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今日の買い物

2001年5月

2001/05/30

5月19日、智光山公園で撮った写真をようやくスキャンした。公園レポートのページでも作ろうかと思って撮ったのだけど、園内の風景って全然おもしろくないね。なのでレポートページを作るかどうかは不明。作らない確率80%くらい。レポートはやめて、ここで小出しに使おうかと思って。

風景よりもルアーのクローズアップ写真のほうがよっぽどマシね。というか、ルアーのクローズアップはかなり楽しい。じつはいたく気に入っている。鳥を撮りにいって余ったフィルムでなにか撮るならルアーがいい。こんどはスピナベのヘッド部分の写真を撮ってみようかと画策中だ。

今日はスーパーシャッドでも。

スーパーシャッド60

これがスーパーシャッド60・SP。去年の冬はこればかり投げていた。しかし今年はディプシードゥばかり投げていた。たぶん今年はスーパーシャッドで1匹も釣ってない。

というのは、今年は大岩田に行かなかったからだね。大岩田スーパー護岸とか武器学校スロープとか技研スロープはこのスーパーシャッド60がいいと思いますよ。潜る水深がちょうどいい。今年は石田ブレークが多かったんで、もっと潜るディプシードゥ3を多用してたわけですな。

あとなんだろう。今じゃあまり思い入れがないので語ることが思いつかん。ルアーは性能うんぬんよりも好き嫌いが大事ね。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.5・320


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2001/05/29

軽井沢野鳥の森に行ってきました。

04:30 出発
04:40 所沢IC(6km)
05:10 上里SA着(74km)
05:50 横川SA着(121km)
06:25 横川SA発
07:00 軽井沢野鳥の森(149km)

いろんな鳥がいていいところでした。オオルリ、ゴジュウカラ、ヒガラ、コガラを初めて見ました。姿は見えないものの、聞いたことのない鳴き声がいくつかあったと思います。写真はダメでした。葉が茂ってて鳥の姿をなかなか見つけられません。たまに見つけても、いいところにはなかなか出てきてくれません。しかし鳥は多かったと思います。

軽井沢というのは日帰りでもじゅうぶん行けるんですね。途中朝食をとっても2時間半でした。距離にして約150キロ。西浦の倍程度でしょうか。さすがに毎週行くのはたいへんですが、年に何回かは行ってみようかと思う距離です。

この野鳥の森のすぐ近くに星野温泉ホテルというのがあって、そこの駐車場に車をとめることができるそうです。とめていいのか分からなかったのでホテルの受付の人に聞いたら、かまわないと言っていました。物腰がやわらかく言葉づかいが丁寧なとても感じのいいお兄さんでした。この一事をもって、泊まるに足るホテルに認定しました。建物は古びた感じに見えましたが、いつか泊まってみようと思います。

葉が落ちたころにまた行ってみようかと思っています。

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2001/05/27

今日はどうせ寝過ごすんじゃないかと昨日の段階では思っていた。がんばって早起きするほどの釣り熱が今のおいらにはないだろうと予想していた。寝過ごしたら寝過ごしたでなにかほかのことをして一日を過ごせばよかろう、というようにいいかげんに考えていた。

しかし今朝、目覚し時計が鳴る前に勝手に目がさめた。1時間も早く、自動的に目が覚めた。もしかしておいらはバス釣りが大好きなんだろうか。自覚している考えとは別の部分で、バス釣りに行きたくてしょうがない状態だったんだろうか。不思議だ。

今日のルアー。

TDバイブレーション


誰もがひとつは持っているに違いない、TDバイブレーション。石田のシャローフラットにブン投げてジャンジャン巻けば、やる気マンマンのビッグフィッシュが次から次へと食ってくる、という魔法のルアー。

とか言ってみたりしてね。いや、ほんとにそうなのかもしれんよ。でもね、おいらこれで釣ったことなくて。これに限らず、バイブレーションというタイプのルアーで1匹も釣ったことがない。何度か乗せたことはあるんだけど全部ばらした。ほんと、下手でね。

ま、しかし、風の強いときは無理にクランク投げずにバイブレーション投げたらいいんじゃないかと思ってときどき使ってます。いかにも根掛かりしそうに思えるけど、実際はさほどでもないし。なにより、逆風でもよく飛ぶのがいい。しかしこの点以外のメリットについては、おいらはまだ知らない。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.8・1250


