釣行記−2001年4月
2001年4月30日月曜日(振替休日)、桜川、マルトボート、9.9馬力。
雨。北東の風。さほど強くはならなかった。
魚探をセットせずに出船したので朝のマルト前の表水温は不明。昼のマルト前は18.4度。
3連休の3日目は一般にすいている。しかも雨なのであまり人はいないだろう。しかも雨の日は写真が撮れないので釣りをするのに最適だ。というわけで、マルトに行ってきました。
5時30分マルト着。6時10分、桜川中流域、6号線の橋の手前あたりから釣り始める。昨晩からの雨のせいか、水が濁っている。中流域はふだん流れが感じられないのだけど、今日は流れが多少ある。
バズで流す。しばらくして、スピナベで流す。こういうので釣れるような感じがしない。ラバージグでじっくりやる。川全体がおおむね濁っているのだけど、流れがあたらないポケット状のところなんかは水が澄んでいる。そういう部分を重点的にやる。
そういう感じでとりあえず1匹。6時50分、600g。落としてから1秒か2秒くらい止めておいたら水面がモワっと動いた。手に感触は伝わってこなかったが合わせてみたら釣れていた。なんだか楽しい。
さらに流す。釣れたのと同様のポケット状のところとか、ゴミの隙間とかで3回バイトがあったが乗らなかった。落として、底について、数秒するとコココとはっきりとしたバイトがある。バイトの出方はどれも同じ。乗らないのも同じ。わりと小さなバスがつついているように思われる。さらにしばらく流すと、ようやく乗った。しかしバレた。30cmくらいのかわいいやつだった。
今日の桜川のバスは岸際にピッタリついていて、ちょっと間をとってやらないと食わない、というのはたぶん事実だろう。と思われたので、それをひたすら繰り返す。次に釣れたのは9時、400g。抜きあげたらボート中におっこちた。ちゃんと刺さってなかったらしい。このサイズのバスって、ガード付きのジグでフッキングできます? どうもおいらにはできないらしい。ということに、今気がついた。遅いって。もっと早い時間にテキサスあたりに切り替えていたらもうちょっと数を稼げただろうか?
そんなことにも気づかない無邪気なおいらは、ガード付きのジグでさらにじゃんじゃん流してゆく。上流エリアにまで到着した。ふだんならここからがメインエリアなんだけど、今日は濁流が激しくて釣れるような感じがしない。水がよければ流れの強い部分をスピナベあたりでサクサク流すところなんだけど、それで釣れるような気は全然しない。流れが強すぎて、岸際に流れを遮る部分もなさそうに見える。なので引き返す。そして、中流域をもう一度流しなおす。
さっきまでは1/2オンスのジグでやっていたが、こんどは3/8オンスにしてみる。軽いぶん、乗りやすいような気がして。しかしこれでも乗らなかった。2回バイトがあったけどダメだった。
10時40分、石田にいた。川の岸際にいいかげん飽きてきたので本湖にやってきた。ブレークを3箇所ほど、クランクとフットボールジグで流してみた。ノーバイト。
11時30分、おしまい。
釣れ釣れ情報を聞いていたので楽勝だろうと思っていたがイマイチでした。そもそも、状況の悪い桜川でおいらがよく釣るなんてことは考えにくい。もっとも、朝からブレークを回れば釣れていたのかと言われると、さっぱり自信はない。なかなか、釣り名人のようにはいきませんわ。
2001年4月15日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、6馬力。
晴れ。北東のち南東。一日中風が弱かった。
朝のマルト前の表水温は16.8度。
