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ヘラブナ釣行記−2003年7月

2003/07/28 椎の木湖

おとといの土曜日は柳生FPで開催された熊ちゃんの釣り教室に参加した。そこでチョーチン釣りのエサを教わった。作り方から手直しの仕方までひととおり教わったのだけど、柳生は水深がないので実釣できない。そこで今日、椎の木湖で練習してきた。

ほんとは羽生吉沼で練習しようと思ったのだけど、急遽椎の木に変更した。羽生吉沼の開園時間の6時ちょうどくらいに羽生吉沼に行ってみたのだけど、駐車場に車が1台も止まってなかったのでなんだかめげた。あの広い池に一人っきりなんて寂しすぎるじゃないか。時間が経てばお客さんもやってくるのだろうが、一番乗りなんて気恥ずかしいし。


熊ちゃんの釣り教室で思ったことがある。それは、エサのブレンドや仕掛けのセッティングを変更する前に、今使っているエサに対してもっとやれることがあるはずだ、ということ。先生(熊ちゃん)の話しを聞いていると、そう思わずにはいられない。

ということで、今日は教わったエサを極力使い切るよう心がける。セッティングを変えずにエサの調整でどこまでやれるか試してみる。釣果の目標は40キロ。


12尺、テンテン、両ダンゴ
エサ:グルバラ2+水1+マッハ2
ハリス:04、50cm・60cm(グラン6)
ウキ:ボディー14cm(全長42cm)、PCムク

エサの作り方にコツがある。

グルバラ2杯をボウルに入れて水1杯を注ぐ。ペチャペチャな状態で30回ほどかき混ぜる。混ぜる手にかすかな重みが乗ったらOK。ここにマッハ2杯を足し、ざっとかき混ぜる。ここでは完全に混ぜ切らない。マッハの乾いた粒子がいくらか残る程度にかき混ぜる。スポンジケーキの生地を作るときに小麦粉をかき混ぜ切らない、というのに似ている。この半混ぜ状態で5分ほど放置する。放置したあと、本格的にかき混ぜる。このときボウルのヘチにこすり付けてはいけない。手を熊手状にしてグルグルとすばやくかき回す。30回なり50回なりかき回していると、擦りつけたわけでもないのにネバリが出てくる。いくらかネバリが付いたら元エサのできあがり。

まずは元エサのまま打ってゆく。どっぷりなじむ程度の大きさで打つ。今日使ったウキの場合、魚が寄る前ならドングリ大。しかし魚が寄ってくるとエサがもたなくなる。そしたら手もみして付ける。手もみだけで追いつかなければ大きくする。ゴルフボール大くらいまではためらってはいけないようだ。それでもキツイとなったら、マッハ少々を振りかけて、熊手でしっかりかき混ぜる。そうすると、硬くなると同時にネバリが出る。一方、カラツンが多い場合は手水を打って柔らかくする。その際、柔らかくなったぶんネバリを出す必要がある。なのでこの場合もよくかき混ぜる。どんな場合も、ボールのヘチにこすり付けるのではなく、熊手で混ぜる。

おおむねこういったことを教わった。これで合ってますか>Xさん?


6時45分、エサ打ち開始。3投目でサワリ。アタリもじきに出始める。

9時15分までに20枚。時間あたり8枚。はじめのうちは釣りやすい。
11時45分までに33枚。時間あたり5.2枚。スレアタリが増えてきてわかりにくい。
13時までに43枚。時間あたり8枚。ときに沈没するくらいの大エサにしたらスレが減ってきた。
14時までに51枚。時間あたり8枚。アタリはうまくとれないのだけど、勝手に釣れている。
16時までに66枚。時間あたり7.5枚。なんとか最後まで維持できた。

というわけで、1日みっちりやって66枚、51.32kgで目標達成(リャンコが3回あったので実際の枚数は69枚)。仕掛けのセッティングもエサのブレンドも変えずに通すことができた。熊ちゃんの釣り教室は効果絶大だよ。

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2003/07/25 武蔵の池

めまるさんは武蔵の池の500円割引券を持っている。その有効期限は今月いっぱい。せっかくだから使いましょうということで武蔵の池へ。

入場時間の6時半ちょうどくらいに到着。入場はもう始まっているようだ。めまるさんは既に来ていたが、入場せずに駐車場で待っていてくれた。期せずして、めまるさんのお父さんも一緒だ。

駐車場で挨拶をし、荷物をおろしたりしていると、めまる父さんが重たそうなコンビニ袋を持って近寄ってきた。なんでも、もぎたてのおいしいトマトなんだそうだ。ありがたくいただく。ちなみに、晩にさっそく食べてみた。そしたらこれがずいぶんとおいしかった。これまで我々夫婦の間では愛知ファーストトマトが歴代ナンバーワンだったのだけど、このもぎたてトマトはそれを抜いた。熟れすぎてるわけでもないのにずいぶんと甘い。そんなトマトがあり得るなんて驚きだ。しかし私を驚かせたのはトマトだけではなかった・・・


平日の武蔵は魚が湧いてたいへんだろうが、一日中アタリが途切れることはない。うまくやれれば爆釣だ。ということで、今日のテーマは100枚釣ること。夏のあいだに一度はやっておきたい束釣りに挑戦。

