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今日の買い物
2003年2月


2003/02/27

おとといの北本自然観察公園で撮ったウグイスの羽繕い。

ホーホケキョというウグイスの鳴き声を知らない人はまずいない。春になるとあちこちで聞くことができる。しかし春にしか聞くことができない。なのでウグイスは春にしかいないと思っている人も多いと聞くが、実は一年中そこらへんにいる。たいていは草むらだとか生い茂った藪だとかの内部にいる。そういった藪の中をウロチョロしながら、ジェッ、ジェッと濁った声で鳴く。だからいることはすぐに分かるのだけど、一瞬チラっと姿を見るくらいで、じっくりと見る機会は少ない。

しかしこの日は開けた場所で羽繕いをしていた。

ウグイス

羽繕いの途中だもんだから羽が半開きになっている。ウグイス色という色があるけれど、ウグイスはこのように地味な色をしている。野鳥に関心を持っていなかったころはメジロのことをウグイスだと思っていた。エサ台の置いてある家の前を通りかかったとき、「ほら、あれきっとウグイスだよ」と自信満々にに主張したものだ。

ウグイス

おなかのポワポワ感がたまらない。両手の小指側の側面を合わせて、水を掬うときのような椀型にして、その中にこのウグイスを乗せたらさぞかし心地いいことだろう。

ウグイス

撮ってるときは知らなかったが、水しぶきが飛んでいる。体を震わせて水気を切ったんだろうか。いつのまにかこういう写真が撮れていた。

ウグイス

これらの写真を見れば80%くらいの人が感じると思うのだけど、ウグイスはなぜか美人に見える。特に、夏目雅子が思い出される(これは10%くらいかもしれん)。まあとにかく、ウグイスが撮れてラッキーでした。

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2003/02/26

今日はめまるさんと一緒に狭山へら鮒センターへ。

11尺メーターセット。微妙にさわるが全然落とさない。軽いバラケに変更してからいくらかウキが動き出す。が、落とさない。左から右への水流が強くて待ってられないから、なおさら落とさない。2時間でカラツンを3回ばかりもらったのみ。

いっそのこと竿を短くしたほうが流されにくくていいや、ということで、8尺メーターセット。こちらもサワリだけは出せるが、なかなか落とさない。たまに落としてもカラツン。相変わらず流されるものだから、誘いを入れる暇もない。1時間ほどでギブアップ。

15尺で両ダンゴの底をやっているめまるさんのウキはいい感じに見える。8尺底両ダンゴ。夏1+冬1+水2+マッハ3。この釣りに変えてようやく今日の1枚目。10時45分くらい。サワリはそれなりに出るが、アタリは遠いというか少ないというか、なんだか食わない。

昼食後は、12尺に変えてみる。8尺とさほど変わらないのだけど、2時ごろまでにいくつか拾い、ここまでに全部で6枚。

周りも釣れてないし、おいらのほうもあんまり落とさないので、8尺竿で段底。これもサワリだけはそれらしいのだけど、やっぱり落とさない。カラツンも多い。4時までがんばって4枚を追加し、ちょうど10枚。

というわけで、狭山はおっかない。例会までにあと2回はいかねばなるまい。

さて、湿っぽい話しはもう十分だ。

昨日の北本自然観察公園で愛嬌を振りまいていたジョウビタキ♀。

こっちがじっとしていると勝手に目の前にまで近寄ってきて、こうやってこっちを見つめたりする。周囲一帯を縄張りとしているらしく、通り過ぎてもまた戻ってくる。お気に入りの止まり木がいくつかあって、この写真の木もそのひとつ。

ジョウビタキ♀

下の写真は針金に止まっているところ。こういう高い位置から地面を見つめ、エサを探しているようだ。見つけると地面に降りて食べていた。おなかがプックリと膨らんでいるのはエサを食べ過ぎたせいだ。というわけではたぶんなくて、こういう体型なんだろう。ジョウビタキのメスはたいていおなかが膨らんでいる。あるいは、膨らますことができる。

