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びん沼川バス釣りレポート

1998年8月

Contents of Fishing Report

Fishing Report

【番外編】久々の沈船

1998年8月29日土曜日、高橋さんとともに霞ケ浦に行ってきた。東日本、北日本では大雨による災害が出るくらいの不穏な天候で、霞ケ浦よりちょっと先の水戸でも川が増水してたいへんなことになっているらしい。それでも岸釣りならなんとかなるだろうということで、とりあえず行ってみることにした。

午前3時にうちの前で待ち合わせ、おいらのパジェロミニではなく高橋さんのランドクルーザーに乗って出発。災害時、ランドクルーザーのほうが頼り甲斐があっていい。ゆったりしてて乗り心地も快適。

4時40分ごろ、かつて(といってもちょっと前)よく行った沈船ポイント ―― 西の州と和田の中間あたり ―― に到着。とっとと支度をし5時前には釣り開始。風はそよそよ吹く程度で波もない。ときどき晴れ間ものぞきむし暑い。大雨の災害ってなんのことだろうと思うようないい天気。

高橋さんは水門のところで、ラバージグでいきなり釣っている。開始後3分といったところ。絶好調。おいらはスピニングタックルにロボ・リーパーの常吉。こいつで沈船の際や岸壁の際を探って結果4匹。25、30、30、40cmといったところ。

8時半ごろ沈船ポイントをおしまいにして近くの水路。ここでもリーパー常でやってみたがノーバイト。そうこうしているうちに雨が降ってきて9時半終了。どしゃ降りになってきたので災害の恐れありということで今日はおしまい。

午前中だけちょっと釣りしてきました、ってな軽い感じ。でも4つ釣れたんでちょっと楽しめた。高橋さんは8つ釣ったそうだ。今日はスピニングタックルも使っていたぞ、珍しい。常吉してたのかな? 小バスを4つ釣ったんだそうだ。高橋さんがスピニングタックルで釣ったのは初めて見たんじゃなかろうか。それら以外はラバジとポッパー。凪いでる水面でカポカポやってたらガボッと出たそうだ。すげー。でもポッパーで1個バラしたのよね、無念?

そんなわけで4時間半ほど岸釣りをしておいら4匹、高橋さん8匹。岸釣りは手軽で、たまにはいいかも。でもやっぱり、アシ際を存分に打ちたい気分は否めない。明日前線がいなくならないかなぁ・・・いなくならないな。無念。

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【番外編】西浦のアシもなかなか

1998年8月23日日曜日、妻を伴って霞ケ浦に行ってきた。3時に起きるつもりが寝過ごして4時半起床。さっさと支度をして出発し桜土浦インターからほど近い霞ケ浦総合公園に到着し持参した朝食を食べてからウェーディングの支度をし午前7時釣り開始。

へなへなのスピニングタックルにフロロの4lb、リーダー2cmのショートスプリットにGary 4インチグラブをセット。備前川河口から水の中に入りアシ際を打ちながら総合公園の反対側まで進んで行き釣りを終えたのが9時30分。今日はあまり時間がなかったので急いで打って2時間半。

さて釣果。25〜30cm程度のバス5匹。サイズはたいしたことないが数はまずまず。アシの隙間の奥のほうでのバイトが多かったのでヘビーなタックルにラバジでも結んで攻めたほうがよかったように思う。今後は初めて入るアシ原ではヘビータックルを持って行くことに決めた。奥のほうを強引に打つこともできるし、それで食わなきゃジャンボグラブのノーシンカーでもやればいいわけだからこっちのほうが無難だろう。でもライトタックルでスイープに合わせるのも気持ちがいいので一概には言えない。なにを隠そうおいらはライトタックルでの釣りが好きなのだ。