おとといおいらは自分のことを釣り名人かと思ったが、勘違いだということが今日明らかになった。
5時20分出船。Kawanaさんに電話してみる。桜川にいるそうだ。挨拶しに行って、ついでに川をちょっとだけやってみる。そしてその後、以下の場所を回る。
5時35分、石田のブレーク
6時20分、土浦港のブレークと杭
7時10分、大津新堀のブレーク
7時45分、田村のブレーク
8時15分、蓮河原ドック沖の杭、
9時、武器学校沖の杭
9時20分、マルト前ブレーク
9時25分、土浦港のブレークと杭
10時、石田のブレーク
10時50分、大津新堀
11時20分、マルト前ブレーク
釣れたのは大津新堀のブレーク、7時20分、600g、フットボールジグ、ズル引き。
その他、バイトらしいバイトはなし。まったくもってダメでした。
1〜2mくいらの杭がいいんじゃないかと思って撃ってみたけどダメだった。いい杭エリアを探してみるつもりだったが成果なし。
ブレークではジグとツネでわりとじっくりやってみたけどバイトすらない。だいたい1〜3mくらいの水深をやっていたんだけど、あとから聞いたら今日のバスはもうちょっと深いところにいたらしい。Kawanaさんがマッドペッパーで釣ったことからもそれはうかがえる。
風がなかったのも辛いところか。浮いてるかもなぁと思ってジグは浮かせ気味にしてたんだけどダメだった。なにやってもダメなときはクランクがいいのかもしれない。ピンをアテにするよりも、広いエリアを拾い歩いたほうがいいのかも。これからはクランク2本出しだな。マッドペッパーとディプシードゥ3の2本。
そんなわけで、釣り名人はおいらじゃなくてKawanaさんです。
2001年4月13日金曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
晴れ。北西のち南西。朝からそこそこの強さで吹き続けた。でも波は低い。
朝のマルト前の表水温は16.9度。
会社を休んで釣りに行った。
5時ちょい過ぎにマルトに到着。ほとんどお客さんはいない。あとで聞いたら、今日は3組4人しかいなかったそうだ。西浦は独占したようなもんだ。
ところで、マルト沖2mフラットにショベルカーのようなものを載せた巨大な台船が浮いていた。浚渫工事でも始まるんだろうか。今日のところは稼動していなかったようだが、その周辺では釣りにならない。ご参考までに。
5時半出船。とりあえず、マルト桟橋横の乱杭をやってみる。エレキだけでやってたころは朝一でこの乱杭を撃ったものだ、というのを思い出して、やってみる気になった。スピナベでサササと流す。ノーバイト。
次は桜川。エレキだけでやってたころは、河口付近のシャローを流したものだ、というのを思い出して、やってみる気になった。南岸から始める。河口からほんのちょっと入ったところにコンクリートの壁がある。その10mほど手前から始める。岸際にスピナベを投げて1mか2mくらい引いてピックアップ、これの繰り返し。数投したところでコンクリートの壁に到着。壁はコの字状になっている。その壁の手前の角では不発。2つめの角でバイト。角にこすれるような感じで引いてきたら角のところでククンクンとアタリがあった。5時50分、900g。いきなりまともなサイズだよ。しかもスピナベ食うのね、というわけで、引き続きシャローをスピナベで流してゆく。そしたらアシ際でも釣れた。5時57分、400g。
もしかして、桜川爆釣か? こんな調子じゃ二桁いっちゃね、ああ忙しい忙しい。と思ったが、以後バイトなし。北岸も流してみたがこっちはノーバイト。じっくり粘ればもっと釣れたとは思うけど、とりあえず桜川は2つで終わった。