ジョウビタキ♀

ジョウビタキが止まるであろう止まり木にピントを合わせておいて、ジョウビタキが止まる瞬間にシャッターを切ろうと思ったものの、切るタイミングが悪くてピントが合ってないという失敗写真。ピントをちょっと後ろにずらしておくか、シャッターをもうちょっと遅いタイミングで切るかするべきだった。が、そんなことおいらには制御できない。

ジョウビタキ♀

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2003/02/25

2月7日に絶好調だったものの10日にはぱっとしなかった北本自然観察公園に改めて行ってみた。

現地に到着すると霧がかかっていてボンヤリとしている。目の前にホオジロが出てきてくれたがこのように白っぽく写っている。

ホオジロ

ホオジロ

20メートルくらい進むとギーという鳴き声が間近で聞こえる。アシのような植物の茎にコゲラが止まった。草の茎にコゲラが止まったところを初めて見た。茎をつついて、中から芋虫のようなものをほじくり出して食べていた。ふつうコゲラは木の幹にへばりついているので、このようにお腹と背中がいっぺんに見られることは少ない。

コゲラ

コゲラ

さらに20メートルくらい進むと、カヤクグリがいる草っぱらがある。しかし朝はアオジしかいなかった。が、あとでもう一度立ち寄ったらカヤクグリが足元でエサをとっていた。もうどこかへ去って行ってしまったかと思っていたが、まだいたらしい。相変わらず日陰の外には出てきてくれない。

カヤクグリ

カヤクグリ

梅林に行ってみる。前回は小さなツボミしかついていなかったが、今日はいくらか開花している。といってもまだまだ咲き始め。梅の木にアオジが止まったのはいいのだけど、花がついてないんじゃなんともならん。

アオジ

アオジ

湿地帯のベンチに腰掛けていると目の前にウグイスを発見。羽繕いをしてる。ずいぶんと人なれしたジョウビタキのメスもいる。こちらがじっとしていれば、目の前1メートルにまで寄ってくる。これらはめでたく撮影できたが載せるのはまた今度。

さらに、遠くの灌木にアリスイを発見するが撮影ならず。アリスイが出てきてくれるのを待ってみたが出てきてくれない。しかしベニマシコのメスがいた。あまり近くには来てくれなかったので撮れたのはこんな写真のみ。

ベニマシコ

ベニマシコ

北本の冬鳥はもう終わったかとなかば思っていましたが、まだ終わっていませんでした。今度はなんとかアリスイを撮りたいものです。

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2003/02/10

金曜日に絶好調だった北本自然観察公園に行こうと思って早起きした。しかしカーテンを開けると曇り空。これじゃ写真は撮れないよ。

しかたがないからウキのボディーを削り出して整形し、それから銀行へ行ってお金をおろし、そのお金を持って市役所の出張所へ。高額な市民税を泣く泣く納め家に帰ると、にわかに空が明るくなってきた。急いで昼食を食べていざ北本へ。

カヤクグリとミヤマホオジロがいたエリアにはアオジのみ。しかもみんなどこかへ飛んでいってしまった。クイナがいた湿地帯にはクイナもいたがすぐに隠れてしまった。しかしここにはカシラダカがたくさんいた。記念撮影。

カシラダカ

カシラダカ

アリスイを探してみたが見当たらない。今日は平日だというのに、なんてひとのことは言えないのだけど、望遠レンズを担いだ写真家がちらほら。写真家の皆さんが構えていればなにかしらいるんだろうと想像できるが、歩いている人ばかり。これといった鳥が見当たらないのだろう。

金曜日にアリスイがいたらしい別の湿地帯に行ってみると、ここにもカシラダカがいっぱいいる。ほかにはジョウビタキ、シジュウカラ、アオジ、ツグミ、シメ、キジバト。そのなかに、なんだか違う鳥がいる。と思ったら、なんのことはないタヒバリだった。

