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今日の買い物

2000年9月

2000/09/26

今朝会社に向かう電車の中で考えた。

今日午前中にTeXをやっつけて午後に第4部の原稿を片付けて、そしたら明日は休もう。天気がいいみたいだから写真を撮りに行こう、ああ楽しみだ。

このようにとても幸せな着想に浸って会社に向かった。しかしTeXは午前中にやっつけられなかった。終業時間になってもやっつけられなかった。明日もTeXと闘わねばならん。あ〜あ〜あ〜

編集者としての経験値がまだまだ低いね。ダーマ神殿に行って学術系編集者にしてもらわないとだめだ。しかし学術系編集者は編集者と学術関係者とのふたつを極めて初めて就ける上級職だからどのみちおいらには無理だ。学術関係者にはなったことすらないし、編集者も極まってない。これじゃいつになってもTeXは倒せん。いや、でもご安心あれ。昨日「TeXのこころ」という書を他人の家の壷を割って手に入れたので特別職であるTeX系編集者にはなれる。今のところおいらはTeX系編集者10級だ。

ちなみにTeXは「テフ」と読む。コンピュータサイエンス界では相当(世界一?)偉いドナルド・クヌースが自著(有名なThe Art ofなんとかシリーズ)の出版のために開発した、文書レイアウト&印刷システムだ。自らライフワークと位置付けているThe Art ofなんとかシリーズを作り始める前に、TeXの開発に何年も費やしたらしい。もしかしておバカさんなんじゃないかとも思われるが、あるいはこれは珠玉の格言「急がば回れ」の究極の実践例なのかもしれない。後者に一票。

上の段落の説明で概ね合っているとは思うが間違いがあるかもしれないのであまり信用しないでください。でもだいたいそんな感じのものです。

で、なんだ? 言いたいことがいろいろあるが話しがつながらんなぁ。以下雑感。

TeXとはまた面倒なものを作ってくれたものだなぁ。おいらの仕事の邪魔をしないでほしいよ。素直にPageMakerとかQuarkとか使えばいいじゃねぇーかー、もー。とか思ったが、TeXも立派なものだね。昨日買ったTeXの本(『pLaTeX2e for Windows Another Manual Vol.1 Basic Kit 1999』、乙部厳己+江口庄英 著、ソフトバンク)はTeXで作られているのだけど、これがなかなか素晴らしい。キメ細かいところまでキッチリ作られている。一般的なDTPソフトよりもよっぽど優れているんじゃないのか、とかまで思う。というわけで、今のところTeXは敵ではあるが、TeXは素晴らしいような気がしている。ちょっと真面目に取り組んでみようかしら。

レイアウト上の出来の良さもさることながら、『pLaTeX2e for Windows Another Manual Vol.1 Basic Kit 1999』は内容もたぶん素晴らしいよ。当面のおいらに必要な部分をざっと見ただけだから断言はできないけど、おいらが読んだ範囲では内容も申し分ない。初心者がつまずくような細かいところにまで配慮が行き届いている。誤字・脱字の類も見当たらない。この本は優れた著者・編集者・組み版オペレーターによって作られていることが大いに感じられる。編集者のはしくれとして、おいらもこういう優れた本を作りたいものだ。

しかし現実はどうだ? 粗製濫造への道をまっしぐらに突き進んでいないかね?

いやいや、おいらのことは言わないでください。これでも、いい本を作って日本のコンピュータ文化の発展に少しでも寄与したいとつねづね思っておるのです。しかしいかんせん経験値が低いものですから、なんとも。それに、勇者の血を受け継いでないし。

あとなんだっけかなぁ。忙しいときっていろんなことが頭に浮かぶんだけどすぐに忘れちゃうよ。賢者にでもなれればもうちょっと覚えていられるんだけどなぁ。

今日はこれから手がかりを求めて世界を旅する。

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2000/09/24

昨日、釣りが終わったあと、うらたさんにリールを交換してもらった。TD-X 103HVLを渡し、メタニウムXTを受け取った。TD-Xはピッチング時にクラッチのオンオフが片手で瞬時にできるのでその点では重宝していたのだが、最近重大な問題に出くわし、愛想を尽かした。それは、大物がかかったときに著しくクラッチが切りづらい、ということだ。基本的にドラグは頼りにできないのでおいらはいつも大きな魚がかかったときはクラッチを切って対処しているのだが、引っ張られているとき、TD-Xのクラッチは簡単には切れない。このクラッチは便利でもあり不便でもある。それなら差引ゼロなんだけど、TD-Xにはもうひとつ難点がある。それは、ピッチングをしているとすぐにラインの巻きが緩むことだ。メタとかスコーピオンとかカルカッタでは緩まないのにTD-Xでは緩む。これで差引マイナスなので、交換してもらえておいらは今おお喜びだ。

