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びん沼川バス釣りレポート

1998年7月

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Fishing Report

【番外編】霞ケ浦でキワを釣る

1998年7月31日金曜日、有休をとって霞ケ浦に行ってきた。ほんとはけっこうやるべき仕事があったのだが、仕事は週明けにまとめて片付けることにした。実際のところ来週は仕事も大詰めで、いくらか本気でやらねばなるまい。そのためにも今週のうちに良い釣果をあげなければならん、ということで仕事を順調にこなすために休んだようなものだ(なんてね)。

1個テトラ/19980731a.jpg/4kb

前の晩は22時30分に布団に入って23時ごろには眠りについたと思われるのだが午前0時半に目が覚めてしまい、雑誌をだうだと読むなどして時間をつぶし午前2時出発。あまり急がずにゆっくり走って最初のポイント、すなわちいつもの廃船ポイントに到着したの午前4時。まだ薄暗く、ラバージグを結ぶことができない。しばらくボサーとしながら夜明けを待って、4時20分ごろだったろうか、釣り開始。

最初に狙ったのが、浜に1個だけ落ちているテトラ【最初の写真】のキワ。自分でラバーを巻いた3/8ozフットボールラバージグでテトラのキワを舐めるように探ってなんなく1匹。40cmほどの良い魚。ところで、先日デジカメを買ったものだから今日のレポートは写真入り。しかし使い方をまだよく把握していないものだからあまりうまく撮れなかった。どうも露光の調整がよくわからん。ふつうの一眼レフのほうがよっぽど使いやすいとも思うのだが、現像したりスキャンしたりする手間を考えればデジカメも悪くない。店にあったなかで一番安いものを買ったので画像の質が悪いのだろうかとも思うがそれでも2万円。10万円近いものまで置いてあったが、デジカメごときにそんな大金を払うくらいだったらタックルをもう1セット買ったほうがよっぽどいい。

で、次に狙ったのは浚渫船の岸壁のキワ。ここでも自作ラバージグ3/8oz。これを際に落としてはピックアップを繰り返す。フォーリング主体で考えていたのでトレーラーはダブルテイルグラブ。頭を5mmほどカットしたグラブをチョン掛けしたものを壁ギリギリのところに落としてゆく。しかしアタリが無く、今日はここにはいないのかな、なんてことを考え始めたそのとき、ピックアップしつつあったジグにバイト。これで2匹目、またまた40cmくらいのグッドフィッシュ。

三次ドック/19980731b.jpg/5kb

この魚を釣ったときの感触として水面下50cmだか1mだかくらいのところに魚が浮いてるような気がしたので、こんどはそのあたりの層を泳がせるような釣り方を試す。いったん底まで落としてそのあとスイスイスイと3回泳がせてまた落とす。てな釣り方が図に当たってバイトしたものの、岸壁にぶら下がっているタイヤを釣り下げる鎖かなにかに巻かれてラインブレーク。釣り方が図に当たっただけに残念。さらにこの釣り方で壁際を攻め1匹追加。35cmくらいだったろうか。

岸壁のキワをひととおり探ったので、今後は岸壁の奥につながる水路のキワ。同じくラバジ。ここはたいした水深が無いので小さなボトムバンピングとかズル引きとかでキワをなぞる。これで40cmを1匹追加。ここで移動。

廃船/19980731c.jpg/4kb

次に向かったのが廃船ポイントから西に向かったところにある飯出ドック。幸い釣り人がだれもいない。ここではドックの外側の壁際や、遠投して届きそうなブレークを狙うが不発。東に戻り三次ドック【2番目の写真】の前で車をとめる。このときまだ9時半。釣り人が数人いたのでちょっと眠ることに。起きたのが10時半。見ると人がいなくなっている。これ幸いとラバジのくっついたブルーダーを持ってドックに降りる。ここでも飯出ドックのときと同様に壁際と沖を探る。沖は岩盤になっているらしくゴツゴツするがノーバイト。壁際では35cmくらいのを2匹追加。ドック内ではなく波風の当たる外側の壁。際をズルズル引いてバイト。今日はなんだか調子がいいなとほくそえむ。