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2001/05/26

あした雨みたいですね。マルト行くかも。しかし決意が甘いので起きられるかどうか不安。運良く起きられて行ったとしたら、川に行く予定。

今日はのんびりと過ごしていた。サブ水槽にいた子メダカとフナをメイン水槽に移し、サブ水槽を掃除した。新しい砂を入れ、新しい水を張った。あとは新しい魚を入れるばかりだ。そのためにびん沼にギルを釣りに行ったのだけど、ギルは釣れなかった。モロコとクチボソとハスが釣れたのみ。小さなオイカワでもよかったのだけど、それも釣れず。ピカピカのサブ水槽には水と砂だけが入っている。

今日のルアー。

ステイシー60


これが有名なステイシー60。数々のビッグフィッシュをものにしてきた歴戦の勇者だ。うそ。小さいのしか釣ったことない。今年は、スピニングタックルを使うことはほとんどなかったので投げすらしなかった。しかしいつか使う日もくるだろう。いや、仮に使う日がこなくても、色や形が美しいので持っているだけでもいい。とはいえ、高く買ってくれる人がいるなら売ってもいい。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4・1600


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2001/05/22

ほしいものはこれこれ、と。以上、今日のメモ。

お次は、今日のルアー。

ファットペッパー


数々のビッグフィッシュをモノにしてきたファットペッパー、というほどこれで釣ってない。でも何匹かキロフィッシュを釣っている。とはいえ、この色のでは釣ったことがない。ま、しかし色は関係ない。というか、バス釣りの要素においてルアーの色は優先順位がそうとう低い、ような気がして。なんてことを、半日がんばって1本釣るのがやっとというおいらに言われたくはないでしょうな。能書き釣り師とはオレのことだ。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.8・3200


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2001/05/21

おとといと昨日は、日本にいない鳥の写真を撮った。そこで、世界の野鳥が載っている図鑑を買ってきた。日本ヴォーグ社の『鳥の写真図鑑』という図鑑。イギリスで刊行された本の日本語訳らしい。世界の鳥800種が載っている。この週末に撮った全種類の鳥が載っていたわけではないが、多くの鳥が載っていた。

世界の代表的な鳥を選択してまとめられたこういうコンパクトな図鑑ではなくて、ほんとはもっと本格的な図鑑がほしかった。北米、南米、アフリカ、アジア、オーストラリアと、世界の各地域それぞれの本格的な図鑑がほしかった。しかしそんな気の利いたものは、邦書はもとより、洋書でも置いてなかった。amazon.comの出番か? しかし「図鑑」は英語でなんというのだろう。

世界の鳥図鑑はいずれ買うかもしれないがとりあえず置いといて、その前に新たな日本の図鑑がほしくなった。小学館の『日本野鳥大鑑 鳴き声420 / 全1巻増補版』というたいそうな図鑑だ。鳥の鳴き声入りのCDが入っているらしい。BGMの代わりにずっと鳥の声を流しておいたらどうだろう。ああもしかして楽しいかも。でもオオヨシキリのところなんかはうるさいかも。いやいや、それはそれで楽しいに違いない。ほしいかも。

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2001/05/20

昨日に引き続き今日も動物園だ。東松山のこども動物自然公園に行ってきた。は昨日と同様、標準ズームを持っていった。園内案内の看板などを撮っていた。おいらは今日は300mmの望遠レンズを持っていった。これで哺乳類や鳥類を撮った。

ラベンダー

小規模な動物園かと思っていたが、意外に多くの動物がいた。大きいほうではキリン、シマウマ、ラクダ、ダチョウ、カンガルーなど、小さいほうではエキゾチックな鳥類各種にくわえウサギ、ヤギ、カメ、コアラなど。案内によるとチョウゲンボウの調教の実演が見られるとのことだったが、これは見逃した。飼育動物のほかに人間もたくさんいたが、売店周辺以外は混雑を感じない。今日はずいぶんと暑かったが、園路は多くの場合木々に囲まれていて涼しげだった。休憩したければ木陰はいくらでも見つかる。缶ジュースは120円だった。出来合いのヤキソバは400円だった。

この動物園は網のフェンスなどがなくて写真が撮りやすい。動物とレンズの間に障害物が入らない。意図的にそうしているように思われる。何種類かの鳥が飛び回る大きな鳥かご、というか建築物というか、そういうところがあって、その中に入ることができる。望遠レンズ大活躍。ここが一番よかった。

