撃たなかったブレークをやってみて、もひとつ朝方撃たなかった激浅のアシを撃ってみてノーバイト。最後の1本はどこにいるんだろう。

3番にいた

石田方面に戻る。大津新堀沖の岬があいていたのでやってみる。だめ。さらに戻ると、3番に人がいない。3番はここのところもっとも優良なブレークだ。当然、入ってみる。

ここでもまずはディプシードゥで様子をさぐる。そしたら簡単に釣れた。周囲は1.5mくらいのシャローフラットなんだけど、3mくらいの溝が掘れている場所がある。その溝周辺を念入りにやる。表層にはボラが群れている。ボラの大群に向かってクランクを投げ、ラインにボラがあたるのを我慢して底まで引いてきて、あとは底の感触を確かめつつゆっくりと巻く。そしたらここでも簡単に釣れた。9時、700g。これまでの2匹にはマーカーをつけなかったが、この700にはマーカーをつけた。入れ替える気マンマンだ。ああ入れ替えたい。

さらに3番で続ける。そしたら第1投目でいきなりバイト。9時2分、800g。100gアップに過ぎないが、入れ替えだよ。夢にまで見た入れ替えだ。しかし800じゃまだまだ足りん。この魚にもマーカーをつける。

それからしばらく続けているとまたバイト。しかしこれはジャンプでバレた。たぶん800くらいだと思う。なのであまり悔やまれない。むしろ、連続バイトで気分がいい。気分よく続けるとまたまたバイト。コツコツコツと小突いていたらグググンと重くなった。スイープ気味に合わせを入れて巻いてくる。しかし巻く抵抗がむちゃくちゃ弱い。最後には、水面を滑るようにしてやってきた。9時15分、150g。こんな魚が800gたちと同じ場所にいて同じルアーを食ってくるんだ、なんだかなぁ。

もういいかな

まだ時間は早い。しかし7バイト5フィッシュで、すでにまあまあ釣れている。ふだんならここで見知らぬエリアに旅してみたり、あるいは早上がりしちゃうところだ。正直なところ、もう魚釣りは十分だという気分になった。950+1000+800=2750gで、いいようなそうでもないようなウェイトだけど、釣りの楽しみはもう十分に味わった。

ちょっとダレた気分で土浦港に行ってみる。ときどき大きいのがポロっと釣れる優良杭を撃って、ハードボトムをザクっとやって、H鉄鋼をざっと流してノーバイト。港の入り口で番人をつとめていたトライアンフさんに様子を聞くと「50アップ釣ったよ」とか言っている。この言葉を聞いたKawanaさんはビックリしたそうだが、おいらはすかさず「なに、ボラ、鯉?」と聞き返してしまった。人を信じないこのよこしまな心が釣果の差になったのかもしれん。

1500はどこに

というわけで、1500を探しに行こうと思ったのだけど、さっぱり見当がつかん。ハングリー精神を失っていたので考える力が湧いてこない。今思えば、石田と田村の全部の杭を撃って回ればよかったなぁと思うのだけど、トーナメント中は考えつかなかった。なんとなく、ブレークに入りなおしてみることにした。しかしノーバイト。最後にマルト沖ブレークもやってみたがここもだめ。ぼんやり気味に、12時、トーナメント終了。


2750gというのは微妙なウェイトだ。みんながしょぼければ優勝だろう。しかしごついのを1本混ぜた人がいたら勝てない。たとえば、1300+800+800に勝てない。1300さえ持ってれば、あと800を2本釣るのはさほど難しくない。十分にそういう釣果はあり得る。そういう人がいないことを祈るしかない。

検量前に人々に聞いてみたところ、Kawanaさん以外にはなんとか勝ってそうだ。おいらが「2800くらいかなぁ」と言ったらKawanaさんは「今日は計ってないんだけど、同じくらいだと思う」と言っている。Kawanaさんの言い方が「それよりちょっと少ないかも」という雰囲気だったので期待が膨らむ。

そして検量。みんなのウェイトをひととおり計って、あとはおいらとKawanaさんだ。おいらが先に計ろうかと言ったら、とんでもない、という感じでKawanaさんが先に計ることを主張した。Kawanaさんの目測では2800に届いていない感じだったのだろう。しかしだよ、計ってみたら3キロ超えてたよ。3106g。半ば期待していただけに、このときのショックはマグニチュードに換算すると8くらいの激震だった。まったくもう、Kawanaさんったら人が悪いんだから。

ちなみにおいらのウェイトは2796g。悪くはないが、これじゃ他を圧倒することはできませんな。毎回1500が釣れるようになりたいものです。実際、これ釣らないと勝てないし、昇段もできん。優勝するっていうのは難しいものですね。ちょっと前まではあたりまえだと思っていたのに、今じゃ優勝は、歩いてカラコルムに行くくらいたいへんなことに思えてきた。

