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今日の買い物

1999年10月

1999/10/30

今日はほんとは高橋さんと一緒に土浦に行くつもりだったんだけど、高橋さんに急に仕事が入ったので一緒に行けなくなった。自分1人で運転して行くのがなんだかおっくうになって、やっぱり今日は行くのをやめた。

バス釣りは中止にして、今日は妻と一緒に長瀞までドライブに行ってきた。長瀞の自然史博物館に行って、埼玉の地質や埼玉でとれた化石や岩石や鉱石を見てきた。そのあと博物館のすぐそばを流れる荒川の河辺に下りて化石を探した。そしたらひとつ、見つかった。しじみの4分の1くらいの大きさの貝の化石がみつかった。自信はなかったけど泥岩っぽい石があって、そいつをほかの石にぶつけて割ってみたら小さな貝の化石が中に入ってた。落ちているものなんだね。ちょっと感動した。


第2回 3キロトーナメントのお知らせ」をちょっと更新しました。トライアンフさんのエントリーを追加しておきました。今回も手漕ぎで参加するそうです。今回はアンカー打ってじっくりやってみてください。そして前回の雪辱をすすいでください。


明日はヘラ釣りに行きますわ。土浦は遠いでしょ。日曜日に土浦まで行くと月曜日の仕事が辛いですから。なので近場でヘラ釣りをするつもりです。ハイプレッシャーの管理池でいかに口を使わせるか、っつーのが明日のテーマですかね。

しかし来週土曜日のトーナメントの練習を1回はしないといかん。練習したところでどおってことなかったりもするんだろうけど、それでも練習はしといた方がいいように思われる。ということで、練習は11月3日文化の日にやることにしました。この日、風が穏やかでありますように。

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1999/10/26

はりきってウドン作って持ってったけど、ダンゴで十分だったよ。

そりゃそうと、

第2回 3キロトーナメントのお知らせ」をちょっと更新しました。JUNさんが今回も参加するってことなので参加者一覧に追加しておきました。前回の雪辱をすすいでください。

第1回の優勝者mura王さんは今回は参加できないそうです。連続優勝を狙っていたと思われるんだけど、家庭を壊してまでして狙う価値はないですからね。今回は諦めましょう。

前回1480gの魚を6mのところで釣ってきた「おおた」さんは現在出場の方向で検討中。仕事の具合で出れたり出れなかったりするそうです。

JUNさんの参加でとりあえず5人揃いましたね。なのでトーナメントを開催することは決定です。さらに何人か参加者が増えるかもしれませんね。まあ気が向いたら参加してみてください。まだ参加者は募集中です。

というわけで、今度の土曜日はマルトから出船する予定です。1か月ぶりですわ。だからプラというほどのものじゃなくて、リハビリ、ですかね。ルアーを投げる練習とかエレキでステイする練習とか、そういうたぐいのものですわ。でも1匹くらい釣りたいなぁ。田村に魚がいるといいんだけどなぁ。


今日は会社を休んでヘラ釣りに行った。ウドンのセット釣りを練習するつもりだったんだけど、ウドンよりもダンゴの方がよかったみたいで、ウドンの練習にはならなかった。でもダンゴの練習ができたからいいや。33枚しか釣れなかったけどけっこう楽しかった。浮子が立って肩で止めて渋々となじみながらズドンっていう会心の釣れ方したりして、楽しかった。平日はまだまだダンゴで十分みたいだから、ウドンの練習は土日にやりますわ。今度の土曜日はバス釣りだから、そのうち。

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1999/10/25

Tacoさんすごいよ。おめでとう。なんだかおいらまで嬉しい気分です。

第2回3キロトーナメントのお知らせ」をちょっと更新しました。1/16oz.さんのエントリーを追加しときました。これで参加予定者4人です。あと1人で開催が決定されます。

明日は会社を休みます。ヘラ釣りに行きます。土日に悔しい思いをした大宮の武蔵の池に行ってきますわ。明日はウドンも持ってきます。さっき作って、今は冷蔵庫の中にしまってあります。明日のテーマはウドンのセット釣りですかね。底とテンテンと浅いところの3バージョンやってみようかと考えています。

ほんとは仕事が忙しいんだけど、まだ本格化する1歩手前で、なので明日休むことにしました。あさってからはそれはもう血を吐くほどの忙しさですよ。みぞおちを安全靴で蹴り上げられたときに吐くような濃いめの血ですか。そんな辛い思いをする前に、ちょっと休んでおこうかなと、思ったり思わなかったり。