タヒバリ

タヒバリ

ファインダー越しに覗いてみるとタヒバリにしてはなんとなく違和感があったものだから、これってもしかしてビンズイだったりしない? とちょっとだけ色めきたったが、やっぱりこれってタヒバリですよね? ふぅ。

というわけで、毎回大当たりというわけにはいきません。

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2003/02/09

2月7日の北本自然観察公園

この日はまず秋ヶ瀬公園に行ってみた。ピクニックの森でカワセミやヒヨドリやアオジやカシラダカを観察したがこれといった写真は撮れない。野鳥園のほうにも行ってみた。ヤドリギがある場所に5人ほどのバーダーが集まっていた。レンジャクを見ているんだか待っているんだかしているのだろう。人々が集まっている場所に行くのは気が引ける我々夫婦はその場所には立ち寄らず、別の鳥を探して歩く。が、これといった鳥は見当たらない。

まだ時間は10時半。八丁湖にでも行ってみようということで、向かう。途中のロイヤルホストで早めの昼食。八丁湖にはなにかしらいるのだろうが、どういう結果になるかは分からない。向かう途中で不安がよぎる。このとき何かのきっかけでふと、年末に買った梅の鉢植えのことが思い出される。買ったときにはツボミだったが数日前に開花した。ということは、梅が咲いているかもしれない。それなら、梅林のある北本に行ってみたらいいんじゃないか?

というわけで、北本自然観察公園へ。

公園の入口にある自然学習センター前のベンチで機材のチェックをしているとき、目の前のブッシュに小鳥の姿。ルリビタキのメスだった。撮影していると、双眼鏡をもった初老の夫婦が通りがかり、おいらが撮影している小鳥に興味を示す。あれはカワラヒワかしら、などとしゃべっている。「ああいや、あれはルリビタキですよ」と教えてあげる。ひごろフィールドで教えてもらうばかりの我々夫婦が教えてあげるなんてことはそうそうない。教えてあげる立場に立ててなんだか嬉しい。今日の北本は幸先がいいぞ。

先っちょに止まるジョウビタキ♀

おまけ写真:先っちょに止まるジョウビタキ♀

梅林のほうに進む。ほんの10メートルほど進んだところに草っぱらが開けている。そこで二人の中年女性が鳥を見ている。ああアオジを見ているんだな、と思って通り過ぎようとすると、二人のうちの一人が声を掛けてくれた。「あれ、撮っていかないんですか?」と言っている。いやいや、これでもアオジくらいで驚く我々ではないのですよエヘンという気持ちを表明する前に、「カヤクグリがいるんですよ」と言うじゃないか。「ほらあそこの日陰のところでエサをとってるでしょ」などと言って指し示す。ああ、あれか、これは初めて見る鳥だ。撮っていかねば。ということで、しばらくそこでカヤクグリを待ってみる。日向に出てきてくれたところをめでたく撮影。ああ北本は素晴らしい。初めてみた鳥をちゃんと撮影できるなんてツイている。

いよいよ梅林に進む。カワセミがダイビングして小魚をつかまえ、つかまえた小魚を木の枝に打ち付けて弱らせて、飲み込む場面を観察。ああかわいい。シジュウカラやツグミはあちこちにいる。ジョウビタキもいる。アトリが高い木のてっぺんに止まっている。あまり見かけることのないキジのメスも歩いていた。なんだかずいぶん鳥が多い。

湿地帯のツグミ

おまけ写真:湿地帯のツグミ

湿地帯の脇の通路を歩いていると、エサをとっているクイナを発見。クイナは珍しい鳥じゃないが、まともに姿を見ることは難しい。人間の気配に気づくとすぐに草陰に逃げ込んでしまう。これまでも、草陰の隙間でチラっと姿を見たことがなんどかある程度。ところがこのクイナは逃げないじゃないか。人間慣れしているのか、それとも我々に気づいてないのか。なかなか日向に出てきてはくれないが、なんとか撮ることができた。この鳥は初めて見たわけじゃないけど、初めて撮れた。カヤクグリに匹敵する幸運だ。