今日行ったあたりはアオコが吹き溜まったような感じでヤバイかなと最初は思ったが、アシの生え具合はなかなかよくて、じっくり打ってみたいようなポイントがたくさんあった。生え具合が起伏に富んでいて、それに加えて木のオーバーハングがあったり杭があったりと盛りだくさん。底質も砂っぽくて歩きやすい。水深も腰下くらいでちょうどいい。先行者が4人ほどいてみな一様にアシを打っていたのだが、あとから入ったおいらにもこれだけの釣果があったのだからけっこう有望なアシ原かもしれない。というよりも見知らぬ先行者たちはなにをやっていたのだ? 高橋さんの後ろを歩こうもんなら雑草の1本も残ってないぞ(ってこともないか、小バスだけは残ってるもの)。

とまあなんだか感じのいいアシ原なのだが問題は人が多そうだということ。インターから近く公園のトイレもあり、そのあたり一帯はヘナチョコおかっぱりバサーの巣窟となっている。ここでいうヘナチョコとは1か所で何時間でもスピナーベイトばかり投げているような若者たちのこと。ほんの10mでも移動すればいいのにそれすらしない人たちっているじゃない。あ〜あ、おいらに聞いてくれたらスプリットショットリグの動かし方とか教えてあげるのに。ま、いいけどね。

ってなわけで、短時間ではあったものの楽しい釣りでした。でもラバジにしなかったことが悔やまれるかな。週末にもう一度行ってみようかしら。

おまけ
9時半に釣りを終えたあと妻の実家に寄り昼食をとって雑談し、そのあと牛久沼を見に行ってみた。西谷田川とか東谷田川とか稲荷川とか、もうアシだらけでたまらん感じね。フローターでやってる人もけっこういて楽しそう。1か所かなり感じのいいポイントをチェックしておいたので、そのうち行ってみる予定。ああ楽しみ。

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小バスが元気

1998年8月22日土曜日、16時から18時までの2時間、びん沼で釣りをした。ここのところびん沼で好調ないつものリグにいつもの釣り方、すなわちロボ・リーパーのスプリットショットリグのズル引きもしくはトゥイッチという釣り方。

まずは老人ホーム対岸の、コンクリート護岸と木の杭の護岸との境目あたり。ここで1時間釣りをして、30cmくらいのまずまずの魚と15cmくらいの手のひらサイズの魚が釣れた。最初に釣れた30cmはズル引きしているときにコンとあたってグーと重くなってスイーと合わせたら横に泳いだり潜ろうとする。それを華麗な竿さばきでこらえて最終的に釣りあげた。楽しい手応え。手のひらサイズはギルかと思って合わせなかったのに釣れていた。これも一応釣果ということで。

1時間釣りをして対岸に移動。コンクリート護岸のところで岸から2mかそこらのラインだけを探って3匹。いずれも20cmをちょっと越える程度の小バス。こいつらはズル引きじゃなくてツンとトゥイッチしたときに食ってきた。中でも1匹はツンと動かした瞬間、奪い取るかのような勢いで食った(ような感じがした)。なかなか活発でよろしい。

という楽しい夕方のひとときでした。最近の傾向としてはリアクションで食わせたほうがいいような感じなのでびん沼で釣りをするときはとにかく魚をびっくりさせるような動かし方をしてみてください。ちょっと遊べるかもしれませんよ。

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【番外編】小野川のアシとアシとアシ

1998年8月21日金曜日、会社を休んで小野川に高橋さんとともに行ってきた。念のために言っておくと高橋さんは金土休みなので別にずる休みしたわけじゃない。おいらもずる休みしたわけじゃないけどね。

2時半にうちの近所で待ち合わせてパジェロミニに荷物を積み出発。現地到着が5時前だったがまだ暗いのでしばし時間をつぶし5時ごろから釣り開始。小野川河口付近のアシ原にウェーダーを着てしずしずと入ってゆく。これまではGaryジャンボグラブのノーシンカーを使っていたが今日は気分をかえてラバージグ。ケイテックのガード付きの7グラム+4インチダブルテールグラブ(ソリッドブラック)。これでアシ際に打って打って打ちまくる。ほどなくバイトがありフッキングするもバラシ。3つばらしたあとようやく1匹。どうもラバージグだとバラシが多いので(下手なんだな)ジャンボグラブノーシンカーに変えて3つ追加。このエリアでは合計4匹。30〜40cmといったところ。このエリア一帯は数、サイズともまずまずで楽しめる。高橋さんなんかもうすでに10匹くらい釣ってたようだ。