なんて嘘ですけどね。まあそれなりに忙しくなりそうな気配ではあるんだけど、1冊諦めればたいしたことないんですよね。年内にあと2冊出すとなると、血は吐かないまでも、のんびりしてられないんだけど、年内にあと1冊ならもう余裕ですわ。でも2冊出せないこともないような微妙な状況で、どうしたもんか、難しいところですわ。わざとさぼってもう無理っていう状況まで持っていければラクなんだけど、なかなかそれも良心の呵責に苛まれたりすると、難しかったりで。まあこれは良心があればの話しですがね。

とにかく、明日はおいらじゃなくて関係各位にがんばってもらう日だから休んでも差し障りがないのです。

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1999/10/24

昨日は大宮の武蔵の池にヘラ釣りに行った。ほんとは長瀞の自然史博物館に行く予定だったけど妻の体調が悪かったのでそれは中止になって、それで(半ば仕方なく)ヘラ釣りに行った(カッコ内は嘘だ。としたら、このカッコ内はどうなんだ)。

6時半くらいに到着して7時くらいから釣り始めた。8尺テンテンの両ダンゴ。なかなか魚が寄ってこなくて1枚目が釣れるまでに45分くらいかかった。釣れてからもけっこうアタリが遠くてあまり釣れない。しかもカラツンが多くて手におえない。教科書どおりにエサを柔らかくしてみるんだけど、そうすると今度は上ずるみたいで、なじんでから浮子が動かない。そんな感じで苦労しながら2時くらいまでやってた。全部で24枚しか釣れなかった。悔しい。

今日は妻の体調がよくなれば長瀞に行くつもりだったけど相変わらず体調がよろしくないらしく、なので(半ば仕方なく)ヘラ釣りに行った(カッコ内は嘘だ。としたら、このカッコ内はどうなんだ)。

今日も大宮の武蔵の池に行った。昨日うまく釣れなかったから今日こそはうまく釣りたい。ということで、今日は昨日と違って底釣りをやってみた。底釣りなら、それほどペースは速くないとしても、着実に枚数を伸ばせる、はず。だったんだけど、全然枚数が伸びなかったよ。そこそこのペースで釣れればいいやと思っていたが、とにかくアタリを出せない。ダンゴでやってたんだけど、ボソボソの堅いのやフニャフニャの柔らかいを打ってみてもなかなか食わない。浮子はモヤモヤと頼りない動きは出すもののカチっとした食いアタリが出ない。たまに出てもカラツンとかスレが多くてどうにもならん。午前中がんばってやってたけど4枚しか釣れなかった。

底釣りがよくなってくる兆しが全然感じられなかったので午後からは昨日と同じ8尺テンテン両ダンゴでやることにした。でもこれもダメだった。2時までやったけどやっと2枚追加できただけ。結局今日は6枚しか釣れなかったよ。ああ悔しい。

ウドン持ってけばよかったかな。


すっかりヘラづいてる私ですが、来週はバス釣りに行くつもりです。というのは、第2回3キロトーナメントをやるつもりだからです。そのために練習に行くのです。それと、マルトのおっちゃんに挨拶をするのです。

ヘラ釣りの感触としては、先週はまだ夏っぽい感じが継続してた。でも今週は季節が変わった雰囲気だった。急に食わなくなった。冷え込んだのが影響してるっぽい。その類推からするとバスもけっこう難しそう。おいらごときに釣れるんだろうか。来週の練習で手応えを得られるといいんだけど。全然自信がない。


こないだ浮子を買った。朝霞台から徒歩10分か15分くらいのところに岡フィッシングセンターという中古釣具屋があって、そこで浮子を3本買った。陽水という名前の浮子で、これの1号と3号と5号の3本。ほんとは2号と4号のも欲しかったんだけどそれら2本は無かった。でもうまい具合に1、3、5とあったので買った。1本1500円くらいで買えた。希望小売価格がどれくらなのか知らないけど、それの半額くらいにはなってると思われる。いい買い物した。

昨日と今日、8尺テンテンのときにこの陽水の3号を使ってみたけど、いいとか悪いとか、そういうのは分からんかった。いつも使ってる浮子よりもトップが太いから感触の違いがあるなってことが分かっただけ。もっとアタリの多いときに使ってみたいよ。

バス釣り道具は全然買ってないや。釣り行ってないからね。何も無くならない。

昨日今日と体調を悪くしていた妻は、今はいくらかよくなってきている。今日は朝のうちよくなかったらしいが、おいらが釣りから帰ってきたときにはだいぶ復活してた。なので一緒にヨシノボリを逃がしに行った。今までは6匹いたのだけど、そのうちの5匹を逃がした。一番小さなやつだけ残しておいた。

狂暴なヨシノボリを逃がしたので、これまでクーラーボックス+ブクブクで飼っていた正体不明の魚の稚魚5匹を水槽に入れた。これまではヨシノボリに食べられるから水槽には入れられなかったのだけど、今はもう大丈夫、なはず。今水槽の中にいるヨシノボリは相当小さいから稚魚を食べないと思われる。

