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今日の買い物
2003年3月


2003/03/27

どもみなさんお久しぶりです。引越しは無事に終わりました。今では部屋の中はおおむねかたづいています。ネットにも、今朝ようやくつながりました。そしてさっそくこうやってページを更新しているなんてなんだか感心な少年だなぁボクはっていうのはウソですってば。さてここで問題。ここで言うウソとは何か? 感心だということか、それとも少年だということか?

3月11日のこと。

引越し屋さんの見積をとることにする。24日ごろに引っ越すつもりだから悪くないタイミングだ。とりあえず、前回の引越しをお願いしたS社にが電話をする。今日は来られないらしい。明日来てもらうことにして、電話を切る。次に、ネットで比較的評判がいいと妻が言っている「アリさんマークの引越し社」に電話する。今日の夕方に来られるというので来てもらうことにする。

果たして夕方、営業の人がやってきた。20代後半から30代前半くらいの頑丈そうな体つきの男性で、関西イントネーション混じりにしゃべる人。若干くたびれた紺色のスーツにスポーツ刈り。この人にざっと部屋を見てもらう。規定料金としてはざっとおいくらです? と聞いてみると、24日お引越しですとぶっちゃけた話し17万です、と言う。湯飲みのお茶がぶっちゃけそうだ。

3月の20日ごろから4月の頭の時期は引越しのピークで、この時期だけは引越し屋さんは大繁盛なのだという。他の時期なら、仕事の埋まっていない日であればたとえば17万の半分でも喜んで引き受けてくれるのだそうだ。が、我々は24日を引越し日に設定してしまった。会社員でもないし子供もいない我々にとって24日という日に特別な理由はなく、ただなんとなくそのへんに決めただけだ。だから日付を変更することにはやぶさかでない。

20日から大忙しだというものだから、19日ではどうです? と尋ねてみる。営業マンは携帯電話で事務所に問い合わせる。すると、その日の午前中は仕事が埋まっていないらしい。「埋めて埋めてでいいですよね?」と確認して電話を切った。そして、その日だったらこれくらいでやらせてもらいます、と言いつつ数字の打ち込まれた電卓を我々に示す。12万あたりの数字だ。しかし前回の引越しは10万でやれた。前回よりも荷物は増えているから12万でまあ妥当だろうとは思うのだけど、もうちょっと下げたい。自分の中で、10万を目標ラインに定める。

「12万かぁ・・・」と渋るフリ。そして続けて、「あしたS社さんに来てもらうんだけど、たぶんもうちょっと下げてきますよねぇ。」

営業マンの話しによると、アリさんは関西の企業で、埼玉に進出してまだあまり日が経っていないらしい。一方S社のほうも関西企業で、こちらは先発していて知名度も高い。アリさんがS社を追いかけるかっこうになっている。そして同じ関西企業ということで両社とも相手を強く意識している。だから下げるのは確実だろうという。これじゃアリさんがどうがんばっても、明日見積を出すことになっているS社にはかなわない。と思わせたんじゃやる気もなくなるだろうから、

「もうちょっとがんばってもらえれば今日ここで決められるんだけど・・・」

と可能性のあることを示唆する。営業マンはこれでどうだと10万キッカリの電卓を示す。ほほう、と感心する。妻のほうはいいのか悪いのか分からない顔をしている。「いいんじゃないの?」と水を向けると、ここで決めると明日見積をお願いしているS社に悪い、という。アリさんの営業マンは言う。

「他のところに決めたからキャンセルしてくれと言うんじゃなくて、急に都合が変わって引越しが延期になったと言ったらいいと思いますよ。」

なるほどうまい。妻の顔にうっすらとかかっていた霧が晴れていくのがよく分かる。しかし営業マンにはそれが分からなかったらしく、「そしたらこれでどうです?」と値を下げる。消費税込みで10万を切る金額。

この値段だったら文句はない。これまでのやり取りの中で、S社に負けまいとアリさんががんばっていることも理解できた。「一度アリさんの仕事ぶりを見てやってください」という言葉になぜか感動までした。現状では弱い立場にある後発企業を応援したいという判官贔屓(ほうがんびいき)の心情が湧いてきた。「アリさんにお願いしようよ」と妻に発案する。懸念が払拭された妻は頷く。

かくして引越しの日取りは決まった。時間はあまり残されていない。アリさん営業マンが置いていった50枚のダンボール箱に荷物を詰めていかなければならない。明日12日から箱詰めを始めて、引越し前日の18日に終えなければならない。正味1週間。その間に生活をしないわけにはいかないから全ての荷物を一気に片付けるわけにもいかない。勝負は引越し直前の17、18か。その二日間をうまく切り抜けるためには始めの五日間の準備が大切だ。しかし何から詰めていったものやら。ああなんだか頭が痛い。

と11日の時点では思ったのだけど、終わってみればどうってことなかったです、ってこともなくて、今後5年は引越し作業をしたくない気分です。

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2003/03/13

なかなか面白いと一部のあいだ(というか一人のあいだ)で評判の今日の買い物、というか一人だったら「あいだ」はないな。その他の評判は知らないが評判に関係なく4年半も続けている。うまくすればワールドカップが2回開催される期間なわけだからなんとなくすごいかも。いやすごくはない。

