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脚折キグナス前の庚申塔

埼玉県鶴ヶ島市/2007年3月14日撮影

脚折才道木の交差点から北上し、ローソンの交差点を越えてから200メートルほど進んでいくと、右手にキグナスのガソリンスタンドが見えてくる。ここは、細い路地と交わる押しボタン式信号の交差点になっている。


この交差点の角、キグナスの対面に小さな祠がある。祠は、民家の敷地に食い込むような土地にあり、外部から見学できるようになっている。祠の入り口には案内板が立っているが、真っ白になっていて文字は読めない。


祠の様子。看板には「針売庚申塔」と書いてある(「売」はほんとは旧字の「賣」だけど)。



祠に収まる元禄6年(1693年)の庚申塔。なかなか落ち着いた風情。



塔のてっぺんに梵字。向かって左が太陽で右が月。右手が三叉戟(さんさげき)で左手が輪宝、かな。



中段の手は合掌。右手が矢で左手が弓という基本パターン。



邪鬼を踏み、台座に三猿。