帰り際にミヤマホオジロも目撃したが撮れなかった。これは近いうちにもう一度狙いに行くべきだ。アリスイもいるらしいのだけど、姿を見ることはできなかった、というか、カヤクグリやクイナが撮れてもうかなり満足だったので熱心には探さなかった。次回はちゃんと探したい。湿地帯の遠くのほうにタシギがいて、数人のバーダーが観察していた。といっても、タシギはピクリとも動かない。それでもかわいいのだからたいしたものだ。

うつむくシジュウカラ

おまけ写真:うつむくシジュウカラ

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2003/02/08

新コーナー「釣り人列伝」。第1回の今日はめまるさん

めまるさんといえば釣り名人であることはもう皆さんご存知のとおりだからいまさら説明する必要はない。しかし「めまる」というのが実は猫の名だということはご存知だろうか? 一般に我々が「めまるさん」と呼んでいるのは「猫のめまるクンのご主人」を略してそう呼んでいる。「めまるクンのご主人、ハリスなんセンチ?」とかって言うのは面倒じゃないか。そこで、猫のめまるクンの飼い主である人間のことを「めまるさん」と呼んでいる。

さてこの人間のめまるさん。後片付けがめちゃくちゃ早い。XさんやトラさんやTacoさんはわりと遅いから(Tacoさんは最近早くなったけど)、彼らと一緒にいるときはノンビリと片付けていればいい。それでもおいらのほうがたいてい早い。しかしめまるさんと二人で釣りに行ったときは、後片付けのときも気を抜けない。おいらも早いほうなのだけど、めまるさんはもっと早い。釣りをしている最中も、名人だけにアワセの動作が格段に多く、実際によく釣るしで、緊張感が高まってくる。その前に、釣りの支度も相当早い。めまるさんが宙釣りをするときなんか、おいらがバラケを作っている最中にもう1枚目を釣ってたりする。というわけで、めまるさんと一緒に釣りをするときは、釣り座に座った瞬間から立ち上がる刹那まで、気を緩めることはできない。緊張感ある釣りを望むならめまるさんと釣りに行くといい。

めまるさんが早いのは支度や片付けだけじゃない。釣行記の更新もむちゃくちゃ早い。おいらも即日アップしたりしてなかなかがんばっているはずなんだけど、それよりも早かったりする。今日も一緒に釣りに行きその釣行記を先ほど書いたのだけど、おいらがアップするより先にめまるさんはアップしていた。数行の短いものとかっていうなら話は別だがそうではない。まとまった文章を書いている。釣りに行ったその日に更新するだけでもたいしたものだと自負していたが、めまるさんはもう一段上を行く。

というわけで、めまるさんは早い人だ。

追伸。こないだの釣行記のなかでおいらはめまるさんのことを「名人」と称していたのだけど、「そういうのやめてくれよ、恥ずかしいじゃないか、バカヤロー」とめまるさんは今日言っていた(ほんとは、そういう趣旨のことをもっと穏やかな言葉で言っていた)。が、だいじょうぶですって。おいらの文章をそのまま真に受ける人なんていやしませんて。いやいや、ウソを書いてるわけじゃないんだけど(ときどきワザと書くけど)、なんだって大げさに書く習性があって、そういうことは普通の読解力がある人ならみんな分かっているはず。「また“やの”のバカがいいかげんなことを」くらいに読んでますよね、みなさん? そうでない人がいるのなら、そのへんを割り引いて読んでくださいね。とはいえ、めまるさんが早い人であることに変わりはない。

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2003/02/06

「釣れ釣れくんPC5」は失敗作だった。

今日メーターセットをやるときに「釣れ釣れくんPC5」を試してみた。オモリの調整をしていざエサ打ち開始。しかしこのウキは自力で立ち上がることができない。トップが長く脚が短いため、ウキを立ち上がらせるために大きな力が必要になる。しかるにこのウキはボディー長が短いため浮力が小さい、つまり、小さなオモリしか背負うことができない。