河口付近での釣りを終え昼食。近くのラーメン屋でネギチャーシュー麺を食べて一服。あったまる。

次は小野川の別れ目あたりのアシ原。時間は正午。ここは以前通りかかったときにウェーディングしている人を目撃しチェックしておいたところ。今回ここには初挑戦。午前中高橋さんに釣果で大きな差を付けられたので小バスをたくさん釣ってやろうと思いスピニングタックルでやってみることにした。6.6フィート、ライトアクションのヘナヘナロッドにフロロの4ポンド。これにロボ・リーパーを付けて、リーダー2cmくらいのスプリットショットリグにする。こいつをアシ際にポチャポチャ落としたり、アシ際からじわ〜とズル引きしたりして5匹追加。このエリアではおいらがずっと先行させてもらったのでたくさん釣れた。でも小バスばっかり。20〜25cmといったところ。ここまで合計9匹。

次も小野川の別れ目あたり。さっきまでいたところの対岸。ライトタックルのアシ際釣りもなかなか面白いことが分かったのでここでもライトタックル。さっきまでと同様の仕掛けでのぞむ。打ち始めてしばらくして急に活性があがったような感じで、バイト頻発。おかげで釣果は伸びるがリーパーがどんどんなくなってゆく。こりゃやってられんということでカットテイルに変えてみた。これは丈夫で長持ち。変えてみてバイトが遠のくということもなく着実に釣果を伸ばす。結局14時〜16時までここで釣りをして合計8匹。20〜30cm。

ってな感じで、アシ打ってまたアシ打って最後にアシ打って合計17匹。よくできました。ライトタックルで数釣るってのも楽しいものです。アシ際=ヘビータックルと決め付けていましたがそうでもないですね。たとえばゴミの下とかアシの奥のほうとか、ヘビータックルじゃなきゃ対応できないところもありますが、軽いワームをゆらゆらさせて奥のほうから誘い出すってな釣りにもなかなか趣があるものです。フッキングや取り込みが簡単なのでおいらでも釣果が伸ばせました。

いっぽうの高橋さんはベイトタックル1本で釣ってました。なにしろ1本しかロッド持ってきてなかったですから。ラバージグとダブルテールジャンボグラブのノーシンカー、この2本立てで釣りきってました。20匹は釣ってたでしょう。ヘビータックルでは追いつけそうもないので今後はライトタックルを使って高橋さんの釣果に負けないように精進したいものだと考えているところです。高橋さん、覚悟はいいですか?

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いるとこにはいるってこと?

1998年8月16日日曜日、16時から18時半までの2時間半、びん沼で釣りをした。

ここのところ連続して釣果のある老人ホーム下のコンクリート護岸で釣り開始。いつもどおり、ロボ・リーパーのスプリットショットリグのズル引きもしくはトゥイッチという釣り方。パープルウィニーの手持ちが少なくなってきたので今日はグリーンウィニー。岸から3m以内を中心に丁寧に探ってみたがギルバイトが2回か3回あっただけ。暑さのせいかどうか知らないが、水面にはなにやら膜のようなものが浮いていて感じが悪い。風もなく蒸し暑い。汗だらだら。1時間ほどがんばったところでくじけそうになったが対岸に人がいないので移ってやってみることにした。

缶コーヒーで休憩したあと対岸で釣りを始めたのが17時。こっち岸は膜のようなものが浮いていないのでまだマシな感じ。釣り方はさっきまでと同じ。コンクリート護岸と木の杭の護岸のちょうど境目に立ってコンクリート側から攻める。このあたりの岸には草が水面に覆い被さるように生えていて、その下がシェイドになっている。そこに魚がいないものかと草際30cmくらいのところをトゥイッチしながら引いてきたときにバイト。まず1匹目。なかなかよく引く魚で手応え十分。なんだか楽しい。38cmくらい、40cmにあとひといき。でもいい魚。