さて次はどこに行ったものかと思案してみると、朝一に入った廃船ポイントでは肝心の廃船【3番目の写真】のキワをまだ探っていなかったことに思い当たる。このポイントに戻って、今度はロボ・リーパー・パープルウィニーの常吉でキワをなぞる。予想どおりバイトがあり2匹追加。どちらも25cmほどの小さなバス。サイズはいまいちであったが追加できてよかった。これで8匹。

三次ドック東の葦原/19980731d.jpg/4kb

このころ14時。日が射していて暑い。風も穏やかで波も無い。ということで買ったばかりのウェーダーを試すことに。初めてのウェーディングでちょっと不安だったがせっかく持ってきたのだからと勇気を出して(プ)挑戦してみる。状況としてアシ際のシェイドなんかに魚がいそうな感じだったので、三次ドックのすぐ東の葦原【4番目の写真】。

ここでは最初パドルテールの1/4ozテキサスリグでアシ際を打っていたのだが静かに着水するように投げることができないものだから、Garyジャンボグラブのノーシンカーに変更。なんとか投げられる重さであり、かつ着水音も静か。これでこまめに探ってなんとか1匹。30cmほどのかわいいバスであったが、初のウェーディングで釣れてよかった。それにアシ際の釣りはかなり楽しい。トップの釣りのようにバチャッと飛び出してくるような感じでたまらない。これからの夏、アシ際のシェードを求めてバスが集まることを願いたいものだ。アシ際のウェーディングにはまりそうな予感がどこからともなく湧いてくる。事情と体力が許せばさっそく日曜日にでも行ってみたいものだ。

ウェーディングをおしまいにしたのが15時ごろだっただろうか。どこかよさげなアシはないものかとあちこち走りまわるが、雲が出てきたということもあってもひとつ気乗りしないような感じ。最後にドックでも打って帰るかなということで和田岬にほど近い平山ドック。三次ドックと同じようにラバジで壁際を攻めると簡単に1匹釣れた。40cmほどのグッドサイズ。これがちょうど10匹目。キリが良いので今日はここでおしまい。16時15分

ってな具合でうまく釣ることができました。全体の釣果もさることながら、なによりもウェーディングが楽しかったです。水に入るとひんやりしていて気持ちがいいです。わずかな水温の差がよく感じられるもので、ちょっとしたワンドに入るだけで急に水がぬるくなるようなことがあって勉強になります。水門のインレットのところでは実際に他のところよりも水温が低いようでした。教科書に書いてあることはバカにできません。それと、エリが仕掛けてあるようなところはまわりに比べて深くなっている傾向がありそうです。漁師の方はなにしろプロですから、意味の無いところに仕掛けを作るようなことはないのでしょう。今後の釣りに参考になろうというものです。

予想以上に水圧が感じられることには驚きました。下半身が締め付けられるような感じで、足先がちょっと痛かったくらいです。それと、けっこう石とかが沈んでいるというのも新発見です。岸から見えるところには無くても水中にゴロタ石が転がっているようなこともけっこうありそうです。ボトムの状況は探ってみないと分からないものですが、探しあてればおいしいポイントになるかもしれません。そういった意味でもやはりズル引きは良い釣り方です。

今回は幸いなことに転ぶようなことはなかったのですが、水中を歩くときは慎重にしないと危ないですね。石が沈んでいたり、部分的に深くなっていたりして体のバランスをくずすことはしばしばありました。風が強いようなときも危なそうです。ウェーディングは岸釣りに比べて危険度は増しますが、岸釣りでは味わえない面白さがあるようです。ほんとこれ楽しかったです。


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【番外編】霞ケ浦は増水中

1998年7月25日土曜日、釣り好きであるにもかかわらずここのところあまり釣りに行けなくて今にも爆発しそうなほどのフラストレーションを感じているという高橋さんとともに霞ケ浦に行ってきた。