6時40分、境川に到着。ここでもスピナベでシャローを流す。ときどきラバジも撃つ。が、ノーバイト。なんだか魚が腐ったような臭いがして感じが悪い。水が淀んだ感じだった。もっとも、じっくりやれば釣れるのかもしれん。
シャローにも飽きてきたので石田のブレークをやる。主にフットボールジグでやる。1番から入って、2番に回り、なにもなく、そして3番。ブレークをやる前にとりあえず目の前にあった杭をちょっとやってみる。杭が正方形を構成するように整然と並んでいるところ。たぶんここはmura王さんが好きな場所だ。ここにガード付きのラバージグを落とす。水深は2mくらい。ポイっと投げて沈んでゆくとき、ラインが杭に擦れる感触があった。その感触を感じつつ、着底。ジワ〜とズル引く。なんとなく、重い。が、これはたぶん杭にラインが擦れているからだろう。と思ったら魚だったよ。慌てて合わせてなんとか釣れた。7時45分、900g。
アタリが分かんなかったよ。かっこ悪いなぁ。いやこのとき風が強くてね。風が強いと船が動いて糸フケができやすいじゃない。まあでもとにかく釣れたのでよし。サイズもまずまず。
8時20分、土浦港。西風が吹き抜けているが波はない。まずは1.5〜3mくらいのハードボトムをあちこち適当にやる。フットボールジグを遠投してズル引き。ときどきリフト、あるいはスイミング。こんな感じでやっていると、3mのところに差し掛かった。ここには特別硬い一角がある。もしかするとその一角は50cmくらい盛り上がっているかもしれない。1/2オンスのジグが根掛かりしない程度の硬さで釣りやすく、実績もある。ここでゆっくりズル引いてたらググンと重くなった。8時30分、1100g。おなかパンパンでお尻の赤いバスだった。いやいい魚だ。
しかしあとが続かず。
10時10分、風車の公園のアシ原に到着。風を完全に避けていて釣りがしやすい。しかし、いるのは水面直下のボラばかり、な気がする。アシにラバジを10回くらい放り込んでおしまい。全然釣れる感じがしない。
10時30分、マルト前に戻ってきた。久しぶりにKawanaオダに入ってみる。難なくオダを発見。テキサスでやってみる。5投くらいしたところで根掛かりに辟易。
10時45分、石田ブレーク3番。朝方釣れた杭の様子を軽く探って、そのあとブレーク。フットボールジグでやる。が、ここは西風のときはボートポジションがとりづらい。若干後方に投げるような具合になってしまった。まあでもしばらくがんばってやる。そしたらバイトあり。ブレークの斜面だろうか、ことさら硬いところをズル引いてたら重くなった。しかしこいつはボートのすぐ近くでジャンプされバレた。800gくらいだろうか。
11時20分、ふたたび土浦港。杭とかブレークとかをやっていたとき、アルミに乗った釣り人が通りかかった。「やのさんですか〜?」と言われたような気がしたんだけどよく聞き取れなかったので「え?」というように応えた。そしたら「ああいや、勘違いでした」と言う。その後間髪入れず「どうですか?」と言うものだから「4つ釣れましたよ」とか応えて会話がおしまいになった。
「やのさんですか〜?」と言ったのかそうでなかったのか、ちょっと気になる今日このごろ。釣り場で「やのさんですか〜?」とか言われるのはけっこう嬉しいものなんだけど、ほんとにそう言われたかどうか分からないものだから喜んでいいのかどうか分からないよ、どうなんだろう。土浦港の比較的浅いエリアでシャッドっぽいものをトゥイッチ気味に引いていたアルミの人〜、この釣行記読んでたりしないですか〜?