正体不明の魚はもしかしたらタナゴかもしれないと我々夫婦は期待している。クチボソなどに比べて体高がある。背ビレと尾ビレが大きめ。背ビレにちょっと黒っぽい部分がある。この魚が何に成長するのか楽しみだ。

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1999/10/17

ヘラブナ釣りは楽しいよ。

15日金曜日、会社を休んだ。大宮の武蔵の池という名前の管理池に行ってみた。車で30分くらい。8時ごろから釣り始めた。平日だから空いてる。200人くらい入れそうな池に10人くらいしかいない。釣り座に座って支度をしてたら足元にヘラが湧いてきた。湧いてくるような池は平日だとアタリが多すぎてかえって難しいかも。でもアタリが無さ過ぎるよりは楽しいかも。

9尺チョウチン、両ダンゴでやって昼頃までに16枚釣れた。昼食のたぬきうどんを食べて、さてこれからだと思ったのだけど雨が降ってきたのでおしまいにした。ちょっとものたりない感じだったけど、雨がエサボールに入ってきてエサがふにゃふにゃになって全然釣りにならんので諦めた。

上手な人ならこの倍か3倍くらいは釣ると思う。もう一度行って今度は上手に釣りたいものだ。釣堀のおっちゃんもおばちゃんも感じのいい人たちだった。釣れる魚のサイズもまあまあ大きくて楽しめる。浮いてくるヘラが多いのはちょっと感じが悪いけど、そういうところで練習するのも悪くはない。総じて、まずまずいい釣り場だった。近いから、これからときどき行くかも。

16日土曜日は、羽生にある椎の木湖という管理池で吉崎さんと一緒に釣りをした。1時間弱で行けた。距離にして60kmくらい。ここは有名な釣り場で人気がある。かなり広い釣り場なんだけど8割以上の釣り座がうまっていた。

6時10分前くらいに到着。早い時間に来ていた吉崎さんが第3番目の入場順を確保していてくれた。6時入場。入場順が早かったのでいい場所がとれた。いい場所というのは水深がある場所、と考えていいのかな。水深5.4mほどの席で並んで釣りをした。

2時ごろまでやってたんだけど、なかなか難しくて、13枚しか釣れなかった。浮子はもやもやとはするんだけど、カチっと落とさなくて、なかなか釣れない。でもこの難しさがかえって面白くて、また行きたい気分だ。でもちょっと遊びに行くかというような気軽な気分のときには行きたい感じじゃない。気合が入ってるときに行きたい。

椎の木湖には各釣り座に自動検量器というのがついている。釣った魚をタモアミに入れ、そのまま検量器の上に乗せるとその魚の重量が計測され、計測結果は事務所のコンピュータに記録される。釣り終わってから事務所で自分の座席番号を言うと今日1日の結果をプリントアウトしてくれる。おいらの釣果は13枚で9.04kg。最大魚は884g。884gっていったら、バスでもけっこうなサイズだね。ここは魚が大きいんですよ。なのでその分難しいのかも。でも難しいのが楽しめるときにはいい。そんなに遠くないし。

17日日曜日は、近所の恵園という釣堀に行ってみた。車で10分くらい。市内だからね。10時半から3時半までやって46枚釣れた。今日はずっと底釣りしてた。おいらとしては上出来の釣果でけっこう楽しかった。昨日はアタリが出なくてたいへんだったけど、今日はずっとあたりっきり。まぁあたりっきりといってもクチボソがいっぱいいるみたいで、こいつらのアタリも多かったんだけど。クチボソのアタリを見送ってヘラのアタリがうまくとれればけっこうな確率で釣れるような感じだった。

ここはここで気軽な感じで悪くない。

というわけで、3日間連続でヘラ釣りしてた。3日とも、初めて行く釣り場だった。どこも、それなりにいいところだった。どこも、霞ヶ浦より近くて、行き帰りがラクに感じられた。釣り代がかかるけど、1日2000円か2500円で、ローボート代と同じくらい。エンジン船を借りるのにくらべたらずっと安い。初日の武蔵の池と今日の恵園は、高速代が要らないから特に安あがりだ。椎の木湖の場合は土浦に行くのと同じだった。外環使わずに岩槻くらいまで一般道で行けばもうちょっと安くなるんだけど、それは面倒。

買い物は特になし。ピッチングの練習もなし。浮子がほしい。

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1999/10/12

題:三連休の私

三連休初日の9日にNBCのへらぶな教室に参加し感動したことは9日のこのコーナーに書いたとおり。

三連休二日目の10日体育の日、午後から妻とともにびん沼に行き小物釣りをした。竿は1mくらい、道糸0.8号、針はタナゴ用の極小針、ハリス0.3号、浮子は極小ヘラ浮子、餌はおかゆ。こういうタックルでびん沼のヘチを釣った。数ヶ所を回ってやってみたところ、どこでやってもクチボソとニゴイの幼魚が釣れる。簡単に、いくらでも釣れる。でもそれら以外の魚は釣れない。おいらと妻のそれぞれに1回ずつ、強烈な引きを見せる魚が掛かったが、いずれの場合も一瞬でハリスが切れた。あれはたぶん鯉だ。