あ、一句できた。

3キロの道ははるかなカラコルム。

駄句というのでしょうな。ふぅ。

ああ、いやいや、ふぅとか言ってる場合じゃないよ。その他結果については「第15回 3キロトーナメントの結果」をご覧ください、を書いて締めねばなるまい。


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06/07 牛久沼

2001年6月7日木曜日、牛久沼、吉乃屋ボート、ローボート。
曇りのち晴れのち曇り。午前中ほぼ無風。昼ごろいくらか吹いてきた。
魚探をセットしなかったので水温不明。

会社を休んで牛久のシャローを撃ちに行ってきた。川口のシャローマンも一緒だ。

過去、牛久沼では3回釣りをしたことがある。1998年秋、フローターで1時間弱やった。2000年冬、高橋さんのアルミに同乗したことが2回。牛久沼ではまだ1匹も釣ったことがない。なので今日の目標は1匹釣ることだ。できれば、この日のために新調したカリスマスティックKC-66Hで釣りたい。


3時半出発。4時10分、川口着。迷わずにすんなり行けた。幸先がいい。5時半ごろ、茎崎橋のたもとにある吉乃屋ボートに到着。ボート代2800円と入漁料400円を払って準備を始める。5時50分出船。

対岸に渡り、茎崎橋のたもとあたりから上流に向かって流してゆく。最初はバズで流す。ときどき、ラバジを落とす。10分ほどバズ中心でやってみたが出る気配がないので、ラバジ中心に切り替える。

アシとかガマが広い範囲に生えている。カスミの場合奥の方には水がないが、牛久の場合奥の方にも水がある。ポケット状のところを念入りにやるのだけど、そのポケットのさらに奥にも撃ち込める場合が多い。そういうときは奥のほうにも落とすように心がける。さらに、キワから数メートル離れた奥にもポツリとスペースができていたりする。届きそうなときはそういう場所に、アシなりガマなりの上からジグを放り込んでみる。

そういう奥まったところで釣れることもあると聞いていたのだけど、ほんとにそういうところでバイトがあった。ガマの上を乗り越えさせるようにポイっとジグを放り込んだ。3メートルほど先の隙間にポチャリと音を立ててジグが落ちた。その瞬間、バシャバシャとバスがそこで跳ねた。すかさず合わせを入れたつもりだったが乗らない。ラインがあちこちのガマに引っ掛かっているせいで力がジグまで伝わらず、合わせになってなかった、と思われる。こういう釣りの場合8フィートくらいあるロッドじゃないとダメなんですかね。というわけで釣れなかったが、ちょっと興奮した。

魚は奥の方にいるらしいので、できるだけ奥の方にジグを落とす。案の定、奥のほうには魚がいる。1時間のうちに3回か4回バイトがあった。しかしひとつも乗せられない。一瞬乗ってもすぐに外れる。どうやったらいいんでしょう。なにかコツとかあるんですか?


7時ごろ、茎崎橋のたもとに戻ってきた。こんどは下流に向かって流してゆく。このころ晴れてきた。風はない。暑い。釣れるような気がしない。しかし惰性でジグを撃つ。

案の定バイトがない。しかしまだ帰るには早すぎる。さらに惰性で続ける。腕が疲れてきた。6.6フィートを振り続けるのはしんどい。ちょっと寝るかとも思ったが、暑くてだめだ。続ける以外にない。ダラダラと流す。

シャキっとしたのは10時40分。あいかわらず晴天無風だが、釣れた。倒れアシの隙間に1/4オンス・ジグを落としたらココンとシャープなアタリがあり、すかさず合わせたら外に出てきて、釣れた。1050g。これで目標達成だ。今日は1本でも釣れればいい。しかも、今日初めて使うKC-66Hで釣れた。会社を休んだカイがあったというものだ。

しかしあとが続かない。2回バイトがあったのだけど、どちらも乗らない。ショートバイトなんだか小さな魚なんだかよく分からんが、とにかく乗らない。下手だ。


再びダレてきたので橋の下の日陰で昼寝。涼しくて気持ちがいい。

20分ほどで目がさめた。そのわずかな間に雲が出てきて風も出てきた。釣れそうな感じがしたので釣り再開。

そしたらいきなり釣れた。風があたっているところ。特にポケットとかではなく、変哲のないただのアシ際にジグを落としたら食った。12時15分、800g。風のあたっているところを中心に撃ってゆく。そしたらこんどはラインが走った。12時40分、800g。さらにもひとつ乗ったのだけど、これは途中ですっぽ抜けた。

以後しばらくがんばるが追加できず、13時40分、おしまい。


牛久で初めて釣れてしあわせ。1匹目が釣れたとき思わず「やったあ〜」とつぶやいてしまった。

KC-66Hで3本釣れた。ゲンのいいロッドだ。アシ際スペシャルと命名してよかった。しかしこれを一日降り続ける腕力がおいらにはない。これからは疲れたら5.6フィートを使うようにしよう。

牛久のシャローは複雑ですてきだ。あれなら飽きずにシャローをやり続けることができる。近いうちにまた休みをとって行きたいものだ。

ピッチングでジグを落としたあとの体勢がおいらは悪い。瞬時に大きな合わせが入れられる体勢を常に維持しなければなるまい。それと、ラインでアタリが取れないとダメね。ピックアップ時にようやくバイトに気づくということが何回かあった。慌てて合わせを入れてはみたものの、中途半端な合わせ方になっちゃってちゃんと乗らない。

