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(びん沼川)バス釣りレポート
1999年1月

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Reports

【山中湖】山中湖にもバスがいた

1999年1月30日土曜日、今年になって初めての釣りをするというTacoさんとともに山中湖に行ってきた。山中湖といえば昨年の「ベCup」のときは1匹も釣れず、というか、1回もバイトがなくて、ほんとにバスが住んでいるのかイマイチ疑わしく思っていたが、どうやら住んでいるらしいことは薄々感じていたので試しに行ってみることにした。

5時ちょっと過ぎ、おいらの家の前にTacoさん到着。TacoさんのカリーナEDに荷物を積み込むこと30分、積み込んでいる途中何度か諦めかけたけどなんとか2人分の荷物が収まった。うまくやれば入るものだね。

山中湖に差し掛かる途中、電光掲示の気温表示を見るとマイナス8度。ちょうど寒気が南下しているところだったのでこの気温なんだろうか、それとも、普段からだいたいこんなもんなんだろうか。いずれにせよかなりの寒さだ。霞ヶ浦あたりではさすがにここまで下がらないだろう。自分の気力と体力がもつがどうかちょっと不安になるが、まぁなんとかなるだろうと楽観する。ちなみに釣りの前はだいたいいつも楽観的だ。10匹くらい釣れるんじゃないの、とかなんとか、いつも思うものだ。

山中湖西岸の貸しボート屋アポロから9時ごろ出船。快晴微風で寒さはそれほど感じないがガイドは凍る。水温3度。とりあえずボート屋の目の前の浅いところでステイシー60、色はたぶんワカサギ、を投げてみるがバイトなし。30分くらいやっていたけど釣れるような気配がないのでもうちょっと深いところに移動。水深4〜5mくらい、ウィードがいくらかまばらになっているところでやってみる。ボディーシャッド3インチ、パープルホログラムシャッドの常吉であちこち探る。ポイっと投げて底とってズル引いて引っかかるところでちょっと止めたりシェイクしたり。そんな感じでしばらくやってみる。なかなかあたらないのだが、近くで釣りをしていた見知らぬ人が釣り上げた。これを見て俄然やる気が湧いてきて集中力倍増。さらにそのあたりでがんばってやってみる。

10時50分、ズルっと引いたところでコココンと明確なバイト。絵に描いたようにスィープしたらうまく乗り、慎重に引き寄せ万難を排してランディングネットで掬う。万難を排するつもりだったがネットを左手に持とうとしたとき一瞬ラインテンションが緩んで危うくバラすところだった。慣れないものだからかえって危なかったが取り込めてよかった。買ったばかりのランディングネットが早くも活躍してくれたことも喜ばしい。

この1匹目を釣り上げて山中湖にもバスがいることが初めて確信できた。いやもちろん、見知らぬ釣り人が釣り上げたのは間違いなくバスだったのだが、自分で釣らないことにはもひとつ信用できないじゃない。ということで、これでようやくバスの生存が確認できた。めでたしめでたし。リグはさっき説明したボディーシャッド常。ボートポジションの水深は4.5m。35cmくらいの600g。まあまあのサイズなのかな? よく分からんがとにかく嬉しい。この寒い時期、1回もバイトを感じたことのない山中湖で釣れたのでね。来てよかった。

その後しばらくそのあたりでやったのちあちこち移動して様子をみたりしていたがバイトがない。12時ごろ、風が出てきて寒くなってきた。山から吹き降ろす風に乗ってやってきた雪が飛んでいるしまつ。へこたれそうな気分になってきたのでいったん休憩。桟橋に戻る。エレキを上げようとしたらガコンとバウデッキが外れやり切れない気分になったがいい大人なので冷静に付け直す。とかなんとかやっていたらTacoさんも戻ってきた。ここで昼食。コンビニで弁当を買ってアポロの店の中で食べる。あのストーブの暖かさは忘れられない。


