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庚申塔に関する予備知識

庚申塔に関連する予備知識を簡単に整理しておくと。

庚申塔(こうしんとう)
中国より伝来した庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い
ウィキペディアの「庚申塔」の項より引用。)
庚申講、庚申待ち
人間の体内にいるという三尸虫という虫が(人間が)寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くのを防ぐため、庚申の日に夜通し眠らないで天帝や猿田彦や青面金剛を祀って宴会などをする風習
ウィキペディアの「庚申塔」の項より引用。ただし( )内は筆者の加筆)
三猿(さんざる、さんえん)
3匹の猿が両手でそれぞれ目・耳・口を隠している像である。(中略)申(さる)つながりで庚申信仰とも結びつき、庚申塔に三猿像が彫られた。
ウィキペディアの「三猿」の項より引用。)
道祖神(どうそじん、どうそしん)
路傍の神である。集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などにおもに石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、あるいは交通安全の神として信仰されている。
ウィキペディアの「道祖神」の項より引用。)
馬頭観音(ばとうかんのん)
観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つにも数えられている。(中略)他の観音像が女性的で穏やかな表情で表わされるのに対し、馬頭観音のみは目尻を吊り上げ、怒髪天を衝き、牙を剥き出した忿怒(ふんぬ)相である。(中略)近世以降は、馬が急死した路傍などに馬頭観音像を建てることが多くなった。この場合、像ではなく単なる石碑であったりする。
ウィキペディアの「馬頭観音」の項より引用。)