一方のうらたさんはTD-Xばかりを使っているのだが、あるとき試しにメタニウムを買ってみたそうだ。しかし手の形がTD-Xに慣れ切っているために、メタニウムがどうしてもしっくりこないのだという。リールを巻こうと思ってもハンドルがうまく回せないくらいに、手がTD-Xに最適化されているらしい。

というわけで、お互いに幸せな交換になったのだと思われます。少なくともおいらは今とても幸せです。


車で5分の富士見江川農耕地でモズを見た。モズを見たのは初めてだ。感動した。かっこいい鳥だ。色味が素晴らしいし。顔つきは高貴だ。一応写真を撮った。モズと分かる程度に撮れていると思われるのだが、シャッタースピードが遅かったので撮れていないかもしれない。

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2000/09/20

第11回 3キロトーナメントのお知らせ」を更新しました。現在のところ参加予定者はおいらを含めて3組5人。あ〜れ〜

3組じゃ開催できないよぉ。もしかしたら今回は中止かもしれません。Kawanaさん、うらたさん、一応そういうことも頭に入れておいてくださいね。でもまだ2日あるんで様子を見てみてみましょうか。ああ、誰か出てくれるといいなぁ。いや、ほんとに。いまちょっと寂しい気分です。

思うに。

3キロもちょっと飽きてきましたかね? 最初のうちは「トーナメントっていうのに出てみたい」っていう新鮮な気持ちも持てただろうけど、何回か出たらとりあえずその欲求は満足できちゃいますもんね。ちょっとここらで休憩した方がいいかしら。

おいらが勝ちすぎちゃったのもよくなかったかなぁ。なんだか興醒めな感じかしら? でもわざと負けるってわけにもいかんしなぁ。一生懸命がんばって釣りができるのがトーナメントのいいところじゃないですか。そういう一生懸命さを自分の中から引き出すために開催してるようなもんだからなぁ。どうしたってがんばっちゃいますわ。それにあれだ、3キロ釣果なんてそうそう出せるもんじゃなくて、おいらがこれまでに2回出したのもありゃたまたまですよ。当分出ないと思います。

ブレークで勝たれると辛いっていうのあったりします? 「どうせブレークじゃなきゃ勝てないんでしょ、でもオレ、ブレークの釣りなんて知らないし、出たってどうせ勝てないもんなぁ」、とか?

んなこたないか。

しかし思うにブレークっていまひとつ人気(にんき)ないね。混雑しないし人が撃ったあとでも釣れること多いしデカイのが釣れることもあるしで、面白いと思うんだけどなぁ。ストラクチャーの種類の中でおいらは一番好きです。地形を把握するのに多少の時間はかかるけど、たとえば200mくらいのエリアなら1日でだいたい分かると思うんですよ。地形を把握する作業もけっこう楽しいと思うんだけど、そうでもないのかなぁ。なんならこんど同船してみませんか? おいらが知ってる場所をひととおり案内しますよ。

あと不思議なのが、西浦ってすごくいいところだと思うんだけど、そうでもないのかなぁってことですわ。1回西浦で釣りをしたらこれ以上のところはない、ってみんな思うと思っていたけどそうでもないのね。そりゃそうなんだが、それでもなんだか不思議だなぁ。ストラクチャーの種類は豊富だし釣れる魚は大きいし近いしで、おいらは大好きなんだけどなぁ。

というか、たまたま都合が合わなかっただけかもね。だといいんだけど、どうだろう。まあ別にいいといえばいいのだけど。

さて、今日はこれから、新たに出現した大陸(あるいは島)で聞き込み調査だ。そしてそのあとには新たな冒険の予感。期待と不安で胸がいっぱいだ。

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2000/09/18

今週末、23日は3キロです。
現在のところ参加予定者は5組7人。
さらに何組か参加者が増えるといいのですが、みなさん、どうですか?