13時、Tacoさんはもうちょっと休むというがおいらは復活してきたのでもう一度船を出す。あいかわらず風が吹きつけむちゃくちゃ寒い。1日のうちで一番気温の高いであろうこの時間でもガイドは凍る。ストーブで暖まった体も一瞬で凍りつく。しかしそこは気力で押しきる。なにしろ釣れる可能性を信じることができるので釣りをする気力が、みなぎりはしないが、へこまずに済む程度には湧いてくる。

アポロから船を出し左に向かい、ボーリング場の沖、水深5〜6mのあたりでやってみる。ワカサギの群れと思しき怪しい影が魚探に移る。ほんとに群れなのかどうかよく分からなかったがそのあたりで影を探しながら釣りをする。13時半、他の影とは一味違う影が映った。ボワっと丸っぽく映るのとは違って、平べったい感じの濃い映り方をする影がボトムからちょっとだけ浮いた位置に映った。そこにボディーシャッド常を落としてシェイクすること20秒。クククとバイトし今日の2匹目。というか、生涯における山中湖での2匹目。30cmちょいくらいかな、500g。ちなみにこれもネットで掬った。1匹目のときはボート後方に置いていたがこのときは前方に置いていたので問題なし。ネットは目の前のエレキに引っ掛けて置いておくのがよさそうだ。

さらに影を探しながら常もしくはメタルジグを落としながら釣りをするがバイトがない。バイトはないがそのあたりに頻繁に影が映るので探しながら釣りをするのはやめることにした。そのあたりにボート位置を固定してあちこち投げて釣りをする。しばらくやっていると見知らぬ釣り人が立て続けに2匹釣り、そのあたりに魚がいることを確信する。寒さでイイカゲンな釣り方になってきていたのだがこれでまた集中力を取り戻す。

しばらくがんばってやっていたのだがどうにも右手が冷たくてやり切れない。ときどき右手を首筋にあてるなどしてやらないとほんとに凍りつきそうだ。しかしこれが仇になろうとは。こともあろうに右手を暖めつつ左手でロッドを持っていたときのことココンとバイト。そのまま左手で合わせられればよかったのだが思わず右手に持ち替えてしまった。持ち替えて合わせてみたがフッキングできなかったらしい。一瞬魚の手応えは感じたがすぐにバレた。もったいない。

これが最後のバイトで、16時、釣り終了。


バイトは3回だけ。そのうち2回をものにした。この時期、1回のバイトの価値は大きく逃した1バイトはかなり惜しいのだが、でも2匹釣れたからかなり嬉しい。正直なところ1匹も釣れないだろうなぁと思っていたのでね。

今回はベCupのときにはまだ持っていなかったエレキと魚探が付いて、装備に20万くらいかかってるわけなんだけど、20万かけただけのことはあるね。なんて考えると1匹10万なのかと思いがちだがそこは冷静に考え直してもらわないと。これからさらに9998匹釣れば1匹20円なんだから。

釣りを終わって思うには、山中湖っていい釣り場だね。霞ヶ浦とはまた違った面白みがあるように思うな。ウィードエリアでの釣りっていうのがどういうもんだか今も全然分からないけど、なんかたぶんコツとかあって、そんなのも楽しいような気がするな。ベイトフィッシュを探すっていうのも楽しそうだし。どんなタイプの湖でもベイトは大事なんだろうけど山中湖なんかは特に大事なんじゃないのかな。なんとなく、大事さの優先順位が高いような気がするな。ただボトムの感触がしょぼくてやりにくいけど。岩盤とか捨て網とかオダとかの感触が恋しくならんこともない。

でもとにかく、山中湖はいい釣り場だと思う。もうちょっと行きやすければもっと頻繁に行きたいところだ。たぶん一人では行かないだろうけど一緒に行ってくれる人がいれば喜んで行くと思うので、行くときには一声かけてくださいね。


てなわけで楽しく充実した釣りでしたよ。山中湖が好きになったし、ランディングネットの使い方も練習できたし、Tacoさんにトーナメントのことやその他いろいろなことも聞けたし。また機会があったら一緒に行きましょうね。そのときが今から楽しみですよ。ほんとに。