現地到着が4時ごろ、4時15分くらいから釣り開始。ポイントは西の州岬と和田岬に中間にある廃船付近。いつもの時間にいつものポイント。ここ数日の雨の影響からか増水している。あれだけ広い霞ケ浦が目に見て分かるほどに増水しているとはたいへんなことだ。よくもまぁそんなに水が集まるものだ。

この増水の影響からか知らないが、いつものように探ってみてもバイトが無い。岸壁の際や廃船の際にラバジを落としてみてもアタリが無い。ミオ筋やオダらしきもののところでも無反応。1時間ほどあれこれやっていたのだが、テトラの際でやっと1匹。廃船付近にはテトラが1個だけ落ちていて、この際にラバジを通したら食ってきた。テトラ際は朝一に高橋さんが探っていたが、そのあと魚が入ってきたのかな。とにかくここでやっと1匹。35cmくらいとまぁまぁのサイズ。

2匹目は浚渫船の岸壁の奥のほうにある水門のところ。ここにロボ・リーパーの常吉を落としたらスィーとラインが走った。45cm

2人でひとしきり探ったので移動。新利根川河口の鉄柵やオイルフェンスがあるところ。ここではオイルフェンス際にロボ・リーパーの常吉を落としてバイト。これでやっと3匹目。25cm

これがおいらの全釣果。35+45+25=105cm。あちこち移動して、16時ごろにはどこかのドックの近くで昼寝して、起きたときにはどしゃ降り。遠くで雷が鳴っていたのでここで終了。17時ごろだったろうか。高橋さんの釣果は結局1匹に終わったが7つバラシていて、何かに呪われていたような1日だった(←次回の活力のために書いておきました、気を悪くしないでね)。

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【番外編】霞ケ浦ではずしましたわ

1998年7月20日月曜日海の日一昨日あまりに面白かったものだから今日もまた性懲りも無く霞ケ浦に行ってきたんですよ。4時15分くらいから11時くらいまで釣りをしたのかな。いつもの廃船ポイントとかその付近の南水路とかゴロタのある浜とかで釣りをしたんですけど、結局20cmくらいの小バスを2匹釣っただけでした。一昨日の絶好調ぶりが嘘のような情けない釣果ですね。

三次付近の廃船/19980720.jpg/9kb

釣れたのは南水路と北水路。それぞれグラブのスプリットショットとロボ・リーパーの常吉。最初は大物狙いで本湖のミオ筋とかゴロタとか狙ってたんですがダメでした。廃船(写真参照)の際で常吉してたときに掛かったんですけど足元でバラシ。浜でパドルのテキサスを遠投してたらオダらしきもののところで掛かったんですがこれもバラシ。まぁこのオダらしきものを発見できたのは良かったんですが釣果にはつながりませんでした。ああそうそう、20cmくらいのギルは2つ釣れました。別に釣りたいわけじゃないですけどね。

さて今日釣れなかった原因というか言い訳は、風が無かったことですかね。日の出ころは凪いでいたとしても、いつもだったらそのうち風がかなり強く吹くんですよ。でも今日は吹かなかったです。けっこう珍しいことだと思いますよ。風が無いとダメなんじゃないかと、なんとなく思います。あと、水色が悪かったです。アオコが発生したんでしょうか、なんか緑っぽい感じでした。泡もなかなか消えないような感じでよろしくなかったですね。今思えば水色の良い場所を探すべきだったんでしょうが、一昨日のことがあるものだからついついこだわってしまいました。

同行した妻もそろそろ飽きてくるだろうというのと、あんまり遅くなると行楽帰りの車で渋滞するかもと思ったものですから、11時ごろにおしまいにしました。小バス2、巨ギル2、バラシ2という結果でした。なかなかままなりませんな。


