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今日の買い物
2003年6月


2003/06/30

免疫をご存知だろうか、といってもおいらもよくは知らない。体内に入った異物を排除したりやっつけたりする働き、とかでだいたい合ってるような気がするが、ほんとかどうかはあやしい。まあしかしそういうことにしておいて。

細菌なんかが入ってくると生体はそいつをやっつける。そして、その細菌のことを覚えておいて、以後、その細菌をやっつけやすいように準備しておく。麻疹(はしか)に一度かかるともうかからない、とかっていうのはこの働きによるのだと思う。

こういう働きが備わっているのだから、細菌などのいろいろな微生物に対して免疫機能を高めておくと感染症にかかりにくい丈夫な体が得られる。と一般的に言えるのだと思う。

さて、そこで、近ごろは泥んこになって遊ぶような屋外の遊び場が減っている、という話し(「とりあえず」H15年6月30日)につながってくる。土には様々な微生物が暮らしているのだけど、泥んこになって遊ぶと微生物が体内に入るチャンスが多くなる。そしてその都度、様々な微生物に対して免疫ができ、ちょっとやそっとの微生物にはめげない丈夫な体が養われる。

というわけで、子供が外で遊ぶというのは、感染症に耐えるよう体を鍛えるという意味でいいことなんじゃないですかねぇ、というお話し。さらに言うなら、極度に微生物を嫌って抗菌グッズとかを多用するのもどうかと。

『逆襲するバイ菌たち』(三瀬勝利著、講談社、1998)には次のようなくだりがある。

健康な人が抗菌グッズや抗菌筆記用具など使ってどれだけの意味がありますかね。自分のお尻にいっぱい大腸菌をつけておいて、手足だけキレイにしてみても、何の益があるのかなあ

この著者の先生は研究のためにこれまでに何度も大腸菌を飲んできた剛の者であり、一方おいらは大腸菌を飲もうと思って飲んだことは一度もない普通人なんだけれども、先生のこの意見に賛成。子供のころから微生物に親しんでおかないと、いい大人になって釣りをするときに困る。ヘラブナエキス交じりの羽生吉沼の水とかが口に入っても平気な体が必要だ。

ときにこの本によると、コレラ菌を自分の意思で飲んじゃった凄まじい人が、抗生物質が存在しなかった時代のヨーロッパにいたそうだ。という具合に、この本はけっこう面白いです。著者はなかなかおちゃめな人のようで、この本は楽しく読めるように書かれています。でもって細菌について詳しくなれるのだから読まないと損かも。

この本は川越西図書館で借りたものです。今はおいらが借りているので借りられません。今週中に返す予定。川越および近隣のみなさん、もうしばらく待ってください。

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2003/06/28

さいきん近所で撮った写真のなかから、今日はバリケンとマガモでも。

小畔水鳥の郷公園のバリケンはあいかわらず元気にしている。写真は、散歩の人が与えたパンくずかなにかを食べているところ。

ときにこのバリケンは、おなかが異様に大きくなっている。目にピントが合ってないのは、わざとこの大きなおなかにピントを合わせたからで、ピントを合わせそこなったわけではない。

この異様なおなかの中には卵が入っているのだろうか。今後の経過を調査したいところなんだけど、個体識別できるに至ってないので難しい。

おなかの大きなバリケン

次はマガモ(合鴨?)。こうして接近して見ると、けっこう愛嬌のある顔をしている。

マガモの顔

ときにマガモは、まぶたを閉じる。人間と違って、まぶたは下から上に閉じてゆく。この写真を撮った日まで、そのことを知らなかった。なんかこう、目をつぶったところが、愛らしいと言えなくもない。

まぶたを閉じるマガモ まぶたを閉じるマガモ

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2003/06/06

6月3日に霧ケ峰で撮った写真は今日が最終回。最後はノビタキ(オス)。

まずは杭に止まっているところ。霧の駅の駐車場の目の前の第1園地で撮影。距離はわりと近いが、杭に止まってもあまりおもしろくない。どちらかというと、人工物ではなく自然物に止まってほしい。(この写真はアンシャープマスクを強くかけすぎたか?)

