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ヘラブナ釣行記−2003年11月

2003/11/28 加須吉沼

でぶごんさんが加須吉沼で浮子さんに、両グルの底釣りを教わるのだという。土日は雨っぽいので、おいらも今日のうちに行っておくことに。底釣りを21尺でやるということなので、21尺を持っていないおいらには底が取れないだろう。11尺1本半両ダンゴをやるつもりで便乗する。

駐車場に到着すると、でぶごんさんと浮子さんが荷物を車から降ろしているところだった。3人揃って入場。さくら桟橋の南向き。おいらの場所の水深表示は5メートル。あら、これなら底が取れるかも。

というわけで、とりあえず18尺をついでみる。増水していることと、おいらの仕掛けは短めに作ってあることからして、もしかしたら取れないかも。でも取れるかも。計ってみると、ちょうどいっぱいで取れた。それならということで、おいらも底釣りをすることに。ただし、両グルじゃなくて両ダンゴ。グルテンはベタベタするから嫌いだ。それでも、間近で爆釣を目撃すれば好きになったのかもしれない。ところがあいにく、おいらはまだ目撃したことがない。わざわざ、手にへばりつくあのいやらしいグルテンなんかを使わなくても、ウドンを付ければ十分だ。というわけで、グルテンは却下。今の時期なら、ウドンじゃなくて両ダンゴで十分釣れるだろう。

18尺、底、両ダンゴ
夏1+冬1+マッハ1+水1.5
グラン3、40cm・45cm
ボディー16cm、太目のパイプトップ

7時ちょい過ぎからエサ打ち開始。タナは上針トントン。1投目からかすかなサワリ。5投目くらいからアタリが出始める。なじんだあとに、鋭く小さく落とす。あやしい感じのアタリはカラツンになることがほとんどだけど、鋭いチクやツンはよく乗る。最初の2時間で13枚だっだかな。おいらにしてはまずまずのペース。

しかし9時を過ぎたころからアタリが遠くなってきた。ここでエサを柔らかくすると失敗することが多いので、硬い小さなエサを底に置いてじっと待つ。すると、くたびれてくる。

一方、となりのでぶごんさんは快調に絞っている。なんだか両グルというのもバカにできないぞ。

エサを教えてもらう。道楽の秋スペシャルとかいうエサらしい。おいらはマルキュー以外のエサはひとつも持ってない。新べらグルテン底とかでもいいかしら、と思ったが、道楽が断然いいのだとか。でぶごんさんに少し分けてもらった。そしてやってみる。あやしいアタリも取っていったほうがいいというので、取っていく。毎回のように早いアタリ(らしき動き)が出るのだけどちっとも乗らない。こりゃさっぱりわからん。やっぱりグルテンはヘンテコなエサだ。

そこに、浮子さん登場。まず第一に、ウキのエサ落ちを変えてみるといいと言う。これまでは2つ沈んだところをエサ落ちとしていた。真ん中あたりをエサ落ちにしたほうが、微妙なアタリが出やすいのだとか。トップも、細めのほうがよかろうとのこと。ということで、普通の太さのトップが付いたワンランク小さなウキに変え、オモリの調整をする。そしていよいよエサ打ち開始。

18尺、底、両グルテン
道楽秋スペシャル0.8+わたぐる0.2+水0.9、くらい
グラン3、40cm・45cm
ボディー14cm、パイプトップ

声にならずにウッとうめいた、という感じのあやしいアタリが1投目に出た。合わせたら乗った。数投後、1つなじんで、もうひとつなじむかな、というときにツルリとすべるようなアタリが出た。合わせたら乗った。それからいくつかカラツンをもらった。上げてきてチクというわかりやすいアタリ。浮子さんのアドバイスに従って5ミリほどずらす。さらに2回ほど、カラツンをもらった。さらにずらす。

それからポツポツペースがある程度できた。なじみならのツルリで乗ると気分がいい。エサ落ち付近でごく小さくチクと入るのに反応できるとうれしい。ふつうにツンと入っても乗る。というか、これで釣れるのが一番多かった。しかし変なアタリでもけっこう乗る。なんだかそれがすごく楽しい。ダンゴほどがちゃつかないのも、悪くはない。上ではけっこう揉まれてるのに、我慢してれば入っていく。グルテンで釣りになるのなら、ダンゴよりも釣りやすいのかも。だなんて、今日入門したばかりなのに偉そうなことを言ってもあてにはならないのだけど。