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【番外編】霞ケ浦で会心の釣り、親指がザラザラ

1998年7月18日土曜日、愛車パジェロミニに乗って霞ケ浦に行ってきた。2時半ごろ家を出てポイントに到着し釣りを開始したのが4時半ごろ。車なので、スピニングタックルとベイトタックルの2本を持っての釣行。ありったけのルアーが入ったプラノの大きなタックルボックスも積んでいる。ラバジやシンカーもありったけ入っているのでかなり重たい。車の後部に積んでいったのだが、こいつがカーブのところで左に右に移動して、しまいにはバタンと倒れてしまった。ロッドに損傷はなかったが、うまく固定する運び方を考えないといけない。

最初のポイントはいつものところ。西の州岬と和田岬の中間で三次ドックのちょっと西、浚渫船の岸壁と廃棄された浚渫船があるところ。まずはラバジで廃船の際を丁寧に探る。ノーバイト。次は浚渫船用の岸壁。垂直に立っている鉄板の際にキャリラバ3/8オンス、ガード無しにケイテックカスタムトレーラーをセットしたものを落としていく。スーと落として着底、ツンツンと2回アクションしてピックアップという釣り方。まずはこれで1匹。40cmくらいのナイスバス。着底を待たずに落ち込みで食ってきたようだ。ラインが止まったのでアクションしようとしたらもうすでに食っていた。この岸壁は水面と足場との距離がけっこうあって手が届かないので抜き上げる。フロロの10ポンドだったのでラインブレイクせずに抜き上がる。

岸壁を一通り探ったので、次はミオ筋。ちなみにミオ筋とは「船の通行に適する底深い水路」のこと。ここのミオ筋は浚渫船が通るところなので、ドックのミオ筋よりも一層深いかもしれない。さてこのミオ筋めがけてラバジを遠投。ズル引き、ボトムバンピング、リフト&フォールで様子をうかがっていたのだが、リフト&フォールでまず35cm。しばらくリフト&フォールを続けているとまたバイト。これは40cmちょい。どうやら落ちてくるものに反応が良いらしい。どちらも着底の瞬間にコツコツとバイトした。このポイントは遠投するとミオ筋の向こう側に達するようで、ダウンヒルで釣れるのが嬉しい。岸釣りだとたいていはアップヒルで釣ることになるが、ここはダウンヒルで釣れる。アップヒルだとリフトしたつもりでもズル引いてしまう。ボトムバンピングもズ、ズ、ズとリズミカルにズル引きすることになってしまう。その点ここは教科書どおりのアクションを練習することができて面白い。

しばらくミオ筋のブレイクを楽しんでいたのだがバイトが続かずちょと飽きてきたので、ラバジが根掛かったのを機に終了。岸壁の奥のほうには小さな水門があって、その水門付近の岸際にラバジを落とす。さっきまで使っていたキャリラバをロストしたので今度は自分で巻いた1/2オンスラバージグ。フットボールタイプのノーガードジグヘッドに、ウォーターメロンと黒のラバーを巻いたもの。こいつを足元に落としてツンツン動かしていたらバイト。40cm。大きい魚がこんなところまで入っていたのは予想外。まぁいたとしても小バスだろうと思っていたので嬉しい誤算。

ひとしきり足元を探ったので移動。ほんの100mほど東に移動し南水路で小バスを狙う。ここでは常吉ワームの常吉。岸際のズル引きでまず25cm。岸際の木のシェイドでシェイクして20cm。流心部分をシェイクして25cm。この3つ。この水路はけっこう人気があるようでところどころ人が入っているが、特にどこが良いという感じでもなく、人がいないところで釣ればいくつか釣れそう。ただしサイズは小さい。息抜きとか気分転換には良いがあまり長時間粘るようなところには思えない。3つも釣れば十分。再び移動。

最初に入った廃船のところに戻り、今度は常吉で攻める。ラバジに反応しなかった魚も釣ってやろうという魂胆。ロボのリーパーのグリーンウィニーの常吉。パープルウィニーが欲しかったんだけど売り切れていたのでグリーンウィニー。ちなみにグリーンウィニーとかパープルウィニーってのは色の種類。さてこいつで岸壁際をなぞっていたら早くも1匹。30cm。次に廃船の際で1匹。35cm。なんだか今日は考えたとおりに魚が釣れる。釣りが上手なバサーになったような気分だ。

