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川角古墳群の庚申塔

埼玉県毛呂山町/2007年3月10日撮影

毛呂山養護学校のすぐそばの川角古墳群に古い庚申塔がある。


下の写真は県道39号線にある、鎌倉街道上道(かみつみち)の看板。川角農協前の交差点から坂戸方面に1kmほど進んだ右手に立っている。この看板のところで細い路地を北に入っていくとそのうち土道があらわれ、川角古墳群に到着する(車では入れませんご注意ください)。

下の写真の左手に見えるのは、ここが川角古墳群であることを示す案内板。ちなみに、左に進むと延慶(えんきょう)の板碑(いたび)があるそうな(見てくればよかった)。右手の小山が古墳で、古墳のてっぺんに庚申塔。


これがその庚申塔。延宝4年(1676年)と、これまでに見たものの中で最古。そのわりに状態はとてもよく、文字がくっきりとしている。

「文字+三猿」の庚申塔を見たのはこれが初めて。右の行には「武蔵入間郡大類村」とあり、中央の行には「奉造立庚申供養」とある。