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今日の買い物
2003年8月


2003/08/27

携帯電話でメールなんか書けないよ、という話しをいつか書いたと思うのだけど、あれからしばらく経ったいま、ボクも携帯からメールが出せるようになりました。といっても、たった2行、文字数にして10文字の返信を出しただけなんだけど。

さて、トンボの写真をずっと飾っておいてもしかたがないのでジャムの写真。

廊下のジャム1 廊下のジャム2

とまあ飾ってはみたのだけど、解説すべきことはない。ちょっとかわいく撮れたから世界中の人々に見てもらおうかと思って。強いて何か言うなら、ジャムをかわいく撮るなら廊下がいいのかも、ということくらいか。

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2003/08/25

今日もカメラを持って散歩した。

川の水面から1メートルくらいの高度を行ったり来たりしているきれいなトンボを発見。ときどき飛ぶスピードが落ちてホバリング気味になるのだけど一向にピントが合わせられない。ピント以前に、フレームに入れることからして難しい。やっとシャッターが切れたと思ったらこんなピンボケ写真。ギンヤンマじゃないかと思うのだけど。

ギンヤンマ

水門のコンクリートに止まっているトンボを発見。これならピントが合わせられそうだ。白っぽくないのだけど、これってシオカラトンボなんですよねぇ? でもってこういう色のシオカラトンボをムギワラトンボと呼ぶんですよねぇ?

ムギワラトンボ

じきに夕方っぽくなってきて光が足りなくなってきた。さて帰ろうかと思ったときに、手すりに止まるトンボを発見。触れるくらいに近づいても動かない。オナガサナエで合ってます?

オナガサナエ

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2003/08/24

なんとなく更新してみたくなった。とりあえずジャムでも(前菜みたいなものですな)。

クローゼットの中から顔を出すジャム

クローゼットの中から顔を出すジャム。この写真のジャムは探検モードに入っている。獲物を探すアムールトラを彷彿とさせる(ウソ、させない)。


今日は早起きして仕事をした。昼前くらいに、キリのいいところまで進んだ。ちょっと外の空気が吸いたくなった。めまるさんが鎌北湖に行ってるらしい。ほんとにいるかどうかは分からない。確認してから出かけたいところだが、鎌北湖は携帯が通じない。いなきゃいないでかまわない。むしろ、いないことが判明して出かける理由がなくなることのほうが悪い。

ジャミ釣りセットを持って出かける。

鎌北湖の直前の坂道でめまるカーと遭遇する。こっちは坂を登っているが、むこうはくだっている。他の車は見当たらないのでそのまま車を止めて窓を開けて挨拶する。「ごめん、上がっちゃったよぉ」、「オウッ、問題なしだぜベイベ」みたいな会話をする。

で、とりあえず鎌北湖の様子を見てみる。大勢の釣り人がだらけた様子で釣りをしている。この暑さの中で集中して釣りをするのは難しい。10分も陽にあたったら体が溶けそうだ。というわけで、ジャミ釣りはせずにとっとと帰ってきた。

そしてまた少し仕事をした。

しかし外の空気が吸い足りない。そこで、散歩がてら写真を撮ることに。この時期たいした鳥はいないから、昆虫を撮ることにする。

で、とりあえず撮ってみたトンボ。シオカラトンボですかね? 鳥で言うとスズメ並みにありふれてるんじゃないかしら。でもきっと、シオカラトンボに始まりシオカラトンボに終わるんだと思う。

シオカラトンボ

蝶も撮ってみた。ベニシジミでしょうか? これもたぶんスズメ級。たぶん、始まって終わる。

ベニシジミ

というわけで、蝶やトンボもいいものだと思いました。

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2003/08/05

もちろんボクは、携帯電話などという小さな入力装置からまとまった文字列を入力することなんてできやしない。送られてきたメールを読むことはできるが、返事を書いたことなど一度もない。思春期の子供を除いたら、入力できる人なんて滅多にいないのではなかろうか。

しかし1週間だか2週間だか1ヶ月だか前のこと。同世代人であるめまるさんが携帯電話からメールを出せることを知った。思春期の子供でもないのにたいしたものだと感心した。しかし携帯電話で文字列入力できる同世代の人間も少しくらいはいるのだろうと、思い直した。

昨日はおやじさんと釣りに行った。おやじさんはたぶん、おいらと同じ世代の人ではない。おいらの世代であれば思春期にクラフトワークを聴いてシンセサイザーを買おうとアルバイトしたに違いないが、おやじさんの世代であればなにか別の音楽を聴いて別の楽器を買おうと思ったに違いない。アコースティックギターを買おうと思ったのではないかと想像している。