廃船と岸壁を探ったので、歩いて西に向かってゴロタ石の転がる浜を試す。ゲイリー4インチフラグラブ(色は黒)のテキサスリグ。こいつを遠投しズル引く。石を乗り越えては落とすという感じで、石のかげにいるであろう魚を狙う。目の前に見えている石には苔のようなものがへばりついていて、小魚の群れがそいつをついばんでいる。アユなんじゃじゃないかと思う。バスはこの小アユを狙っているかもしれない。目の前に見えているゴロタも探っていたのだが、釣れたのはけっこう遠目のところ。けっこう粘ったのだが結局ここでは1匹。35cm。遠くで釣れると引き寄せる楽しみがあって良いものだ。

ここはもういいやということで移動。和田岬とか新利根川とか様子を見に行ってみたがあまり気乗りする感じではなかったので戻る。廃船のあるところからちょっと西に行ったところに特にどうってことない浜がある。ここにはいかにもっていう杭が乱立しているのだが、岸に近いところに立っていて水深が無い。だもんだからどうせだめだろうと普通は思う。だから人がいない。おいらもいつもそう思っていたのだが、もしかして、なんて思ってちょっと試してみることに。浜に降りてみるとここにもゴロタがある。石ではなくコンクリートの固まりが、小は色紙大から大は畳半畳ほどまで、落ちているではないか。苔もちゃんと生えている。小魚の群れも見えている。こいつはいけるかもと俄然色めきだつ。パドルテール(ドゥードゥルビーバー)のテキサスリグで探ってみることに。案の定杭まわりではノーバイト。でもコンクリートの固まりのところでバイト。でも乗らない。再びバイト、でもバレる。さらにバイト、ラインブレーク。コンクリートに擦れていたに違いない。こういうところが甘いんだな。反省。気を取り直してやっているとまたまたバイト。今度のは釣り上げることができた。40cmくらいだが痩せている。

このころ14時。どうしようか考えてみたのだがあまり良い考えが浮かばなかったので昼寝。起きたのが15時15分。起きて考え迷って結局帰ろうかと思って土手道を通って行く。三次ドックに差し掛かったところで見ると人がだれもいない。そこでちょっと試してみることに。ドックから外側に向かって遠投し岩盤の魚を狙う。風が強くて釣りづらい。しばらくやってみたのだがここでは釣果無し。16時ごろ、今日の釣りを終える。

帰り道、土浦で渋滞。6号線あたりでのろのろ。桜土浦インターにようやく辿り着き快適に進むが三郷ジャンクションでまたまた渋滞。のろのろ。ようやく外環に入ったものの川口前後でまたまた渋滞。事故があったらしい。のろのろ。渋滞を抜けて所沢インターに辿り着いたが、料金所出口で渋滞。浦和所沢バイパスに出るのにずいぶんと時間がかかる。のろのろ。やっとバイパスに出たと思ったらバイパスも渋滞。のろのろ。家に着いたのが19時半。三次から3時間半もかかってしまった。ふうぅ、しんどかったなぁ。

てなわけで帰り道がしんどかったのを除けばむちゃくちゃ面白かったです。40、35、40、40、25、20、25、30、35、35、40cmの11匹で合計すると365cm(こんな足し算に意味はないけど)。会心の釣りといえましょう。左手親指がザラザラして痛いくらい。いやあ堪能しました。あしたも休日ですが、みなさん、霞ケ浦はけっこう調子がよくなったみたいなので行ってみてはどうでしょう? 帰り道はツライかもしれないですけどね。

こんだけ釣れちゃうとびん沼での釣りはつらいですね。なかなかびん沼には行けないっすよ。ここんところ番外編ばっかなのはちょっと気に病んでいるですけどね。いやこれほんと。

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【番外編】河口湖って日中ダメなのか?