ちょっとジーンときたところで今回の釣行記はおしまい。

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【霞ヶ浦】オダとハードボトム

1999年1月28日木曜日、会社を休んで霞ヶ浦に行ってきた。土浦のマルトボートで船を借り7時出船。昨日の時点の予想天気図は意味がよく分からなくて風の吹き具合の見当がつかなかったが、今日になってみれば風はほとんどなくしかも暖かいという絶好の釣り日和だった。もしかしておいらは日ごろの行いが良いのだろうかと訝しく思われすらする。

いつものようにボート乗り場の目の前の波よけ堤防付近でマジェンダ60SPを引いてみる。水温5度。10投ほどしてアタリがないので早々に移動。ここのところの具合からして、波よけには魚がいなくなったのかも。

沖のオダに向かう途中偶然にもハードボトムの上を通過した。今日からはHE-5700だからハードボトムも一目瞭然。2次・3次反射が鮮明に映し出される。行きがけの駄賃という軽い気持ちでリーパー・パープルウィニーの常吉をズル引いてみると、魚探映像が示すようにゴリゴリと堅い感触。ところどころ何かが沈んでいるようで引っかかったりする。引っかかったところでは軽いシェイクを数秒間やっておく。こんな感じでやっているとちょくちょくアタリがある。が、乗ってくれない。ようやく釣れたのは8時ごろ。引っかかったところで10秒くらいシェイクしていたらグゥ〜という感じに重くなった。750g。さらに30分くらい続けてみたが釣れたのはこの1匹。でもアタリはちょくちょくある。

次のポイントはマルト沖のオダ。まだ8時半。水温5.5度。水深3mから7mくらいにまで落ちるブレークのショルダーあたりに木が沈めてある。ブレークの斜面は堅くてゴリゴリする。斜面にもところどころ木が落ちている。ブレークの上のオダの上やオダの脇やブレークの斜面なんかをリーパー・パープルウィニーの常吉で丁寧に探る。風がほとんどないのでボートもワームもステイしやすい。やり始めて数投後にアタリがあったがここでも乗らない。その後もアタリはあるがなかなか乗らない。でもアタリがあるので集中力が湧いてくる。釣れたのは9時ごろ。750g。枝みたいのものを乗り越えて、落ちて、ステイしてたらバイトした。9時半ごろ、こんどは斜面をズル引いて、堅いところでシェイクしてたらコっという弱いアタリで500g。ここで、根掛かりの多さに辟易してシンカーを軽くする。ウォーターグレムリンの#3から#5に交換。その直後、ブレークの斜面の枝のあたりでバイト。700g

この時点で爆釣の予感を巻雲よりも高くマリアナ海溝よりも深く抱いたのでメモを取ることにした。いつも持っていたがついぞ書き込まれることのなかった大学ノートにこれまでの釣果を書き記した。なので今日の釣行記には釣れた時間なんかが書いてある。メモを取ると釣行記を書くのがずいぶんとラクになるのだということを今実感している。

ひとしきりメモをとったあと休憩。一旦陸上に上がり缶コーヒーを買い、妻に電話し好調であることを伝える。缶コーヒーを買いに行ったときマルトボートのお兄さんに最近の釣果を聞いてみた。昨日はハードボトムでけっこう釣った人がいたという。なんでもスピナーベイトで釣ったんだそうだ。ということで、次はスピナーベイトをやってみる。このとき12時。ハードボトムじゃなくて波よけ際を流してみた。が、ノーバイト。

新港入り口あたりのハードボトムを、スピナベじゃなくて今日実績のあるリーパー常でやってみる。が、ノーバイト。堅いことは堅いのだが周辺に魚の影が映らない。なんとなく、ダメなような気がしていたがやっぱりダメだった。

