1999年3月27日土曜日、山彦さんと津久井湖に行ってきた。7時半ごろ中村ボートから出船。曇り。けっこうあったかい。水温11度前後。風はそこそこ吹いているが波はたいしたことない。
一気に上流の沼本を目指すつもりだったが、途中の数ヶ所にちょっとだけ寄り道しラバジ、スピナベ、ミノーを少々投げてみる。アタリなし。目的の沼本に到着したのは8時ごろ。山彦さんはすでに1匹釣っているという。やる気倍増。
シャローをスピナベ中心でやってみるがアタリなし。山彦さんはミノーで釣ったと言っていたから真似してミノーもやってみるがイマイチ感じが出ない。スピナベのほうが手っ取り早くてラクだし、なんとなく、スピナベで釣りたい気分だった。前日の霞ヶ浦じゃスピナベで3本釣れているから時期的にも天候的にもスピナベでオッケーとか思ってた。が、だめみたい。
スピナベという選択が間違ってたのかな? それとも、引く層とかが違うのかな? よく分からん。霞ヶ浦の水深50cmとかのドシャローだったら引く層なんてたいして意識しなくていいと思うんだけど、岸から3mで水深7mとかにもなるリザーバーだと引く層も重要なのかも。というところまでは薄々感じるものの、そしたらどういう風にやるといいのかっつーとこまでは全然分からん。色々な層を試してみればいいんだろうけど、釣れる魚が少ない津久井じゃそもそもアタリが出ないんだから難しい。表層でダメ、一旦底に落としてから巻いてもダメ、底をズルズル引いたら釣れた、とかなれば分かるんだけど、「釣れた」というところが問題で、そもそも釣れないから分からない。困った。でも釣れるときって、テキトウにやってても釣れたりするとは思うんだけどなぁ。早く釣れてくれないかしら。
沼本から徐々に下流に進む。12時ごろには雨が降ってきて、気温も朝より下がってきたように思われる。しかし雨が降ってきたことによって魚が浮いてきてスピナベで釣れるかもと期待も高まる。スピナベだけ投げる決意をし、さらにシャローを流してく。
名手のあたりは釣れそうな予想をしていたので重点的にやってみる。が、ダメだった。雨はやむ気配がない。気温も徐々に下がりつつあるように思われる。だんだん寒くなってきた。13時半、釣れない上に寒いので、おしまい。
というわけで、またもやノーバイトで終わってしまった。霞ヶ浦で復活したかと思ったが、どうやら、おいらは霞ヶ浦以外では釣れないらしい。霞ヶ浦だと、ここには魚がいそうだな、とか、ここはいなそう、とか、なんとなく分かるような気がして、けっこうそれが当たるように思うんだけど、ほかの釣り場だとそういうのが全然分からん。津久井湖の場合、どこにでも魚がいそうに見えるか、もしくは、どこで何をやっても釣れないような気がするかのどっちか。だからとにかくひたすら打ちまくるということになるんだけど、要所要所が分からないとダメみたい。テキトウに釣れるほど簡単じゃない。
しかしいつものように釣る人は釣る。今回も釣る人は釣っている。何か差があるとは思うのだけど、それが何かは分からない。おいらには見えていない何かが見えているんだろうとか思う。「釣る人」本人も明確には分かってないのかもしれないが、何かが分かっているんだと思う。今度は後ろからこっそり見学してみようかと思ってる。
それはそうと、ここまで書いてきて思い出した。それは、釣れるときは簡単に釣れるということだ。たとえば昨日の釣りを考えてみても、釣れた魚は別に難しいことをして釣ったわけじゃない。ただ単にスピナベを通したり、ワームをズル引きしたりしただけだ。思うに、難しく考えるとますます釣れなくなるに違いない。なのであまり難しく考えず、気楽にやってたほうがよさそうだ。
というわけで、こんどの週末は気楽にやってみますわ。
1999年3月26日金曜日、暖かそうだし曇り空で風が吹かなそうだったので、会社を休んで霞ヶ浦に行くことにした。金曜休みの高橋さんに電話したら2つ返事で行くという。4時に待ち合わせ荷物を積み込み出発。5時半に土浦のマルトボートに到着。最近の釣果を聞くと、週末までは50アップ数本を含む大きな魚がけっこう上がっていたが週末の冷え込み&強風の後は渋くなっているのだという。最近すっかり釣れなくなっているおいらとしてはこの時点で早くもイヤな予感を感じずにはいられない。もしかしてまたノーフィッシュか?