さて釣りの話しに戻ってと。
最近よく釣れるという浮きアシのH鉄鋼をやってみる。フットボールジグを1本につき2投か3投する。そしたら5本目くらいで釣れた。落ちた瞬間クククだってさ、たまんないなぁ、もう。11時40分、1100g。
気分よくジャンジャン流してゆく。古い浮きアシまで撃ってみる。が、バイトなし。
そろそろ帰ろうかなぁと思ったが、もう一度ハードボトムをやってみる気になった。港内最徐行の看板のあたりにボートを置いて港の奥に向かってジグを投げズル引き。ズルズルやってたらボラがプルルとラインにあたった。と思ったら、バスだった。12時、200g。最近では小さなワームを使わなくなったのでこういうバスはかえって釣れない。そういう点で、これはなかなか稀有な釣果だ。
この小さいのを釣ったところでおしまいだな、と思ったが、もう一度浮きアシのH鉄鋼を撃つ気になった。どうも今日はよく釣れるので、もっと釣ってやろうと欲が出た。そしたらほんとに釣れちゃったよ。12時10分、800g。オカッパリの人が羨ましそうに見ていた、かもしれない。
残りの鉄鋼も全部撃つが続かない。いよいよおしまいだな、と思ったが、対岸のヨットハーバーの杭も撃ってみよう。深い方から順に撃ってゆく。残り数本、水深1.5mくらい、ここでバイト。水中のロープにラインが擦ったがなんとか出てきてくれた。12時30分、1400g。おなかパンパンのプリだった。いや、いい魚だよ、バス釣りって楽しいなぁほんとに。
もうさすがにこの魚で満足。おしまい。といきたいところなんだけど、実は、釣れた杭とその両隣りの計3本の杭だけ、未練がましく撃っておいた。
というわけで、数もサイズも文句なしのいい釣りでした。あんまり気分がいいので、まとめちゃおうかなぁ。
900g、5時50分、桜川、スピナベ
400g、5時57分、桜川、スピナベ
900g、7時45分、石田の杭、ガード付きラバージグ
1100g、8時30分、土浦港3m、フットボールジグ
1100g、11時40分、土浦港の杭、フットボールジグ
200g、12時、土浦港2m、フットボールジグ
800g、12時10分、土浦港の杭、フットボールジグ
1400g、12時30分、土浦港の杭、フットボールジグ
まとめてもまだ有り余る気分のよさ。今日のヒットルアーだ。
ボッシュ・スローローラー・1/2oz
サクマジグ・1/2oz/ゲイリー4"グラブ・シングルテール・パール
ケイテックガード付きジグ・14g/マルトパドル・ウォーターメロン・ラメ入り
まだ気分がよすぎるなぁ。あとはなんだ? もうないね。
ではみなさん、よい釣りを。
2001年4月8日日曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
曇りのち晴れ。あさがた北東そよそよ、のちほぼ無風、昼前に弱い南風。総じて、穏やかな一日。
表水温はたしか15度くらいだったような。
第13回3キロトーナメントに参加してきました。2001年最初の3キロです。
5日の練習では田村のブレークで小さいのを1匹釣っただけに終わった。そのほかになんのヒントも得られなかった。というわけで、今日は特に作戦なし。いつものように石田のブレークを回ってみる。
7時ちょっと前、参加者の準備が整ったところでトーナメント開始。曇っていて風がいくらか吹いていたのでまずはアシに行ってみる。曇っていたりモヤっていたりするときはアシがいいような気がして。石田のアシ原をスピナベでサササと流す。50mくらいを20分くらいで流した。まだコガモたちがいた。道理で釣れないわけだ。まぁでもアシは釣れなくてもともと、ポロリと1本拾えればラッキー、という程度の扱いなので釣れなくてもかまわん。
石田奥よりの1番〜3番付近には何層かボートが浮いていたのでおいらは外よりの大津新堀あたりに入る。次にさらに東進し田村のブレークに入る。杭も撃つ。30mくらいのアシ原も撃つ。なんもない。
