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今日の買い物

2001年10月

2001/10/31

第18回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新。トラさんのエントリーを追加。参加予定者は6人。これで今回はヘラブナ界からの参加が、おいらとトラさんの2名になった。バサーの小僧っ子どもにヘラ師のすさまじさを見せてやろうじゃないか。

先週に続いて今週も鳥の写真を更新できた。撮りやすい鳥は撮りきった、とまではいかないにしても、今となっては新種を載せるのが難しい。それなのに2週続けて新種が載せられてしあわせ。

彩湖の草原の撮影ポイントを発見できたのがこれら成果のゆえんだ。そこは草原のエッジ部分に位置しているため、鳥が出てきさえすればさえぎる障害物はない。日中は順光になっていて、光の具合も悪くない。土手になっているため、草原をほどよく見渡せる高い位置で撮影できる。そのあたりはバーダーたちにあまり人気がなく、不用意に鳥にプレッシャーをかけずにすむ。というすばらしい撮影ポイントだ。西浦のバス釣りにたとえると、石田3番ブレークみたいなポイントだ。

今日載せたノビタキは、夏はシベリアや北海道や奥日光で過ごし、そこで繁殖する。そのころは夏羽で、オスの顔は真っ黒になっている。冬は台湾とかそれより南のほうで過ごす。いまは北から南への渡りの時期で、通りがかりの彩湖に立ち寄っているだけだ。彩湖で見られる期間はそれほど長くはないだろう。それだけに、撮れてうれしい。

それに対してオオジュリンは一時的に立ち寄るのではなく、冬じゅういる。夏は北のほうで過ごすらしいが、冬は彩湖にたくさんいる。アシ系の植物の茎から茎へと移動しつつエサをとる。くちばしで茎を割って、中の虫を食べたりするらしい。草原で耳をすますと、姿は見えなくても、パシパシと茎を割る音が聞こえてくる。音が近づいてくるとおいらは、出てこい出てこいと念じつつ撮影体勢を整える。

では最後におまけ写真のセッカちゃん。

ぼんやりセッカ


撮ってるときはオオジュリンだと思っていたが、これはもしかしセッカじゃなかろうか。

セッカといえば、我々夫婦のあいだでは撮りたい鳥ベストスリーくらいに入っている大人気の小鳥だ。夏場田んぼの上空などをヒ・ヒ・ヒと鳴きながら飛んでいる姿はよく目にするが、近くで見れたためしがない。この写真は歴代最短距離だ。が、たぶんこれは被写体ブレ。ススキがたわんでいる最中にシャッターを切ったような気がする。ちなみにシャッタースピードは400分の1秒。遅いわけでもないのだけど、まあとにかく撮れてなかった。

しかし落胆してはいけない。彩湖の3番ブレークで待っていれば目の前に出てきてくれる可能性がある。とはいえセッカはなにしろちっこいので、近くに出てきてくれないとそれらしく写らない。おまけにあまりじっとしていてはくれないだろう。というわけで、チャンスはあるだろうが、撮るのはなかなか難しい。


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2001/10/30

第18回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新。JUNさんのエントリーを追加。これで参加予定者は5人。早くもかっこうがついてきた。が、まだまだ増えるに違いない。いつものパターンからすると、開催1週間前くらいから参加者が集まりだす。まだしばらく時間がある。

写真の現像ができた。けっこう撮れていた。さっきまでスキャンしていた。ほんとは今日のうちに写真のページを更新したい気分ではあるのだけど、今日はスキャンだけでせいいっぱいだ。

木工好き集まれ、のコーナー。


まずは問題。左の写真はなんでしょう?

正解は、先っちょの先っちょ。つまりこれが、先っちょの中の先っちょだ。


ウドン皿その2


左の写真はウドン皿その2と先っちょその2と先っちょその3。上の写真は、左側の先っちょの先端部分。

このウドン皿は最初に作ったものよりも、ウドンを摘み取りやすい、はず。まだ使ってないのでほんとはどうかは分からないが、たぶん使いやすい。取り出し部分がすぼまっているのが特徴。すぼまったところにウドンをツルリと滑らせると、うまいこと摘める見た。