ボートの準備をし6時出船。曇り空、微風、暖かい。週末の強風でかき混ざったのか、濁ってる。泡が消えにくいような水質。イヤな予感を感じずにはいられない。が、そういう予感は敢えて無視する。とりあえずボート乗り場の目の前、水深2mのハードボトムの様子を見る。スピナベの普通巻き・ゆっくり巻き・表層引きをそれぞれ数投。反応なし。クランクを10投ほど。これもダメ。ゲイリーグラブ・スプリットのズル引きもやってみたがアタリなし。
ボート乗り場横のアシ+乱グイのところに移動。水深はせいぜい50cmくらい。スピナベをアシ際に落とし杭をかすめるように引いたり、杭と杭の間を通したり。6時30分、アシ際に落として1mくらい引いてきたところでクククとバイト。800gとまずまずのサイズ。水温11度。まさかこんな簡単に釣れるとは思ってなかったのであっけにとられたような気分でもあったが、久しぶりに見るバスに喜びもひとしお。でもどっちかというと、嬉しいというよりもホッとしたという気持ちのほうが大きい。とにかく、よかった。
かなり気をよくしたおいらは桜川に入り、同じくスピナベで流してゆく。途中、コンクリートでできた壁のようなものがあって、その際にスピナベを通す。その壁はコの字型になっていて、その角の部分にスピナベがぶつかったとき今日2回目のバイト。教科書どおりのやり方で釣れたのは550g。このとき6時50分。水温12度。ボートポジションの水深は1m。壁から3mくらいしか離れてなかったので、壁際もたぶん同じくらいの水深だろう。まさか、2匹目が釣れるとは、夢にも思ってなかったです。ほんとに。
さらに気をよくしたおいらは引き続きスピナベを投げる。岸ギリギリに投げて斜めに引いてきて、岸際から2mくらいのところを通っているときに3度目のバイト。岸ギリギリから追いかけてきたのか、それとも、岸からちょっと離れたところにもともと居たのか分からないが、とにかく釣れた。600g。まだ7時30分。釣り始めて1時間半しか経ってないが、もう帰ってもいいとすら思いましたよ。
でも同行者もいることだし帰るわけにはいかない。それにほんとはもっと釣りたい。マルト沖のオダに移動。スピナベ、ラバジ、ツネで探るが全然反応がない。水深3mじゃ深いのか?
朝一に試したマルト前水深2mを再び試す。スピナベ、クランク、サスペンドミノーでやってみるもののアタリがない。クロステールシャッド・アユのツネに変えてみる。ちなみにこのクロステールシャッドはトランプ・アユをまぶしたままほったらかしにしておいたもの。10時00分、ハードボトムをコリコリとズル引いていたらコココンと気分のいいアタリがあり、なんと、4匹目。驚いた。650g。重さを計りリリースしすかさず投げるとあろうことかまたバイト。投げて、着底して、風でボートが流れるにまかせてドラッギング気味にズル引いていたら釣れちゃった。450g。まさか連続で釣れるとは。驚くどころか呆れたな。
この調子ならあと20匹くらい釣れるかも、と、すけべごころを大いに抱いたが、その2匹でおしまいだった。30分だか1時間だかがんばってたのかな。いいかげん諦めて移動。新港のほうの杭群のところでスピナベを投げてみたがダメだった。その足で新川方面に行ってみる。こっちはマルト前よりもさらに水が粘っこい(ように見える)。1mフラット、そこから2mへ落ちるブレーク、アシ際をスピナベで探るが、案の定ノーバイト。マルト前に戻る。
さっき2匹連続で釣れた周辺をやってみるがダメ。波よけ堤防のところには小中学生の手漕ぎボートがへばり付いていたのでこれまでやらなかったが、何箇所か空いていたのでやってみる。波よけ際にクロシャ・ツネを落としてドラッギング。しばらく進んで一旦巻きとって、再び後ろにポイっと投げる。ジワーっとボートを進ませラインテンションがかかったところでいきなりバイト。ちょうど12時。まさかの6匹目。550g。12.6度。恐るべしクロステールシャッド。一軍入り確定。