最初に釣ったハードボトムでマジェンダ60SPを何回か引いてみたあとリーパー常をズル引くもののノーバイト。

これまでに3つ釣れているオダに戻る。水温6度。気分転換に今度はボディシャッド3インチの常吉に変えてみる。色は、たしか、ホログラムパープルシャッドとかなんとかいう、透明な地にピンクが入っているような感じのやつ。13時半、待望のバイト。スィーと上に合わせを入れるとなかなかの手応え。けっこうでかいんじゃないの? へへへ。と言ったとか言わなかったとか。計測はしてないが43cmくらいかな。ウェイトは1300g。これは計った。かなり嬉しい。今日はもう大満足。

なのだが釣りは続ける。が、これが最後の魚だった。15時終了。

というわけで、750+750+500+700+1300=4000g。上出来だ。楽しかった。しかも嬉しい。天候も最高だったな。午後なんか暑いくらいだったよ。バラシもなくてよかったな。ランディングネットなんておいらには不要か? うそうそ。帰りにPOPEYEで買ったのよ。あった方がラクそうだからね。

終わってから思うには、ずっとオダで粘ってればさらに釣れたかもね。いまさら言っても仕方ないけど。それに飽きる。

ここで突然、次回の作戦のコーナー。

こんな感じで行くべきところをリストアップしておいて、釣れたところで粘り目にやると。オダとハードボトムでこけたら深いところでメタルジグ、もしくは波よけでSPミノーと常。よしよし、これで行こう。

ところで今日、ポイントを移動する合間合間にメタルジグもやったんですよ。魚探を眺めながら6〜7mのところをテキトウに走って何か映ったら落としてしゃくる。結局釣れたのはウロコのみ。レンギョと思しき重たい魚が2回掛かったけどどちらも途中でバレてくれて助かった。おかげでレンギョ(もしくは鯉かな?)の映り方が分かったよ。それはそうとHE-5700って、ほんとによく映るね。今までのがHE-520だから当たり前だけど。魚探の見方はまだよく分からんけど、細かいものが色々映るものだから見てるだけでもけっこう楽しい。なんか、たぶん、いい買い物したんだと思う。高いだけのことがあるんじゃない? 土曜日の山中湖でウィードを映すのが楽しみだ。ワカサギの群れとかも見てみたいし。ああ、楽しみだ。

高橋さんに私信。こないだ連続して釣ってた人いたじゃない。あれって、ブレーク上のハードボトムを狙ってたのかもね。もしくは、ブレーク下の何かかもしれん。深いところに何かは分からんけど、何かが沈んでるところがあったのよ。あれ、なんなんだろう? ああ、もっとちゃんと調べてくればよかったよ。

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【霞ヶ浦】オダの上で1匹

1999年1月23日土曜日、土浦のマルトボートで船を借り、霞ヶ浦で釣りをした。大き目の船にエレキを付けて高橋さんと同船し6時半ごろ出船。弱い西風。マルト前の水温は5度くらい。先週よりも1度高い。

マルト前の波よけ堤防付近でサスペンドミノーでやってみたがとりあえずノーバイト。浚渫のブレークに移動。魚探で魚を探してフィッシュアラームが鳴ったところを直撃する作戦をちょっと試してみる。鳴ったところにメタルジグを落として2回しゃくってフォールさせる。この動作を繰り返していると、しゃくったときにゴンと手応え。早くも魚が掛かって安心しかけたが30cmくらいのニゴイだった。

ちょっと水温も上がったかもなということで波よけ前で再びやってみる。テキサスだかキャロだかをやっていた高橋さんに1匹目。950gの良いサイズ。その直後、おいらのサスペンドミノー、マジェンダ60にもバイト。ほんの目の前でステイしてたらコッという弱いアタリ。乗ったけど、目の前でばらした。推定600gといったところか。この季節のバラシは痛い。かなりがっかり。なので、ランディングネットを買う予定。これは必要だ。