ああそれで、上の写真は動物園とは関係ない。字だけじゃさびしいので無理やり入れた。ベランダに植わっていたラベンダー。いまはもうこの花はない。今日妻に刈り取られていた。妻は伸びてきたラベンダーを刈り取り葉をむしり取り、その葉を乾燥させて芳香剤にするつもりだそうだ。これを書いているいま、ラベンダーの香りが漂っている。いい香りだと思うよりも、観光地のドライブインのお土産売り場を思い出す。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.5・500


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2001/05/19

車を点検に出しに行ってきた。ホンダのお店が狭山にある。10時ごろお店に到着し、車を預け、その足で智光山公園に行った。智光山は「ちこうざん」と読む。ずっと「ともみつやま」だと思っていたが、看板にふりがながしてあり、今日ようやく正しい読み方を知った。

ホンダのお店は西武線新狭山駅の近くにある。そこから電車に乗って隣の狭山駅で下車し、バスに乗って20分ほどで到着。も一緒だ。2人ともカメラを持っている。おいらは広角レンズとマクロレンズを持っていった。妻は標準ズームとクローズアップフィルタを持っていった。

雑木林の中の遊歩道を歩いてゆくと、ヘラブナ釣り場あった。林に囲まれていて気分がよさそうだ。あまり混んでいなかったのも好感触。いつか行きたいと思う。

さらに園内を進んでゆくと、バラ園があった。今がちょうど花盛りらしく、いろんな種類のいろんな色のバラがたくさん咲いていた。ここでマクロレンズが大活躍。とはいえ、バラはさほど撮って面白い感じでもない。

智光山公園には動物園が併設されている。入場料は200円。何の気なしに通りかかったマーコールという動物のところで出産のシーンに遭遇した。マーコールというのはカシミールだとかトルキスタンだとかの山岳地帯に生息するヤギだそうだ。お父さん、お母さん、子供2頭の計4頭が柵の中にいたのだけど、お母さんのお尻のところから水の入った風船状のものが飛び出していたので「やや、これはもしや出産か」と思いしばらく見ていたら、お母さんがふんばった。そしてヒヅメのようなものが出てきた。風船はすでに裂けている。さらにふんばると、こんどは頭が出てきた。が、まだつっかえているようだ。さらに5分ほど経つと、ようやく頭がすっぽりと外部に露出し、そこまでくるとあとはツルリと全身がすべり出てきた。我々を含め7人ほどのギャラリーが見まもる中無事出産。あたりに感動の濛気が立ち込めた。「ああ生き物ってすばらしい」とは思わなかったが「なんだかスゲーや」とか思った。

生まれたてマーコールの写真を撮るには撮ったが手前の金網が邪魔だった。

ほかに、騒がしいニホンザルとかへんな模様のカモとかカゴに入ったワライカワセミとかいろいろいて楽しいところだった。動物は一般に野生で見たほうが感動的ではあると思うのだけど、だからといって飼育されている動物が退屈だということはない。ふだん見られない動物を見たり撮ったりするのはけっこう楽しい。いまおいらは西浦よりも動物園に行きたい気分だ。

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2001/05/16

司馬遼太郎の『坂の上の雲』(文春文庫全8巻)を昨日読み終え、いま脱力感を味わっている。熱中して長い本を読んだあとって気が抜けてだめね。

『坂の上の雲』は明治の最初のころから日露戦争の終結までが舞台になっている。これを読んでいると、その期間の日本や世界の気分というか、その時代のイメージがつかめてくる、ような気分になる。『坂の上の雲』に限らず司馬遼太郎の本を読んでいるとその時代がイメージできてきて、とても喜ばしい。

しかしここで思うには、おいらは現代に生きているにもかかわらず現代の気分がイメージできないとはこれいかに。百年先の司馬遼太郎が現代について書いた本が手元にあればいいのになぁとか思って。

さてしめっぽい話しはこれくらいにして、今日はポピーの写真でも。

宗岡農耕地の端を荒川に沿って走る道路のわきに植わっていたポピー。2001年5月12日、鳥を撮る合間に撮影。

ツボミ


鳥用の望遠レンズでそのまま撮ったツボミ。これを撮ったあと、やっぱマクロレンズで撮ろうと思って車に戻り、レンズを付け替えた。
F5・AF-S Nikkor500mmF4D+TC20E RDP3 f8・200


開きかけのツボミ


こうやって、ツボミは裂けるらしい。中に入っている花びらの赤さといい裂け具合といい、なんだか毒々しい。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.2・1000


前ボケ入りのツボミ


マクロ撮影の教科書に載っていた「前ボケ」というのをやってみました。ツボミとレンズの間にわざと花びらを入れて撮ったのがこれ。被写体であるツボミの手前にある赤い花びらがぼやけたせいで、赤みがかかりました。なんだかそれらしくて楽しい。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f4.5・640