ノビタキ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4、JPEG Fine、ISO200、f4・800

次の2枚は第4遠地でビンズイを撮っているときについでに撮ったもの。どちらも2倍のテレコンを付けている。そのせいか、なんだか眠たい写真になっている。三脚を使って撮ったのだけどブレているんだろうか。それとも、ピントが甘いのか。まあしかし、岩に止まっているのはなかなか感じがいい。

ノビタキ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・320

このころ太陽はかなり上のほうにあったのだけど、なんとかキャッチライト(目の光)が入っている。顔の真っ黒な鳥はキャッチライトなしじゃ顔が分からなくてどうにもならん。ノビタキの夏羽のオスを撮るなら朝のうちか夕方がいいのかも。

ノビタキ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・320

というわけで、ノビタキのオス3枚でした。メスももちろんいるのだけど、オスよりも少ないような気がする。おまけに、オスほど近くに来てくれない。次回はメスを中心に撮りたいものです。

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2003/06/05

霧ケ峰Part.3。今日はホオアカ。

霧ケ峰ではおなじみのメンバー。ノビタキよりも警戒心が強いらしく、あまり近寄れない。今日の写真はすべて2倍テレコンを装着して撮ったもの。

ホオアカ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・250

ほっぺたが赤いのでホオアカ。ほっぺたが白いホオジロは三河武士を思わせるが、ホオアカは対照的に尾張武士を思わせる。(ホオジロは強そうで、ホオアカは弱そう。といっても、三河武士が強くて尾張武士が弱かったのかは知らない。が、どこかにそう書いてあったような気がする。たぶん司馬遼太郎。というか、事実がどうであれ、おいらの中では三河武士は強く尾張武士は弱いということになっている。)

同じ場面の写真をもう1枚。こっちを向いたところ。

ホオアカ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・250

どっちの写真も遠くて解像度が低い。おまけにシャープさに欠けるし、光の当たる角度も悪い。そこでもう1枚。こんどのは光がしっかり照らしている。おかげでほっぺたの赤さがよく分かる。この場所でこっちを向いてくれると胸のネックレスっぽい模様がよく見えてなお良かったのだけど、こっちを向かずに飛び去った。まあしかし丸っぽくなっているところが撮れたので嬉しい。ホオアカも、 ジョウビタキ♀と同じくらい丸っぽさが似合う鳥だ。

ホオアカ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・320

というわけで、今回の霧ケ峰ではビンズイだけでなくホオアカも撮れてよかったです。もうしばらくたったら花が咲くでしょうから、そしたら花と一緒にホオアカを撮りたいものです。

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2003/06/04

なんと今日は買い物を少々。

水槽用のろ過装置を買ってみた。これまでは水槽セットに付属していた上部ろ過装置を使っていたのだけど、これだとろ過能力がイマイチらしく、うちの水槽の水はすぐに悪化していた。特に夏は悪化が早い。そこで、外部ろ過装置を購入。ニッソーのプライムパワー20というもの。60〜90センチ水槽に対応している。うちの水槽は45cmなんだけど、将来大きな水槽に買い換えるかもしれないから大きなものを買ってみた。ろ過能力がありすぎて困るというのは考えにくいから、これで問題ないだろう。既に水槽に設置して稼動中。

さて、霧ケ峰Part.2。

今日はビンズイくん。ビンズイを撮ったのは今回が初めてだ。初めてにしてはわりと近くにきてくれて、よく撮れた。ビンズイは相性がいいのかも。

霧ケ峰の公園の第4園地周辺をなわばりとしている個体がいる。看板の下にはベンチがあって、そこに座って鳥を待つことができる。今の時期の平日は通りかかる人がほとんどいないので、撮影しほうだいだ。下の写真は第4遠地に向かう途中で撮ったもの。看板のすぐ後ろの岩でさえずっていた。ベンチに座っているときはさすがにここまではこないだろうと思っていたが、妻と一緒に座っているとき、目の前のこの岩に一度止まった。おいらのレンズは最短撮影距離が5メートルなので、近すぎてピントが合わない。は何枚か撮っていた。明日現像が上がるらしい。

第4園地のビンズイ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4、JPEG Fine、ISO200、f4・750

これがビンズイ(下の写真)。タヒバリに似ているが、ビンズイのほうが美人なので間違えることはない。が、念のため書いておくと、タヒバリは茶色っぽくてビンズイは緑っぽい。この写真は2倍のテレコンを付けて撮ったのだけど、ほんとはテレコンなしで十分なくらいの距離だった。ほとんど真横から撮っているのに尾のあたりがぼやけているところが距離の短さを感じさせる。

ビンズイのクローズアップ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・320

こうやって木に止まってはさえずっていた。木の頂点に近いところに止まるので、背景が抜けて写真になりやすい。下の写真は手前の枝がちょっとじゃまだけど。ススキの枯れ草もないほうがいい感じだし。まあでも実際がこうだったんだからしょうがない。ビンズイは枯れススキを気にしない、ということがこの写真から推測できるし。

木でさえずるビンズイ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・320

そこらじゅうにゴロゴロと転がっている岩の上でも頻繁にさえずる。下の写真はほぼノートリミング。左右をいくらか切っただけ。テレコン外せばいいのに、と今になれば思わないでもないのだけど、撮ってる最中は、せっかくテレコン付いてるんだからわざわざ外して鳥を小さくすることはあるまい、くらいに思う。