ということで、肝心のタナゴは釣れなかった。ほんとに住んでいるんだろうか。どこかにいないとも限らんが、かなり数は少ないように思われる。でもこれからもっと寒くなってくると、どこか水流の弱いところで群れているかもしれない。いないかもしれない。

三連休最終日の昨日は妻とともに化石採集の旅に出た。7時半ごろ、ハンマー、タガネ、カメラ、タオル、軍手等を持って家を出た。駅前のマクドナルドで朝食を食べ、東武東上線に乗る。東武竹沢に到着したのが10時20分。

東武鉄道が無料で配布しているハイキングコースの案内パンフレットの地図を頼りに、沢らしきものを目指して歩く。小石が転がっている沢でくつろぎつつも鋭い視線で小石を観察し化石を発見する予定だったが、どこの小川も護岸工事がされている。道路の下2mほどのところに流れている小川に降りることができないし、降りてくつろげるような風情じゃない。あちこちの小川を歩いて見て回ったが化石採集を楽しむ風情の川は結局見つからなかった。

川をはずしたので山を登ってみることにした。官の倉山という山の途中まで登りつつ、落ちている石を観察してみた。ところどころ岩盤が剥き出しになっている壁面もあり、そういった場所でもよくよく石を観察してみた。手にとって眺めたり、ハンマーで小突いて割ってみたり、日にかざして見てみたりしたが、化石らしいものは見つからなかった。

ということで、第1回化石採集は失敗。竹沢での単なるハイキングとしては悪くなかったが、化石は見つからなかった。

家に帰って行われた反省会においては、まずなによりも岩石を見分けられないと話しにならんという点が強調された。化石は堆積岩というカテゴリーの岩石に含まれるらしいのだが、どれが堆積岩なのかの判別すらできないんじゃまったくもって話しにならん。せめて、岩石図鑑を持って行くべきだった。

しかし岩石図鑑の写真だけで判別できるのかも甚だあやしい。やはり岩石標本が必要だ。標本の石を触ったり持ったりして、岩石の質感を覚えておく必要がありそうだ。岩石の判別は化石採集家にとって基礎の基礎だと見た。岩石標本は、どこに売ってるんだろう。

第1回化石採集は失敗に終わったが、我々夫婦はまだ諦めてはいない。近いうちにもう一度、こんどは別の場所に行ってみるつもりだ。嵐山あたりの川を目標に定めた。小さな沢ではなく、もうちょっと大きな川の河原の石を見に行ってみる。


10月はまだ1回もバス釣りしてない。

第2回3キロトーナメントは開催されるんだろうか? ここのところおいらはヘラ釣り寄りな気分になってるけど、参加者が集まるなら、このトーナメントはやりたいです。どおですか?

今週は休みをとってこっそりヘラ釣りに行くつもりだったけど、休みがとれるような状況じゃなくなった。でも来週は休みがとれそう。誰か一緒に行きませんか?

ヨシノボリはけっこう狂暴だということが分かった。自分以外の個体を攻撃したりする。他の魚種であろうとヨシノボリであろうと、近寄ってくる魚を追い払おうとする、あるいは、食おうとする。こないだアミで掬ってとった何かの稚魚を入れてみたんだけど、速攻でヨシノボリに食われた。慌てて稚魚を救済し、かろうじて5匹生きのびたが、5匹くらいは食われた。生き残った5匹の稚魚は今のところ、小さなクーラーボックスの中で暮らしている。元気だ。どういう魚に成長するのか楽しみでもある。

今はヨシノボリが7匹いるのだが、週末に逃がしに行く予定。模様のはっきりとしているブッチャーという名のヨシノボリだけ残すかもしれない。あるいは、すべて逃がすかもしれない。

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1999/10/09

NBCヘラブナ教室Tacoさんと一緒に行ってきた。7時半ごろ会場の清遊湖に到着。かつてヘラ釣りをやってたころに数回ここで釣りをしたことがある。柏の東10kmほどのところにある管理池で、巨ベラが釣れるので有名であり、また人気の高い管理池だ。

受け付けをしてしばらくたった8時過ぎ、講師の先生によるエサの作り方の説明があった。この先生はテレビや雑誌で有名な小山圭造氏だ。おいらはこの人が主演のヘラビデオを数本持っている。バスプロで言うと半田光宏といった感じだろうか。あるいは児玉一樹とか。いずれにせよ、どうとらえていいのかは難しい。