気を良くしたおいらは足場をそこに固定してしばらく粘る。草際から始まって、だんだん流心方向にワームを通すラインを変えてくまなく探る。コンクリート護岸側の次は護岸の切れ目のライン。ここには数投。ノーバイト。次は木の杭の護岸側。ここでも岸際30cmくらいのところから順に探る。でもアタリ無し。さっきのはまぐれだったのかな? なんて気分になってくる。そんなとき、足元から50cmくらいのところで水面に覆い被さっている草の際に何の気なしに落として見るといきなりバイト。30cm。ラッキーな1匹。目の前はあなどれない。

ひと通り探ったので木の杭のエリアを歩きながら、足元を中心に探る。そうこうしているうちに竿先にラインがからまった。からんだラインをほどこうとぶるんぶるん竿を回していたらほどなくほどけて、ほどけたはずみにワームはポチャリ、水面に落ちた。巻き上げようとしたら魚がくっついていて3匹目。20cmくらいの小バスが知らないうちに釣れていた。ま、これもいちおう釣果ということで。どうせなら食いつくところが見たかったなぁ。

という次第で今日は3匹。そろそろ帰ろうかと思ったころ、バスフィッシングを始めたばかりとおぼしきおじさんが「釣れました?」と聞いてくる。いいことを聞いてくれる人がいるもんだとニンマリ、3つ釣れましたよ、とさも当たり前のことのように応える。以下問答。「足元にいるんですかね?」、「そうそう、けっこう足元にいますよ、今日も全部足元で釣れました」。「ゆっくり動かしたほうがいいんですか?」、「ええ、それはもう、ザリガニが歩くくらいの速さで動かすんですよ」。こんな会話があったものだから帰るのはやめてちょっと見本を見せることにした。おじさんから30mくらい離れたところで釣り始める。岸際に投げてゆっくりズル引き。普段よりも遅いスピードでズル引き。トゥイッチしたい衝動に何度もかられるが「ザリガニが歩くくらい」と言った手前へたなことはできない。我慢してズル引き。しかも普段より遅く。これで釣れればかっこよかったんだがそうはいかなかった。残念。

てなわけで、最近びん沼の調子がいいです。びん沼のバスは絶滅したんじゃないかとすら、いちじは思ったものですが、いるとこにはちゃんといるみたいです。一日中がんばるような釣り場ではないんで朝か夕方に2、3時間やるくらいがいいかもしれないですね。来週末は霞ケ浦の予定です。では。

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びん沼好調?

1998年8月15日土曜日、ほんとは霞ケ浦のアシを打ちに行きたいところだったが帰り道が渋滞したらやだなぁと思ったものだから今日はやめて、手近なびん沼で釣りをすることにした。

まず朝の部。

4時半ごろ目を覚まし5時ごろ釣り開始。老人ホーム対岸の木の杭で護岸されているところ。ロボ・リーパーのスプリットショットリグをズル引きしたりトゥイッチしたり。ほんの30分ほどそのエリアで探るもののノーバイト。対岸に移動。

老人ホーム下のコンクリート護岸。さっきまでと同様のリグで同様の釣り方。こいつでしばらく岸際2mラインを中心に探ってみるとギルっぽいアタリがありちょっとやる気が出る。しばらくして、投げて底に着くと同時くらいにコツコツと細かいアタリ。ギルかとも思ったが一応合わせると乗って、これが今日1匹目のバス。ほんの25cmほどの体長であったがけっこう体高があってバスっぽい体格。浮いてる感じかなと思ったものだからリーダー25cmくらいの常吉リグに変えて再びそのあたり一帯を探ってみたがノーバイト。

ちょっと飽きてきたので南畑のほうへ移動。階段状のコンクリート護岸のところで30分ほど様子を見て朝の部はおしまい。7時終了。

次は昼の部。

家に帰って朝食をとったあと、さて今日はどしたものかと思案してみたが良い考えが思い付かないので荒川に行くことにした。10時ごろから1時間ほど、南畑のあたりのテトラのところでラバジで探ってみたがノーバイト。釣れるような気すらしないので再びびん沼へ。老人ホームの対岸で、午前中と同じ釣り方。でもノーバイト。暑いので早々に切り上げて昼食。