花


これが花。きれいなんだかそうでもないのかよく分からんが、少なくとも大雑把な感じではある。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f3.8・1600


前ボケオシベ


これもポピーの花。上の花は赤かったけどこっちはピンク。オシベは黄色。これもまた前ボケの練習。オシベとレンズの間に花びらを入れてみました。こりゃいかにもって感じだ、などと悦にいってるのだけど、どうでしょう。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f5.6・800


まあそんなけで、マクロ撮影の教科書に載ってるようなものを目指してみました。いい写真なのかそうじゃないのか見当もつきませんが、撮った本人はけっこう楽しい気分になっています。

しかし仮にいい写真であったとしても、花の写真ってせいぜい「きれいだな」という程度なんじゃなかろうか、とか思えてきた。鳥なら、こんなところでこんなことしてた、というようなニュースっぽさがあって耳寄り度が高いじゃないですか。その点花はどうもね。ただきれいなだけだもんね。それでも「お、きれいじゃないか、なんだかいいよ」というように自己満足は味わえますな。

まあとりあえずは、本人が楽しけりゃいいだろうということで。

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2001/05/15

ルアー列伝その1
ディプシードゥ3・SP

これが数々のビッグフィッシュをものにしてきたディプシードゥだ。というほど、じつは釣ってない。が、冬の石田ブレークでいくつかいいのを釣ったことがある。

ディプシードゥ


小さいのによく潜るというのがいいところ。比較的浅い石田のブレークに最適。たぶん2.5mくらいは潜る。ファットペッパーほどは潜らない。しかしその分、投げるのも巻くのも軽くて疲れない。

この色をなんと呼ぶのかは知らないが、おいらはこれが気に入っている。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f16・125


ディプシードゥ


このように近くで見ると、目がけっこうかわいらしい。この愛らしさが釣果の秘密。やる気のないバスもこの目の魅力にほだされて思わずパクリと食らいつく。

そんな感じで3本揃えれば優勝だ。バス釣りなんてチョロいもんだな。

などと豪語していたのはいつのころだったろうか。いまやおいらに釣れるバスが世の中に存在しているなんて、とてもじゃないが信じられん。あああのころはよかったなぁ。
F5・タムロン90mm F/2.8 MACRO RDP3 f5.6・640


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2001/05/10

第14回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新。なぐさんとmura王さんのエントリーを追加。これで参加予定者は11組13人。優勝賞金がまとまってきた。負けるわけにはいかん。というほどの意気込みでもなかったりする。優勝よりも、3キロ釣って昇段したいという気分のほうが強い。「やっと初段になったばっかりの若輩者です、はい」とか言うのが夢だ。

今日はモズの写真でも。

モズ


ひときわ高い杭を選んでとまるあたりがいかにもモズらしい。やはりモズはこうでなければ。

秋口に見かけるモズは、こういう見晴らしのいいところにとまったら多くの場合キィーキィーとかん高い声で鳴いていたが、このときは鳴かず、尾をクルクルと回転させながら周囲を見回していた。尾のクルクルがたまらない魅力だ。

「なんかその乱杭のところって魚がついてそうだなぁ」とか思ったあなた、いかれてるよ。これらの杭は畑に刺さっているので根元にジグを放り込んでもバイトは得られない。
2001-05-06 富士見江川農耕地
F5・AF-S Nikkor500mmF4D+TC14E RHP3 f5.6・2500


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2001/05/09

読者から問い合わせがあった。入門書片手にJavaプログラミングを勉強している関西弁バリバリのおっちゃんだ。その入門書はおいらが担当した本ではないが、担当者が会社を辞めてしまったのでおいらのところに電話がまわってきた。

おっちゃんは、2次元配列のサンプルプログラムで困っているらしい。そのプログラムは、学生のテストの成績を一覧表示し、平均点を出すというもの。

  国語 算数 社会 平均点
ヒヨ助 60 70 50 60
ハト子 90 100 80 90
モズ雄 50 90 40 60
平均点 67 87 70  

このような一覧表を表示するのが目的だ。サンプルプログラムでは、生徒たちの成績が2次元配列に収められている。そして、それをもとに平均点を算出する。これによって2次元配列の宣言の仕方や、配列内の個々の要素へのアクセスの仕方を学ぼうというのが趣旨。

