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釣行記−2001年5月

05/27 霞ヶ浦

2001年5月27日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
雨。桜川にいたので風の様子はよく分からん。そこそこ吹いてはいた。
魚探をセットしなかったので水温も不明。
分からないことだらけだ。

雨なので、釣りに行くことにした。謎の釣り人K氏M氏も釣りをしに来ていた。


5時出船。桜川にまっしぐら。といっても、桜川はゆっくり進まなければならない。橋の下はエンジンが擦れるほど浅くなっていることがあるのでデッドスローだ。ボートが浮いてる付近もゆっくり進む。ヘラ釣りの人がいるような場合はエンジンを止めてエレキで進む。ようようにして6号線の手前に到着し釣りを開始したのは5時20分。出船時はまだ降っていなかったが、釣り始めるのとほぼ同時に降りだした。サンダルを長靴に履き替えレインウェアを着る。雨の日は体温が奪われるので中にフリースを着ている。これでもいくらか寒かった。

さて釣り開始。スピナベで流してゆく。これで簡単に1本釣れた。5時40分、450g。その直後、また釣れた。5時42分、400g。なんだもしかして今日は20本くらい釣れちゃうんじゃないのか。ああ忙しくなりそうだ。と思ったが、釣れない。ラバジでも釣れない。バイトすらない。最初に釣れたエリアだけに魚がいるんだろうか。

じゃんじゃん上流に向かって流してゆく。フローターが3つ浮いている。ヘラの人も、テントを張ってその中から竿を出してがんばっている。こんな雨の日によくやるよまったくもう。誰もいない桜川を夢見ていたが早くもズタズタになった。が、常磐道よりも上流は誰もいなかった。しかし釣れる魚もいなかった。

スピナベを撃ちながら引き返す。

常磐道下流50m、ちょっとしたシャローフラット状のところ。岸際に投げて引いてくる。際から2mくらい離れたところで水面がかすかにモワっと動き、手に魚の感触が伝わってきた。さっさと寄せるつもりが意外に抵抗する。最初の2本に比べるといくらかまともなサイズだろう。ボートのそばまで寄せてきた。ラインをたぐり寄せ、口をつかもうとしたそのとき、バレた。脱力。といっても、たぶん800gくらい。なんて具合に今でこそ強がってみせたりもするが、気が抜けた。

何の気なしに下流に向かって流してゆく。岸から1mくらいのところに杭がズラっと整列しているところがある。杭と杭の間にチマチマとスピナベを通していたらバイト。しかし乗らず。もう一度同じところに通すとまたバイト。今度は釣れた。8時30、300g

おいおい3本揃ったよ。合計1150gだってさ。なんというか、バス釣りっていうのは面白いのかそうでもないのかよく分からんね。気合と脱力が交互に訪れる不思議な遊びだ。

さらに流してみるがノーバイト。9時50分、土浦港にいた。

2m程度のハードボトムをフットボールジグでやろうと思って、目印の杭のところにボートを付ける。とりあえず、目印の杭にジグを落とす。底まで落としたところで聞いてみたらクククというかズズズというか、杭にラインが擦れるのに似た感触があった。考える前に合わせを入れていた。ググンと思い。けっこうデカイか、と思ったが、わりと簡単に上がってきた。が、ボートのヘリまで寄せてみると、やっぱりけっこうデカかった。さてハンドランディングだ。しかし口を閉じている。右手で背中をつかむ。しかしこの持ち方じゃ持ち上がらん。さてどうしたもんか。と一瞬思ったが、背中をつかんだはずみで口を開いた。右手で背中をつかんだまま左手でアゴをつかんで無事ランディング。9時52分、1500g。おなかはへこみ気味。あとで気づいたんだけど、この魚はもしかしてけっこう長かったか? 長さも計っときゃよかった。まあ別にいいのだけど。

さてそれで、港のハードボトムは不発。石田のブレークもやってみる。石田でジグを投げていると、M氏が近づいてきた。なんだかニコニコしている。もしかして、顔に出やすいタイプか? まあそのことは置いといて石田のブレークなんだけど、不発。魚探を持ってはいたもののセットしなかったのでもひとつ感じがでない。地形はだいたい分かっているのだけど、それでもやっぱり魚探がないとシャキっとしないらしい。

11時40分、おしまい。

おいらはダメだったけど、ブレークも悪くないらしいすよ。これからですかね。とはいえ、どうももひとつ気合が湧かんね。こんな雨の日でも人が多いというのがうんざり。今日はじめて気がついたのだけど、釣りにしろ野鳥撮影にしろ、人が多いところでやってると楽しさが半減するらしい。人がいなくて魚がいる、とか人がいなくて鳥がいる、とかいう状況に身を置くことが楽しさの根本なんじゃなかろか。というわけで、屋外の遊びは真冬がいいですね。

わけのわからない結論が出たところでごきげんようさようなら。

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05/13 霞ヶ浦

2001年5月13日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
晴れ。北東微風のち南弱風。
朝のマルト前の表水温は19.5度。

3キロですわ。作戦らしい作戦は特になし。いつものように石田・田村のブレークをやる。クランクでざっと流してそのあとフットボールジグをズル引いたり泳がしたり。それでも釣れなきゃワームをゆっくりズル引く。これでふつうは3本釣れる。3本釣れたらジグを浮かせて大きいのを狙うと。こりゃ完璧じゃないか。