空いている波よけをひととおり流したあとは、マルト前のあちこちであれこれやってみる。でも釣れない。あまり釣れないからワームを変える。こんなとき頼りになるのはリーパー・パープルウィニーだ。いつも最後はこのワームにたどり付く。ちなみにこのリーパーもトランプ・アユを振り掛け揉んでなじませておいたもの。
リーパー・ツネに変えたものの、アタリが出ない。ようやく釣れたのは、そろそろ上がろうかと思いつつ、ぼんやりした気分でやっていた14時ごろ。マルト用の鉄柵みたいなものの周辺にはところどころ木が沈んでいて、その木をズル引いて探していたとき。久しぶりのバイトではあったが小さかった。200g。水温は13.1度。
この魚を釣ったとき、ちょうど高橋さんが戻ってきて、上がることにした。
やっぱり霞ヶ浦は釣れますね。楽しかったですよ。今日まで4連続ノーフィッシュだったものだからヘナチョコな気分満点だったんだけど、今はなんだか気分がいいです。バスなんていう魚はもう2度と釣れないような気すらしてたけど、釣れないこともないんですね。よかったです。会社を休んで正解でした。
というわけで、大満足なわけですが、明日も釣りです。でも明日は釣れないだろうなぁ。じゃ。
今日の山中湖も寒かったですよ。今日というのは1999年3月22日月曜日で春分の日の振替休日のことなんですが、第2回ベンダさんCup in 山中湖が開催されまして、それに参加してきたんですよ。詳しくは山彦通信に譲るとして、とりあえずおいらが今日やったことなどを簡単に書いてみますわ。
いつものように山彦さんに迎えにきてもらって、山中湖に向かい、アポロでボートを借りて、6時45分くらいに準備を終えて出船。水温はだいたい5度前後。北西の季節風が朝からけっこう強く吹いてて、こりゃ今日は釣りにならんだろうなぁとか思いつつも、とりあえず水深2mくらいのところでベビーシャッド50SPとかステイシー60を投げてみたりクロステールシャッドのスプリットショットリグをズル引いてみたり。でも魚の気配がないんですよね。
水深6〜8mくらいのところをウロウロしながらベイトの群れを探してみても見つからない。魚探に影は映らないものの、いちおうボディーシャッド・ツネなどを落としてみたりしたんですが、どうも釣れるような気がしなくてダメですよ。集中力が全然湧いてこなかったです。何か映るとけっこうやる気も出るんですけどね。それに風が強くて、寒いしステイできないしで、なんともはや。
11時ごろでしたか、寒くてやってられんのでアポロのストーブのところで休憩することにしました。コンビニで弁当を買ってきて食べながら、同じく休憩している参加者のみなさんと雑談したり。外に出ると寒いんだけど強力なアポロのストーブの前にしばらくいると今度は暑くなってきて、再び釣りをしてみる気になって出てはみたんだけど、10分も風にあたってるとまた冷え切ってどうにも。しばらくなんとかがんばってみたけど続きませんわ。また休憩。それでまた暑くなってきて出船。すぐに敗退。で、13時、ベンダさんCup終了。
というわけでした。釣りをするような日じゃなかったですね、今日は、っつーか、今日も。真冬でしたよ。風も強くて、沖のほうは白波がたってました。ふう、寒かった。
まぁ今日の場合は釣りよりも、いろんな人と喋ってたことのほうが楽しかったかな。そういう意味では良い一日だったと思います。どうも最近、釣りに対する執着が薄くなってきたかもしれませんね。負け惜しみか、これは。しかし釣れんなぁ、ほんとに。バイナリー釣果更新中。
追記 1999年3月30日
ところで右の写真は釣りを終わって片付けをしているおいらの姿だ。後日やまりょうクンが送ってくれた。うつむき加減でダルそうなのはこの日釣れなかったからというよりは、むしろバッテリーとタックルボックスが重たいからだ。そんなことより、やまりょうクン、写真送ってくれてありがとう。