さて、おっちゃんが気に入らないのは、あらかじめ配列に点数が入っている点だ。「これじゃ応用が利かないじゃないか」、という。「マウスで升目を選択し、そこに自由に値を入力できるようにしたいんだけど、そういうことが書いてる本はないかね?」だそうだ。さらに言うには、「いやね、エクセルとか使えばいいんだろうけど、Javaでやるほうがやっぱりおもしろいからね」ときたもんだ。

ふむ、素晴らしい志だ。しかしそのためにはSwingを勉強せんならん。イベントだとかインナークラスだとか、いろいろ難しい概念とそのコーディング方法を理解しなきゃならん。ことによると、モデル・ビューアーキテクチャがどうだとかオブジェクト指向がどうだとかいう面倒な話題まで出てきそうだ。

話しっぷりからすると、それは現状のおっちゃんにはそうとう荷が重い。電話で説明したくらいじゃその道のりの遠さは伝わらないだろう。話している途中で気づいたのだけど、なにしろこのおっちゃんは合計点の出し方すら分からないらしいのだ。平均点を計算している部分をほんのちょっと書き換えるだけじゃないか。というか、平均点を算出するために既に計算されているはずだ。

結局おっちゃんが望んでいたのはJavaによるGUIプログラミングの本ではなくて、自由に点数を入力することができて合計点を算出するサンプルプログラムが載っている本、だった。おっちゃんが望むズバリそのもののサンプルが載っている本を探しているらしい。さすがに世の中そんなに都合よくはできていない。「それは探しても見つからないと思いますよぉ」と答えたらあっけなく引き下がった。

というわけでこの話しはめでたくおしまいになるのだけど、気になるのは、関西ではアプリケーションのことを略して言う場合「アプリケ」になるのか? 少なくともこのおっちゃんはそう言った。マクドナルドのことを「マック」ではなく「マクド」と言うのと同じ要領で「アプリケ」、ですか?

もしそうだとしたら関西のみなさんには失礼なんだけど、ちょっとヘンじゃないですか? 関西人の言語感覚からすれば自然だとしてもおいらの感覚としてはそりゃあんまりだ。電話口でプっとふき出しちゃったよ。そのまま咳払いに移行してごまかしたけど、「アプリケ」以来ニヤニヤが止まらなくて困ったよ。関西のみなさま、そのへん、どうなんでしょう?

関西の人がこれを読んでいるとは思えんが、知りたいよ。

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2001/05/07

お知らせするのを忘れてました。

今度の3キロでは、優勝賞金に5,000円が加算されます。マルトボートさんが賞金5,000円を提供してくださいます。たとえば10組が参加した場合の優勝賞金は1,500×10+5,000=20,000円となります。こうなると俄然勝利への情熱が湧いてきますね。

この5,000円をどうするか考えてはみたのだけど、結局優勝賞金にすることに決めました。ほかに考えたアイデアは以下のとおり。

ビッグフィッシュ賞
最大魚を釣った人に賞金を出すことを考えました。しかしこの場合、長さなり重量なりを別個に計測しなきゃならん。どうもそれが面倒に思えたのでやめました。

スモールフィッシュ賞
マルトボートの新年の大会ではこういった賞があります。もっとも小さい魚を釣った人に与えられる賞です。まぁこれも楽しむ上ではおもしろくはあるけど、小さい魚を称えるのは3キロの趣旨に反するので却下。計測するのが面倒なのはビッグフィッシュの場合と同じだし。

3キロ賞
3キロ以上の釣果を出した人に与えられる賞です。複数人の場合は賞金を分ける。とはいえ、割り切れない場合なんかは小銭を用意するのが面倒なのでイマイチ。誰も3キロ釣らなかった場合のルールを考えるのも面倒。なので却下。

第2位、第3位
第2位とか第3位の人にも賞金が出るというのはどうだろう。と考えたのだけど、こうすると「2位狙いの作戦」というものがありえちゃうような気がするじゃないですか。どうもそれは気に入らないなぁと思って。

というわけで引き続き「優勝者だけが勝利者でありそれ以外の人は敗者だ」という趣旨でやることにしましょう。鶏口となるも牛後となるなかれ、でございますよ。

今日の植物のコーナー。

ツボミ


これはなんだかさっぱり分からん。見当もつかん。ありふれた植物ではあると思う。なんなんだろう。ツボミだけで識別できる人はいるんだろうか。だとしたら、植物2級くらいではあるんじゃなかろうか。おいらはまだ10級だ。というか、級以前の段階だ。バス釣りでたとえると、ヘチツネ以外で釣ったことがない段階。800gくらいで「これむちゃくちゃでかいよ」と思ってしまう段階。ベイトタックルをほとんど使ったことがない段階。スピナベで釣れるなんてとてもじゃないが信じられない段階。などといくらでも思いつくような書きっぷりだが、最後のたとえをひねり出すのにタバコ1本吸う時間を要した。
2001-04-30 近所 F80・タムロン90mm F/2.8 MACRO RHP3