石田に戻る。3番があいていたので入ってみる。ディプシードゥを何投かして地形を確認する。今日これまでの感じからしてクランクで釣れるような気がしない。なのでディプシードゥは地形確認程度にしか投げない。代わりに、2分の1オンスフットボールジグを投げる。根掛かりが激しいときは4分の1オンスツネを投げる。この3番はさほどでもないのでフットボールジグでやる。さいしょはズル引く。ときどきしゃくる。あるいは、スイスイスイと泳がせたりもする。しばらくそんな感じでやっていた。そしたら泳がせているときに釣れた。ブレーク下3mのあたりに投げてスイスイスイと持ち上げて、落とす。もういちどスイスイスイとやる。この最後のスイのところでゴゴゴとあたった。8時25分、600g。
わりと早い時間に釣れて気がラクになる。いつもなら、このサイズの魚にはマーカーを付けるのだけど、今日は釣れるような気があまりしなかったのでマーカーは付けない。そのままライブウェルに入れる。
その後、石田・田村・土浦港のブレークを回る。特に2〜3mくらいのところを中心にやる。ズル引き50、スイミング50くらいの割合で要所要所を回ってゆく。しかし一向にバイトがない。土浦港の杭にジグを落としたとき、落ちてる途中でかすかにコとバイトらしき感触があったがボンヤリとしていて反応できず。一瞬バイトだということが理解できなかった。約2秒後、ようやく合わせを入れたがもう遅かった。このバイトらしき感触によって、今日の魚は浮いてるのかも、という仮説が若干強化された。その後ズル引き40、スイミング60くらいの割合でやる。しかしあいかわらずバイトなし。
このころ11時。いつもの場所は回りきった。大津新堀の岬と吉田幸二の岬はほとんどやってないがなんとなく、釣れるような気がしない。あとどこだろう・・・この間約10秒・・・マルト前すね。というわけで、マルト前ブレークに入る。3mのブレークライン上にボートを置いてブレークラインに沿うような感じでジグを投げる。たまにズル引いて底質を確認するがあとはほとんどスイミング。そして11時15分、これまたスイスイスイの最後のスイでコンとバイト。1100g。なんだ、やっぱり浮いてるんだよ。などと確信を抱くが残り時間はあまりない。
マルト前で粘り、もう一度土浦港に入り、マルト前に戻り、波除けにまで手を出して最後の1本を狙ったがバイトすらなく、1時、終了。
1726gで8人中第4位という結果でした。あと1本700くらいのが釣れてれば優勝だったんだけど、その700gが釣れんかった。「第13回 3キロトーナメントの結果」を書いたとき、といってもほんの2時間前なんだけど、そのころにはライトリグの釣りとかヘチの釣りを練習して最後の1本をとれるようにしなければだめなんだ〜、とか思っていたが、冷静に考えるとそうじゃないね。
そういう練習よりも、浮いてるという感触を持ったあと徹底してやる判断力というか気力というか、その手の実力を養う方向で精進したほうがよさそうだ。おいらがいまさらライトリグを練習しても、普段からオパッカリで鍛えてる人たちに勝てるとは思えん。おいらも昔はけっこううまくやれたんだけどなぁ。軽くなきゃ釣れないと信じてたくらいなのに。今じゃ軽いので底を感じていられる集中力が出てこないだろうなぁ。着庭を待つのすらいやになりそうだ。
なので、重いので釣れるように工夫するという方向でやったほうがマシなような気がしてきた。今日最初の1本が釣れたとき、もしかして浮いてるのかもなぁ、でもこの魚だけかもしれんし、という程度に考えた。でも明らかに浮いてる位置で食ってきたんだから浮いてることを前提に残り時間を使えばよかった。浮いてるんだから縦ストラクチャーメインでいこうとか、ひたすらスイミングさせてやろうとか、なにかしらありそうなもんだ。そのへんの判断が悪かった。
そんなわけで、今日のぼくは不甲斐ない負け犬です。次回は、参加者全員がひれ伏すくらいの釣果をあげたいと思います。
2001年4月5日木曜日、霞ヶ浦、マルトボート、9.9馬力。
晴れ。無風もしくは北東の微風。昼前から南の強風。
朝の表水温は11.7度。日中、13度くらい。
休みをとってマルトにいった。日曜日の3キロの練習。
6時ちょい前マルトの受付に到着。ちょうど木下さんも到着。それぞれエンジン船を借りて6時15分ごろ出船。
平日なので境川に入ってみる。スピナベで岸際をサササと流す。魚っけゼロ。