ウドン皿その1


ちなみにこれがウドン皿その1。

一度だけ使ってみたことがある。使いにくいというほどでもなかったが、その2に比べれば劣るだろう。それと、これは長すぎた。20cmくらいの長さがあるのだけど、この半分くらいで十分だと思われる。なのでこの半分くらいの長さのウドン皿その3(ウドン皿ミニ)の制作を、新たに計画している。


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2001/10/29

1週間くらい前から、カレーが食べたい気分になっていた。おとといの土曜日、ようやくその念願がかなった。川越ドイトに行った帰り道、ココイチに寄ってカキフライカレー(チーズ乗せ)を食べた。ちなみにおいらはココイチでは、たいていの場合チーズをプラスする。それはともかく、ようやくカレーにありつけたのだけど、それでもまだカレーモードが抜けきらない。なので昨日の武蔵の池でも、お昼ご飯はカレーだった。これでカレーはもう十分かと思っていたが、今日もなんだかカレーが食べたいような気がしてきた。いつものソバ屋でカレー丼を食べた。そこのソバ屋で頼むものは5種類ほどのうちのどれかで、カレー丼は頼んだことがない。なのでおばちゃんに、珍しいね、と言われた。それだけ。

ウドン皿その一はすでに完成し、一度使ってみた。その反省を活かしてウドン皿その2を作っている。あと1回ニスを塗れば完成だ。このウドン皿はその一に比べてかなり使い心地がいいと思われ、これでウドン皿はもう必要なかろうとは思うのだけど、なにか作りたい気分は相変わらずあるので、ウドン皿その3を作ろうかと思っている。これまでの2種類よりも小さなものを作る。ウドン皿ミニと名づける予定だ。

きのうこのウドン皿ミニを作り始めようかと思ったのだけど、そこでふと、ピラニアンソーの入れ物がないことが気にかかった。ピラニアンソーというのは細かい刃がついた小型のノコギリだ。切れ目がとても美しく、しかしよく切れるという優れもの。よく切れるよ、とトラさんが言っていたので、ためしに買ってみた。そしたらほんとによく切れた。ピラニアンソー無しで木工をするのは包丁を使わずに刺身を作るほどに困難だ。で、このノコギリには入れ物がない。これまでは、売られているときの状態のままにして保管していた。厚紙と透明なプラスチックで構成されたパッケージにしまっていたのだけど、かっこ悪いしかさばるので気に入らない。そこで、まずはピラニアンソーの入れ物を作ることにした。刃の部分の形状に合うように、薄い板を彫っている。というわけで、ウドン皿ミニへの道はまだまだ長い。

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2001/10/27

今日は晴天で、暑すぎず寒すぎず、風もほどほどで、絶好の撮影日和だった。

秋ケ瀬公園にちょっとだけ寄って、それから彩湖へ。彩湖の入り口はまだ開門されていなかったのでさくら草公園に車をとめて、そこから歩いてさくら草水門〜風の原っぱエリアへ向かう。7時半ごろから13時半ごろまで、そのあたりをうろちょろしていた。

風の原っぱの土手に腰をおろして草原を眺めていると、オオジュリンとノビタキが何度か目の前に出てきてくれた。撮れたような気がする。どちらもまだちゃんとは撮れてない。ノビタキにいたっては、シャッターを切ったのは今日が初めてだ。初めて切って撮れてればかなり運がいい。先週のハイイロチュウヒなんて初見で撮れていたので相当ラッキーだった。それに比べればラッキー度は弱いが、それでもかなり運がいい。というのは、撮れてれば、だけど。

土手に腰をおろして草原の小鳥を眺めつつ、猛禽の到来を待っていた。草原のかなたからハイイロチュウヒがこちらに向かって飛んできたりしないだろうか、とかいう期待を抱いていたが、飛んでこなかった。しかしチョウゲンボウは見た。3羽のチョウゲンボウがカラスを追い払おうとしていた、ように見えた。カラスが集団になって猛禽を追い払う光景はよく見かけるが、逆のパターンは今日初めて見た。

思うに、その3羽のチョウゲンボウは武蔵野線の鉄橋で育った兄弟だ。この夏に巣立ったものの、まだ巣から遠くへは行けず、そのあたりで暮らしている。いい大人はカラスを追いかけたりしないのだけど彼らはまだ無邪気な子どもなので、ついついカラスにちょっかいをかけてしまう。しばらく見ていたらどんどん上昇し、さらに遠くに離れていって、しまいには見えなくなった。さらにしばらく待っていたら武蔵野線鉄橋に戻ってくるのかもしれないが、それは確認していない。が、これまで鉄橋では何度もチョウゲンボウを見ているので、今回も戻ってはくるだろう。