ひとつの仕事をおおむね片付けたのだけどちっとも暇ではない。来週の引越しに向けて荷造りをしなければならない。ああ忙しい、こんなときにこんな文章を書いてる場合じゃないのだけど、荷造りよりは面倒じゃないから書いてみたい気分になった。

明日はなかなか天気がよさそうだ。暇ならS湖のフライデーオープンに出てベストスリーに入っちゃう勢いなんだけど忙しいから勢いはない。

日曜日はエボの例会だ。これにだって出られるとは断言できない。明日とあさっての片付けの進み具合による。今のところの感触としては、なんとか出られそう。

例会はこれまでに2回開催されていて、これら2回の釣果を合計するとおいらは今トップに立っている。冬に3回いい釣りをしても夏の1回の釣行で一気に抜かれたりもするから年間優勝に近いわけではないのだけど、それでもトップだからと思うと気合は入る。この調子を崩さずに1年間を乗り切りたい。そのためには1回1回の釣りを大事にしていかねばなるまい。となるとやっぱり、例会は休みたくない。わずかな釣果でもあとでどのように効いてくるか分からないし、休むことによって緊張感が途切れるのがイヤだ。

とかなんとか気合が入ってみたところで一息入れると、十数人のヘラブナ釣りのクラブで年間優勝したところでどうなんだ、みたいな虚無感にさいなまれることは誰にもあるだろうが、そんなときは「一生懸命になれる分野があるなんて幸せだなぁ」とか思うのがよろしいかと、って誰が誰に言ってるんだかサッパリ分からん。忙しいから頭がバカになっている。

そうそう、前回のこのコーナーでウキのサイズを紹介したんだけど、あし7.5・ボディー4・トップ8のバージョンはダメウキでした。このウキは自力で立ち上がることができません。これからウキを作ろうかと思っている方がいるのなら、これは参考にしないでください。もっとも、ボディーが太くて浮力がかなり大きければ、もしかすると立ち上がるかもしれません。が、もうちょっと脚を長くしたほうがいいように思われます。

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2003/03/09

今日もまた風の強いこと。どんな釣り好きでもさすがにこんな日は家でおとなしくしてるんだろうなと思ったら、何人かの友だちが行ってたらしいよ。ほんとにみんな釣りが好きだね、きっと狂おしいほどに好きなんだろうな、常識的な判断力を備えたボクにはちょっとついていけないよ。

とかなんとか言ってはみたが、明日は行こうかと思います。今日とたいして変わらない強風みたいなんだけど、あさってからはちょっと忙しいから明日行かないと次いつ行けるか分からない。おまけに、新たなウキが完成したから試してみたいし。

今回作ったのは浅ダナ用PCムク5本セット。5cmバージョンと6cmバージョンは前回作ったんだけど、もうちょっと細かいバリエーションも揃えておこうということで以下の5本をいっぺんに作ってみました。これらのうち一番小さな4cmバージョンは、来週の狭山の例会で50cmのタナをやるときに大活躍する予定。明日はこの4cmバージョンでメーターダナをやってみようかと思っています。

あし ボディー トップ
7.5 4 8
8 4.5 8.5
8.5 5 9
9 5.5 9.5
9.5 6 10

さて、「ウキ作りに終わりはない」とは美食家としても芸術家としても有名な北大路魯山人がのこしたことば(ココウソダヨ)。このことばが真実であることを裏付けるかのように、おいらも新たなウキを製作中。

上記5本のPCムクは1ミリ径のPCムク素材をトップとして使っているのだけど、こんど作っているのは1.2ミリ径のもの。ただし1.2ミリ径の材料が足りなかったので4.5と5と5.5との3本だけを作っている。1.2ミリ径だとパイプトップにかなり近いような気もするのだけど、両ダンゴだったら1ミリ径よりこっちのほうが使いやすいかもしれない。だったらパイプトップでいいじゃないかと思うのだけど、ウキ作りに終わりはないのだからしかたがない(ココムリアルヨネ)

さらに考えているのは、0.8ミリ径のシリーズだ。あしたシバタで材料を買っておこうかと思っている。0.8ミリカーボンソリッドも忘れずに、それとウルシもね(ココジブンヨウ)。そんなわけで、やっぱりウキ作りに終わりはないな。

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2003/03/08

あの低気圧の発達ぶりはなんなんだ。等圧線が混んだ縦じまを描いているじゃないか。風ボーボーで釣りになんかなりゃしない。こんな日にお金を払って釣りに行く人の気が知れない。といっても、ここだけのはなし、何人かの物好きな友だちが椎の木湖に行ったりしたらしいけどね。今日のボクは彼らとは理性の面で一線を画したな。

釣りに行くわけでもないのに今日はちゃんと7時ごろに目を覚ました。あと数枚で1本撮り切るというにせかされて写真を撮りに行くことに。風の日は多くの場合鳥はどこかに隠れてしまう。だからわざわざ遠くに行ってもハズレになることが多い。そこで、歩いて行ける富士見江川に行くことにする。写真が不発でも散歩だと考えれば悪くない。