その後西浦北岸の様子を見に行ってみたが西風が当たっていて釣れそうな感じが全然しない。マルト前に戻ってきたのが12時ごろ。浚渫のブレーク付近をやってみる。ブレークの近くにあるオダのところでリーパー常をやっていたおいらにバイト。コココーンというはっきりしたアタリで700g。ようやく釣れた。その後マルト前のシャローをやってみるものの、高橋さんのサスペンドミノーに乗ったけどバレたというのが1回あっただけ。最後は浚渫のブレークでがんばってみたが釣れない。15時半終了。

というわけで1匹ずつという乏しい結果。釣れただけいいと考えよう。ちなみにその日マルトから出船した人の中で最高は5匹だったそうだ。いつでもどこでも釣る人は釣る。


以下メモ。

次回に期待したいところだ。

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【霞ヶ浦】0匹釣れてちょっと分かった

1999年1月17日日曜日、今日もまたマルトボートで船を借り霞ヶ浦で釣りをした。7時半出船。マルト前の表水温4℃。

いつものようにボート乗り場目の前の波よけ付近でサスペンドミノーを引いてみる。ノーバイト。大岩田までエレキで行ってみたけどノーバイト。ボート屋付近に戻ってきたのが12時ごろ。Kawanaさんがいたので声をかけ、いっしょにブレーク付近でやってみる。2回アタリがあったがどちらもバレた。14時半ごろ、おしまい。ふぅ、情けなし。

おいらのほうはこんな情けない結果だったけど、Kawanaさんは釣ってたよ。なので、釣り方を教わった。次回、その釣り方で爆釣間違いない、かも。間違うかも。とにかく、深いところをあちこち移動しながら魚探で魚を探して釣るのはいいかも。

メタルジグ、フットボールジグ、普通の常、重い常、で、いってみよう。これは自分用のメモ。

ドック沖のイケス前に岩盤っぽいハンプ。これも自分用のメモ。

すみませんね、こんな釣行記で。書くことがこの程度しか思いつかんのです。なんとなく、気分もへこんでるし。でも、あれだね、次回はきっと、すごいことになってるね。あ、いや、なってるかも。なってるといいんだけど。ほんとに。いや、いかん。弱気になってどうするんだ。次回はきっと、すごいことになってるよ。たぶん。ふぅ。

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【霞ヶ浦】4度かぁ

1999年1月15日金曜日成人の日、天気予報によると雪が降る可能性があるらしいが風は弱そうだったので、雪の交通機関への影響は懸念されたものの大雪になることもなかろうとタカをくくって霞ヶ浦で釣りをしてきた。終わってみれば結局雪は降らず、行き帰りとも問題はなく、釣りに行ったのは正解だった。と、雪に関しては言えるのだけど、釣りに関しては何が正解なんだかさっぱり分からん。

7時ちょっと前に土浦のマルトボートに到着。受付を済ませボートの準備。エレキ、バッテリー、釣り道具等を車からボートまで運びセッティングしていると暑くて汗が出てくる。ハイテク素材の防寒着で身をかためて風の無いところで体を動かすと、けっこう暑い。でもこれくらい着ておかないと釣りをしているときに寒くなる。

7時半出船。いつものように、まずはマルト前の波よけ付近でやってみる。波よけから10mほど離れたところにボートポジションをとる。水深2m、水温4度。ロッドはHornet 66L。6.6フィートのライトパワーの胴調子。ナイロン5ポンドラインにマジェンダ60SPを結び波よけ際に投げて引いてくる。投げてちょっと潜るまでリールを巻いて、そのあと、ジャークしてステイの繰り返し。前回はほんの数投でアタリがあったが今日は当たらない。アタリは無くてもこの場所は実績があるのでしばらく続ける。30分くらいやっているとようやくアタリ。ステイしているときに水面に浮いているラインがプルプルっと震えたように感じられた。なんとなくそんな気がしたのでジャークにもスィープにも見えるようなどっちつかずの心持ちで合わせると魚の感触。400g。この波よけ前には小バスは住みついているようだが大きいのはいないらしい。毎回このサイズばかりだ。

