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パチンコエメラルド付近の庚申塔

埼玉県毛呂山町/2007年3月10日撮影

県道39号線の大類交差点の少し西にエメラルドという名前のパチンコ屋があり、そこから細い路地を40メートルほど西に入ったところに庚申塔がある。



雑木林となっている敷地の角に庚申塔があり、この部分だけ、道路から見えるように切り開かれている。



元文5年(1710年)の庚申塔。

剣、矢、輪宝、弓を持っており、中段の手は合掌。塔の上部に太陽と月。青面金剛の足の左右に雄鶏と雌鳥。邪鬼を踏み、その下に三猿。塔の向かって左には「王林寺村」と彫ってある。



この庚申塔はなかなか状態がよくて、たとえば輪宝もこのようにくっきりとしている。



この庚申塔がある路地をエメラルド側に曲がったところに2基の石塔。向かって左は馬頭観音。作成年はわからないが、わりと新しそうに見える。向かって右は百番供養塔。「百番」ってなんですかね?