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びん沼川バス釣りレポート

1998年11月

Contents of Fishing Report

Fishing Report

アタリ?

1998年11月29日日曜日、4級小型船舶操縦士免許の学科試験から帰ってきてそのあと、びん沼で釣りをした。

14時40分から16時40分までの2時間、新河岸川放水路の東大久保橋下と最西端でやってみたけどひとつも釣れなかった。ルアーとリグはいつものようにリーパー常。途中2回、アタリらしきものがあってどちらもパシッとあわせてみたけど魚は乗らない。アタリじゃなかったかもしれないが乗せられないショートバイトだったかもしれない。どちらかは分からん。

最近びん沼は厳しいみたい。今日は釣った人をひとりも見なかった。ヘラはつい最近放流があったようだが今日は調子悪かったみたい。多くのヘラ師がぼやいてた。

そんな感じで、これといって書くほどのことがない釣行記でした。それではみなさんごきげんよう。

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【番外編】東浦の水門

1998年11月28日土曜日、明日は学科試験だというのに午前中、東浦で釣りをした。本来なら家で問題集でもやっているべきところだが、釣りに行かないと気分が悪くなるのでむりやり釣りに行くことにした。ちなみに今日はひとり。

4時ちょい過ぎに家を出てガソリン入れてコンビニでパンと缶コーヒーを買って食べながら外環和光インターに向かい外環に乗って東に走り三郷で常磐道に入って桜土浦を通り越し千代田PAで一服し千代田石岡インター着。そこから6号→355号→県道144号経由で目的地、東浦北岸陥没護岸&沈みテトラ地帯に到着。6時ちょい過ぎ釣り開始。風はほとんどなし。着こんだおかげで寒くない。スピナベ投げてアタリなし。リーパー常をじわじわ引いてもあたらない。小一時間経過。水門に移動。

水門でもまずはスピナベ。小さなバイトがあったかもしれない。でもほんとにバイトだったのかいまいち分からん。しばらくスピナベでやってみるが結局釣れない。リーパー常に変更。今日のカラーはDozeu。泥鰌(ドジョウ)のことだな、きっと。こいつを下投げでポイっと投げて着底させてじわわ〜んとごくごくゆっくり引いてフッっとラインテンションが抜けたようなアタリ。これアタリかぁ〜と半信半疑に聞き合わせると魚の感触。まずは30cm。目の前を通ったDozeuを吸いこむには吸いこんだがそのまま動かずじっとしてたのかな、このバスは。そのせいかどうか知らないが飲まれちゃってた。でも安心。おいらのフックはいつもバーブレスなのでね。スピナベもラバジもオフセットもマスバリもなにもかも全部バーブレス。外しやすいからね。

飲まれたせいでラインがガサガサ。リグり直して再び同じ場所に下投げでポイっと投げて同じくじわわ〜んと引くとまたフッと気の抜けるようなバイト。今度は迷わずパシっと合わせたんだけどまた飲まれてた。なんでだ? それはそうと2匹目も30cm。またもやリグり直して同じように投げて同じように動かすと、あろうことかまたバイト。こんどは軽くコンっときた。パシっと合わせて3匹目。30cm。こんどは飲まれてなくてひと安心。こうなってくるともういくらでも釣れるような気がしてくるね。

でもそれは気のせいで以後アタリはまったくなし。移動。ドックとか別の水門とか数か所をまわってみたが魚の気配ゼロ。この水門にまた戻ってきてしばらくやってみたがアタリなし。沈みテトラももう一度試してみたがそっちも気配がない。この時点でまだ10時半。恋瀬川方面に向かって車を走らせ小さな水路が目に入りちょっとやってみる気になった。リーパー常をズル引いてたらギルっぽいバイトが数回あったが魚は釣れない。明日は試験なのでここで終了。11時半。帰ったら問題集の見なおし。

の予定だけど、とりあえずこれを書いている。問題集はこれから。あ〜いそがしいいそがしい。

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さっぱり

1998年11月23日月曜日勤労感謝の日びん沼のあちこちで釣りをしたけどさっぱりだった。

6時ちょい過ぎ、新河岸川放水路西端で釣り開始。まだだれもいないだろうと思って行ってみたが先客が3人。熱心な人たちがいるもんだ。先客たちの対岸で釣りを始める。いつものようにリーパー常。しばらくやっていると対岸にいた先客のひとりが声をかけてきた。かつておいらをバスボート釣行に誘ってくれた寺田さん。なんだ、熱心な人たちというのは寺田さん一行だったのね。で、ここで1時間やってみたけどバイトなし。移動することに。移動する前に寺田さんに、アタリあります?と聞いてみると何度かアタリはあったけど乗らないと言っていた。その後釣れました?