だもんだから、いちいち竿尻を手前に引いて道糸を動かして、ウキに勢いをつけてやらないと立ち上がらない。いったん立ち上がればオモリ調整した位置にまでトップは沈み、あとはウキの動きが魚の挙動を伝えるのだけど、そんな面倒なウキは使ってられない。しかも、もっと重要なこととして、立ち上がりに際して現れるウキの動きが分からないんじゃ話にならん。ふつうウキは立ち上がろうとした瞬間から水中の様子を伝えるものだ。PC5はこの点で決定的にダメ。

オモリパワー

このPC5と一緒に作った「PC4」も同じ理由でダメだろう。「PC6」は分からない。ボディーが長い(オモリを多く背負える)ため、自力で立ち上がるかも。同様の設計基準、といっても「さみだれ」を真似しただけなんだけど、まあとにかく同じ基準で作ったPC8はとりあえず使えている。6は微妙なところだ。

それと、自力で立ち上がるPC8、10、12に関しても言えるのだけど、トップの塗装が厚かった。ごってり塗ったら色が分かりやすくていいかなぁと思って厚塗りしたのだけど、どうも水との抵抗が強いような気がしていかん。これは気のせいかもしれないが、トップが重たいことは問題かも。重たいぶん、立ち上がりの滑らかさというか軽やかさというか、に欠けるような気がして。

釣れ釣れくんPCシリーズは一から出直しだ。

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2003/02/03

いまさら知らない人はいないと思うがホームページの基本は毎日の更新だ。なんて、たまたま四日連続で更新したからっていい気になってみる。

昨日予告したとおり今日は魚釣りに行ってきた。場所は椎の木湖。予想していたとおり、風がなくて晴れている。土曜日は大型タンカーも転覆しそうな大荒れの水面だったが今日は鏡のようなツルツルの水面に違いない。などとワクワク気分で釣り場へ。で、いざ水面を眺めてみるとすりガラスのようになっていた。凍っているとは驚き。それでも既に20人ほどが氷を割って釣りをしている。

今日は1号桟橋で11尺の段底。朝からアタリはけっこうあるのだけどカラツンばかりで全然釣れない。ほんとに全然だめで1枚目が釣れたのは10時40分ごろ。バラケのタッチやアタリの取り方よりも、今日はタナがだいじだったらしい。2cmくらいずらしたところでようやく釣れた。それから1時間くらいの間に6枚追加していい感じになったものの、なぜだか知らないが急激にアタリが出なくなった。なんともならんので昼過ぎくらいから8尺テンテン。14時半までやって6枚追加。ここでおしまい。13枚10キロ。1号の底釣りはなんともならん。やっぱり段底は15尺程度の水深でやったほうが感じがいい。

ちなみに今日は自作のウキを使った。段底で全然釣れない時間帯は、もしかしてウキが悪いんじゃないかという不安で息苦しいくらいだった。なにか神秘的なパワーで食いアタリだけを排除しているんじゃなかろうか、などと心配になる。が、ちゃんと釣れてよかった。

PC8

このウキは8尺テンテンのときに使ったボディー8cmのもの。書き込んでないのだけど、おいらの作ったウキには一応名前があって、「釣れ釣れくん」という。だから写真のウキのフルネームは「釣れ釣れくんPC8」。「8」のところは「エイト」と読もう。そうすればサイボーグみたいでかっこいい。

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2003/02/02

いまさら知らない人はいないと思うがホームページの基本は毎日の更新だ。なんて、たまたま三日連続で更新したからっていい気になってみる。

ちかごろは風が強い。先週の土曜日も大荒れだった。これは天気予報どおりだったからまだいいのだけど、昨日は予報に反して大荒れだった。いずれにせよ、ここ2回の釣りはザブザブで釣りになってない。楽しむために出かけているのに、こんな風だと楽しみよりも苦しみのほうが大きいくらいだ。というわけで、ストレスがたまって死んでしまいそうだ。