この秋初めてジョウビタキを見た。オスもメスも見た。いよいよ本格的な冬鳥シーズンが近づいてきた、とか思う。ツグミがやってくるのはいつごろだろう。そのころには屋外でバーベキューをしたりして過ごす人はあまりいなくなるに違いない。散歩の人すら減るだろう。

モズはあちこちにいた。つかまえようとしていたのだろうか、小鳥を追いかけているところを目撃した。通りがかりのバーダーの人は「セッカを追いかけてるね」と言っていたがおいらには分からなかった。それよりも、モズがあんなにも不器用に飛ぶ鳥だったとは知らなかった。すばやく自在に飛び回るハクセキレイなんかと比べるといかにもどんくさい。旋回時の径が大きく、おまけにスピードが遅い。モズはときには小鳥をつかまえることもあるらしいのだけど、あの飛行能力でつかまえるのはなかなか難しいだろう、とか思う。

ざっとそんなところでしょうか。先週に続いて今週も、なにかしら成果があるかもしれません。これから春になるまでは、近所の草原で退屈せずに過ごせそうです。釣れない魚を釣ろうとするのも修行としては悪くありませんが、草原に行くほうが無理がないようにも思われます。

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2001/10/26

まだしばらく先ですが、とりあえず「第18回 3キロトーナメントのお知らせ」を載せました。出られそうに思われる何人かの人たちを勝手にエントリーしておきました。都合が悪くなったらそんときは言ってください。

明日は天気がいいらしい。あさってはあまりよくないらしい。なのでとりあえず明日は写真だ。彩湖で猛禽を撮る予定。うまくすれば、草原の小鳥も撮れるかも。しっかり早起きして、ちゃんと朝ごはんを食べて、おやつと水筒を持って、万全の態勢でのぞむつもりだ。もっとも、こうやって気を張って出かけるといい場面に遭遇しにくいかもしれない。が、そこは木工で養った精神力で乗り切る。

竿買っちゃったよ。ほんとは3キロの優勝賞金で買うつもりだったのだけど、次の開催まで待てなかった。中古で1万4000円。10年くらい前に発売され、今はもう作られていない銘柄の竿だ。定価はたぶん5万円くらい。10年もたてばこれくらい安くはなるらしい。これでたぶん十分だ。ちなみにこの竿の名は「ぬけさく」という。間抜けな名前に聞こえるが、ちょっと見方を変えれば愛らしい名前に思えてくる。いやほんとに。は「そんな名前で釣れるのか」とからかうが、名前と釣果は関係ない。あさってはさっそくこの竿を試してみる予定。武蔵の池で底釣りをするためにかった13尺なので、武蔵の池で底釣りをする。

今日は気分がいいのでおまけ写真も載せるのです。

葛西臨海公園で夏に撮ったカニ。もうずいぶん前に撮った写真だ。フォルダの底でホコリまみれになっていた。

カニ


干潮時にはこんなカニがいくらでもいた。意外と敏感で、近寄るとサササと水溜りに避難する。水面の上に目だけを出してこちらの様子をうかがっていた。しばらくじっとしていると、こうやって水から出てきてくれる。なにガニというのか分からない。もっともありふれたカニの一種であろうとは思う。

撮影データをひっぱり出すのが面倒なので、今日はデータなし。たしか、F5に300mmで撮ったんだったと思う。フィルムはRHP3だろうか。今となっては、どうでもいいような気がしてきた。


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2001/10/23

鳥の写真が載せられて幸せ。最近まともなのがなかなか撮れなくて。

今日載せたハイイロチュウヒはメスだ。オスは名前のとおり灰色をしているが、メスはこんな色らしい。尾羽の付け根のあたり(鳥用語ではここを「腰」と言うのだそうだ)が白いのが特徴。『山渓カラー名鑑 日本の野鳥』には「日本には冬鳥として飛来するが少ない」と説明されている。「少ない」というところがポイントだ。すなわち、ちょっと珍しめの鳥が撮れたということで、なんだか嬉しい気分になっている。