次はなんとか運輸下のコンクリート護岸。ここで15分ほどやったあとは南畑。排水機場の近くで15分ほど。最後は砂塚橋下。ここを最後に8時半終了。ノーバイト。

いったん家に帰ってから妻を伴いモーニングセットを食べるつもりで喫茶店に行ったものの休日はモーニングセットをやってないということでレギュラーメニューのなかからホットドック。朝食後パンとか野菜とか肉とかココアとか牛乳を買って帰宅。

11時半には再び南畑。いいかげんバスは釣れそうもないのでひさしぶりにへら釣り。11尺竿のテンテンでグルテンのセット。バラケは食わせタッチ3+浅だな2+水1。食わせはアルファ21の標準作り。このセッティングで2時半ごろまでやってみたけど浮子はピクリとも動かない。てきとうにやってれば2つ3つ釣れるだろうといういいかげんな気持ちで望んだらだめね。へら釣りもなめたらあかん。

このまま帰るものつまらないので新河岸川放水路東大久保橋下でバス釣り。リーパー常で30分、アタリなし。3時半ごろ、意外に人が少なかった老人ホーム下。土手を降りてゆくと釣りをしていたひとりの男性がおいらのほうを怖い顔で見つめてる。なんかおいらは悪いことでもしたのだろうかといぶかしみつつ歩み寄るとべちさんだった。怖い顔じゃなくて遠めに見てる顔だったのね。ほ。

状況を聞いてみると、1時ごろからやってるけどさっぱりなんだそうだ。おいらも今日はさっぱりです、なんて話しをしたあと、あまり期待はしてなかったけどいちおう釣りをしてみる。ここでもリーパー常。けっきょくここで30分ほどやってみたけどここでもノーバイト。ふぅ。

というさっぱりな一日でした。今日は一日中釣りをしてたのに1匹の魚にも触ってないな。やれやれ。今日びん沼でバス釣った人います? 釣り方教えて。

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【番外編】リーパー常とスピナーベイト

1998年11月21日土曜日、高橋さんとともに霞ヶ浦で釣りをした。

ようやく明るくなりはじめた6時ごろ、東浦北岸の沈みテトラ地帯で釣り開始。風がいくらかあってかなり寒いがかなり着こんでいたのでだいじょうぶ。耳がかくれる毛糸の帽子の効果がてきめん。ただ、マフラーで襟元をふさいで指先部分に穴があいた手袋をしていけば完璧だったかも。とりあえずスピナーベイトで沈んでいるテトラの上をざっと流してみるがノーバイト。今来たところを引き返す。こんどはジャンボグラブの3/16ozテキサスリグ。フッキング率向上のためオフセットフックじゃなくてストレートフックを使ってみた。こいつをテトラの隙間にうまく落ちるようにズルズル探るがバイトなし。フッキング率の向上もなにも、バイトがないんじゃしょうがない。

テトラ付近はだめっぽいので、100mほど先の水門に歩いて移動。ここもジャンボグラブテキサスでやってみるがあたらないので、スピニングロッドを取りだしリーパー常に変えてみる。こいつを水門の壁際に落としてから、竿先でツンっとはじくとひったくるようなバイト。35cmくらいとまずまずのサイズ。テキサスをズルズルしていたときには反応しなかったが、リーパーを鋭く動かしたら食ってきた。

東に向かって移動。目に付いたドックとか園部川の河口とかに寄ってみたがあたらない。さらにしばらく進んで以前釣果のあった葦原。この時点では風もやみけっこう暖かい。高橋さんはまだ釣れてないことも手伝ってウェーディング。がんばるねぇ、高橋さん。若いからな。年よりなおいらはウェーディングするつもりはさらさらなかったので引き続き岸釣り。護岸をリーパー常で流してゆくが魚の気配ゼロ。そのまま歩いてちょっと先のドックでやってみる。石積み堤防の先端にリーパー常をズルズル通して今日の2匹目30cm。ドックの中もやってみたが結局釣れたのは石積み先端の1匹のみ。