8尺メーター、両ダンゴ。

ハリスは最初20・27。魚が寄るに従って詰めていき、最終的に10・15に落ち着いた。今日はこれが一番よかった。

エサはペレット入りのものから試す。
宙ペレ1+水2+浅ダナ4+軽麩4
元エサのまま打ってゆくとカラツンだらけ。いくらか手水を打ったころから釣れ始める。じきに、短いハリスに重たいエサでも入っていかなくなる。水面にヒレが見えるくらいに寄ってしまう。いくらか練り込んでやったらちょっとは入るようになってきた。

ひとボール打ち切ったところでペレット入りじゃない配合を試してみる。ペレット入りはなじませることはできるがカラツンが多かったので、ふつうの麩のエサを作ってみる。
スイミー1+水1+グルバラ1+マッハ1.5
これを状況に合わせて練って使う。ペレットよりもカラツンは少なくなったような気がするが、なじませるのがたいへん。なじめばあたるがなじまない。ということで、やっぱりペレットのほうがよさそうだ。

はじめはボディー5cmのウキを使っていたのだけど、どうにもならんのでもっと大きなものに途中で変えた。ボディー7cmのもの。ボディー長は2cm長くなっただけなんだけど、オモリは5cmのものの2.5倍くらい背負う。ちなみにどちらも、トップは太目のパイプトップ。

こんな感じでやってみて、昼食までに45枚。時間あたり9枚。残り時間が4時間だから100枚に達するにはペースアップしなければならない。しかし午後は活性が下がるかもしれない。下がらなくても、ペースアップは難しそうだ。

ということで、100枚の目標は諦めて、午後は底釣りに挑戦。13尺、両ダンゴのバランスの底。しかしこれがなんともならん。たいして待たずに毎回アタリが出るが全然乗らない。というか、おいらには乗せられない。1時間ほどでギブアップ。1枚釣ったのみ。

隣のめまるさんは100枚が見えてきている。おいらには無理だが、もう一度メーターで釣ることにする。

ペレット入りのエサ、大きなウキ、短いハリス、というセッティングでやる。午前中よりもいくらか釣りやすいかも。残り時間が20分になったころ、めまるさんは100枚達成。おいらはこのとき76枚。残り20分で4枚釣ることを目標にする。

まめるさんは100枚達成した時点で釣りをやめて板オモリの整理などを始めた。これまでは水面直下に湧く魚をめまるさんと分け合っていたのだけど、めまるさんがやめたとたんこっちに寄ってくる。ただでさえウキを立たせるのが容易じゃないのにこれじゃますますたいへんだ。が、なんとか拾って79枚。残り10分であと1枚釣れば目標達成。最後の1枚は、アタリをとらずに、ウキが持っていかれるまで待ってしまった。が、これでとりあえず80枚。ということでめでたく納竿。


平日の武蔵は練り込んだペレットを打っても湧いてくるくらいすさまじいのだけど、毎回合わせの動作ができるなんて幸せだなぁと思いました。今日ボクは500円割引券をもらったので、近いうちにまた行きたいと思います。こんどは底釣りに浮気なんかせずに100枚を目指したいです。

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2003/07/05 椎の木湖

椎の木湖へ。3号桟橋の真ん中近くのゴルフ場向き。隣はめまるさん、その隣はめまる兄さん。1号桟橋にはエボのメンバーが3人。おやじさん、西田さん、gizumoさん。

メーター両ダンゴの練習。ハリスをいくらか長めにしてやってみる。

8尺、1m
エサ1:特S2+水1.5+マッハ4
エサ2:特S1+浅ダナ1+水1+マッハ2
ハリス30・40
ウキ:ボディー7センチ、パイプトップ

最初の1時間は7枚とまずまず。その後なじませるのが難しくなる。練りすぎるとカラツン、固めだともみくちゃ、柔らかいとなじまない。というわけで、18枚釣ったところでどうにもならなくなる。そこで、ネバリでもたせる特Sベースのエサをやめて、重さでもたせるスイミーベースに変更する。

スイミー1+特S1+水1+マッハ1.3くらい

最初だけいくらか練る。あとはもう練らない。柔らかくしていってもけっこうなじむ。余計な動きが減って釣りやすい。

なじみは出しやすくなってきたが、アタリがちょっと少なくなってきた。そこで、ハリスを伸ばす。35・45にする。これでわりと感じが出てくる。が、向かい風が強くなってきたところでおしまいにする。13時までに35枚だからたいしたことはないが、次回にちょっと希望が持てるような気がする。

風が強くなってきたので8尺テンテンにする。午前中に特Sを使い切ったので、グルバラベースのエサにする。これまでグルバラは買ったことがなかったのだけど、今回初めて買った。これからしばらくは特Sをやめてグルバラを使ってみることにした。テンテンのエサは以下のとおり。

グルバラ1+浅ダナ1+マッハ2+水1

なじむ程度に練って使ってみた。特Sよりも若干あっさりした感じか。特Sがバターだとするとグルバラはマーガリンといったおもむき。グルバラ10級なのであまりアテにはならないのだけど。

最初の数枚は簡単だったし、以後なじませるのも簡単だったのだけど、なかなか食わせられず苦戦。15時までに7枚を追加したのみ。風がひどくなってきたので早上がりした。

トータル42枚、31キロ。

今日の上位の人は短いハリスのメーター両ダンゴだったのだけど、おいらには長いハリスのほうがやりやすいかも。小ウキの短バリスよりも、ちょっと大き目のウキで長ハリス、というほうが性に合ってるような気がする。

エサに関しては、これまで練ってどうにかするばかりだったのだけど、重たい配合もいいもんだ、ということを知った。

今日は少しだけ進歩したような気がします。

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