でかい魚を釣りたいものだということで別の場所を試してみる。マルト沖、浚渫のブレーク付近に沈んだオダでやってみる。アタリ無し。ブレーク沿いをリーパー常でドラッギングしてみたけどこれもだめ。桜川に移動。行ってみると本湖よりも水温が低い。3.8度。おまけに生命感が感じられない。そんなのは錯覚かもしれないけど、なんとなく、やる気が出ない。枯れた葦の際にラバジ落としてみたり、岸から数mのところにサスペンドミノーを通してみたり、そんなことをしばらくの間やっていたがノーバイト。本湖に戻る。

ボート乗り場のすぐ目の前の乱杭付近にベビーシャッド50SPを通す。ボートポジションで水深1mとかなり浅い。杭が立ってるところはさらに浅そう。マジェンダ60だと潜り過ぎて釣りづらいのでここではベビーシャッド50。これを杭の際や杭と杭の間を通るように投げる。しばらくやっていたあとのあるときのこと、杭と杭の間で数秒間ステイしていたらバイトしたらしい。いかにも魚がいそうだったので長めにステイしていて、それでもアタリが出なくていいかげん諦め次のリトリーブを始めたら根掛かったような手応え。と思ったら動き始めた。ようやく釣れたと喜んでいたらボート際でバレた。ふぅ、がっかり。たいした大きさじゃなくてせいぜい30cmくらいだと思われるが、最近、簡単には釣らせてもらえないので、1匹の価値が大きい。がっかり。

もう一度浚渫ブレーク付近でやってみたけどやっぱりだめ。深いところの釣り方が全然分からん。深くて底がとりにくいうえにボートは流され、自分が何をやっているのか分からなくなる。もっとも、ほんとに魚がいるのかよく分からんが、とにかく、深いところで釣れるような気がしない。

深いところは分からんので浅いところに移動。波よけ前をもう一度、朝と同じくマジェンダ60SPでやってみる。波よけの角のあたりに木の枝みたいなものが沈んでいて、それは以前にステイシーをなくしたことがあるので知っていて、なので魚はいそうだけど投げるのに躊躇してて朝はそこには投げなかったのだけど、切羽詰ってきたのでそこに投げた。うまい具合に枝にぶつかったような手応えがありそこでステイしているとアタリが手に伝わってきた。スィ〜と合わせて引き寄せようとリールを巻いたら根掛かった。狙っていた枝に引っかかった。ちっ。幸いルアーは回収できたが魚は釣れない。

そんなわけで13時半終了。400gが1匹という貧果。マルトからボートを出して釣りをするのは何回目だろう。まだあまりポイントが開拓できてないので、信じて続けられる釣りの種類が少な過ぎる。波よけ前のサスペンドミノー以外はどうも半信半疑で集中できない。偶然釣れてくれるとバリエーションが増えていいんだけど、この時期、あまり偶然釣れるようなことはないかも。とか思う。

ところで明日も休みだね。明日も行ってみようかしら。ちなみに、これを書いているのは釣りの翌日、16日の土曜日なので明日というのは日曜日のことね。風が無さそうなら明日も行ってみたいな。こんどは備前川方面まで行ってみようかと思っている。エレキだけで行って帰れそうだからね。だからって、釣れるかどうかは知らないけど。

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【霞ヶ浦】風が強すぎ

1999年1月9日土曜日、昨晩確認した予想天気図は強烈な西高東低になっていて日本列島上には10本くらいの縦じま等圧線が描かれていたが、それでもなんとかなるだろうと考えた私と高橋さんの両名は、霞ヶ浦で釣りをした。

6時半、新川河口付近で釣り開始。予想天気図とは裏腹にたいした風はなく穏やかではあるが気温・水温はかなり低いらしくガイドの氷を落としながら釣りをする。ベビーシャッド50SPを護岸際スレスレ、護岸際1m、斜め前方等あちこちに投げて様子を探るがアタリなし。しかしめげずに投げ続けると、1時間後、ツンツンと2回動かしてステイという動作を繰り返していたときにようやくアタリ。1回目のツンのあと続けざまにツンと動かしたらツンとはいかずガンとあたった。35cmくらい、800gのまずまずの魚。とりあえず早い時間に釣れてひと安心。