このドック、ほかにも数人の釣り人がいて、そのうちのひとりが、おいらが釣ったあたりで釣っていた。高らかにガッツポーズを決め仲間に魚を見せている。30cmほどの魚ではあったがかなり嬉しそう。ブラックバスという幻の魚がまさか自分に釣れようなどとは夢にすら思っていなかったといった風情。釣り上げた魚を持って車のほうに歩いていく。長さでも計るのかと思って見ていると、なんと車の中にライブウェルが仕込まれていてそこに魚を入れていた。うむむ、人の考えることというのは分からんものだ。

などという珍しい光景に見とれたりなんかしていると高橋さんが戻ってきた。この寒い中果敢に水の中に入ったカイあってスピナベで1匹釣ったそうだ。サイズはたいしたことなかったらしい。でもこれでとりあえず二人ともボーズを免れひと安心。ここでコンビニの弁当で昼食。11時過ぎ。

さて次はどこに行こうかと弁当を食べながら相談。東浦では予想していたほどの釣果が得られなかった。それに意外と人が多い。本湖東側は二人ともさほど好きじゃない。西浦北岸は、高橋さんはほとんど行ったことがないようだが、おいらはあまり好きじゃない。今日は風があまりないのでいっそのこと西の州にでも行くかということで話がまとまる。西の州は夏のあいだ数々の楽しい釣りをしてきた地域だけにいかにも気乗りする感じ。

最初に入ったのは新利根川河口付近のオイルフェンス地帯。ここの鉄柵際にリーパー常を通す。鉄柵際の底には鉄っぽいものでできた網目状っぽい蓋みたいなものが設置されている。この蓋っぽいものの網目にシンカーを軽く引っ掛けた状態でシェイク。最近シェイクなんて滅多にしないのだが、軽く引っかかる状態がなんとなくシェイクしたい気分にさせた。30秒くらいのんびりとシェイクしていたらクククとバイト。25cm。リーパー常のシェイクで釣ったのは初めてなんじゃなかろうか。これで3匹目。

和田方面に移動。高橋さんはここでも葦原に入る。おいらは和田のワンドで降ろしてもらう。降ろしてもらってまず驚いた。スピニングロッドにベイトリールを取り付けた若者が難しい顔をして釣りをしてたのよ。なんだか怖くて避けて通った。で、釣りの話しに戻って、和田のワンドでもリーパー常。杭があちこちに立っていて、そのうちの1本でバイト。杭にラインがこすれるようにズル引きしたら1匹釣れた。25cm。さらに和田入ドックでもやってみる。壁際をズル引くと引っかかる。これをプンっと外したらひったくるようなバイトで25cm。ここでは2匹。

寒くなってきたので高橋さんがやっている葦原に歩いて行くとちょうど上がったところだった。どう?おいらはふたつ釣ったよ、なんて挨拶すると間髪入れず「3つ釣ったよ」としたり顔。40、45、35だっけ? とにかく45cmを釣ったそうだ。全部スピナベ。ブレードを手で捻じ曲げて小さな水流でも回転するように即席で改造したスピナベをゆっくりズル引きして釣ったという。

次に入った沈船ポイントでも改造スピナベのスローロールで釣っていた。40cm弱くらいだったかな。おいらは水門のところで20cmくらいの小バスを1コ。リーパー常。

次は三次ドック。しばらくやったが釣果なし。もう薄暗くなりはじめてきているが、最後に隣の飯出ドック。リーパー常を壁際に通した1投めにこれまた20cm。これがおいらに釣れた最後の魚。高橋さんはここでもスピナベで1匹追加。30だか35だか。あまりよく見なかったが、少なくともおいらが釣った小魚とは違ってバスらしいかっこうをした魚だった。

おいらの釣果は全部で7つ。すべてリーパー常。一方の高橋さんは合計6匹。すべてスピナーベイト。ふたりともよく釣ったほうなんじゃないかな。複数個釣ったのは久しぶり。ここのところ釣れても1匹ってのが続いてたからね。しかし、リーパー常にしろスピナベスローロールにしろ、どちらもハズレの釣り方じゃなかったみたいだけど、やっぱりスピナベのほうがサイズが上がるんだろうか? 数ではおいらのほうが1コ多かったけど総重量で比較したら断然高橋さんだもんね。

いやまてよ、リーパー常にハズレはないからスピナベがアタリってことか?