というわけで、最後までグルテンで通してしまった。エサは、人に何度も貰うのは気が引けるので、後半は「新べらグルテン底+アルファー21」にした。どっちのエサが特別いい、というようなことは感じなかった。ただ、道楽秋スペシャルのほうが手触りはいいかも。とりあえず今日のところは、釣果に差を感じなかった。といっても、今日入門したばかりだから、エサのよさを理解してないだけなのかも。たいして釣ってないし。

エサの種類を増やすのは好きじゃないのだけど、帰りにシバタで道楽秋スペシャルとわたぐるを買ってしまった。早くどこかで練習したいなぁ。両グルテンの底釣りはけっこう楽しい。なんでそんな釣りを好んでやるのだろうと不思議に思っていたのだけど、それは楽しいからだったんですねぇ。知らなかった。楽しいということを、これまで誰も教えてくれなかったんだもんなぁ。

ああ、それで、釣果のほうはトータル43枚。ダンゴで16枚、グルテンで27枚。グルテンでこんなに釣ったのは初めてかも。次の目標は、グルテンで50枚釣ることだな。そしたら9級になれるかしら?

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2003/11/26 椎の木湖

日本一のヘラブナ釣り管理池、椎の木湖へおやぶん、デブゴンさん、めまるさんとの4人で釣行。3号桟橋ゴルフ場向き、渡り桟橋のちょっと先に並んで座る。

左端のおやぶんは宙の両グルから。次のめまるさんとその次のデブゴンさんはメーターセット。右端のおいらは、釣れるかどうか知らないが両ダンゴを試してみる。水深表示は5.4メートル。いくらか増水気味だから18尺じゃ底に届かないかも、という水深。底付近のほうがアタリが続きやすかろうということで16尺でやってみる。

16尺、テンテン、両ダンゴ
特S1+浅ダナ1+水1+マッハ2
グラン6、50cm・60cm
ボディー14cm、パイプトップ

沈没寸前くらいにまでなじむよう、元エサを練って使う。数投で受けが出てくる。はじめから魚がたまっている雰囲気。アタリが出るよう、少しずつ柔らかくしていく。スレが多くてたいへんだがポツポツ釣れる。メーターセットで快調に飛ばすめまるさんについていっている。

10時ごろだったろうか、向かい風がいくらか吹いてきた。柔らかいエサがうまく振り込めない。そこで、カラツンが増えそうだが、マッハを追い足してエサを硬くする。人差し指の先程度の小さめに付ける。すると、これまでしっかりと出ていた受けが弱くなってきた。が、しかたがないのでそのまま打っていく。アタリが出ずに沈没してしまうこともときにはあるが、なじみながらズバっと落としたりもする。柔らかくないとダメだとばかり思っていたがそうでもないらしい。もみくちゃにされないから、むしろ釣りやすいかも。おまけにアタリが大きく出るし。

というわけで硬め、小さめのエサにしてから、いくらか釣りやすくなってきた。おまけに、釣りを続けるにしたがって、硬いエサでも受けが入るようになってきた。必然的にアタリも増える。というか、アタリは朝から出っ放しなんだけど、いかにも釣れそうないいアタリが増えてきた。昼前ごろにはめまるさんに追いついたかも。

めまるさんは、向かい風に辟易してチョーチンに変わっている。あいかわらず釣っている。このころから二人とも、釣果が近いことを意識する。こっちが釣ればあっちも釣る、という状態がしばらく続く。しかし今日のおいらは珍しくペースを大きくくずさない。しっかりしたエサで釣れるので続けやすい。最後のほうになってくると、めまるさんはトイレに行くのも我慢して釣っている。おかげでこっちも真剣になる。

ほんとは午後はほかの釣りをしようかとも思っていたのだけど、けっこう釣れるものだからこの釣りを最後まで楽しんだ。めまるさんにいくらか差をつけて終わることができた。

60枚、42キロ

ちなみにこれは池の3位。釣り方を記入して帰ってきました。

しかしまさかダンゴでここまで釣れるとは思ってもみませんでした。真夏だってなかなかこれだけ釣れなかったりするのに。というわけで、今日は釣りを堪能できました。やっぱり椎の木湖は日本一だなぁ。