1999年3月20日土曜日、Tacoさんとともに河口湖に行ってきた。前日まではどこに行こうか迷ってて、霞ヶ浦、小野川、津久井湖等が候補に上がっていたのだが、Tacoさんが河口湖に誘ってくれたので行ってみることにした。河口湖でも一度ボートを出してみたい気分だったし、霞ヶ浦方面は強風になるだろうと思ったからちょうどいいかなぁと。
白須というボート屋さんでボートを借りてセッティングして出船したのが7時ごろ。小雨が降っているが風はそれほどでもなく、さほど寒さは感じない。表水温はだいたい7.3度くらい。まあふつうなのかな。
とりあえずはボート屋さんの目の前に見えている、仏教系の祠(ほこら)みたいなのが建っている島を目指して進む。島に近づき水深2mくらいのところでボートを漂泊させながら浅い方に向かってステイシー60を投げる。ステイシーを投げつつ島を回り込むように進んで行ったが反応なし。
島のあるところは岬状の張り出しになっていて、その張り出しの先端付近に溶岩と思しきゴツゴツしたハードボトムがあったので、マーカーを打ってじっくりやってみることにした。釣り始めよりもいくらか風が強くなってきたが釣りづらいほどでもない。とりあえずステイシー60を20投ほど。次はクロステールシャッド・アユの常吉。しばらくやるがあたらない。リーパー・パープルウィニーに変えて数投後、溶岩を乗り越えながらズル引きしてるとクククとアタリがありパシっと上方向に合わせリールを巻く。ところがハンドル3回転分くらいリールを巻いたところでバレた。手応えからするとかなり小さい。その後8時半ごろまでがんばるがノーバイト。
何か沈んでないか探しながら適当にあちこち移動する。ボート屋さんの目の前のイケスの横を通ったとき、ベイトフィッシュの群れっぽい影を発見。リーパー・ツネを落としてみるがあたらない。イケスの周辺をうろついてるとときどき魚探に影が映るものだからその都度リーパー・ツネを落としてみるのだが釣れない。
だめだと思い岸際をやってみる。リーパー・ツネを岸際に投げてズル引いてると、あるとき、投げて着底してすぐにバイト。パシっと合わせてボートの際まで引き寄せる。というか、普通にリールを巻いてるだけで無抵抗に寄ってくる。小さなゴミを引っ掛けたときとたいして変わらん。なんじゃこりゃとか思いつつ巻いてきてボートのすぐ近くまで寄せて抜き上げようとしたらまたバレた。ちらっと見た感じ20cmくらい。ばらしたけどまぁいいか。
このころ風は若干強まる。気温は釣り始めよりも下がりつつあるように思われる。相変わらず雨はやまない。かなり寒くなってきた。が、もうちょっとがんばってやってみる。ボート屋さんから見える範囲のあちこちでツネとミノーを投げてみる。しばらくやってるとTacoさんがやって来て、マスが入れ食いだというポイントを教えてくれた。Tacoさんは河口湖大橋の西のほうの様子を見に行くという。おいらはそのマスのポイントでちょっとやってみることにした。ステイシー60じゃ潜り過ぎるからどおかなぁという話しだったが結び変える気力が無かったのでそのままやってみる。が、アタリ無し。20分くらいそこでやってみたがいい加減寒くなってきたので上がることにした。
桟橋に戻って一服。ボートを片付けようか、それともそのままにしておいて昼寝でもしようか、迷ったが、雨にミゾレが混じっているのに気がつきまったく気力が無くなった。片付けることにした。このとき12時ごろ。
というわけで、また釣れなかったですぅ。3連続ですか、これで。おいらが知っている事例からしてこの釣れない状況はあと4回くらい続くかもしれませんね。なんだかもおバスっていう魚がおいらに釣れるような気が全然しないなぁ。
しかしこの日は寒かったですよ。天気予報の感じからして曇りときどき雨くらいになるんだろうと思ってたんだけど、甘かったっす。雨がやむどころか、午後は雪でしたからね。おいらは先に上がって車の中で昼寝してたんだけど、Tacoさんが上がったときにはもう雪で、帰るときには路面はうっすらと白くなってましたからね。もうあと1時間遅かったらヤバかったかもしれません。まぁとりあえず無事に帰ってこれたからよかったんですがね。