岩でさえずるビンズイ

2003年6月3日、霧ケ峰、Nikon D100、AF-S500F4+TC20E、JPEG Fine、ISO200、f8・200

よく見える場所でよくさえずるので探しやすいし撮りやすいいい鳥だ。ウグイスなんかはちょっとは見習ってもらいたい。ちなみにウグイスは市街地周辺から霧ケ峰まで、あらゆるところでさえずっているが、姿を見せることは少ない。茂みに隠れてさえずっている。撮るのはなかなか難しい。

今回は木や岩に止まっているところばかりだったが、飛びながらさえずる場面も撮りたいものだ。ヒバリふうに上昇しながらさえずったりする(あそこまで高くは飛ばないけれど)。さえずりの声もヒバリに似ている(あれほど長くはさえずらないけど)。さえずっているときはそんなに速いスピードで飛ぶわけじゃないので、イワツバメの飛翔よりは撮りやすいと思うのだけど、おいらのウデでは簡単じゃない。

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2003/06/03

先週行ったばかりなのにまた霧ケ峰に行ってしまった。

今回は佐久ICで降りて県道40号を南下して白樺湖畔に出た。東部湯の丸ICで降りて国道152号を南下するのに比べて、ドライブコースとして快適。高速道路の料金が(300円だけ)安いし、距離もちょっとだけ短いような気がするし。

7時半ごろ現地に到着。霧の駅の駐車場に車を止めて、目の前の公園をさっそく探索。ノビタキとホオアカはあいかわらず駐車場の目の前のエリアにいるが、前回よりも数が少ないように思える。

周囲を見渡すと、50メートルほど先の木のてっぺんにカッコウを発見。今日は一脚じゃなくて三脚を使っているので、2倍のテレコンを装着してカッコウに近寄ってみる。500ミリの2倍なので1000ミリ。デジカメなのでさらにその1.5倍相当の焦点距離だ。それでも撮れたのはこんな写真。ずいぶんとトリミングしてあるものだから解像度が低い。

カッコウ

カッコウにはなかなか近寄らせてもらえない。それでも今日は見れただけいいほうだ。鳴き声だけは一日中聞こえていても姿を見ることは意外と少ない。飛んでいく姿はよく目にするが、止まっているところはめったに見ない。しかしこれは探し方が悪いだけかもしれない。

見られて嬉しい気分なのでもう1枚。似たような写真で面白くないが、カッコウの体勢に注目すると、ことによるとちょっとだけ楽しいかも。上の写真にしろ下の写真にしろ、左右の羽を下に下げて尾を上に立てている。だからどうだという考察が思いつかないが、これがたぶんカッコウが木に止まるときの基本姿勢だ。そういうつまらないことでも知っていて損はない。

カッコウ

ほかにノビタキとビンズイとホオアカも撮れたのだけど、それらはまた後日。今日は特にビンズイがよく撮れたので大満足です。

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2003/06/02

近所を流れる小畔川には何本もの橋がかかっているのだけど、我々が川辺を歩いて調査した範囲では、なぜかある1本の橋でのみイワツバメが繁殖している。他の橋と条件がどのように違うのかさっぱり分からない。

下の写真は5月28日に撮ったもの。川のすぐ横の田んぼで巣材の泥やら草やらを集めるイワツバメ。画面のいちばん左にいる飛んでる個体を見ると、腰(尾の付け根のあたり)が白いのが分かる。ふつうのツバメは白くない。腰が白ければイワツバメ。

イワツバメ

巣がかけてある橋げた裏面から飛び立って田んぼに降りて泥をくわえて巣に戻る。川の周辺をグルグルと飛び回ってから巣に戻る場合もある(田んぼに降りたかどうかは分からない)。この場合はエサ(飛んでる虫)を捕まえているのかもしれない。虫を捕まえて子供に持っていってやるのだろうか。次回はそのあたりをもうちょっと正確に観察したいものだ。

飛んでいるところを撮ろうと試してはみたのだけど、ピントの合った写真は1枚もなかった(デジカメだから「ピントの合った画像データは1つもなかった」かも)。フワっとスピードを緩める瞬間があり、そういうタイミングならピントも合いそうに思えるのだけど、実際にやってみると難しい。ツバメに比べればイワツバメは飛ぶスピードがいくらか遅いように思えるが、それでもツバメの仲間だけあって遅くはない。フレームの中に入れ続けるだけでもずいぶんと難しいのに、おまけにピントまで合わせようだなんてとんでもない。

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2003/06/01

去年の秋に買った鉢植えの梅が実を付けた。基本的に花を鑑賞するための鉢植えだと思うのだけど、期せずして梅の実10個を収穫。

梅の実10個

せっかくだから梅酒を作ってみました。

梅酒

さて、どんな味になることやら。飲める代物になればいいのだけど。自分はお酒が好きじゃないので、お酒が嫌いじゃないにプレゼントしようかと思います。

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