家に帰ってそうめんを食べてひと休み。高校野球を見たりして時間をつぶしていたが退屈な気分になってきた。思案すること30分。釣り以外のアイディアは浮かばない。

というわけで最後は夕方の部。

朝釣果のあった老人ホーム下。16時。釣り方は朝、昼と同様。開始早々、第2投目で早くもアタリ。乗ったものの水中の何かに巻かれてラインブレーク。その何かに付いていたようだ。魚体は見えなかったもののまずまずの引きで、推定30up。アタリのあったその付近でしばらく探っているとまたアタリ。さっきとは違う何かが沈んでいるところでのアタリ。今度は巻かれることなく取り込んで35cm。魚体は傷だらけだが元気のいい魚。ここのところ小バスばかりだったがこいつはまあまあのサイズ。その後18時までがんばったものの小バスを1匹バラシたのみ。でも釣れたからいいか。

てなわけで1日に3回も出撃してしまいました。家にいてもやることないんですよね。とはいえびん沼で1日中過ごす根気はないのでこういうことになっちゃいました。ここのところホームのびん沼で釣果があってなんだかうれしいです。ちょっと涼しかったのがよかったんですかね。なかなか大きいのは釣れなかったんですが今日はバスらしいバスが釣れてよかったです。Uターンラッシュが懸念されるので霞ケ浦は休んで、明日もびん沼に行ってみようかと思います(でもほんとはカスミに行きたくてまだ悩んでたりもする)。

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出社前に1匹

1998年8月12日水曜日、会社に行く前にちょっとだけびん沼で釣りをした。前日、釣りしたい病の症状が出て会社を休んでやろうかとも考えたのだが、世の中がのきなみ休みのときにわざわざ有休とるのもばかばかしいので休むのはやめた。そこで、出社前のひとときだけでも釣りをして症状をやわらげようという魂胆。

午前4時に目を覚まし、支度をし、車で10分でびん沼。老人ホーム下のコンクリート護岸のところで、4時半から釣り開始。こないだの日曜日と同様の釣り方。すなわち、ロボ・リーパー・パープルウィニーのスプリットショットリグをトゥイッチしてバイトを待つ、という釣り方。しばらくしてバイトがあり乗ったもののバラシ。たぶん小さい魚。これでやる気倍増。で、6時15分まで地道に探って釣果は1匹。20cmくらいの小バス。釣れただけでももうけもの。ああよかったよかった。

ってなわけでした。おしまい。

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久々のびん沼

1998年8月9日日曜日、午後ちょっと時間ができたので、久々にびん沼で釣りをしてみることにした。

老人ホームの対岸の木で護岸されているエリアで釣りを始めたのが16時。ロボ・リーパー・パープルウィニーのスプリットショットリグ。リーダーの長さは15cmくらい。フックはがまかつのワーム300の3番という小さなオフセット。投げたら底に着くまで待ってそれから2回トゥイッチして3秒止める、という釣り方。開始早々にギルっぽいアタリがあって合わせてみたがこいつは乗らない。しばらくしてまたアタリがあって合わせたら一瞬魚っぽい感触が伝わってきたがスッと抜けて根がかり。なんとなく期待できそうな気分になってきたが同じ場所に長時間いても仕方がないので対岸に移動。

こんどはコンクリート護岸。岸と平行ぎみに投げて、水中の護岸が終わっているラインをなぞるようなつもりで引いてくる。リグと動かし方はさっきまでと同じ。月刊Basser 1998年9月号で紹介されているヒュンヒュン隊の動かし方をまねしたつもり。リグは常吉じゃなくてスプリットショット。これは、ヒュンと動かしたはずみで浮き上がったリーパーがフワーと落ちてくるのがいいかもね、と思ったから。