で、エサの作り方のあと、別の先生から魚の状態と浮子の動きの関係についての説明があり、そして実釣。9時ごろから釣り開始。道具はすべて貸してもらえるのだがおいらは自前の道具を持って行ったのでそれを使った。でもエサは貰った。説明されたとおりに作って釣り始める。

竿は8尺。タナはチョウチン。チョウチンというのはその竿いっぱいのタナを釣ること。8尺のチョウチンということは、だいたい2.4くらいの水深にエサを送って釣ることになる。エサは両ダンゴ。ダンゴというのは麩エサのこと。これを上針・下針の両方に付けて釣るのが両ダンゴ。エサボウルに特Sという銘柄のエサを3カップ入れそこに水を1カップ注ぎかき混ぜる。そしていくらか練ってちょっと粘りを出させる。その上に特Sをもう1カップ振り掛け、よくかき混ぜてできあがり。ハリスの長さは50cmと60cm。こんな長いハリスはこれまでに一度だって使ったことがない。ほんとにこんなので大丈夫なのか? 水中でフワフワしてる間に魚に揉まれてエサが落ちちゃうんじゃないのか?

ちょっと心配だったけどとにかく先生の指導に従ってやってみる。今日は先生が大勢いて、生徒2、3人に1人の割合で教えてもらえる。ほとんどつきっきりの指導で細かく教えてもらえていい感じだ。おいらとTacoさんの先生はおっとりした雰囲気の親切な人で感じがいい。怖い人じゃなくてよかった。でもこの先生はバリバリのトーナメンターっぽい。ということが、釣りをしていくうちになんとなく感じられた。楽しくやりましょうというよりも、いかに効率よくヘラを攻略するかという点に重点が置かれているように思われる。この点についても、おいらとしては好感が持てる。で、この先生の指導にしたがって釣り開始だ。

はじめのうちハリスの長さに違和感があったがだんだん慣れてきた。これだけ長くてもちゃんとタナまでエサは届くらしく、ちゃんと浮子が沈んでいく。ちなみに、浮子が沈むことを「浮子がなじむ」と言う。なじんだら切るを数回やったところでホワホワと浮子に違和感が現れた。ただ単に浮子がなじんで行くのではなく、ところどころフワっと動く。魚がエサの付近に寄ってきたことによるこの動きをサワリという。つまり、数投したところで早くもサワリが出てきた。あとは鋭いアタリを出すばかり。というか、鋭いアタリが出るのを待つばかり。

とかやってたら鋭いアタリが出て釣れたよ。でもまたしばらく釣れなくて、忘れたころにまた釣れる。といった感じで午前の部は終了。6枚くらい釣ったんだろうか。まずまず、なのかな?

午後は両ダンゴじゃなくてセット釣りだ。これは食わせエサとバラケエサを付けて釣る釣り方。ハリスが短い方の針にバラケエサを付けて魚を寄せる。ハリスが長い方の針に食わせのウドンを付ける。短い方のハリスは20cm、長い方は30cm。ウドンというのはワラビ餅のようなプニプニしたもので、これを3mmか5mm程度の立方体状にして針に付ける。ウドンはけっこう小さくして付けるので、それに合わせて食わせの方の針を小さなものに変える。これによって浮子のバランスが変わるので、オモリをいくらか足してバランスをとり直す。そしていよいよ釣り開始。

そしたらさ、いきなり釣れたのよ。ツンと鋭いアタリがいきなり出てパシっと合わせたらグンと重くて、なかなか上がってこなくて、こりゃでかいよ、とか思っていたら放送によるアナウンスがあった。「NBCのヘラブナ教室のみなさん、では競技を開始してください。」

午後は生徒たちのトーナメントで、おいらが魚とやりとりしている最中にいきなり始まった。この場合、この魚はどうするんだ? かなりデカいのに、ちょっと反則くさいじゃないか。ということで、この魚はフラシに入れない。あと30秒アナウンスが早かったらよかったのに。

さて、気を取り直してトーナメント開始だ。黙って打つ。黙って浮子を見つめる。ホワホワしながらなじんで行く。浮子の目盛り1つか2つを残すくらいまで深くなじむ。そこからじわじわと浮子が上がってくる。ときどきフワっと浮子が動く。そして鋭くスパンと落とす。ってな具合にいけばいいんだけどスパンとはなかなか落とさない。ズルズルっと鈍く入っていったりアタリが出なかったりすることが多い。ズルズル入ったときでも釣れるときがたまにあるけど確率はかなり低い。でもときどきスパンと落として釣れる。気分がいい。