鳥の写真は、狙ってでかけるとなかなか撮れなかったりする。しかし狙ってなかった鳥は偶然いい場面に出くわして、案外簡単に撮れることがある。このハイイロチュウヒがまさにそれ。我々夫婦はハイイロチュウヒが彩湖にやってきていることなんて知らなかった。なにかいないかしら、という程度の軽い気持ちで歩いていた。そしたら向こうから勝手にこっちに飛んできてくれた。ハイイロチュウヒが来たという情報を仕入れて、それを狙って出かけると、なかなかこうはいかないものだ。というわけで、とりあえずフィールドに行っとくことが重要ね。

今日は気分がいいのでおまけ写真も載せるのです。
昼寝する犬。

昼寝するの犬


秋ケ瀬公園で昼寝していた。首輪をしていないところを見ると、これは野犬なんだろうか。

そっとレンズを向けたとき、気配を感じたのか、この犬はちょっと顔を動かしておいらに一瞥をくれた。歩き去るのかな、とか思ったが、またこのように安らかに眠り始めた。おいらのことなどまるで相手にしていない、と思わないではいられない悠然とした態度だ。なんだか負けたような気がしたよ。
2001-10-21/秋ケ瀬公園
F5・AF-S500F4+TC14-E
絞り優先AE(f6.3・200)/RHP3


ところでこの写真は絞りが6.3になっている。開放だと5.6なので、ちょっと絞って撮っていることになる。なにか意図があってそうしているように思う人がいるかもしれないが、実際はそうではなく、いつのまにかこういう絞り値になっていただけのことです。そのことに気づかず撮っていました。

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2001/10/22

木を削っていると時間がたつのを忘れるよ。あやうく、というほどの義務感はもっていないが、このコーナーの更新をサボるところだった。今日はひと段落ついたところでたまたま思い出したのでこうやって書いている。が、とりたてて書くことがあるわけでもない。とかいいながら木について書いてみたり。

いま削っているのはウドン皿その2だ。これを削り出す前に、実は2種類の木でウドン皿その2に挑戦した。しかしそれらは失敗した。ひとつは硬すぎて削れなかった。もうひとつは繊維がおおざっぱすぎて細かく削ることができなかった。どちらも削りごこちがすこぶる悪い。しかも、うまく削れない。それでどちらも断念した。それらに対していま削っている木は削りごこちがすこぶるいい。材質が柔らかく滑らかで、おまけにいい匂いまでしてくる。目的もなくただやみくもに削っていたとしても楽しくなるような材質だ。だいたい削り終わった。次はヤスリがけだ。

それじゃ今日はバッタでも。ずいぶん前にスキャンした絵がフォルダの底に残っていました。

砂利上のバッタ


これはトノサマバッタでしょうか。砂利道を歩いていました。体色を、砂利の色に合わせているようです。
2001-09-16/富士見江川農耕地
F5・AF-S500F4+TC14-E
絞り優先AE(f8・200)/RDP3


草むらのバッタ


こちらもトノサマバッタでしょうか。草むらの付近を歩いていました。体色を、草の色に合わせているようです。
2001-09-16/富士見江川農耕地
F5・AF-S500F4+TC14-E
開放AE(f5.6・400)/RDP3


このように、トノサマバッタは暮らす場所によって体色を変化させることができるらしいです。基本的に緑色型と褐色型に分けられるそうです。すごい能力だなぁと感心しましたが、人間も釣りを始めると黒く変化してくるので、さほど特別の能力でもないのかもしれません。

それよりもトノサマバッタがすごいのは、飛蝗(ひこう)になれることでしょうか。増えすぎて過密状態になると普段よりも羽が長くなったりして、長距離移動に適した体つきになるそうです。でもって食べ物を求めて大集団で移動してゆくと。飛蝗軍団に襲われた地帯の農作物は壊滅したりするんじゃなかろうかと思うと、すごいなぁと思いますねぇ。人間にはとてもじゃないが真似できません。

ちなみに、飛蝗について、『墨攻』(森秀樹 作、酒見賢一 原作、久保田千太郎 シナリオ協力、小学館)に出てきます。たとえば第9巻では、墨家の虫部隊のリーダーが飛蝗の育て方を説明しています。