さてこの釣り方を16時半から17時までの30分間やって釣れたのは2匹。素晴らしい。30cmくらいの黄色みがかったバスと25cmくらいのふつうの色のバス。もっと続けていればもっと釣れたかもしれないが、晩ご飯の支度をしなきゃ、と同行した妻が言うものだからおしまいにした。さっそうと現れ簡単に釣り上げ気持ちよく帰ってゆく、という自分の姿ははた目から見てさぞやかっこよかったことだろうと悦にいる。おいらが釣り上げたとき、近くでエサ釣りをしていたおじさんがポカンと口を開けて魚に見入っていたことが印象深い。

ってなわけで、久しぶりにびん沼のバスを釣ることができました。いやぁよかったよかった。6月と7月はびん沼で1匹も釣ってないし、7月なんかはびん沼に行ってすらいなかったですからね。「びん沼川バス釣り情報」なんていうタイトルはやめとけばよかったかなぁ、なんてこともときには考えましたが、これでちょっとは面目が保てたというものです。よかったよかった。

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【番外編】小野川でウェーディングの危険性を垣間見る

1998年8月8日土曜日、高橋さんとともに小野川に行ってきた。前回の釣行同様、ウェーディングでアシ際を狙う。高橋さんは今回が初のウェーディングで、期待と不安で前夜は眠れなかったのではないかと想像される(?)。

最初のポイントはアシではなく、砂利採掘船の岸壁と廃船のあるいつものところ。参考までに書くならば、西の州岬と和田岬の中間で、三次ドックから和田方面にちょっと行ったあたり。ここで釣りを始めたのが5時ごろだったろうか。1/2ozフットボールジグで岸壁際や廃船際を探る。ズル引きやリフト&フォールでていねいに探ってみたものの結局釣果は1匹。40cmくらいの体長はあったものの痩せすぎの弱々しいバスで、手応え30cmといった感じ。

次はいよいよウェーディング。小野川河口付近、信太古渡ドックと鳩崎ドックの間のアシ原。水門のあるところに車を止める。支度を始めようかと思ったが、水門にだれもいないのでちょっと水門を釣ってみることに。Basser(1998年9月号)でも紹介され今後おおいにはやるであろうロボ・リーパーの常吉(雑誌に紹介されたものだから、いつも売ってたお店でリーパー売り切れになってたぞ)。こいつで壁際をなぞって1匹。30cmくらいだったかな、行き掛けの駄賃だな。

で、今度こそいよいよウェーディング。水門の垂直のコンクリート護岸にいったん腰を下ろして、そのままするりとエントリーする。このエントリー方法はあとで話題になるので覚えておこう。さて釣り開始。おいらは今日で3回目のウェーディングになるので一応ウェーディングの先輩だな、えへん。見本を見せるためにおいらが先行し、Garyジャンボグラブのノーシンカーをアシ際にぽちょんぽちょんと落として行くと、ほんの数投後に早くも1匹。40cmくらいのよく太った元気なバス。見ていた高橋さんはすでに興奮ぎみ。先輩としての面目も立ち、それからは高橋さんが前を歩いたりおいらが前を歩いたりと、交代しながら進んで行く。

昼ごろまでこのあたり一帯でウェーディングして、おいらは結局さらに1匹追加しただけだったが、高橋さんはけっこう釣った。廃船ポイントでの2つに加え、ここのアシ原で6こだか7こだか釣ったんじゃなかったかな。サイズもよくて35〜40cmくらいのが多かった。この時点ですでに高橋さんはアシ際の釣りにずっぽりはまったに違いない。むちゃくちゃ楽しげだったもの。釣り方は、ガード付きのラバージグをゴミの下なんかにも落していったそうだ。ノーシンカーでは入れられないところにもきっちり落としていったのがよかったのだろう。それと、おいらは見境なく際という際に落とす作戦であったが、高橋さんはここはというポイントでは丁寧に誘ったりもしていた。こういったポイントの見極めも釣果に大きな影響を及ぼしたのだろう。おいらが前を歩いているときにも釣っちゃうくらいで、おいらはちょっとショックだったな。いやはや勉強になりました。次回、おいらの挽回に乞うご期待。

