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戸守の立派な庚申塔

埼玉県川島町/2007年3月29日撮影

氷川神社から少し入ったところの三叉路に立派な庚申塔がある。


三叉路の様子。



寛政3年(1791年)の庚申塔。状態がとてもいい。新しい花が活けてあり、近所の人が今でも大切にしているもよう。



塔上部左に月、右に太陽。

青面金剛の頭には、帽子の中央にすっぽりおさまる蛇。右手に鉾、左手に輪宝。



中段右手の剣が力強い浮き彫りになっている。左手のショケラはずいぶんと人間らしく彫られている。手の形もうまい。この塔を彫った職人の腕はかなりいいに違いない。



邪鬼の顔がしっかりと彫られている。青面金剛の右足は外に開き、左足は前を向いている。なかなか芸が細かい。