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2001/05/06

富士見江川横の農耕地に、今年もオオヨシキリがやってきた。コチドリもやってきた。よかった。

キジのオスはこの季節、縄張りを宣言するために高らかに鳴く。広々とした農耕地に響きわたる豊かな声量、するどい声質でしばしば鳴く。キジのこの鳴き声はケーン・ケーンと書かれていることが多いが、おいらにはコー・コーと聞こえる。今日はこの鳴き声をあげる様を目撃した。まだ水の入らない乾いた田でエサをついばみつつキジが歩いていた。ついばんでは様子を見回し、すこし歩いてはまたついばみ、の繰り返し。しばらくすると、農地よりも一段高いアゼ道のうえにのっかった。ここでキジは背筋を伸ばし威儀をただした。そして、コー・コーと鳴き、羽をバタバタと激しくばたつかせた。コー・コー・バタバタバタというのが縄張り宣言の基本パターンだ。このバタバタの様子が撮れたかもしれない。

久しぶりにモズを見た。一応撮ってみた。オオヨシキリは近くに出てきてくれず、撮れなかった。コチドリはちょっと遠かったが撮っておいた。なにしろかわいいので、ついついシャッターを切ってしまう。スズメの砂浴びが撮れたかも。撮れてれば、これはそうとうかわいらしいはずだ。カルガモが何度も目の前を横切って飛んでいった。思わず何枚か撮ってしまった。

今日の植物のコーナー。

タンポポ


これはタンポポ、とまでは分かるが、なにタンポポかは分からない。じつは図鑑には、「タンポポ」という種は載っていない。そのかわり、何々タンポポというのが十数種載っている。別に根拠はないが、この写真はセイヨウタンポポなんじゃないかという気がする。あるいは、カントウタンポポだろうか。

図鑑によると、カントウタンポポなど日本在来の種は近年、ヨーロッパ原産の帰化種であるセイヨウタンポポに駆逐されつつあるらしい。セイヨウタンポポが侵略してきたということで、「タンポポ戦争」と言ったりするのだそうだ。このことばの発明者は、形容矛盾かと思われるような語を組み合わせたところが自慢なんだそうだ。これはうそ。

タンポポは、睡眠運動をするらしい。詳しい説明が見当たらないが、夜になると花を閉じて明るくなると再び花を開く、ということだと思われる。写真のタンポポは日中に撮ったのだけど、この日は今にも雨が降りそうなくらいに曇っていたので眠っているのだろう。あるいは、この日急激に冷え込んだので閉じているのかもしれない。ほとんどのタンポポが閉じていた。
2001-04-22 荒川土手 F80・タムロン90mm F/2.8 MACRO RHP3


オオジシバリ


この花はタンポポではない。撮ったときは、まあタンポポみたいなもんだなと思っていたがタンポポの一種ではなかった。オオジシバリという植物なんじゃないかと思われる。タンポポはキク科タンポポ属だがこっちはキク科ニガナ属だ。

まあそれくらいで、特筆すべきことがらが見当たらない。とにかく、タンポポじゃないということを憶えておこう。
2001-04-30 富士見江川 F80・タムロン90mm F/2.8 MACRO RHP3


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2001/05/05

釣りに行ってきた。

釣りにいくとき、なにかしらいいことをすると釣れるんじゃないか、と考えることが多い。KENさんのトーナメントのときおいらは賞品のビデオを提供した。どうせ見ないであろうビデオがたくさん余っていたので賞品にすることを思いついたのだけど、そのことを思いつくと同時に、ビデオを提供するという善行によって釣果に恵まれる可能性があるんじゃないか、と考えた。捨てラインを回収した場合も、これで1本余分に釣れるかも、と考えたりする。