それはそうと覚えておこうと言ったエントリー方法のはなし。コンクリート護岸のところで水に入るとき、ウェーダーをこすらないように注意しよう。高橋さんのウェーダーは、初めて使ったその日に穴があいてしまった。ボンドを携行していた高橋さんはさっそく穴を塞いでいたが、ジーパンはすでに水浸しで、さぞや不快だったことだろう。もっとも、好釣果の喜びがこの不快感を吹き飛ばしていたようだが。補修キットと着替えは持っていったほうがいいみたいね。いやはや勉強になりました。

ここで昼食。ラーメンを食べて暖まり次のアシ原へ。古渡ドックの近所。ここではウェーダーを傷つけないように細心の注意を払い高橋さんがエントリー。するりとうまく入ったが入り過ぎて胸までずっぽりはまってしまい水びたし。初めてのポイントに入るときにはロッドでつついて水深を確認しないとダメってことね。それと、ちゃんとベルトで腰を締めておかないと危ないんだな。二人ともベルトのことは聞き知っていたのでちゃんと実行していたのだが、もししていなかったらウェーダーの中に水がずぼずぼ入ってきて、陸に上がろうにも上がれない状況になったことだろう。ウェーディング初心者二人がこれら非常に重要な注意点をしっかりと胸に刻み込んだことはいうまでもない。と同時においらの場合、正直に告白するならば、おいらじゃなくて良かったとも実際思った (^^ゞ いやはや勉強になりました。

水浸しになったもののウェーディングでのアシ際に魅了された高橋さんはめげることなく、我々は次のポイントへ向かう。古渡ドックから本湖方面に向かったところで、ウェーディングの先行者がいるところ。ここなら水深も大丈夫ってことでやってみたが二人ともノーバイト。魚の気配すら感じられなかった。

次のポイントは、小野川が二手に分かれているあたりのアシ原。ここで夕方5時半まで釣りをして、おいらの釣果は3つ。いずれも20〜25cmくらいの小バス。高橋さんも5こだか6こだか釣ったようだ。

終わってみればおいらが7匹、高橋さんがその倍くらいの釣果。釣り方で釣果に差が出た今回、おおいに勉強させてもらった。ウェーディングの危険性についても身を持って示してくれた高橋さんに感謝。次回からはライフジャケットを着たほうがいいだろうということと、フローターのほうがまだ安全か、というようなことを帰り道、話しあったものだ。少なくとも初めてのポイントに入るときにはライフジャケットが必要だな。命あってのモノダネってことですわ。

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【番外編】霞ケ浦のアシ際で5匹

1998年8月2日日曜日一昨日だけでは飽き足らず今日もまた霞ケ浦に行ってきた。小野川河口付近のアシ原で釣りを始めたのが午前5時ごろ。ウェーダーを履きGaryジャンボグラブとスゴイフック#3/0だけを持ってアシ際を打つこと15分でまず1匹。こまめに打ちつつ進んで行き、このエリアでは8時までに合計5匹。サイズはいまいちで25〜30cm程度。もうこれで言うべきことはすべて。

いちおう書くと、そのあとはよさげなアシ原を探すべく西に車を進めて行っただけ、ってな感じ。途中3か所で入水してみたもののアタリすらなく良いポイントを発見するには至らなかった。結果的には小野川付近で続けていたほうが良かったのだろうが、西のほうに未知の素晴らしいポイントがあるかもね、なんて思ったものだからしかたがない。まぁ今後は西に向かうことはないだろう。

それはそうと、アシ際の釣りはやっぱり面白い。白いジャンボグラブが水中をゆらゆら沈んでゆく姿を追っていると急にその姿が消えたりなんかして思わず驚く。潜んでいたバスが吸い込んだのだろう。あるいは、ポチャッと落とした瞬間バスの背中が見えて釣れたりなんかするのもかなり楽しい。さらにあるいは、バイトが手元に伝わるより先にアシ際でバチャッとバスが跳ねる音が聞こえるとか。投げては巻き取り投げては巻き取りといういかにも単調な動作の繰り返しではあるが、やっている本人はもう夢中でいっこうに飽きない。これはほんとに面白い。白いジャンボグラブを買い込んで、来週もまた行きたいものだ。

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