1998年7月13日月曜日、休みをとって河口湖に行ってきた。前々日すなわち土曜日、生まれて初めて購入した四輪自動車“パジェロミニ”がようやく納車され、今回はそれに乗って出かける最初の釣行。妻とともに早起きして自宅を出発したのが2時15分。浦和所沢バイパス→県道なんとか線→国道16号線→中央道八王子インター→河口湖ってな道のりを軽快に走る。

軽自動車ということであまりスピードが出ないんじゃないかと思っていたがけっこう走る。時速120kmくらいならまだちょっと余力がある感じ。もっともこれくらいなら排気量200ccのオフロードバイクでも出ないことはない。とはいえ走ってて風が当たらないってのはやっぱりラクでいいものだ。煙草をすったり缶コーヒーを飲んだりできるし助手席の妻と喋ることもできる。荷物もたくさん持っていけるし雨が降ってもバイクほど苦にならない。難点は、どこにでも気軽に停めるわけにはいかないところくらいかな。まぁなんにしろ車はいいものだ。

で、釣りを始めたのは5時半ごろ。平日なので空いてるだろうと思っていたが意外に人がいる。どうやら夏休みに入った大学生がけっこう来ているようだ。学生は遊んでないで勉強しろよと思いつつ釣り開始。もっともおいらが学生だったときはパチンコ三昧で勉強などカケラほどもしなかったので、おいらに言われるスジアイは無いかもしれない。でもおいらは勉強もしなかったが、無理矢理卒業するような真似もしなかった。自分の行動に相応しく中退したものだ。

ズル引きしているところ/19980713a.jpg/6kb

で、最初のポイントはラジコン岬。駐車場のすぐ近くには学生とおぼしき人々が入っていたがラジコン岬には人がいない。見るとときどきバスが小魚を追ってはねている。ってことでGaryのクイックBとかいうペンシルベイトを投げてみる。10分ほど投げてみたが出てくれないので今度はグラビンバス。これを数等しているとバシャっと出た。息をすべて吐き出すくらいの間をとってそれーと合わせたが乗ってくれない。いやはや残念。さらに数等してみたがもうグラビンバスには出なかった。

気を取り直して今度はグラブのスプリットショットリグ。グラビンバズをしていたリグにウォーターグレムリンを噛ますだけ。この手軽さゆえにこのリグを選んだ。これを軽く投げてズル引きすると25cm前後の小バスが2つ簡単に釣れた。最初の写真がズル引きしているところ。3つ目はズル引きしていたのをピックアップしようと巻き取っているときにバイト。けっこう早く巻いていたのに食ってきた。ずいぶんと活性が高いんじゃないかと期待したものだが、ただ巻くだけという釣りを続ける根気がどうにも湧かないものだから、ついついじわ〜っとズル引いてしまう。しばらく続けていたが2回バラしたのみ。

常吉しているところ/19980713b.jpg/7kb

ちょっとバイトが遠のいたので今度はロボのリーパーの常吉。シェイクするのがなんだか面倒な気がしたのでズル引き&ポーズ。2番目の写真が常吉リグでポーズしているところ。これで3つ追加。サイズは相変わらずの25cm前後。この時点でまだ7時。ここでいったん車(バイクではない)に戻り休憩。持参したサンドイッチとコーヒーで朝食。ここで妻は車の中で少し寝るという。そこでおいらは駐車場のすぐ近くで釣りをすることに。グラブのスプリットショットリグの3投目にはやくも1匹。その後30分ほどやってみたがここではこの1匹のみ。この時点でまだ8時、合計7匹。これなら1日20匹はいけると、新記録への野望もふくらむ。

次はラジコン岬の対岸、平浜川流れ出し付近。流れ出しでは40cmくらい(に見える)バスが見えているのだがワームを落とすと逃げていく。しばらく見えバス釣りにはまっていたが、いい加減あきらめてふつうに常吉で探ってみる。でもバイト無し。あれこれリグやワームを変えながらこのあたりで結局3時間くらいがんばったのだがノーバイト。日中はダメになったんじゃないかと思わずにはいられない。