帰り道、インターを降りてからがまた大変でしたよ。結局おいらの家に着いたのが7時くらいだったのかな。河口湖を出たのがたぶん3時くらいだったから4時間か。やれやれ。なんだか多摩地区の交通事情は最悪ですね。無駄話しをしながらだからまだいいんだけど、これが一人だったら泣きそうになるかも。
まとめとしてはなんでしょう。釣れない気分満点ってことかな。どうやって釣るんだったか忘れたかも。でも明日は釣りたいなぁ。無理だな。
1999年3月17日水曜日、会社を休んで山彦さんと津久井湖に行ってきた。中村ボートに我々が到着したときidaさんがちょうどボートのセッティングを始めるところだった。我々も続いてセッティングを始め7時半ごろ出船。そして、15時半ごろ終了。おしまい。
またもや釣れませんでした。ボート屋さん(下流に位置する)のすぐ近くから始めて最上流の沼本まで行って、それで帰ってきて、結局ゼロバイト。終わってみれば、朝の内に上流に行ってるのが正解だったみたいです。でもそんなこと、おいらには分かりません。idaさんはさすがですよ。朝からいきなり最上流だもの。
今日使ったルアーはスピナベ40%、ラバジ30%、サスペンドミノー30%といったところですかね。岸沿いを流しながらピッチングしたり下手投げしたり思いきりブン投げたり、いろいろ。1日中投げてたものだから、ちょっとキャストがうまくなったかも。特に、スピナベのちょい投げのコントロールが良くなったように思います。今日は1日キャストの練習してたみたいなものでした。
しかしこのキャストなんですが、ポイっと投げてクルクル巻いて、続けて、ポイっと投げてクルクル巻いてとリズミカルに繰り返していると、それだけで楽しくなりますね。一応魚を釣るためにやってるわけですが、半ばそんなことは忘れて、投げること自体を楽しんでたようなフシがありますね。ときどきバイトでもあれば我に返るのでしょうが、全然ないものだから、ついつい、キャストすることを楽しんでしまったこともしばしば。山彦氏は帰りの車中この状態を「キャスティング・ハイ」と名付けました。
表題の「慣れたね」というのは、釣れないことに慣れたってことです。去年は釣れないと居ても立っても居られない気分になったものですが、前回の亀山湖にしろ今回の津久井湖にしろ、それほど釣れなかったことに対して苛立ったり悔しがったり悲しんだりしてないです。特に今日の感じとしては、まぁおいらにやれることはやったかな、というような充実感に似た気分ですかね。爽やかなんだか嘘臭いんだか分からんような、なんだか、そんな気分ですよ。とにかく、それほど悪い気分じゃないってことです。
そして、最後に、次回の津久井では、釣れるような気はそれほどしないけど、釣りたいなぁ、ほんとに、とか、思う。
1999年3月13日土曜日、山彦さん、Tacoさん、高橋さんとの4人で、ビッグバスがガンガン釣れると評判の亀山湖に行ってきた。が、1匹も釣れませんでした。はぁ。
7時ごろ出船して結局17時までめいっぱい釣りしたけどバイトすらなくて、なんだかもお、ねぇ。ディープも多少やってみたけどほとんど岸際を打ってまわった。使ったルアーは投げた回数の多い順にスピナベ、ラバジ、常、サスペンドミノー。なんとなくスピナベって気がしたのでスピナベを多く投げていた。スピナベのピッチングで岸沿いを流してるのがなんだか気分がよくて。でも釣れなかったね。
津久井なんかに比べて亀山は木とかが出っ張ってて、うまく投げないとすぐに引っ掛かる。5回くらい引っ掛けたかな。かっこよくサクサク流してるように見せかけてるのに、枝とかに引っ掛けるとかなりかっこ悪い。ポイントもつぶれるし。うまく投げれないとダメね。覆い被さった木の下にうまく入れられれば釣れたかもね。だいぶ練習にはなったけど。