こういう気持ちいいアタリを出すためにバラケエサのタッチを一投ごとに調整するんだそうだが、どう調整したものだかよく分からん。自分なりにしっかり付けてみたりラフに付けてみたり大き目にしたり小さめにしたりするんだけど、浮子の動きを理解できてないものだから簡単にはアタリが出ない。でもたまに釣れる。エサのタッチがたまたま合ったときに釣れる感じで、自分の制御で釣れてるとはとても思えない。先生のアドバイスに従ってエサを付けてみるんだけど、それでもなかなかうまくいかない。

そして感動的な出来事が起こった。フワフワするばかりでなかなか決めアタリが出ない状況のとき、先生がエサを付けてくれた。そのエサを打ったらこれまでの不調が嘘のようにいきなり釣れたのよ。見た感じ、おいらが付けたエサとたいして変わらんのだけど、きっと微妙に何かが違ったんだろうね。しっかり付けてみたんだというが、おいらの平均的な付け方よりもよっぽど弱い付け方に見えた。それでも表面を滑らかにしてしっかりしたエサになってたんだろうか。とにかく、ちょっとしたことで激変するということを目の当たりにして驚いた。1999年驚き大賞とかがあったとしたら、ベスト3に入ってるくらいに驚いた。

驚いたのはいいんだけど、それが真似できないから相変わらず釣れない。最後の1時間くらいは全然釣れなったよ。長いと思うでしょ。でも釣りをしてるとね、この1時間がすごく短い。もう1時間たったのかよ、釣れないよぉ、とか思う。でも残り時間数分のとき、これまでよりもエサを大き目にしてしっかり浮子をなじむようにしてみたら、ようやく釣れた。これでトーナメント開始から7枚目。そして競技終了。

じゃじゃーん。検量の結果、第4位でした。参加者は30人くらいかな。第5位の人と同じ重量だったんだけど、その人は前回のヘラブナ教室のときに第2位を獲得していたので、おいらに第4位を譲ってくれた。ありがとう。で、第4位の盾を貰った。バス雑誌とかにたまに載ってるNBCの例の盾ね。盾にはNBCのロゴと躍動感溢れるバスの絵があしらわれている。ヘラの絵じゃなくてバスの絵なんだけど、それはまあいいじゃないか。とにかく、バスのトーナメントでは決して貰えないであろうあの盾を貰えて、なんだか嬉しい。とりあえず飾っといたよ。

というわけで、とても充実した1日でした。楽しかったというだけでなく感動までしちゃったくらいだから、それはもう、相当なものですよ。2年か3年くらい前の2年間、おいらはヘラ釣りを熱心にやってたわけなんだけど、その2年間に得た進歩と同じくらいの量の進歩を今日1日で得られたと思う。いや、ほんとに。上手な先生に教わるっていうのはとても進歩を早めるものだ。このことにも感動した。

今日1日を終わって思うには、おいらはこれまでヘラ釣りを全然分かってなかったみたいね。バス釣りでいうとボトムすらとれてない状態ですわ。今日やっと、ボトムをとることの重要性を知り、いくらかボトムがとれるようになった。

ということは、新しい段階にようやく上がれたわけで、これからまたいくらか進歩できるんじゃないのか? そういうチャンスは逃さず進歩しといた方が賢明じゃない? ということで、来週末も管理池にヘラブナ釣りに行く予定です。椎の木湖というところにアドモニさんっていう人と一緒に行こうかと画策しています。もしかしたら、Tacoさんも一緒に行くかも。Tacoさん、どうよ?

とにかく、ヘラ釣りに行って、今日やったことをおさらいしたい。

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1999/10/05

嬉しいお知らせ。

タナゴ釣りロッドができました。しかも3本。

これを読んでる人にとっては別に嬉しくないでしょうね。でもおいらにとっては、嬉しいのです。なのでこれは嬉しいお知らせ。

会社帰りに東急ハンズで長さ30cmほどのコルクの棒を買った。帰ってきてそれを3つに切断してそれぞれヤスリで削ってグリップっぽい形にして、それから電動ドリルで穴をあけて、その穴に竿を挿し込んで出来上がり。竿の部分には、ずっと昔に買ったままほとんど忘れ去られていた振り出し竿の先の方を使った。

振り出し竿が何本かあったので3バージョンのタナゴロッドが作れた。75cmと103cmと134cmの3本。3本ともちょっと堅めの先調子でいわば競技用タナゴロッド。トーナメント仕様ですわ。

そんなことはどおでもいいのだけど、とにかくこの3本の竿はとても愛らしいので、見せたいのだよ。誰か見に来てくれ。たぶんこんどの日曜日にびん沼のどこかにいると思うんで、青いパジェロミニを探してください。

もうちょっと寒くなったら、霞ヶ浦にタナゴ釣りに行ってもいいですね。西の州ドックとかでやってるでしょ? 何度か見た記憶がある。西の州でオカッパリするついでに乗せてってくださいよ。おいらはドックでタナゴ釣りしてますわ。