今日は2度捨てラインを回収した。それによってまともなサイズのを2本釣ることができた、のかもしれない、などと考えるのが好きだ。

なんてことはどうでもいい。問題は、捨てラインが長いってことだ。引っ張るとラインが伸びて強度が落ちるから手元で切るんじゃないか、という説がある。さもありなん。しかしだよ、手元で切ったあとなぜそのまま捨てるんだ。切った先を引っ張ればいいじゃないか。ラインを腕に巻きつけたり、あるいはハンカチを手のひらに巻いてその上からラインを巻きつけて引っ張ればさほど痛い思いをせずに切ることができる。細いラインの場合であればたいていは結び目で切れるだろう。太いラインであれば根掛かりを外せることも多い。なのに切って捨てちゃうなんていったいどういう神経してるんだろう。

それにあれだ、細いラインじゃなきゃ釣れないみたいなことを吹聴するバス釣り雑誌もどうかと思うよ。たしかに細いラインの軽いリグじゃなきゃ釣れないこともあるだろう。それをテクニックとして紹介するのもいい。しかしだ、そのテクニックはラインやワームを湖中に放置する危険性がきわめて高い、とか、細いラインで大きな魚を取り込むのは相当難しい、とか、そういうマイナス面もしっかり説明しなきゃおかしいよ。「細いラインで釣るワザがある、しかし本誌ではお奨めしない」という論調でやってもらいたいもんだ。

ああなんかこう、憎悪する気分が湧いてくる。これを書き始めたときはそうでもなかったのに、書いてるうちに湧いてきた。が、書くことによってちょっとおさまってきた。

いったいおいらは1人でなにをやっているんだろう。やれやれ。

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2001/05/04

8時起床。のんびりと朝食を食べて、10時ごろ出撃。荒川河川敷の田んぼに行ってみた。15羽くらいのムナグロの群れが田んぼで休んでいるのを発見。30mくらいの距離に陣取る。しばらくじっとしていたら近寄ってくるかもしれない。

そんな感じでぼんやりとしていたら、50だか100だか分からないが、ムナグロの大きな群が飛んできた。上空をあっちにいったりこっちにいったりしている。ときどき高度が下がって、着地するか、と思わせるのだけど再び上昇したりする。飛んでいる群れを撮影。しばらくすると遠くのほうに降りていった。30m先のムナグロはあいかわらず休んでいる。あまり動かない。少なくとも、近寄りはしない。もうしばらく待ってみる。

するとこんどはチョウゲンボウがやってきた。どこにいたのかわからないが、気がついたときには目の前を横切った。ああ遠くに行ってしまうよ、と思ったら、戻ってきてホバリングをしている。わりと近い。といっても50mくらいあったかもしれない。が、とにかく、これまでに見たどのチョウゲンボウよりも近い。撮影。ああ撮れてるといいのだけど。

荒川沿いの広場では多くのムクドリと数羽のスズメと数羽のヒバリがついばんでいた。ヒバリが近寄るのを待っていたとき、その広場のむこうのアシ原に小鳥が見えた。アシに近寄ってみる。オオジュリンとかコジュリンのようにアシにつかまっては茎をつつき、別のアシに飛び移ってはまたつつき、とアシ原をチョコマカと動いていた。3羽いた。手前のアシが邪魔をしてオートフォーカスが利かないものだからマニュアルで追いかける。なかなかピントが合わない。合った瞬間飛び移られたりする。が、なんとか数枚撮ってみた。どうもツリスガラのように見えたんだけど、どうだろう。現像が楽しみ。

ではここで、今日の写真のコーナー。

チョウゲンボウ


これがチョウゲンボウ。今日見たのと同じ場所で先週撮ったもの。もしかすると同じ個体かもしれない。ご覧のとおり、尾が長い。ホバリングするときはこの長い尾をめいっぱいに開く。そして翼をハタハタを動かして空中の一点に体を固定する。そして地面の獲物を探す。

しかしまだ獲物に向かって降下する姿は見たことがない。レンズを向けると、それをいやがるのか、逃げていってしまう。すまん、チョウゲンボウ。しかしきれいに撮りたくてねぇ。自然を相手にする趣味はどうしたってこういうジレンマに突き当たる。どうしたもんか。
2001-04-28 宗岡農耕地
F5・AF-S Nikkor500mmF4D+TC14E RDP3 f5.6・800


チョウゲンボウ


それはおいおい考えるとして、とにかく、チョウゲンボウがホバリングする姿は神々しいので、いやほんとに、ぜひ一度見てみてください。初めて見たときは、どこか天界のようなところから降臨したのかと思いましたよ、いや、ほんとだってば。失神しそうになったもの。あ、これはうそ。

