本町の庚申塔
埼玉県坂戸市本町/2006年10月28日撮影
5時間におよぶ庚申塔探索を終えてようやく自宅付近に戻ってきた。あとは買い物でもして帰ろうと思っていたときに発見した庚申塔。坂戸駅北口を出て歩いて5分ほど。
住宅地の細い路地に祀られた庚申塔。新しい花が活けてあったので、近所のお婆ちゃん、かどうかは分からないが近所の人がマメに世話をしている模様。
これがその庚申塔。邪鬼を踏んづけた青面金剛。下端は三猿。青面金剛の脚の左右はたぶんニワトリ。「庚申塔を探しに行こう」に図解されている典型的な庚申塔のデザインになっている。
庚申塔そのものには年号が彫られていないが、この庚申塔が乗っている台座の石の年号は「享保四」(1719年)。わりと古め。
下の写真は、青面金剛の足もとの様子。
踏んづけられた邪鬼の様子が分かりにくいが、三猿とニワトリはわりと見やすい。