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吹塚の八幡神社にある庚申塔と道祖神

埼玉県川島町/2007年3月29日撮影

県道74号線の天神橋を渡った川島側の八幡神社に、川島町指定有形民俗文化財の道祖神がある。そしてその横に庚申塔もある(こちらは別に文化財ではないらしい)。


これが八幡神社。



庚申塔のことには一言も触れずに道祖神の存在をアピールしている。このあたりでは道祖神はわりと珍しいので、そうしたい気持ちはよくわかる。


庚申塔


宝暦3年(1753年)の庚申塔。



中段の右手に持つ剣がしっかりと浮き彫りになっている。川島町の庚申塔は、このように剣が強調されているものが多い。



中段の左手で、ウサギのようなかっこうのショケラをつかんでいる。

下段の手に持つ矢と弓もくっきり。



俵のような邪鬼を踏み、その下に三猿。


双体道祖神


作成年不明の双体道祖神。



向かって左が男性ですかね? 手をつないで仲良しな感じが愛らしい。両者、それぞれ何かを持っているのだけど、なんだろう?