などという難しいことはよく分からんがとにかく楽しい釣りだった。わき目もふらずひたすらリーパー常で通したってのもなんだか気分がいい。わき目もふらずスピナベで通したらもっと気分がよさそうだけどね。

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魚はいないが人は多い

1998年11月14日土曜日、本来なら霞ヶ浦にでも行っているところだが明日船舶免許の実技講習が朝からあるので今日は遠出するのをやめておいた。家にいても退屈なのでびん沼で釣りをした。

まずは朝の部。6時ごろ老人ホーム対岸に到着。リーパー常を数投したのみ。新河岸川放水路に移動。東大久保橋のとなりの小さな橋のたもとでやってみる。橋脚の際にリーパー常を通すとバイト。30cmくらい。まだ6時半。その後9時まであちこち移動しながらやってみたが釣れたのはこの1匹。いったん家に帰って朝食。

そして午後の部。南畑に到着したのが13時半ごろ。あちこち行って最後は老人ホーム下。釣り終了が16時半。3時間、リーパー常、リーパースプリット、スピナベ、ラバジでやってみたがノーバイト。ピクリともしなかった。

けっこう今日はがんばってみたのに釣れたのは1匹だけ。バラしたとか乗らなかったとかいうのはなくて、今日は結局1バイトあったのみ。今日使ったリーパーは昨日買ったYellow Ayuというカラー。さっそくこれで1匹釣れたのはよかったかな。釣れたのは橋脚だったけど、橋脚で釣ったのは初めてだ。これまでも人がいなければいちおう通してみたりはしていたのだが釣れたのは今日が初めて。いることもあるのね、橋脚。

それにしても人が多かった。天気が良くて暖かくて風もない。そんな日は人だらけだな。ちょっとうんざり。これからはボートだからいいけどね。

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びん沼の視察

1998年11月8日日曜日、午後ちょっと時間ができたのでびん沼の様子を見に行ってきた。釣りも一応するにはしたけど釣りは本来の目的じゃない。

簡単にまとめると、14時半から17時まで、老人ホーム対岸→新河岸川放水路・東大久保橋付近→老人ホーム下の3か所で、常吉リグを使って、護岸の切れ目を中心に探って、ノーバイト。使ったワームはリーパー、ロボ・ストレート、ボディーシャッド、アライブシャッドの4種類。

びん沼の魚はどこにいるの? ワームをスローに動かしたんじゃだめなの? 様子を見るつもりだったのに様子が全然わからなかった。どうも最近ダメ人間だ。

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【番外編】霞ヶ浦の視察

最近寒くなってきたね。昨日もずいぶん寒かったけど、寒くなると魚はどんなところにいるんだろう。そんなことがちょっと気になったものだから、それじゃあってことで霞ヶ浦の様子を見に行ってきたよ。

1998年11月7日土曜日、ここ2週間魚を釣っていない高橋さんとともに霞ヶ浦に行ってきた。久しぶりのオカッパリ釣行だ。

最初に入ったのは古渡の葦原。6時ごろようやく明るくなってきたのを見計らいエントリー。この寒いなかウェーダー履いて水の中に入って行くとは正気の沙汰とは思われまいが、とにかく入って見ることに。30分くらいやってみたけど魚の気配すら感じられない。あそこは夏のポイントかもね、などど話しながら次の場所に移動。

和田方面の葦原に向かうその途中、西の州の沈船ポイントに立ち寄るが波風が強すぎて釣りにならない。水路の壁際に数投してここはおしまい。本来の目的地、和田の葦原に向かう。着いてみるとここも波がある。ウェーダーで入れる感じではなかったのでさらに移動。

新利根川河口付近のオイルフェンス地帯。ここはかつて49cmを釣ったポイント。49cmが釣れたところの底には何かがあることが分かっていたので高橋さんに釣ってみてもらうと1匹釣れた。スピナベを通して釣れたのは30cm無いくらいの魚だったがこれが今日初めての魚。その地帯のあちこちで二人であれこれやってみたが結局釣れたのはその1匹。リーパー常をしていたおいらにも微かなアタリが一度あったが合わせることができなかった。寒かったものだから即座に体が反応しない。

次は城下川河口付近。このあたりは風をよけていて釣りやすい。けっこう人気の場所らしく釣り人が多く見られる。良さげなマンメイドストラクチャーがたくさんあって面白そうに見えるのでしばらく時間をかけてやってみる。しかしここでも釣れてくれない。リーパー常に一度ギルが乗ったがこれすらバレてしまった。二人してまだ1匹。