飛蝗(ひこう)
バッタ科のトノサマバッタ・サバクトビバッタなどが、多数群飛して移動する現象、およびその個体。広大な草原地帯で発生し、通過地域の農林作物は惨害を受ける。生息密度が低いときは群飛しないが、高密度になった世代では形態上・生理上に著しい変化が起って飛蝗化する。とびばった。
システムソフト電子辞典・広辞苑第4版

今日は意外にも興に乗った。

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2001/10/21

目覚まし時計の6時のベル音は知らないうちにオフになっていたが、6時40分ごろにはなんとか目が覚めた。支度をして出かける。まずはジョナサンで朝食。それから秋ケ瀬公園に行ってみた。

ピクニックの森を歩いてみる。予想以上に鳥っけがある。ヒヨドリやシジュウカラが賑やかに飛びかっている。そういったありふれた鳥すらいないようなら期待できない。周囲を眺めながら歩いてゆくと、1人のバーダーとすれ違った。その人が言ういには、マヒワの群れがいるんだそうだ。マヒワがいると教えられた方向に歩いてゆくと、マヒワを見つける前にバーダーの群れを見つけた。近寄ってみると、目の前の高い木のてっぺんあたりにマヒワが群れている。木の実をみんなで食べているようだ。空に向かって撮るアングルなのでたいした写真にはならないだろうが記念撮影。数枚撮ってその場をあとにする。どうもバーダーが集まっているところは落ち着かない。

ピクニックの森のうち、マヒワエリアとは別のところでシジュウカラの群れに遭遇。こちらの群れは全然人気がないので落ち着いて撮ることができる。問題は、通りがかりのバーダーに「何かいるんですか?」と尋ねられることだ。こう尋ねられたら「いえ、シジュウカラです」とでも応えざるをえない。そうすると尋ねたバーダーも「なんだシジュウカラか」とも言えないので敢えて「ああシジュウカラですか」と応える。この間の悪さに耐えるのが面倒でいけない。が、写真を撮る上で重要な問題じゃないので気にしないようにして、写真を撮る。シジュウカラの群れにはコゲラもくっついて来ていた。今日は久しぶりにコゲラの写真も撮った。

野鳥園のほうも歩いてみたが、こちらは閑散としていた。人間は多かったが鳥は少ない。でも先っちょ用の小枝を拾ったので収穫はあった。

次は彩湖。坂道を上がってゆくと、風の原っぱを見渡せるいい場所に出る。そこで原っぱを眺めていたとき、が土手のほうを指差し「あれなんだ?」と言った。振り向くと、なんだか見慣れない大きな鳥が飛んでいる。こちらに向かってくる。すかさずレンズを向けてシャッターを切る。我々の目の前を通過し、原っぱのほうに飛んでいった。何枚か撮った。全体が茶色っぽくて尾羽の付け根あたりが白い猛禽だった。その付近にいたバーダーの人にあとで聞いてみたら、それはどうやらハイイロチュウヒの雌だそうだ。図鑑を見ると、たしかにそのように思われる。もしかしたら撮れてるかも。あさっての現像が楽しみだ。

ざっとそんな一日でした。ハイイロチュウヒがよかった。

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2001/10/18

今日は本を買いました。

秘本三国志』(陳 舜臣、文春文庫、全6巻)。これの第1巻から第6巻までまとめて買った。なんて書くと「言ってくれれば貸したのに」と言ってくれる人がたぶんいるのだけど、買いたかったので買ったのです。その人はなんでも最近この『秘本三国志』を読んで三国志好きになったらしく、その話しを聞いて読んでみたくなりまして。おいらはこう見えても、いや見え方は関係ないが、そこそこ三国志好きでして、といっても岩波文庫の『完訳 三国志』しか読んだことがなくて、ほかの三国志を読んでみるのも楽しそうだなぁと思ったと。

でまあそれはいいとして。

さっきまで『立花隆 マザーネイチャーズ・トーク』(新潮文庫)を読んでいた。あと数ページで読み終わる。これは立花隆と7人の科学者との対談集。このなかに、服部勉という微生物学者との対談がおさめられている。その対談の内容がどうというわけでもないのだけど、というと対談がつまらなかったみたいだけどそうじゃなくて、どの対談もおもしろかったのだけど、対談の内容そのものとは関係なく、ただ単に微生物に興味が湧いた。シャーレに寒天を敷いてそこで微生物を殖やして顕微鏡で観察したら楽しいんじゃないか、と思いついた。