あまり釣りばかりしているとまた妻に何か書かれてしまうので富士五湖(ほんとは富士三湖)めぐりに出かけることに。西湖、精進湖をそれぞれ1周し本栖湖へ。本栖湖では肌寒いなかソフトクリームを食べながらちょっと休憩。おいらが食べた巨峰ソフトクリームはかなり良いものであったが妻が選んだラベンダーソフトクリームはいまいちであった。妻は食べ比べてみてラベンダーのほうが良いと言っていたが、あれは強がって言っていたに違いない。

気分転換のドライブを終え河口湖に戻ってきて再び釣りを始めたのが14時。朝のうち調子の良かったラジコン岬。ここで結局1時間やってみたが1匹バラシて1匹釣れた。今日の釣果はここまで。15時終了。合計8匹。よく釣れたんだかそうでもないんだかよく分からない。いずれにせよ日中ああも滅びるとは予想外。どうやったら釣れるんだろう。魚は時々見えているくらいでいることは確実なんだが釣り方が分からない。難しいものだ。

釣れた魚/19980713c.jpg/7kb

翌日の7月15日は、9時ごろチェックアウトをし富士山の5合目までドライブ。下界は曇り空だったが5合目から上は晴れていてなかなかけっこうなながめ。そのあと山中湖まで行ってはみたものの、あまりに浅いので釣りをする気にならず帰ることに。高速道路を使わずに大月まで行って、大月からは高速に乗って帰ってきた。家に着いたのが17時。

今回の釣行は釣りよりも車でどこかに行くということがまあ一応は主眼だったのでまぁまぁ良い釣行だったといえましょう。パジェロミニっていうのはなんだか良い選択だったような気がしてなりません。車の運転はかなり久しぶりで若干心配ではあったのですがなんとかなっているようです。車庫入れは毎回ちょっとずつ斜めになってしまいますが、車幅が狭いのでたいした問題ではないでしょう。カーブの多い峠などではやっぱりバイクのほうがうまく走れるし、バイクで走ったほうが楽しいのですが、それにも増して車の便利さは侮れません。なによりラクです。ここだけのはなし、車があればますますあちこちに釣りに行けますね。週末はどこに行こうかと、早くもわくわくしています。ではまた来週。


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【番外編】霞ケ浦で小バス4匹

1998年7月5日日曜日、天気予報によると昨日までの猛暑に比べればいくらか涼しいということだったので、霞ケ浦にバイクに乗って一人で行ってきた。

2時15分に出発。西の州岬と和田岬の中間あたり、廃船のあるところに到着し、釣りを始めたのは4時30分。半袖シャツ1枚だとちょっと肌寒い。いつもと違って今日は風がほとんど無い。廃船の際を常吉でじっくり探るがアタリ無し。これまではここで必ず釣れていたのに今日は魚がいないのか? とかなんとか思いつつ釣りをしているとにわかに風が強くなり水面はザブザブ。これじゃ釣りにならんということで移動する。

和田岬まで様子を見に行ったものの、ザブザブに加えて人が多く釣れそうな感じがしない。来た道を戻って廃船のところを通り越し、ちょっと先の水門があるところ。この水門のところから水路が通じていて、ここは風を避けている。南水路というのだと思う。新河岸川放水路ほどの川幅で、川の片側は足場がよく釣りやすい。ここでちょっと遊んでみるつもりがけっこうあちこち移動しながらがんばって4匹。常吉で3つ、スプリットショットで1つ。30、25、20、25cmと小バスばかり。

いいかげん飽きたところで行くべき場所が思い付かない。ドックはどこも人が入っていて釣る気にならないし、本湖はザブザブだし、どうしよう? しばし思案し、小野川の様子を見に行くことに。見に行ったのはいいのだが、ここも人が多い。風は避けているものの水色が悪い。おまけにちょっと暑くなってきた。ということで今日はおしまい。11時終了。

今日得た教訓は、日曜日はダメだってことでしょうか。土曜日のほうがいくらかマシみたいですね。あと、暑いのにバイクで行くと消耗するってことを再確認しました。総じて、パっとしない釣行でしたね。まあ釣れたからいいけど。

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