けっこう人が多かったよ。お父さんに連れてきてもらった子供とか、学生みたいなのとか、若い男女とか、初心者っぽい人や充実した装備の上手そうな人とか、いろいろ。もうちょっと人が少ない時期、すなわち真冬に行けばよかったかも。今度は平日に行きたい。そういえば、ライジャケを着てない釣り人がやたら多かった。死ぬぞ。
釣りに行く前は自己記録を更新するでかいのを釣る予定だったんだけど、1匹も釣れないんじゃしょうがないっすね。簡単には行きませんよ。でも、例のごとく、今度行くときには釣れると思いますよ。どういうところで何をするといいのか、ちょっと分かりましたからね。キャストの下手さが難点だけど、練習してればそのうちうまくなるでしょう。今回はちょっと練習にはなりましたね。次回はもうちょっとうまく投げられるかも。それで、釣れるんじゃないの、なんて期待してますよ。
次回は平日に行きたいですね。平日で人が少なかったら、岸沿いのスピナベピッチングでいくつか釣れるんじゃないかと思うんですよ。しかもでかいのが。でも今回はここぞという場所で粘ったほうがよかったのかもしれませんね。まわりの釣り人がのきなみスローにやってたから、なんだか、違うことをしたい気分だったんですよね。津久井の釣り人みたいにサクサクやりたい気分だったんですよ。
っつーわけで、次回に期待したいところです。でもちょっと遠いのが難点。一人で行くのはつらそう。だれか連れてってくれるといいんだけどなぁ。
1999年3月6日土曜日、Tacoさんと高橋さんとの3人で山中湖に行ってきた。うちの前に集合し高橋さんのランドクルーザーに3人分の荷物を積め込み4時ごろ出発。山中湖に差し掛かる途中の寒暖計の表示は3度、だったかな、とにかく氷点下じゃない。富士五湖地方も暖かくなったもんだ。このとき、爆釣の予感。
アポロより6時40分ごろ出船。西風がいくらかあるが釣りにくいほどじゃない。表水温4.2度。まだまだ低い。
浅めのところでマジェンダ90SPを10投ほど。深めのところに移動。5〜7mのあちこちで3インチ、アライブシャッド常。ズル引いたりステイしたりシェイクしたり。近くで釣りをしていたTacoさんは早くも釣っている。まわりでもぼちぼち釣れている。8時20分、水深6m、アライブシャッド・3インチ・グリーンウィニー・常をズル引いているとクククとアタリがあり1匹目。500g。早い時間に釣れて爆釣の予感。
だったが予感ははずれ以後ノーバイト。もしかしたらアタリだったかもなぁというは2回あったがそれらは気のせいだったかもしれない。15時ごろ(だったかな)、釣り終了。疲れた。
というわけで、下手でした。いつでもどこでも釣る人は釣るじゃないですか。その釣る人っていうのが知らない人だったら、その人に釣れて自分に釣れなかったという事実を軽く受け止めることができるんですが、その釣る人が身近な人だと、自分の下手さ加減を痛切に感じることができますね。ということが、釣りを終えたとき分かりましたよ。なんともまあおそまつなものでした。
今回はヘボだったけど、多分次回は釣るね。いつものように根拠は不明だが。しかも、次回の作戦も特に思いつかないけど。でもまあなんとなく、釣れるような気がしてきてる。さらに今、自分はわりと楽天的なのだな、とか思ってる。これはどっちかというと良いことだろう。そんなことはどおでもいいのだが。
上の上の段落の「釣る人」とはもちろん、Tacoさんのことだ。やるなぁ、Tacoさん。釣行記に“ほっほっほっ”って書いてありそうだな。いやまて、この程度の釣果では“ほっほっほっ”は出ないのか? 出てるよね? いずれにせよ、釣行記が楽しみだよ。
高橋さんは初山中湖だったのだが、あまりお気に召さなかったようだ。たしかにもうちょっと、何かあったほうがやりやすいよね。でもね、おいらが思うには、何も無いように見えて実は微妙に何かあるんじゃなかろうか。何があるのか今のところおいらには全然分からんのだけど、その何かが分かったら楽しいだろうなぁとか思って、再度チャレンジしてみたくなる。いつでもどこでもそこそこ釣れるようになりたいものだ、なんてね、思ってたりする。
じゃ、また。