こりゃいかんということで一気に東浦まで北上。霞ヶ浦大橋をちょっと超えたあたり、東浦の入り口付近の芦原で再びウェーディング。初めて早々に高橋さんに1匹。葦際に落としたおいらのラバジにもほどなくバイト。しかしバレた。寒いのでフッキングの力が弱かった。その後ラバジ&スピナベで葦際を流してみたがノーバイト。寒いので高橋さんより一足先に陸に上がって一休み。ちょっと先に水門が見えたのでそこでやってみる。スピナベを通してみるとクククとバイト。合わせたような合わせなかったようなという中途半端な合わせに乗るには乗ったが魚体が見えたところでまたバレた。寒いので体が瞬時に反応しない。もうこの時点で今日は釣りをしに来たんじゃなくて高橋さんの釣りに付き合いがてら霞ヶ浦の様子を見に来ただけだということにひそかに決めた。

しばらく車を走らせると人があまりいないドックを発見。ドックの外壁の先5mあたりに波よけ用のテトラが積んである。テトラ際にラバジを落とした高橋さんはさっそく1匹釣っている。真似しておいらもリーパー常を落としてみるがギルっぽいバイトがあるのみ。テトラの隙間の奥のほうに魚がいそうな雰囲気だったが結局釣れない。釣りに来たわけじゃないから別にいいんだけど。

次のポイントは東浦の上のほうの北側の護岸。テトラが沈んでていかにも魚が付いてそう。いきなり高橋さんは釣っている。ほどなくしておいらのリーパー常にもバイト。かろうじてフッキングできたが目の前でバラす。釣りに来たわけじゃないから別にいいんだけど、なんとなく気分を変えてみたいような気になってボディシャッドの常吉に。これでしばらくやっているとまたバイト。こんどはいつものようにスィーと十分にフッキング。37cm。ようやく釣れた。あ、でも釣りに来たわけじゃないから別にいいんだけど。高橋さんはさらに1つ追加してたかな。

以上、寒い日の霞ヶ浦でした。東浦には初めて行ってみたんだけど、けっこう面白そうなポイントがたくさんあったよ。北風をよけるみたいでこれからの季節東浦はいいかもね。寒いとショートバイトに悩まされるようなこともあるだろうけど、その前に瞬時に体が動いてくれないことのほうが問題だったような気がするな。ま、今回は、釣りに行ったわけじゃないから、別に、いいんだけどね。

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【番外編】土浦でKawanaさんとボート釣り

1998年11月3日火曜日Kawanaさん山彦さんatomさんTacoさん、そしておいらの計5人が集まって霞ヶ浦で釣りをした。参加者全員がホームページを持っているという珍しい集団。それぞれのホームページでこの日の釣りに関するなんらかのレポートがなされているに違いない。

常磐道谷田部東パーキングエリアに午前5時集合。Kawana車、山彦+やの車、atom+Taco車の3台はそろって桜土浦インターで降り土浦のマルトボートへ。受付を済ませボートの支度をし各人出船。おいらはKawanaさんに同船させてもらったが、他の3人はそれぞれ自前のエレキを付けて1人ずつ。

Kawanaさんとおいらのコンビはまずは土浦新港方面の杭に行ってみる。とりあえずスピナベを杭の付近に通してみるが無反応。10投くらいしたところでやめて、こんどはラバジ。これもだめ。となればこんどはリーパー常。これでひとつやふたつは出るでしょう、とか思っていたがあたらない。あれれ、杭にはいないのか?

だめっぽいのでマルト前の浚渫に移動。魚探を見てると面白い。水深2mくらいのところからガクンと5mとかに落ちていたり、なんて地形があちこちにある。ゆるゆるボートを進めてゆくと水底がぐちゃぐちゃになってるところにたどり着く。Kawanaさんが案内してくれたその地点はどうやらオダらしい。山彦さんはすでにその付近にマーカー落として釣りをしている。初めての釣り場でさっそく発見するとはやるな、山彦さん。我々もそのポイントに入れてもらって、とりあえずラバジを投げてみる。ズルズル探ると木の枝っぽい。すぐにギルっぽいバイト。グラブの尻尾をかじられてる感じ。バスは釣れない。Kawanaさんにならってクランクも投げてみるがあたらない。すぐに根がかるし腕が疲れるしやっとれん。とりあえず今のおいらには向いてない。スピナベも投げてみるがこれもだめ。とかなんとかやってるとKawanaさんがクランクで釣り上げた。そこでもう一度クランクに挑戦。でもすぐ飽きる。クランクで釣ったことがないものだから根気が続かん。