石田ブレークの1番と2番をディプシードゥでザクっとさぐる。魚っけはあるような気がしたがバイトはない。3番にはアルミが入っていたので入れず。7時半ごろ、吉田幸二の岬。特になし。その先のアシ原をスピナベで流すがここもだめ。アシ際にはまだコガモがたくさんいた。アシで釣れ始めるのはコガモが旅立ったあとと見た。コガモがいなくなるのはさびしいがアシで釣れないのもさびしいのでこれに関しては気持ちの持ちようが難しい。
大津新堀はフットボールジグでザクっとやる。別に根拠はないが、魚がいない感じだ。もっともここはいつだって、魚はいない。しかしときどき、いいのが通る。半日ずっとここで粘ればチャンスがあるかも。そうでなければ運に頼るしかないのであまり粘らないほうがいい。と、おいらは勝手に決めている。
8時10分、田村のブレーク。1番では特になし。2番では、1個釣れた。6インチセンコー・黒の4分の1オンス・ツネのズル引き。9時5分、500g。
9時50分、石田に戻る。1番2番3番と回るがノーバイト。朝のうちはディプシードゥメインでやっていたがこのころにはツネとジグがメイン。風がほとんどなかったのでゆっくりやったほうがいいような気がしていた。
10時半ごろになると南風が吹き始めた。ほどよくさざなみが立つ程度でいい感じ。しかしだめ。さらに強くなってきたので土浦港にいく。風が強めのときは港の中は釣りがしやすい。ここではツネでゆっくりやる。3mくらいのゴリゴリをしつこくやってたらフットボールジグにバイトがあったが乗らず。トレイラーにしていた5インチグラブの尻尾が切れてた。ギルバイトだったのかも。
最後にマルト前もやったがノーバイト。白波が立ち始めた11時45分ごろ、終了。
さて、いつものように石田、田村、土浦港、マルト前と回ってみたが、いいエリアが特定できたわけじゃない。ストラクチャーの種類も特定できず。岸際とブレークと杭をやってみたが、どれがいいとか悪いとか、そんなことおいらには言えん。
で、結論。石田・田村のブレークにはいつだって魚がいる。こいつらを、ジグなりツネなりでしつこく誘って食わす、はいこれ正解、と見たが、どうでしょう? つうか、これは、何も見つからなかったのでいつもどおりやります、と言ってるのと同じだね。
2001年4月1日日曜日、亀山湖、のむらボート。
晴れ。微風。朝の表水温は10度。日中、11度ちょい。
KENさん主催の釣り大会KENBASS ALLSTAR CLASICに招待されたんで参加してきました。
1時50分、KENさんが迎えにきてくれる。荷物を積み込みmura王さんのうちへ行く。そこでmura王さんの荷物を積み込み出発。ライブウェルが3つもあるのに釣り道具が全部納まった。5時ちょっと過ぎに亀山湖に到着。ボート代を払って支度を始める。支度ができたころKENさんから挨拶やらルール説明やらがあり、6時10分ごろ出船。
おととし何匹か釣れた下流のエリアに向かう。途中、スピナベを数投し、クランクを10投くらいし、あとは一気に目的の場所に向かう。着いてみると、そこはけっこう人気のある場所らしく、何艘かのボートがすでに入っていた。待っているのもダルいので戻りつつシャローを流してゆく。スピナベとラバジをメインにし、シャローフラットがあるような場所ではクランクでブレークをさぐってみる。そんな感じで出船場所の方向に戻ってゆく。
とあるシャローフラット。岸際に杭が何本か立っている。その杭の根元にラバジを落とした。水深はたぶん50cmくらい。着底と同時か着底の寸前くらいだろうか、コココンと小気味いいバイトがありすかさず大げさに合わせを入れて釣れた。7時45分、600g。ケイテックのガード付き・14g・ウォーターメロンにマルトパドル・ウォーターメロン。
ラバジ7、スピナベ1、ツネ2くらいの割合で流してゆく。ノーバイトのまま出船場所に戻ってきた。いったんボートを桟橋につけてトイレに行って缶コーヒーを買って再び出船。近くにいたKENさんにきくと1つ2つ釣った人がちらほらいるらしい。すでに3つ揃えた人もいるという。ただサイズはたいしたことないという。KENさんの2本はおいらの1本よりもウェイトが下がったりもするらしい。あと1本、600くらいのが釣れればチャンスあるかな、とか思ったが結局釣れず、1本のまま終了。