じゃ、よろしく。

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1999/10/03

10月になりました。運動会の季節ですね。運動してますか? ご存知のようにバス釣りはスポーツフィッシングのひとつだなどと言われています。ヘラ釣りも競技的要素を含むため、スポーツフィッシングの草分けだなどと言われることがあります。ヘラ釣りがスポーツであるとしたら、おいらはこの週末、スポーツはしてました。でも運動してたとは言えないように思われます。

まずは昨日。ほんとは山彦選手と一緒に霞ヶ浦でスポーツフィッシングにいそしむ予定だったけど例の臨界事故の影響が懸念されたため中止。土浦あたりは影響ないようにも思われたけど、何もわざわざ事故現場に近づいて行くことはないなぁと思ってやめにした。

バス釣りが中止になったので代わりにびん沼でヘラ釣りした。10時半くらいから3時くらいまで、新河岸川放水路の入り口付近でがんばったけど、手のひらサイズのノンキーを5個くらい釣ったのみ。対面でやってたお兄ちゃんはいい型のヘラを何個か釣ってた。なので決して釣れないわけじゃない。でもおいらには釣れない。

釣りを終わって帰ってきてから、ホームセンターに行った。そこで水槽用の砂、水草2種、金魚のエサ2種、水質調整剤を購入。家に戻ってさっそく砂を入れ水草を挿し、それから1/3ほどの水を入れ換えた。砂を入れた結果、水はおおいに濁ったがしばらくしたら澄んできた。そしておもむろに水槽を見やってみれば、水草と砂を追加したことが功を奏して、なかなかいい感じの水槽になった。あとは魚を追加するばかり。

そして今日。朝9時ごろ妻とともにびん沼に行った。新河岸川放水路の入り口のところに陣取って支度をする。おいらが支度をしている間に妻はニゴイを逃がしていた。昨日までうちにはニゴイの幼魚が2匹いたのだが、そのうち大きい方を逃がした。ちょっとうちの水槽には大きかったので逃がすことにした。

妻は魚を逃がしたり猫を見たり、あるいは支度したりしている。おいらはひたすら支度をする。20分ほどで支度はできた。ヘラ台を2つセットした。エサも2人分作った。竿も2本用意した。そしてそれぞれ釣り始める。一応おいらはヘラを狙っている。妻はクチボソなどのジャミを狙っている。

釣り始めてしばらくしておいらはさっそくクチボソを釣った。小指ほどの大きさのかわいいクチボソだ。持参したフラシに入れておく。さらにしばらくやってたら妻もクチボソを釣った。これはいくらか大きい。大男の中指くらいはありそうだ。うちの水槽にはちょっと大きいかも。でもとりあえずキープ。もっと小さなやつが釣れるといいんだけど。そのうち妻はさらにクチボソを釣った。こんどのは中くらいの大きさだ。これで大中小と3匹揃った。クチボソはこれで十分でしょう。

クチボソには目もくれず、といっても頻繁にエサを突つかれるんだけど、それはともかく、ヘラを釣りたい。という具合にお昼ごろまでがんばって、今日はなんとか2つ釣れたよ。20cmくらいのぎりぎりキーパー2枚。やっぱりヘラのアタリはジャミとは違うね。浮子の入り方が鋭くて気持ちいい。ツンと鋭く落とすもの。そこですからずチャっと合わせるとグンと重みが伝わってコクンコクンと泳ぐのよ。魚の引きによって美しい弧を描いたヘラ竿はPalms EDGEに劣らずかっこいい。

そんなわけで、ヘラが釣れて幸せ。今日のメインの目的であったクチボソも釣れて満足。

昼過ぎに帰ってきて、クチボソ中とクチボソ小を水槽に入れてやった。クチボソ大はフラシから逃げ出していた。これで水槽にはニゴイ1匹とクチボソ2匹になった。あとはエビだな。

3時ごろ、おいらはふたたびびん沼にいた。1/16oz.さんと待ち合わせている。余っているヘラ台をあげるために待ち合わせた。おいらが到着したときには1/16oz.さんは既に来ていた。奥さんも一緒だ。お子さんも一緒だったらしい。車の中で寝ていたので挨拶できなかったのが残念。始めまして、やのと申します。お父様にはいつもお世話になっております、と挨拶するつもりだったのに。でも奥さんに挨拶できたからいいや。

さっそくヘラ台を渡した。おいらはお菓子を貰った。そんな気をつかうことないのに。まあでもとにかくありがとう。まだ食べてないけど、あれおいしそうだよ。ケーキもいいけど、あれもいい。かなりいい。おいらの好みを知っていたかのような選択だ。あとで食べる。