いつかmura王さんが指摘していた優勝サイクルの法則によると、
今回はおいらが優勝しない回です。
これまでの全10回の勝敗を●×で表すと次のようになります。
●はおいらが優勝したことを表します。

××●●●××●●●

この10回でひとつのサイクルが完了しているなら、
今回と次回はおいらは優勝しません。
しかしこれは「ひとつのサイクルが完了しているなら」という仮定が正しい場合です。
もしかすると、次のような延々と続くサイクルになっているのかもしれません。

××●●●××●●●●●●●●●●●●●●●・・・

こういうサイクルを目指してがんばりたいと思います。
天気がいいので、平日に練習に行きたい気分です。


昨日の買い物。

プレステとドラクエを買った。
なのでのんびりこんなものを書いてる場合じゃない。
今日はこれから塔に行く。
期待と不安で胸がいっぱいだ。

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2000/09/16

今日は朝から雨が降っていた。せっかく8時に起きたのに雷まで鳴っている始末で、これじゃ写真は撮れないよ。観念して、昨日の釣りの釣行記を書いていた。時間がたくさんあったものだからついつい長々と書いてしまった。

今日は結局1日中雨だったのだけど、昼過ぎごろ、ちょっと雨が上がるような気配が感じられたのでカメラを持って妻と出かけた。カルビクッパランチを食べたあと、南古谷の農耕地を見にいった。この雨のおかげで休耕田にはいい感じに水がたまっていて、いかにもシギがいそうな風景だったが、シギの姿は見当たらず。

農耕地がだめだったので伊佐沼にも行ってみた。先週はサギがたくさんいたのだが今日はいなかった。

伊佐沼まで行ったついでにPOPYEに寄った。ディプシードゥ・サスペンドを買うつもりだったのだけど、売ってなかった。買うつもりはなかったがロッドも見てみた。EDGEが売ってなかった。釣った魚を計量するためのデジタル秤があれば買おうかと思っていたが、それもなかった。POPYEの品揃えとおいらのニーズはまったくかみ合ってないらしい。お客さんの数も以前に比べてずいぶんと少なかった。これは雨のせいかもしれないが、もしかして、バス釣りってすたれつつあるのか? だとしたら、釣り場から人が減っていい。しかし規模の小さなルアーメーカーが倒産して、欲しいルアーが入手不可能になったりしたらちょっと悲しい。とはいえ、「絶対にこのルアーじゃなきゃだめだ」という状況はおいらにはあり得ないので代替のルアーは手に入るだろう。

そのあと家電屋でブレーカー付き電源タップを買い、ホームセンターでアース線を買い、スーパーで食料品を買い、帰ってきた。

そんな1日でした。あしたも雨でしょうか? せいぜい小雨くらいにしてもらいたいところです。

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2000/09/13

鳥の写真を載せたあと、釣りの仕度をした。仕度が終わったので、これを書いている。

15日は木下さんと同船して西浦で釣りをする。この日のテーマは、できるだけ多くの場所を回って開拓することと、2人がそれぞれ3本以上ずつ釣ることだ。いつになく、気合が入ってきた。2人で釣りをすることを考慮に入れて、どこのポイントではどういう位置に船を付けてどういう方向にお互いが投げるか、というようなことを、あちこちの情景を思い浮かべながら考えてみたりしている。1人で船に乗るなら、ここではこっちに向いてこっちに投げてこう引いてくる、というようにやり方がほとんど固定しているが、2人だと事情が変わる。2人だと、普段は投げない方向にも投げることになって、場所に対する新しい認識が得られるかもしれない。なんだか、なぐさん並みにワクワクしてきた。張り合いがあっていい。

持っていくタックルは3セット。フットボールジグとスピナベ(のちテキサス)とシャッド(とかクランク)の3本。シャッド用のEVC-603にははじめスーパーシャッド60を結んだのだけど、ふとタックルボックスを見たらディプシードゥ・サスペンドが入っているのに気が付いて、そいつに結びかえた。別に根拠はないが強いて理由を考えるなら、すっかり忘れていたものを発見して喜ばしい気分になったので、結びかえた。ちなみにディプシードゥで釣ったことはまだない。投げたこともあまりない。たぶん5投くらいしか投げたことがない。でもこのルアーは見た感じ、釣れそうだ。