そこで、顕微鏡観察入門という感じの本を探してみた。そして見つかった本が『絵をみてできる 生物実験』(岩波 洋造+森脇 美武 著、講談社)。顕微鏡と関係ない実験もいろいろ載っているが、顕微鏡を使った観察の方法もいろいろ載っている。まだほとんど読んでいないのだけど、「序にかえて」にいきなりいいことが書いてある。そんなことが起こるわけがないと思っていたことが実験してみたら起こった、という事例を紹介したあと、こう続く。

このことは『既成概念にとらわれすぎると大きな発見はできない』ということの好例であるとともに,頭で学んだだけの知識は,役にたたないどころか,生物学の進歩の障害にさえなるということを示している.信じるべきは,自分の実験結果である.

ああなんて素晴らしい意見なんだ。は「またなんでこの本を?」と呆れ顔であったが、これはきっと素晴らしい本ですよ。釣竿や望遠レンズよりも顕微鏡がほしくなる日も近い。ちなみにこの本には続編もある。『絵をみてできる生物実験 Part2』(岩波 洋造+森脇 美武+渡辺 克己 著、講談社)。こっちもついでに買っておいた。

あとあれね、顕微鏡写真っていうのも楽しそうね。もうワクワクだよ。

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2001/10/17

今日は木を削る前にこれを書いている。だからといって、書きたいことがあるわけでもない。しかし無理にでも更新したい。というのは、ゴジュウカラの写真を載せたいからだ。だからといって、見せられるような写真が撮れたわけじゃない。が、ゴジュウカラを撮ったのは今回が初めてなので載せたい気分になっている。

というわけで、すばやいゴジュウカラ。
2001-10-13/三峰山/F5・AF-S500F4+TC14-E/開放AE(f5.6・80)/RHP3

くだるゴジュウカラ


ご覧のように被写体ブレ。木はちゃんと止まっているので手ブレではない。見方を変えれば、動きのあるいい写真。うそ。

これは木をくだっているところ。このように木をくだるのがゴジュウカラの最大の特技。キツツキ類も幹を歩くが、彼らはのぼり専門だ。くだることができるのはゴジュウカラだけらしい。そういう点で非凡だ。


のぼるゴジュウカラ


これも被写体ブレ。80分の1秒じゃ、とてもじゃないが止まらない。

これはのぼっているところ。ゴジュウカラはくだることものぼることもできる。素晴らしい能力の持ち主だ。


反らすゴジュウカラ


今回唯一止まっていたのがこの写真。

下向きにとまって背を反らし、あたりを見渡している。このかっこうの写真は図鑑などでよく見かける。実物を見る機会が少ないおいらにとっては、このかっこうがいかにもゴジュウカラらしく思える。

エサを探しながら歩き回っているときに動きを止めることがあるとすれば、たぶんこのポーズのときくらいだろう。なのでこのポーズの写真が多いのかもしれない。そういう点では、面白みに欠ける写真だ。とかいう前にこの写真は、距離も遠いし光の具合も悪い。


それではみなさん、よい木のぼりライフを。

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2001/10/16

写真の現像ができた。ゴジュウカラは案の定被写体ブレだった。まともな写真とは言えん。それでもスキャンして紹介したいところだ。が、木を削っていたら時間がなくなった。明日にでもスキャンする予定。といっても、載せるかどうかは不明。

今日は代わりにシジュウカラでも。苔むす梅の木のシジュウカラ。

苔むす梅の木のシジュウカラ

巾着田にはこういった苔むす梅の木がたくさん植わっている。そこにシジュウカラの群れが訪れる。葉についた虫をとりながら群れは移動していく。ときどきこうやって幹にとまったりもする。地面に降りることもある。いずれにせよシジュウカラは動きっぱなしだ。このときはたまたま、ちょうど動きを止めた瞬間にシャッターを切ることができた。ゴジュウカラもこうありたいものだ。といっても、やっぱりうしろ姿じゃだめね。
2001-10-06/巾着田
F5・AF-S500F4+TC14-E
開放AE(f5.6・160)/RHP3