1/16oz.さんとしばし雑談したあと、おいらはタモアミと固形酸素の入った小さなクーラーボックスを持って川べりに降りた。草が水に覆いかぶさってるところにタモアミをガサガサ突っ込んでエビをとるつもり。で、ガサガサやり始めたところでトライアンフさんがやって来た。バズが結んであるロッドを持っている。あれこれ雑談しながらそれぞれ目的の水生生物の捕獲に励む。

それで結局、エビは1匹しかとれなかったよ。体長1cmくらいの極めて小さいのが1匹。目標としていたエビは1匹しかとれなかったけど、ヨシノボリがいくつかとれた。1.5〜3cmくらいのやつが全部で8匹くらいかな。それと1匹だけ、クチボソの稚魚らしき魚もとれた。1.5cmくらいの細っこいやつ。

今うちの水槽には、ニゴイ1匹、クチボソ中・小・極小の3匹、ヨシノボリ8匹くらい、極小エビ1匹がいる。あと欲しいのは、タナゴ数匹とエビ数匹かな。ドジョウも欲しいと思っていたけど今は底層魚だらけだからドジョウはいいや。

ところでヨシノボリはなかなかいいよ。珪化木にへばり付いたりしてるのがいい。ベイトフィッシュとして有名なヨシノボリの動きを観察するとバスの釣果が上がるかもよ。ヨシノボリを見てると、岩を伝うようにデッドスローに動かすとバスが釣れるっていうのが理解できるような気がしてくる。しかも、デッドスローを基本としながらもときに鋭くピュっと動かすのも、なんだか分かるような気がする。

あともひとつ。今日初めてデストロイヤーってものを見たよ。トラさんが使ってた。F2-57Xだっけ? しかもリールはTD-Zだった。ちょっと使わせてもらった。デストロイヤーがどうかっていうのはよく分からんかったけど、TD-Zの軽さはすごいね。ほんとにむちゃくちゃ軽い。プラスチック製のおもちゃみたいな持ちごこち。竿もけっこう軽かったから、竿とリール全体がむちゃくちゃ軽かった。あの組み合わせだったら1日シャロー打ちつづけても手首とか平気かも。竿の方はよく分からんけど、TD-Zはかなりいい感じだ。クラッチについても、おいらが持ってるTD-Xより使いやすくていい。なんだか、TD-Z欲しくなってきた、ってほどでもなかったりするけど、TD-Xと交換してほしい気分だ。

もうひとつあったんだった。それは、火曜日のバスキチをどうするかってことだ。君子は危うきに近寄らずっていうからなぁ。事故現場近在の小学生が元気に登校していたとしても、数年後、彼らは白血病で倒れるかもしれない。ニュースの報道はまぁ大方事実を伝えているとは思うけど、それが必ずしも真実とは言えないでしょ。政府が安全だと発表すれば安全だと報道する。でも政府がパニックなどの混乱を恐れて意図的に発表内容を歪めていると考えられないこともない。考え過ぎだとは思うけど、一生のうち何度かは、考え過ぎの考えが正しいなんてこともあり得るようにも思われる。

さて今回の場合はどうだろう。別にたいしたことないと考えてもいいように思うけど、どっちかというと、もうしばらく様子をうかがっていた方がいいような気がしないでもない。それに今は仕事が忙しいから休みなんてとってる場合じゃない。普段ならどんなに忙しくても仕事なんて適当に片付けて無理矢理にでも休むんだけど、事故があったときに何もそうすることはないかなと、思わんでもない。

ということで、今回バスキチは休むつもり。

では最後に、君子について学ぼう、のコーナー。システムソフト電子辞典・広辞苑第四版より。

君子の過ちは日月の食の如し
君子は、過ちを犯すことがあっても、日食・月食のように少しも隠しだてせずすぐにそれを改め、人々はまた敬服するようになる。

君子の交わりは淡きこと水の如し
君子の交際は水のように淡泊であり、いつも変ることがない。

君子は危うきに近寄らず
君子は身を慎み守って危険を冒さずこれを避ける。

君子は器(キ)ならず
器物はそれぞれ一つの用に適するだけだが、君子は一技一芸にすぐれるばかりでなく、どんな用にも融通が利く。

君子は周して比せず、小人は比して周せず
(「周」はあまねく行きわたる、「比」はべたべたくっつくさま)君子は広く人と親しむが、小人は小人数で党派を作りやすいものだ。

君子は独(ヒトリ)を慎む
君子は他人が見ていない所でもその行いを慎む。

君子は豹変す
君子がその過ちを改めると鮮やかに面目を一新する。俗に、考え方や態度が急に一変することに使われる。

君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず
君子は交際が断絶しても、相手の悪口を言わない。

ここまで読んできたみなさん、お疲れさまでした。そりゃそうと、うちにはPublic EnemyのCDが無いのが、そんなことでいいんだろうか。

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