ポトスと一緒にサンセベリアも買ってきた。同じくハイドロカルチャー用で、同じく480円。
サンセベリアは「サンスベリア」と表記されていることもある。英語で綴ると「sansevieria」。原語に近く発音するならば「サンサビーリア」あるいは「サンサビアリア」といったところか(ちなみにアクセントはビ)。原語の発音が正しいと考えるならばサンセもサンスも的外れということになる。なのでどちらで呼んでもかまわない。逆に、正しいからといって「サンサビーリア」と言おうものならおかしな顔をされるかもしれない。ああ、正しいとはいったいどういうことなんだろう。
などと悩ましく思う場合は「トラノオ」と呼ぶことをお勧めします。漢字で書くとたぶん「虎の尾」。この植物は古くからこの名で親しまれてきたのだとか。それが近年、マイナスイオンを発するということで再び脚光を浴びているらしく、植物屋さんでの扱いもなかなか大きい。
再注目されるにあたって、和風の「トラノオ」ではダサくていけない、「サンセベリア」と呼ぼうじゃないか、ということにでもなったのだろうか。このとき、ちょっと辞書を引いてみましょう、という気の利いた人がそばにいてくれたら「サンサビリア」に落ち着いただろうに。無念なり。
さてと。
ポットの底の様子。ポトスは根がはみ出していたがサンセベリアはそうでもない。なので簡単に抜き取れる。
ポットから抜き取ったところ。葉はなかなか大きいのに根が短い。自分の体をちゃんと支えていられるのかちょっと心配になってくる。
あとの手順はポトスと同じ。根腐れ防止の焼成ゼオライトを入れ、ポットに入っていたハイドロコーンを入れ、植物を支えながらセラミスを注ぐ。
鉢の底を叩いたりセラミスを手で押さえつけたりして安定させ、水を注いでできあがり。
そして今の出窓の様子。サボテン、多肉植物(+エアープランツ)、ツタ、葉っぱというバリエーションになった。あとは木を1本か2本追加したいところだ。
2003年11月05日
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