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2001/10/15

おとといの土曜日は三峰山に行ってきた。5時に家を出たら7時に到着した。うちから約100km。日帰りのドライブにちょうどいい距離だ。

先々週はキビタキがいたがこの日は見当たらなかった。カラ類はあいかわらずたくさんいた。ヤマガラを撮るつもりでいたが、近くには来てくれなかった。代わりにゴジュウカラが間近に来てくれた。木の幹を歩き回っていた。静止することはほとんどない。林の中の日陰だったので被写体ブレの写真ばかりかもしれない。それでもけっこう期待している。明日の現像が楽しみ。

三峰山にはお土産屋兼食堂が何件かある。そのうちの一軒に入りソバを食べた。このソバがかなりおいしかった。はウドンを食べたのだけど、それはあまり腰がなくてイマイチだったらしい。一方のソバは、おいらの中では絶品ベスト3に入るほどのものだった。このソバを食べるためだけに出かけたって悪くはない。

この食堂では窓際の席に座った。窓の外はベランダになっている。そこに、お中元で貰うような洋菓子の箱が置いてあった。箱の中にはヒマワリの種が入れてある。その種を、ヤマガラとゴジュウカラが食べにきていた。ヤマガラは入れ替わり立ち替わりやってきた。ゴジュウカラはヤマガラほど大胆ではないらしく、ときどきしか来なかった。これらをほんの1m先に見ながら絶品のソバを食べるという食事は、なかなか得がたいものだ。

三峰山は小枝の宝庫だ。あちこちに枝が落ちている。竿掛けの先っちょによさそうな枝を何本か拾ってきた。すでにいくらか削り始めた。これを書く前まで削っていた。先っちょその2以降もじき完成する予定。

そこで新たな作戦を考えた。名づけて、木を削りながら鳥が来るのを待つ作戦。鳥を凝視しつつ接近を待っていると鳥に殺気が伝わるに違いない。そんなとき、鳥はなかなか近づいてくれないものだ。木を削って待てば、削ることに夢中になって殺気が消える。目と手は木に集中するが、そんなときでも耳は鳥の声や羽音や葉をゆらす音をとらえると見た。これで木を削ることもでき鳥を撮ることもできる。素晴らしい作戦だ。次回は小刀を持っていく。

というわけで、三峰山は素晴らしいところです。

と終わるつもりだったが、もうひとつ素晴らしいことがある。それは、帰りに寄る日帰り温泉だ。三峰山のちょっと手前に「道の駅 大滝温泉」という施設がある。600円で温泉に入ることができる。帰りにこの温泉に寄れば心身ともにリフレッシュされ、帰り道のドライブも快適だ。ああ素晴らしい。

持ち物リスト。

撮影機材
野鳥図鑑
小刀、ヤスリ、ノコギリ
お風呂用タオル

それではみなさん、よい木工ライフを。

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2001/10/11

昨日「第17回 3キロトーナメントの写真」というのを載せたんだけど、ご存知でしたか?

木工好き集まれ、のコーナー。

先っちょ

木を削った成果がついにあらわれました。これがその成果の先っちょ。

写真左側の軸の部分を竿掛けの先にキュキュッと差し込むと、右側のV字の部分が竿を受けるという仕組み。ヘラブナ釣りには欠かせない重要なアイテム。2000円とかで売ってることもある。でもこれは拾ってきた木で作ったので原材料費はほとんどタダ。せいぜいニス代くらい。

近いうちにもうひとつ作りたいところなんだけど、なかなか頃合いの木が落ちてない。いい感じのY字の枝が落ちていたら拾っておいてください。


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2001/10/09

3連休が終わってしまった。夢のようなめくるめく連休になる予定だったが、3日とも予定とは違う内容になっていた。

初日の土曜日は巾着田。予定ではカワセミちゃんを激写するはずだったが、さほど撮れなかった。遠くにいるところを数枚撮っただけ。せいぜい証拠写真程度。それでもセグロセキレイとかシジュウカラで1本撮りきった。なのでそんなに悪くはない。

二日目の3キロでは優勝してその優勝賞金でヘラ竿を買う予定だったが、優勝できなかった。とはいえ大きな魚が釣れたので、そんなに悪くはない。

最終日の月曜日は武蔵の池で大爆釣する予定だったが、午後から雨で早上がり。たいして釣れんかった。とはいえ最後のテンテンの釣りはいいペースで釣れたので、それはそれでそれなりに楽しい。そういう点では悪くない。