あれこれやってだめなので素直にリーパー常に変えてみる。しばらくしてギルバイト。試しに合わせて見ると案の定ギル。25cmくらいありそうなでかいやつ。釣り歴20年でありながらまだ2匹しかギルを釣ったことがないというKawanaさんはけっこう感心してくれる。嬉しいやら恥ずかしいやら。ギルを釣り上げたおいらの勇姿をデジカメで撮ろうとまでしてくれたが、撮られる前にリリース。ふぅ、あやうくギラーやのの姿がホームページに出るところだったぜ。

その後別のオダに行ってみたり、桜川河口のブレークや杭をちょっと試したりしてみるがどうもだめっぽい。最初のオダに戻って再度やってみる。ここでまたもやKawanaさんのクランクにアタリ。30cmくらいでしたっけ? Kawanaさん2匹目。まだ釣ってないおいらはかなりヒヤヒヤした気分。やべ、とか思う。オダっぽいところでリーパー常をしているとまたもやギルっぽいバイト。合わせたつもりじゃなくてギルからワームを取り上げるつもりで軽くあおったのに釣ってしまった。ま、でも、ギルもいないよりはいいだろうと考えて、さらに常ってやってみる。

そこのオダには絶対バスもいるという確信がどういうわけだかあったのに釣れてくれない。しばらくワームを止めておいたらそのうち食うかもとは思ったが、風でボートが流れるのでうまくいかない。Kawanaさんのエレキはハンドコンなので風の中ステイするのが難しい。それでもおいらのことを気遣ってボートの位置をこまめに調整してくれる。Kawanaさんはクランク主体で手早く広い範囲を探れるからボートポジションが動いてもけっこううまく対応できるのだろうが、おいらの釣りに合わせて調整してくれる。申し訳ないと思いつつもクランクで釣れるような気がしないので無理やり常る。釣り始めて早い時間帯に釣れないとすぐにペースが乱れるな、これ、反省点。

ここでちょっと移動して特にオダというわけではないブレークライン。移動のあいだにリグり直す。釣れないのはリーパーのせいか? なんて心にもないことを無理やり思いつき、ボディシャッド常にする。さらに、根掛かりはひどいだろうがとにかく釣るためにマスバリに交換。ここではこれでやってみる。第1投。ボディシャッド常がボトムに着くと同時くらいにいきなりバイト。落ち着いてスィーといつものように合わせるとギルとは違った良い手応え。ようやく釣れた。35cm。これがこの日唯一の釣果。

その後しばらくやっていたが風が強くなり波だってきたので全員あがって釣り終了。2時前くらいだったかな。片付けのあとみんなそろって中華屋で食事。おいら以外の4人はエビチャーハン+半ラーメン+サラダ+飲み物セットを頼んでいたが、それはちょっと多いぞ、と思ったのでおいらだけ五目ヤキソバ。協調性の無さをほのめかしてしまうかと一瞬ためらったが残すのも気が引けるので五目ヤキソバ。で、あれこれしゃべって解散。今思えば、杏仁豆腐を頼むんだったな。しくじった。

さて今回の釣行を振り返って思うのは、まずなによりも、あれこれやってだめなときはあれこれするのをとっととやめて自信の持てるものだけに集中すべきかもってことかな。最後のほうはひたすら常っていたものの、もっと早くから徹底して常もしくはスプリットにしとけばよかった。ボートが流されるのでちょっとやりにくいかなと思ったのが失敗だったな。流れにまかせてあちこち探ればよかった。うむむ、ちょっと悔やまれる。それともひとつ、クランクブン投げるってのももしかして気分いいかも。Kawanaさんの投げっぷり・巻きっぷりを見てて思ったな。でもなんか苦手な感じはぬぐえない。1匹釣れれば感じも変わるとは思うけど。

ま、そんなわけで、釣果はイマイチだったけど、新たな着想が得られた良い釣行でした。Kawanaさん、Tacoさんとも新たに面識できたし。しかしホームページ作ってるってだけでこんなにも友達ができるなんてね。しかもホームページ関連釣り友達ってどういうわけか例外なくみんな感じがいいんですけど。それはなぜ? 中にはエグイやつとか意地悪なヤツとかまがまがしいヤツとかいてもいいような気もするんだけどな。みなさん好青年なのはなぜだろう。いや、まぁこれはけっこうなことなんですけどね。そんな好青年のみなさん、お疲れさまでした。また機会があればご一緒しましょう。Kawanaさん、いろいろ面倒みてもらってどうもありがとうございました。なお、次回おいらがマルトから出船するときは5匹は釣る予定です。では。

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