次のポイントは備前川河口付近のドック。ここは先の新川よりも水深があるのでマジェンダ60SPを投げる。しばらくやっていると、ひとまわり大きなマジェンダ90SPをベイトタックルで投げていた高橋さんに1匹目。35cmくらい。重さは計っていない。ここでの釣果はこの1匹のみ。おいらにはアタリすら無い。

すぐ目の前の備前川河口に移動。ここでもマジェンダ60SPを引き続けたがノーバイト。

10時ごろ、にわかに風が吹いてきた。天気図が示す通りの北西の冷たい季節風。風が吹くと断然寒いので移動することに。どこか風裏を探そうということで、とりあえず東浦を見に行ってみる。30分だか1時間だかかけて移動してみたものの東浦はもう強風でザブザブ。水がおもいっきりかき混ざったらしく茶色になっている。釣りなんてできる状況じゃない。

一気に南下して常陸利根川の水門に移動。いくらか釣りやすい状況だがそれでもけっこう風が強くて釣りづらい。それでもしばらくやってみたが、案の定ノーバイト。新利根川河口付近のオイルフェンス地帯に移動。ここもいくらか風を避けているがけっして風は弱くない。それでもここは相性がいいのでしばらく粘ってやってみる。高橋さんには1度アタリがあったらしいがフックアップには至らない。おいらにはバイトすらない。マジェンダ60SPにもリーパー常にもアタリ無し。強風の中無理をして結局ここで14時までやっていたが次に移動する気力を失いここで終了。

朝方は穏やかで、予想天気図に若干の恐れをなしていたおいらは拍子抜けした気分でもあったが、やはりあの縦じま模様の天気図は恐るべきものだった。霞ヶ浦をほとんど一周してみたがどこもかしこも白波だらけ。奥まった水路なんかも波立ってたし、風に押されて体はよろめくしで、釣りにならない強風だった。今日は穏やかな朝のうちに魚が釣れただけラッキーだったと考えることにしよう。

こういう中途半端な結果に終わると、明日もまた釣りに行きたくなるなが、明日もまた、今日と同じような天候になりそうなので、もう人間であるおいらには、どうすることもできそうにない。困った。

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【霞ヶ浦】波よけ前のサスペンドミノー

1999年1月5日火曜日、今日で冬休みも終わりでがっかりだけど、昨日とはうってかわって移動性高気圧にすっぽり覆われ風の無い穏やかな陽気が期待されたので、霞ヶ浦で釣りをした。土浦のマルトボートから7時半出船。マルト前の水温は6度。昨日の北風で冷えたんだろうか。ちなみに神流湖のほうがもうちょっとあったかい。

とりあえず最初は、大晦日と同様、マルトボートのすぐ目の前の波よけでサスペンドミノー、マジェンダ60を投げてみる。2投目にあたったけどこれは乗らない。やっぱりいるんだ、そんでもって、サスペンドミノーに反応するんだ、とか思いつつ3投目を投げるとこんどは釣れた。400g。その後ここで1時間くらいがんばって、結果、400、600、550、300gの計5匹2250g。すべてマジェンダ60での釣果。乗らないバイトはちょくちょくあって退屈しない。バラシが2回あったのは残念だけど、ま、これはしょうがない。たぶん掛かりどころが悪かった。

その後14時まであちこちであれこれやったけど、釣れたのは結局最初の5匹のみ。

新川河口付近はいくらか水温が高くてよさそうに思えたけどノーバイト。河口からちょっと離れた底質の堅いブレークっぽいところでリーパー常をドラッギングしてたら1回だけバイトがあって乗ったけどバレた。かなり小さな魚だったと思う。引きがずいぶん弱かったので。