というわけで、めくるめかない程度に良い週末でした。

ときに、「目眩く」と書いて「めくるめく」と読むそうで。ちなみに意味は「目がくらむ」。

昨日は釣りを早上がりした。午後時間があったので、川越ドイトに行った。そこで木を買った。ウドン皿その1はニス塗りも終わり完成したのだけど、昨日買った新しい木でウドン皿その2を作るつもりだ。そんなにたくさんウドン皿が必要なわけではないが、木を削るのが楽しいのでもうひとつ作ることにした。これを書き終わったら木を削る。

自分で木を削ってみると、クラツクリノトリとかって偉いもんだなぁとか思う。

くらつくりのとり(鞍作止利・鞍作鳥)
飛鳥時代の仏師。わが国仏工の祖といわれる。渡来人の司馬達等(タツト)の孫。彫刻・金工に秀でた。飛鳥寺の釈迦像(飛鳥大仏)や、六二三年の法隆寺金堂釈迦三尊像が現存し、その厳格端正な作風を知ることができる。鳥仏師。止利仏師。生没年未詳。
システムソフト電子辞典・広辞苑第4版

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2001/10/05

さあ明日からは3連休だ。この3連休の予定が確定しましたのでお知らせいたします。

明日土曜日は巾着田でカワセミちゃんを激写。すばらしい写真がたくさん撮れたらどうしましょ。スキャンするのがたいへんだ。あさって日曜日は3キロで優勝。賞金で13尺竿でも買っちゃおうかしら。そして最後の月曜日は武蔵の池で大爆釣。100枚とか釣れてもうたいへん。手首を痛めないように気をつけなくちゃ。

というわけで、夢の3連休が始まるらしいです。

さて今日はハクセキレイでも。9月16日、富士見江川農耕地で撮影。軽トラ好きなハクセキレイ。

軽トラ好きなハクセキレイ

ハクセキレイの若鳥。この軽トラがお気に入りらしく、荷台に降りたり、こうやって荷台のふちに乗っかったり、ホバリング気味に車内の様子をうかがってみたりしていた。荷台に降りたスキにそっと近寄り、出てくるのを待って撮影。あいかわらず、無邪気で愛らしい。が、さらに一歩近寄ったらチチンと鳴いて飛んでった。
F5・AF-S500F4+TC14-E
開放AE(f5.6・400)/RDP3


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2001/10/03

第17回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新。木下さんとおめださんのエントリーを追加。これで参加予定者は9組11人。トーナメントらしくなってきた。優勝賞金で13尺竿を買うのが夢だ。

ひさしぶりにスキャンした。

9月15日に紹介したチビギルちゃん。大好物の干しイカをくわえているところ。9月18日撮影。

エサをくわえるチビギルちゃん

一発では飲み込めないものの吐き出す気は全然ないらしく、しばらくこうやってくわえていた。おかげで写真は撮りやすかったが、ピントがもひとつ甘かった。

体長に対してエサがずいぶんと大きいが、これくらいなら全部を飲み込むことができる。この半分くらいなら一気に飲み込むところだが、これだけあるとちょっとずつ飲み込んでゆく。ギルちゃんと比べると、タナゴやメダカは食が細く、成長が遅い。
F80・タムロン90mm F/2.8 MACRO
開放AE/RHP3


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2001/10/02

第17回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新。くろんぼさん&くろ兄さんチームのエントリーを追加。これで参加予定者は7組9人。ブラック釣りの人気もまだまだ衰えてはおりませんなぁ。ここいらでひとつ、往年の栄光を取り戻してみたいものです。

さいきん、木を削ったりやすったりしている。昨日まではウドン用の皿を作っていた。だいたいやすりがけは終わった。あとはニスを塗るだけだ。ニスを買ってこなければならない。ほんとはニスじゃなくて漆がいいのだけど、やり方を調べたり習得したりするのがたいへんそうなので、それには取り組んでいない。若い時分に輪島に修行に行っておくべきだった。

今日は竿掛けの先っちょに付けるY字状の木を削っていた。おおまかな形はできた。あとは形状を確かめながら少しずつやすっていって、最後にニスを塗れば完成だ。こんな部品を作ったところで釣果に影響はないのだけど、うまくできたらたぶん嬉しい。

それではみなさん、よい木工ライフを。

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