なお、左の写真は真下から撮った写真。ホバリングしてるところじゃありません。ただ単に上空を飛んでいるところです。お間違いなきよう。
2001-04-28 宗岡農耕地
F5・AF-S Nikkor500mmF4D+TC14E RDP3 f5.6・800


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2001/05/03

あしたはマルトにでも行くかと思って電話してみたら、なんでもあしたは予約がいっぱいなんだそうだ。今日釣りができなかった人たちが明日に流れるということらしい。なので明日は釣りはやめて写真にした。そのかわり、あさっては釣りにいく。予約を入れておいた。

あさって5日は中野の釣り名人と志木の釣り名人もくるそうだ。なのでいろいろ教えてもらおうかと思って。

今日雨があがった午後、近所の富士見江川に写真を撮りに出かけた。飛び回るツバメを撮ろうと試みたものの、まったく手におえんかった。フレームに入らない。一瞬入ってもすぐにフレームから外れてしまう。ツバメの動きについていけない。10分ほどやってみたところであきらめた。ハクセキレイもあまり近くにきてくれないような感じだったのでとっととやめて帰ってきた。

ツバメを狙っていたときは連写モードにしていた。ツバメをあきらめたとき、ふと目に入った草を撮る気になった。連写モードになっているのを忘れていたため、草を4カットほど撮ってしまった。動かない草をズバババと連写してしまった。ああ情けないなさけない。

さあではここで、今日の写真のコーナー。

花粉を集めるセイヨウミツバチ。花はハルジオンもしくはヒメジョオン。花の部分だけではどっちだか分からない。葉を見れば分かるらしい。この写真からは分からない。でもどちらかだと思われる。はこの植物のことを「びんぼうぐさ」と呼んでいるが、そういう呼び名は広く使われているんだろうか。おいらはこれまでに聞いたことがなかった。
2001-04-29 富士見江川 F80・タムロン90mm F/2.8 MACRO RHP3 開放AE

ミツバチ ミツバチ

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2001/05/01

次の次の日曜日は3キロだ。

これまでは、別に根拠はなくても「まぁたぶん勝てるだろうなぁ」と毎回思っていたが、どうも今回は勝てるような気がしない。回を重ねるにつれて常連のみなさんは西浦に詳しくなりつつあって、これまでのように簡単には勝てそうもない、という気がしてならない。

石田や田村のブレークは地形がさほど複雑じゃないので調べる気になればわりと簡単に把握できるのだけど、最初のうちはあまり熱心に研究する人がいなかった。仮に地形が把握できても、ある程度慣れないと確信をもってブレークの釣りを続けることはできない。なんどかいい思いをしないと、すぐにやってられなくなる。これまではブレークに不慣れな人が多かったので助かっていたが、最近は慣れてきた人々がいる。おいらが勝てるかどうかは運次第になってきた。

ブレークのほんの一部分でも自分のものにしたならば、あとはブレークラインを少しずつ延長させていけばいい。そうすれば釣りをするたびに自分の場所がどんどん見つかってゆく。現在のところかろうじておいらに一日の長があるかもしれないが、追いつかれるのは時間の問題だ。

こうしてブレークへの自信を高めてゆくと、そのブレークの近くのシャローの味わいが深くなる。ただ単にシャロー勝負だと決めてかかるのに比べて、シャローの威力が増すような気がする。たとえば、早朝シャローでいいのが出たりした場合、日中はその近くのブレークがいい、と思いつくことができるかもしれない。ブレークで釣ったあと急に風が強くなったりすれば、その近くのシャローでいい釣りができるかも、と思いつくことができるかもしれない。こういう具合に、ブレークとシャローを組み合わせて考えれば効果は2倍以上だ。

杭もたぶん似たような考え方ができると思うのだけど、杭についてはあまり釣ったためしがないのでよく分からない。杭は釣り自体が難しいのでよく分からんのだけど、ブレークを軸にして考えれば、やみくもに撃つよりも効果的に釣果を上げることができるように思われる。

総じて、ブレークが軸になると釣りの幅が有機的に広がる、可能性がある、と思われる。

というわけで、ブレークを把握しつつある参加者がいるというのはおいらにとって大きな脅威だ。さらに一歩先を行かないと常勝するのは不可能だ。なのでね、ちかごろはできるだけいろんなことを試してみようと思っているのですよ。ついついブレークに行きたくなるけどちょっと我慢して、別なことを練習してみたりしてね。課題はいくつか見繕ったんであとはそれを練習するだけなんだけど、なかなか一朝一夕には身に付きませんなぁ。ああ、でも、課題があってそれに取り組むという状態は心地いいですね。

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