雑感
知らない釣り場の場合ブレークではがんばれない。確信のもてる場所じゃなきゃ粘る気力が湧いてこない。そうすると、シャローを流したほうがずっといい。しかし亀山湖はボート屋も充実しているし人気もあるのでシャローを存分に流すということができない。それでもシャローのほうがまだマシだと思ってそうしてみたが、これが失敗だったかも。
優勝したこういちさんの話しを聞くと、ボート屋から近いエリアの2m前後の水深のところをていねいにやって5本だか6本だか釣ったという。これを聞いて思うには、亀山湖はサイズはともかく魚は多いのでどのエリアにも魚はきっといるはずだ。ライトリグでじっくりやって簡単には食わない魚を食わせちゃうという作戦のほうがよかったかも。
ライトリグ主体のころはおいらも、こういちさんに匹敵はしないまでもある程度近い精度でじっくりやることができていたと思うんだけど、どうも最近そういう釣りでがんばれるほどの精神力が出てこない。重いリグで大きいのが3つくらいなら釣れないこともないカスミに慣れきっているのでライトリグでがんばれなくなってきた。この点はちと反省を要するか。
カワセミ見たよ。少なくとも2個体は見たと思う。しかしこれからの季節釣り人が多くてカワセミちゃんもたいへんだ。カワセミをはじめいろいろな鳥たちが、釣り人が残した捨てラインに絡まらないことを祈る。木の上のほうからラインがぶらさがっていたので引っ張って回収したんだけど、そういう簡単に回収できるラインをなぜに捨てっぱなしにしておくかね。まだ全然錆びのない真新しいラバージグが落ちてきたよ。ラバジがそんな高いところに引っかかることも不思議だ。大遠投したんだろうか。ガード付きジグの大遠投ってあまり考えられないよね。まったく、亀山湖は子供バサーが多いのも難点だ。ちゃんとライジャケを着ない人が多すぎ。そういうのを見るたびにイライラしちゃって疲れるね。「転覆しろ」といちいち呪いの呪文を唱えなきゃいけないおいらの身にもなってほしいよ。
表彰式のとき、おいらが「ラバジで釣った」って言ったら「かっこいい」って言われた。なんでかっこいいのかよく分からんが、なんだか嬉しい気分になった。32分の1オンスとかノーシンカーとかよりもずっと簡単だと思うんだけどなぁ。まあでもおかげで、ますますラバジが好きになったよ。
賞品としてバス釣りビデオ10本を差し入れた。そのおかげで、念願のジャンケン大会を取り仕切ることができた。いや、前からこれを一度やってみたくてね。なかなか気分のいいものでした。皆々がおいらのコブシひとつに運命を委ね一喜一憂する姿を眺めていると、悦楽のような気分を味わえますね。独裁者がどうしたって権力を放棄したがらない気持ちがちょっと分かったような気がする。いや、いい思い出ができました。
それで結果なんだけど、640gで参加者14人中第4位でした。楯をもらいました。NBCへらぶな教室でもらった楯と並んでいます。これで生涯獲得楯数は2となりました。目標の100まであと98。
チーム3キロからはmura王選手が第2位を獲得し、チームの面目をたもってくれました。チームの面々の後方支援に徹したかいがあったというものです。mura王さん、ごくろうさまでした。しかしこれに慢心することなく、今後も精進するように。
まぁしかしなんといっても最高だったのはやっぱりジャンケン大会だな。KENさんのおかげで楽しい1日を過ごすことができましたよ。KENさん、お疲れ様でした。送り迎えまでしてもらっちゃって、もうぼくは大感激です。どうもありがとう。昨日は感激して眠れなったくらいです。うそうそ、ふとんに入って一瞬で落ちてた。しかし、感激と感謝の気持ちはうそじゃない。いまこれを書きながらウルウルしてる。
第2回KENBASS ALLSTAR CLASICが開催されることを心より願っています。そして、そのときには3キロのメンバーで入賞を独占できることを心より願っています。メンバーの諸君、慢心することなく、今後も精進するように。