死んでしまったらいけないので、明日は釣りに行こうかと思って。

比較的風が穏やかそうだ。段差の底釣りの醍醐味である小さなアタリも判別できるに違いない。だいたい底釣りの何が楽しいかといって、微妙な小さなアタリを見逃さずにとって釣ることだ。隣の釣り人に「え、いまあたったの?」って訝しがられるようなアタリがとれたときの喜びといったらもう、たとえばなんだろう、バス釣りでいったらラインに出たアタリがとれたみたいなものか。編集作業でいったら「メモり」を「メモリ」に正すみたいなものか。味付けでいったら塩だけで甘みを出すみたいなものか。なんであれ、そういうところが醍醐味だ。アインシュタインも「神は細部に宿る」と言ってる。風が強いんじゃ細部もへったくれもあったもんじゃない。

しかし「へったくれ」ってなんなんだ? あともひとつヘンなのが「しゃしゃり」。「にべもしゃしゃりもない」とか「しゃしゃり出る」の「しゃしゃり」。「しゃしゃりとへったくれ」とかって並べたら道徳の教科書に採用されるかもしれない寓話が書けるかも。いやどのみちおいらには書けないのだけど。

なんてことはもうどうでもよくて、こんなふうにダラダラと書いたところで言ってることは「明日釣りに行く」のみ。むちゃくちゃ燃費の悪い車みたいな文章だ。でもガソリンなりなんなりを消費しているわけじゃないから別にいいのだって開き直ったところでなんなんだ、まったくもう。

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2003/02/01

毎度おなじみ、ウソです今回が初めてです、「PCナウ」のコーナー。

PCと聞いたら多くの人がパーソナルコンピュータを思い浮かべるのではなかろうか。建築関係の人やマンション購入を考えている人だったらプレキャストコンクリートをイメージするかも。竿の扱いの下手な人だったら、ことによるとプアキャスト(貧乏投げ)を連想したり。ウソですそんな言葉はありません。

さて。ここでいうPCとはポリカーボネイト。

ポリカーボネイトは、ポリ炭酸エステル型構造を有する樹脂の総称で、理論上は多くの樹脂がありますが、普通ポリカーボネイトといえばビスフェノールAから製造したものをさします。
---- 株式会社ムラタ資料室より

だそうです。まあしかしそんな詳しいことは置いといて構わない。このポリカーボネイトという素材で出来たムクのトップはグラスのムクよりも浮力があってパイプトップよりも浮力がない、という点だけおさえておけば十分。

で、このPCムクトップが近頃は気に入っている。あらゆる水深の釣りをPCムクでカバーしたい。しかしPCムクのウキは1本しかもっていない。いろんなサイズのウキを買い揃えるのはお金がかかってたいへんだ。そこで、自作。

PCシリーズ

現在3本が完成している。画像左側の3本がそれ。これら3本で8尺から15尺くらいまでのタナをカバーできる。それより深いタナは予め持っていた1本でだいじょうぶ。だから現在のところテンテンの釣りを制覇した。

足先の赤い右側の3本は現在製作中の浅宙用。ボディーにヤスリがけをしてニスを塗ればできあがり。ボディー長4、5、6cm。これでメーターダナも制覇できるに違いない。

今日は野田幸手園に行ってきた。完成している3本のうちの2本を使ってみた。とりあえず、ちゃんと浮いた。だいたいこれくらいだろうと予想していた程度のオモリを背負った。しかしアタリが全然出ず釣れずじまい。ちなみにこれはウキが悪いわけじゃなくて風が悪い。一日中風ボーボーでサワリもアタリもあったもんじゃない。

ちなみに釣果は、風のなかった朝のうちになんとなく釣れた3枚のみ。日ごろから繊細な釣りをしているものだから、波だってサワリが読めなくなると釣りが成立しない。もうちょっと大雑把な釣りも練習しておかねばなるまいナンツッタリシテ。

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