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2003/11/14 椎の木湖

久しぶりに釣行記でも。

椎の木湖のフライデーオープンにトラさんと一緒に参加。5号桟橋607番においら、隣の608番にトラさん。

風も雲もない穏やかな朝。放射冷却で地面付近は冷え切っている。水面から白い蒸気がわいている。ほんとにダンゴで行けるのだろうかと不安に思うが、ここ数日の釣果を見るとダンゴで釣れている。ダンゴで釣れうる状況のときのセットはおいらには無理なので、ダンゴに決意する。4日前にも椎の木湖に来ていたトラさんによると、ダンゴでアタリが出にくくてもがんばってやり続けるべきなのだそうだ。4日前は最終的にセットよりもダンゴのほうがよかったのだとか。

二人ともメーター両ダンゴで始める。

8尺、メーター、両ダンゴ
グラン5、04、20cm・30cm→15cm・23cm
浅だな2+マッハ2+水1+夏0.3くらい
ボディー4cm、パイプトップ

上記のセッティングで始める。数投でサワリが出始める。しかしウキの挙動があやしい。オモリ負荷とボディー形状のバランスが悪いらしく、自力で立ち上がりにくい。なのでボディー4.5cmのものに変える。オモリを巻きなおし、えさ落ちバランスをとりなおす。

しばらくするとアタリが出始める。カラツンが続くにつれて、柔く練りこんでいく。受けがちゃんと出て、なおかつなじみが入るタッチを維持するよう心がける。毎回のようにアタリが出るわけではないが、ぽつぽつ拾う。

エサがなくなったのを期に、配合をちょっと変えてみる。もうちょっと軽いエサにする。

浅だな1+特S1+マッハ2+水1

元エサだとカラツンになるので、これも柔い方向に練りこんでいく。最初の夏入りよりもいくらかマシなかんじ。

さらにエサがなくなったのを期に、もう少し配合を変える。

浅だな1+特S1+マッハ1.5+水1

マッハを少なめにした。手水を打ちながら練りこむ手間を省くために、最初から柔らかい配合にした。あとはタナに入る程度に練るだけ。

アタリはおおむね馴染みきったあとに出た。落ち込みでスパンと鮮やかに落としたのはほんの数回。ちゃんと受けが入って、2節残し(3節沈み)もしくは1節残し(4節沈み)までなじませて、それから1節か2節上げてくるまでのアタリがヒット率がいい。エサがほとんどない1節沈みの状態のアタリはたいていスレ。落ち込みのへんなアタリもたいていスレ。というわけで取るべきアタリははっきりしているのだけど、出たり出なかったりでポツポツペースを脱しない。

競技終了の14時の時点で37枚、28.11kg。トップクラスの人たちを除けば全体的に釣れてなかったらしく、これでも298名中21位。

どこに行ってもサッパリという釣れない病を患っていたが回復の兆しか。だとしたらこれは第一に「ダンゴを諦めるべきじゃない」というアドバイスを力説してくれたトラさんのおかげだ。という割りに本人は途中でセットに変えて撃沈されていたのだけど。それと、メーター両ダンゴの釣り方を間近で何度も見せてくれたgizumoさんのおかげ。今日は1日、gizumoさんのウキの動きをイメージしながら釣っていた。ちょっとは真似できるようになってきたか?

14時以降はメーター・セットをやってみた。待ったり誘ったりしていればアタリは必ずといっていいほど出るのだけど、カラツンばかりでどうにもならん。下ハリスは50〜15cmの範囲で試してみたが、正解といえる長さはわからない。だいたい20〜30cmの範囲かなぁとは思うのだけど根拠はない。バラケは重たいもの(夏1+マッハ1+新B1+水1)を早めに抜くようにやってみたのだけど、もしかするとダンゴっぽいもののほうがよかったのかも。これも別に根拠はないのだけど。というわけで、セット釣りはまったく意味がわかりません。でも次回は練習してみようかしら。

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