6時スタート。とりあえず石田のアシをやろうかと思っていたが先行者がいたので通り越し、田村のアシへ行く。ここには人がいない。ほんの30mほどの小さなアシ原をスピナベで流す。流している途中に杭がある。水深は1mもないくらい。ここに何の気なしにフットボールジグを落とす。そしたらラインが流れた。まさかほんとに魚がいるとは思っていなかったので合わせが遅れた。おまけに、ラインがたるんでいたらしく、合わせが弱かった。ジャンプでバレた。700g程度の平均サイズだったろうか。

なんだか朝から調子悪いよ。ショボい一日になりそうな、悪い予感。

アシ原の残りを流し終わるとそこはギザギザ鉄板エリアだ。鉄板の上には数本の竿を並べたブッコミ釣りの人がいる。ブッコミの邪魔にならないように沖に出ようと思いエレキで進んでいたら、ブッコミの人はおいらが侵入するんじゃないかと思ったらしい。「おい、そこ入ってるよ」と邪険な口調で叫んだ。気を利かせて避けようとしているときにこういうことを言われるとなんだかやるせないね。だから避けようとしてるんじゃないかバカヤロー、とか、そこに入ってるからどうだっていうんだクソオヤジ、とか、ケンカごしの応答をする人がいてもおかしくはないよ。「そこ入ってるんで気をつけてね」みたいにやさしく声をかけてくれれば言う方も言われるほうも気分がいいと思うんだけどなぁ。こういう理不尽な目に合うと、日本の民度の低さを嘆かずにはいられない。

さて、釣りですわ。田村のブレークを流してノーバイト。大津新堀の岬とか吉田幸二の岬もノーバイト。石田3番は人が多い。2番ではノーバイト。1番も船がいる。土浦港もダメ。マルト前は船がいっぱい。桜川に入ってみたがヘラ釣りの人がずいぶん多い。船もぼちぼち入っていてやる場所はちっともない。どこへ行っても水は悪いし、風も吹いてこないしでとてもじゃないが釣れるような感じがしない。

まだ2時間ほど時間はあるが、もうすっかりあきらめた。早く終わんないかなぁとか、メシ食いに行きたいよとか、帰って写真撮りたいなぁとか思ってました。安西先生のことばは思い出したけど「今日はもうかんべんしてください」と応えたよ。ああもういいや。

ということで、最後の1時間は帰着場所に近い土浦港でいいかげんにジグを投げていた。そしたら終了30分前、着底前にクククンとアタリがあって釣れたよ。11時30分、800g。なになに、釣れるじゃないか、よしあと2本連続で釣れてくれ、というように気力と集中力が湧いてきたが湧いてくるのが遅かった。マグレのこの1本でおしまい。


11組中第7位。しょぼい。ブレークがつぶれると手も足もでん。どこでどういうふうに釣るべきかとかってことを考える以前に、こんな状況のときにおいらに釣れるわけがない、となんの疑念もはさまずに断定しちゃったよ。釣れるイメージが全然湧かなかったなぁ。なんだか立ち直るまでに時間がかかりそうな予感。

その他の結果について詳しくは「第14回 3キロトーナメントの結果」をどうぞ。

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05/05 霞ヶ浦

2001年5月5日土曜日(子供の日)、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
うすぐもり。北東のち南東。終日微風。
朝のマルト前の表水温は15.3度。先週より、3度ほど落ちている。

来週の3キロに向けて、練習。志木の釣り名人と一緒。中野の釣り名人も来ていた。朝霞の釣り名人は休み。どこか遠くで釣りをしているらしい。引き離すチャンスなり。


5時10分出船。石田のアシをスピナベで流す。第2投目、出っぱったところをかすめるように引くとクククとバイト。水面をすべるように寄せて1匹目。なんと、150g。水槽で飼うのにいいサイズ。

5時50分、田村のギザギザのアシ。15分くらいで流し終わり、次はその沖のブレーク。ファットペッパーで1.5〜3mくらいのブレークを流す。コツコツと底を叩いていたときググンと重くなり2匹目。水深は2mくらいだったろうか。6時15分、950g。まずまずのサイズ。最近田村には大きなのがいるらしい。

さらに田村のブレークを流す。田村のブレークといっても、300mくらいの範囲にわたって広がっている。今日はその7割がたの範囲を流した。おかげで、これまであまりやらなかったところで釣れた。1.5mくらいのシャローフラットから、なだらかに落ちて3mとかになる。底はあまり固くない。砂地だろうか。ブレークラインの起伏もたぶんさほどなく、のっぺりとしたナチュラルブレーク状になっている。そういうところでファットペッパーを投げていた。底を小突く感触は総じてぬるいのだけど、周辺に比べて若干固いところをコツコツと通していたらグググンと重くなった。7時20分、1400g。いいサイズだ。

その後、大津新堀のブレークをやって、石田ブレーク3番、2番、1番とやり、さらにマルト前ブレークをやる。マルト前の深めのところでフットボールジグをズル引いていたら、コンと明確なバイトがあった。合わせると強烈な引き込み。鯉の背中に引っかかっていた。それ以外、バイトなし。いや、この鯉も、バイトではない。が、合わせの動作をしたのはこの鯉のときだけだった。12時20分、終了。


今日はマッドペッパーをずいぶん投げた。おかけで、手首が痛い。投げるときに手首に負担がかかるらしい。1日投げ続けるのはおいらには不可能だ。ファットペッパーがせいぜいのところ。Kawanaさんの偉大さを思い知った。

来週の3キロの基本方針は、田村のブレークをファットペッパーでやる、ということになりそうだ。それがダメならダメで当日どうにかすればいい、という程度にしか方針は立たない。

そんなとこすかね。

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