これらルアーのフックは研いである。特にスピナベは頻繁にアシに引っ掛けたりするのでかなり鈍くなっていた。今ではちょっと触っただけで突き刺さる、と思われる。

ざっとそんな具合です。明日1日仕事をするのが面倒です。いや、明日に限らず仕事はいつだって面倒です。

今わりと忙しくてね。関係各位の尽力のおかげでおいらの手元に次々とゲラや原稿が集まってきています。5冊くらい重なってますわ。この5冊はたぶん年内に出版されるでしょう。でもね、おいらはもう今年の目標出版数を達成しちゃってるんですよ。なのでね、ほんとはそれら5冊は来年の出版に回したいのです。でもせっかく上げてくれた原稿やらゲラやらをほったらかしにしておくのも、訳者の方や外部の編集者の方に対して信義を欠くじゃないですか。いや、こう見えてもおいらはけっこう律儀なんですわ。

うそだあ〜、とか言うな。

というわけで、やらなくてもいいのだけどやらなければならないという状況で、なんだか熱意を捻出するのが難しいのです。「よしやるか」と思い立って進めるんだけど、ちょっと進むと「やっぱもおいいやぁ」とだれる、そんな昨今の日本の出版事情ってどうなんだ?

どうなんだ、ってなぁ。じゃなくて、つっこむとしたら「日本の出版事情」のところだな。どっちにつっこんだって面白くなるわけじゃないからどっちだっていいか。

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2000/09/10

釣行記に大事なことを書き忘れていた。境川でカワセミを見かけた。たぶんアシにでも止まっていたのだろう。小魚を狙っていたのかもしれない。そうとは気づかずにバズを撃ちながらおいらは近づいていったのだろう。近づいた不審な人間に驚き、チーチーチーと、できの悪い自転車がブレーキをかけているような鳴き声をあげて水面すれすれのところを一直線に飛び去っていった。霞ヶ浦はいいところだ。

釣行記に大事なことを書き忘れていた。マルトボートのスタッフのアベさんに、フックの研ぎ方を実演してもらった。釣りを終わって道具をすべて桟橋に上げたあと、おいらのルアーと砥石を使って研ぎ方を教えてもらった。これからおいらも暇を見つけてはフックをキンキンに尖らせるつもりだ。これで釣果アップ間違いなし。かどうかは知らんが、フックが尖っているのはよいことだ。ちなみにアベさんの手は大きいが、器用だ。ほれぼれしたよ。

釣行記に大事なことを書き忘れていた。4時半に到着したら早いって。この日は5時ちょい過ぎに出船したのだけど、まだ薄暗かった。晴れの日ならいいかもしれないが、5時半までは釣りしづらい。これからは5時に着けばちょうどいい。もう秋ですねぇ。だんだん朝がらくになる。

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2000/09/07

涼しくなってきましたな。これなら半日釣りをしていても辛くありません。おまけに雨まで降ってますな。水が変わって魚の活性も高まってるんじゃないでしょうか。バス釣りに行きたい気分でいっぱいです。土曜日はマルトに行く予定。

去年と今年はほとんどずっと西浦で釣りをしているわけですが、まだ全然飽きません。むしろ、楽しくなってきてるようにすら感じられます。というのは、まだまだ知らない場所がたくさんあるからです。最近もっともよく釣りをしている石田をとってみても、まだ知らないピンがたくさんあるように思われます。そういうピンをひとつひとつ見つけていきたい気分です。

とはいえ、こうやって毎週のように通っていると、ちょっと飽きそうな感じのときもあります。ちょっと工夫をしないと、魅力的に感じられないときがあります。そこで、ここのところ毎回そうなのですが、テーマを決めて出かけることにしています。「牛渡を探索する」とか「石田のブレークを再確認する」とか「ラバジ1本でいく」とか、なにかしら決めて出かけることにしています。

さて、今週末のテーマなんですが、「クランク1本でいく」というのを思い付きました。マッドペッパーとファットペッパーとファットペッパーJr.の3本だけでやってみるということを思い付きました。最近クランクは投げてすらいませんが、たまには練習しとこうかなぁというわけです。しかもクランクは水深が分かりやすいので、ブレークの形状を把握するのに便利です。クランクの練習と地形の把握がいっぺんにできる一石二鳥の釣りじゃないですか。

ということは前々から分かってはいたのですが、さほどクランクで釣った経験がないのでこれまでは踏み切れないでいました。でも今週末はクランク1本で行く、かもしれません。まだちょっと迷ってます。たぶんフットボールジグは保険として持っていくでしょう。とはいえなんにしろ、今週末はたぶんクランクデーです。

というわけで、これからクランクのフックを研ごうかと思います。

それと、ここだけのはなし、いつかスピナベデーも設けるつもりです。

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