マルト沖のブレーク付近のオダではノーバイト。リーパー常、スピナベ、ラバジ、サスペンドミノーでやってみたけどダメだった。魚探の映像は豪華絢爛たるものだけど、だからって、魚がいるとは限らない。ここにはもういないんじゃないのか? いるけど食わないだけなのか? バイトすら無い状況だと何がなんだかさっぱり分からん。根拠は無いけどいないとみた。

あとは、なんだ、杭も数ヶ所でやってみたけどノーバイト。今まで、といっても数回だけど、杭でアタリがあったためしが無い。もしかして杭って、100本打って1本とかいう世界なんだろうか? それとも季節が違うのかな? 何がなんだかさっぱり分からん。

というわけで、5本釣ったから決して悪くはないんだけど、なんだかイマイチな感じでもある。マルト前波よけ以外で釣ることはできないんだろうか? そんなわけないよね。エレキで行ける範囲にきっと釣れる場所(と釣り方)があるはずだ。それをなんとか見つけておきたい。じゃないと、波よけんところに先行者がいたらそこで終わっちゃうからな。そんなことではいかん。

いかんということで、次回は深いところを重点的にやってみる予定。これまでは浚渫のブレークにばかり気を取られていたけど、こんどは掘られた深いところ、6〜7mくらいのところもやってみよう。リーパー常をドラッギングするといいんだよね? コツはどういうところにあるんだろう。水深の何倍くらいラインを出しとけばいいんだ? エレキのスピードは? シンカーは? ま、このへんは底がとれてればとりあえずはいいのかな? リーパー常をドラッギングしてるビデオって無いのかな? あるとすごく嬉しいのだけど。ビデオ自体は地味そうだけど。

さて今週末の天気はどうだろう。今日のように移動性高気圧に覆われるようだとボートで釣りをしたくなりそうだな。霞ヶ浦か神流湖かな。神流湖は別に好きってわけじゃないけど、行きやすいから。それで、霞ヶ浦ばっかりだとちょっと芸がないというか、飽きるってこともないんだけど、なんというか、いろんなところで釣りをしたいじゃないですか。それに、神流湖でも1匹釣ってやりたいというような、野心もちょっとあるので。

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【神流湖】行ってはみたけど

1999年1月4日月曜日、冬休みも残り2日となった今日、神流湖で釣りをしてみた。これが今年第1回目の釣行。ほんとは霞ヶ浦に行きたいところだったけど、予想天気図を見ると西高東低の冬型の気圧配置で等圧線の間隔もけっこう混み合っていたので、これは強風になりそうだ、ということで、荒れると釣りにならない霞ヶ浦はやめにして、比較的風を避けると思われるリザーバー、神流湖に行ってみることにした。

5時ごろ家を出て6時半ごろ現地に到着。まだボート屋さんは来ていなかったが、数人の釣り人が勝手にボートにエレキを付けたりして釣り仕度をしていたので、それらにならっておいらも勝手に仕度を始める。ぐずぐず仕度をしていたらずいぶん時間がたって、出船したのは7時半。岸際にスピナベを打ちながらゆるゆる進む。岬っぽいところではサスペンドミノーやリーパー常なんかも試してみる。

とかなんとか楽しくやってるとにわかに風が強くなる。けっこう波もあって釣りづらい。それにちょっと怖い。釣れそうな感じもしなのでここでおしまい。やっとの思いでボート屋まで戻ってみるとまだ11時。ボート代はもったいないけど、気が入らないのでやっぱりおしまい。このころにはボート屋さんも来てて、無事ボート代2000円と釣り代500円を支払うことができた。支払ったあとはあと片付け。バッテリーを持って階段を上がるがかなりしんどい。

というわけで、なんだか冴えない釣行でした。新年早々いきなり慣れないところに行ったのが失敗だったかな。風を避けるかと思って選んだのに風で撤退するとはまた皮肉な終わり方でしたね。ほんとは釣りができないほどの強風じゃなかったんだけど、なんだか気力が湧かなくてね。ま、こんな日もあるか。

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