というわけで、自分の下手さを思い知ったわけですが、楽しかったです。小雨の平日にまた行きたい。

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06/02 霞ヶ浦

2001年6月2日土曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
曇りのち晴れ。南寄りの弱風で釣り日和。
朝のマルト沖の表水温は22.7度。水は濁り気味。

志木のシャローマンと一緒にマルトに行ってきた。いちおう2人とも来週の3キロの練習のつもりだが、練習になってるかどうかは疑問だ。


5時20分出船。桜川河口のアシ。思いのほかボートが多い。南岸は流すスペースがなさそう。しかたなく、北岸の河口部30mほどをスピナベで流す。ノーバイト。

5時45分、風車の公園のアシ。バズベイトで流す。ポケットの奥に投げ込んで30cmくらい引いたところで出たが、バシャッという音に体が即座に反応してしまいスッポ抜け。このエリアで出たのはこれっきり。

大岩田スーパー護岸の上にはウェーダーを履いた釣り人が何人も乗っかっていて、近寄る気になれない。スーパー護岸沖の杭にフットボールジグを落としてみる。30本くらい落としてノーバイト。

6時40分、武器学校の向こう側、大室という地名だろうか、そこのアシ原をバズで流す。ここでも1回出た。こんどは即座に合わせるようなヘマはしない。一呼吸おいてからスイープ気味に大きく合わせる。めでたく乗った。が、巻いてるときに外れた。

技研方面に向かってさらにアシを流してゆく。晴れてきたので、なんとなくバズじゃないような気がして、スピナベに替える。これでようやく1本釣れた。7時40分、600g。アシ際に落として表層付近を手早く引いてたら、際から50cmくらい離れたところで食った。

ひととおり南岸のアシを流したところで北岸に渡る。

8時15分、田村。田村のはずれ(沖宿に近いほう)のブレークから始める。ディプシードゥ3・SPで地形をざっと確認し、ジャンボグラブ・1/4ozテキサスをズル引く。これで2本目。8時30分、900g。ブレークの斜面の固くて根掛かりしやすいところをズル引いてたらクククとあたった。ふつうにやってたらふつうに釣れた。

ギザギザ鉄板沖のブレークに移動する。田村エリアのうちもっとも好きなブレークだ。ここでもディプシードゥとテキサスでやる。しかしブレークではバイトがない。その代わり、杭で食った。ちょうどブレークの斜面に立っている感じの杭。水深は2.5mくらいだろうか。ここに1/2ozフットボールジグを落としたらフォーリング中にコココと明確なバイトがあった。即座に体が反応し3本目。9時10分、1100g。痩せてもなく太ってもないふつうの体型。

ギザギザ鉄板の途中にあるアシもやってみる。50mもないくらいの狭い範囲のアシ原なので、ガード付きのジグで地道に流す。アシ原の終点に近いところでようやくバイト。小さなポケット状のところに落としたらコココンと小気味よく食った。9時30分、600g。これで4本。

9時50分、大津新堀横のアシ原。ここもジグで流すがノーバイト。大津新堀沖の岬状の張り出しにも数投したが、なんとなく感じがでない。

10時20分、石田3番ブレーク。最近ここは人気があるみたいなんだけど、今日は誰もいない。まずはディプシードゥで様子を探る。そしたら2投目だか3投目だかでいきなり食った。固いところをゴリゴリと小突いていたらクククンとあたった。しかし小さい。10時25分、400g。さらに3番で続ける。水深2mくらいのブレークの斜面をテキサスでズルズルやってたらクククとバイト。10時45分、800g

石田2番は不発。1番もダメ。ここで志木のシャローマンがやってきた。先週と同様、今日もなんだかニコニコしている。「バス釣り楽しいよぉ〜」とか言っている。どういうことだ?

それは置き、おいらの釣り。といっても、もう書くことはない。最後にマルト前ブレークをやって、12時20分、終了。


600g、アシ、スピナベ
900g、ブレーク、テキサス
1100g、杭、フットボールジグ
600g、アシ、ラバージグ
400g、ブレーク、クランク
800g、ブレーク、テキサス

今日の釣果をまとめてみると、やはり北岸のブレークが有利か? しかしアシの釣りが楽しくてね。来週の3キロは、どこでなにをすべきなんだろう。というか、今日が3キロだったらよかったのになぁ。どうも、2回連続で釣れるような気がしなくて。

まあ来週のことは来週考えるとして、思うに、先週まで産卵後のクタクタ状態だった魚が今週は回復してきたような感じだった。アシにしろブレークにしろ、ふつうに釣りをすればふつうに釣れる状況だったような気がする。

となると、好きな釣りとか得意な釣りとか、集中力を持続できる釣りをすればいいってことかな。というわけで、かどうかは知らんが、とにかく、都合のよろしいかた、来週の3キロどうすか?

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