そんな年上のおやじさんだが、実は携帯電話でメールを出したり、携帯電話から掲示板に書き込んだりできるらしい。「すごいですねぇ」と感心すると、「そんなのみんなやってるよ」という。

できる人も少しくらいはいるのだろう、というのではなくて、誰にだってできるんですか? なんか世の中はすごいことになってるなぁ。

さて、携帯電話文字列入力に比べたらずっと簡単なジャムの写真撮影のコーナー。今日はあくびするジャム。

あくびするジャム

眠っているジャムを撮ろうとレンズを向けていたら、なにかの物音に反応して目を覚ましかけ、このようにあくびした。そして下の写真のように、体を伸ばしてもう一度あくびした。

伸びてあくびするジャム

これまでは基本的に、ジャムが品よく見える写真を選んで載せてきたのだけど、ジャムも実はただの猫なので、このようにだらしないかっこうも平気でする。ちなみに、写真左上に写っている新聞紙は、おいらがだらしなくてほったらかしにしている、というわけではない。塗装したテーブル天板を乾燥させているので、この新聞紙はまだ片付けるわけにはいかないのだ。

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2003/08/01

何の気なしに見ているぶんにはジャムは平和だ。気が向いたときには机の上に陣取って、おいらと一緒に「めまるとご主人」を読んだりしている。

Webを見るジャム

特にしたいことがないときは、このように昼寝をしている。この窓際はなかなか気に入っているようで、昼夜を問わずここで寝ていることが多い。日中なんかは暑いんじゃないかと思われるのだけど、平気なようだ。

午睡するジャム

そんなジャムだが、体のあちこちの毛が抜けている。痒いのかどうだか知らないが、執拗に舐めていることがある。そのせいで毛が抜け落ちて、ジクジクした状態になっていることもある。飼い主はさほど気にしていないらしいし、おいらもとりたてて心配はしていない。しかしはこれが不安なようで、大いに気を揉んでいる。

ジャムの状態よりも、心配する妻のほうが心配だ。ということで、獣医さんのところに連れて行ってやることにした。電話帳で近所の動物病院を探し、ジャムをカゴの中に入れ、車に乗せて連れて行った。

受付で名前やら住所やらを書き終えると、「雑種ですか?」と聞いてくる。「なに、雑種ですと? とんでもない、この猫はアビシニアンとアメショーのハーフですぞ、失礼なことをおっしゃる」という気持ちをおもてに出さないように「アビシニアンとアメショーのハーフです」と冷静に答えたりする。しかしあとから考えてみると、血統書がある純血種ではないので雑種には違いないのかも。まあだとしても、ジャムは素晴らしい猫なので血統など問題ではない。

診察室に入ると、まずは体重をはかる。病状やらなんやらを質問されるので答えてゆく。そしてノミやらダニやらを駆除する薬を首の付け根あたりに塗ってもらう。このあたりまではよかった。しかしそのあとがいけない。ジャム得意の探検モードに突入し、なんとも落ち着かない。たいして広くもない診察室のあちこちが気になってしかたがないらしく、診察台から飛び降りて歩き回る。あちこちの臭いをかいでは頬を擦りつけたりしている。隣室から聞こえてくる犬の鳴き声がジャムの気分をますます高揚させているように思える。獣医さんが入ってきた引き戸の向こうが特に気になるらしく、爪を立ててカリカリとかきむしり、引き戸の隙間に爪を差し入れ2cmほどこじ開けた。慌てて抱きかかえて診察台の上に押さえつけると、全身の毛を逆立ててフーとうなるし。そんな状況の中で獣医さんの説明を聞いて受け答えするのだから容易じゃない。が、まあとりあえず診察終了。1週間、ステロイド剤を飲ませてみることになった。

ときに「ジャム」というのは我々夫婦が勝手に付けた名前だ。飼い主は「ニャー」だか「ミー」だかという、およそ知恵を絞ったとは思えない安易な名前で呼んでいる。このページの読者はもうすっかりこの猫のことを「ジャム」だとばかり認識していると思うのだけど、飼い主が違うと言っているのだから実はこれは正式な名前ではない。我々としても、非合法にジャムと呼んでいるのではないか、というかすかな不安を常に抱いていた。しかし下の写真を見てほしい。

「ジャム」と書かれた薬袋

今回動物病院でもらった薬袋にはしっかりと「ジャム」という名が書き込まれている。これまで内縁の妻だった人と、今回晴れて入籍を果たし、大手を振って往来を闊歩できるようになった、という気分だ。「内縁の妻はうしろめたい」ということの真偽は知らないが、「ジャム」という名が世間に正式に認められたような満足感が、この薬袋にはある。世界中の人々がこの猫の名を「ジャム」と認識する日は近い。

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