久しぶりの富士見江川にはいつものメンバーが揃っていた。まずはセキレイ3種。

ハクセキレイ
飛びながら水面の虫をとっているところ。ピントは甘いがこれでもおいらにしては撮れているほう。この鳥は一年中富士見江川にたくさんいる。日中こうやって川辺や農耕地や公園やそのへんの道路やらでエサをとったりして過ごす。夕方になるとねぐらに集結する。みずほ台駅西口ロータリー脇の木に集結してるところを目撃したことがある。100羽くらいいたかもしれない。一見の価値あり。

ハクセキレイ

セグロセキレイ
ハクセキレイよりも一回り大きくてより黒々としたセグロセキレイは、ハクセキレイよりも数は少ないが冬場はいつもいる。夏場はあまり見かけなくなる。もうちょっと涼しいところにでも行っているんだろうか。このセグロセキレイはこの石がお気に入りで、長い間とどまっていた。上流から流れてくるエサをこの石の上から探しているふうだった。

セグロセキレイ

キセキレイ
キセキレイも珍しいわけじゃないが、富士見江川には冬場にしかいない。水辺でエサをとっていることが多いが、このときは土手でとっていた。ハクセキレイやセグロセキレイよりも小さい上に警戒心が強く、撮りづらい。

キセキレイ

イソシギ
セキレイ類を集めるならほんとはタヒバリも載せたいところなんだけど、今日は見かけただけで撮れなかった。その代わりにイソシギくん。この鳥も珍しくはないけれど、毎回見られるわけじゃない。富士見江川でこの鳥を見るとラッキーな気分になる。今日は写真も撮らせてもらえてよりラッキー。

イソシギ

スズメ
特筆すべき事柄が思いつかないのだけど、たまにはスズメもいいかなと。

スズメ

ツグミ
これまた言うべきことがない。富士見江川の土手にいたツグミ。

ツグミ

ヒヨドリ
富士見江川の横にある山崎公園にいたヒヨドリ。どんな鳥もこうやって膨らんでいるとかわいらしい。

ヒヨドリ

ジョウビタキ
山崎公園にいたジョウビタキのメス。風で羽がけば立っている。

ジョウビタキ

というわけで、珍しい鳥は見ないけど、富士見江川もなかなか楽しめる。しかし背景が悪くなっちゃうのが難点。水や土手が汚くていけない。が、散歩がてらに撮れるんだから悪くない。この富士見江川とも今月いっぱいでおわかれだ。ああそうそう、引っ越すことにしましてね。鶴ヶ島にもこういうお手軽な鳥スポットがありますように。

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2003/03/05

昨日だか一昨日だかから掲示板が表示されない。サーバが一時的にへたっているんだろう。ほっとけばいずれ復活するはず。とか思っていたが、一時的ではなく恒久的に掲示板サービスが停止したらしい。掲示板レンタル屋さんのページを見てみたら、「メールでお知らせしたとおり」とか書いてある。おいらのところにはメールが届いてないと思うのだけど。というのは、たぶん、いいかげんなメールアドレスで登録したからだ。だから文句は言えない。

で、掲示板なんだけど、レンタルサービスを新たに探したり登録したりするのが面倒なのでエボのスペースを勝手に借りることにしました。以後以下のところをご利用ください。

http://f6.aaacafe.ne.jp/~heraevo/yano/p-bbsa.php

さて、今日は椎の木湖へ行ってきました。概況だけ。

6時半〜10時、9尺メーターセット、8枚
バラケは軽め(特S1+マッハ3+水1)、食わせは感嘆II。
カラツンの中から拾う感じでポツポツ。9時ごろから急激にアタリが減って10時にギブアップ。下ハリスは50cm前後。

お昼ごはん。レタスと鶏肉が乗っかった塩味のラーメンがおいしかったです。

11時〜12時半、16尺段底、8枚
バラケはいつもどおり(スイミー1+水1+新B1+マッハ2)、食わせは感嘆II。
2投目で釣れる。最初の1時間で7枚。そのあとアタリが急激に減って1枚追加したのみ。下ハリスは60cm、タナはトントンのち1cmずらし。

ここでX氏登場。両ダンゴのバランスやれよ、と横でうるさい。ダンゴで食う雰囲気はゼロなんだけど、説明して納得するX氏ではない。ダメなことは分かっていたが実演してみる。

13時〜13時半、16尺バランスの底、0枚

14時〜16時、9尺メーターセット、8枚
段底で使った重たいバラケでやっていたがウキがあまり動かない。軽いバラケ(新B2+マッハ3+水1)に変えてから動き始めていくらか釣れた。

というわけで、24枚17.8キロ。池のトップが36枚だからよくやったほうかしらね。

さて、そんなことよりも、ウキができました。ボディー5cmの浅ダナ用PCムクを作ろうと思いたったのはいいが一向にまともなウキができなくて困っていたのですが、4本目にしてなんとかなりました。今日はメーターセットでずっと使っていたのですが、とても具合のいいウキでした。といっても、ふつうに立ち上がるだけなんですがね。まあでもなんだか嬉しいです。

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