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ヘラブナ釣行記−2003年6月

2003/06/29 羽生吉沼

ちかごろはずいぶんと日が長い。釣りから帰って、風呂に入り、糠床をかき混ぜて、それからこれを書いているのだけど、まだ外は明るい。日の出から日没までの釣り場なら、4時から19時までの15時間も釣りができてしまう。背中や腰や膝が壊れてしまいそうだ。(もちろんボクはそんなバカな真似はしないのだけど。)

今日はホームレイク羽生吉沼へ行ってきた。特にテーマはなくて、なんとなく釣りをしてきた。Xさん、めまるさん、めまる父さん、トラさんと一緒だ。


たまたま座った場所が水深5.2メートルの場所だった。これなら18尺で底が取れそうだ。ということで、底釣りをすることにする。まずは宙ペレ1を水1で溶いておく。それから竿を出し、タチを計ってみる。すると届かない。道糸が短めになっていることと、増水していることが原因で、水深表示どおりにいかない。底釣りは諦める。こんなときのために21尺を持っていたいような気がする。

16尺テンテンをやることにする。ペレットを溶いてしまったので、ペレットのエサにする。

16尺、テンテン
エサ:宙ペレ1+水2+もじり8+軽麩8
ハリス50・60
ウキ:ボディー14センチ、PCムク

さすがにペレットだけあって、なじみは簡単に出せる。アタリは多いと言えば多いのだけど、スレやカラツンがほとんどで、うまくいかない。なんとかカラツンを消してやろうと、エサを柔らかくしていく。しかしなかなか消えない。もっと柔らかくする。するとこんどはなじみが出ない。どうにもエサが合わず、ペレットはギブアップ。ふつうのダンゴを試す。

特S2+マッハ2+水1

これを練っていくと、それなりに釣れるエサになってきた。なじみながらスパンと落とすいいアタリも出る。しかしカラツン率とスレ率が高い。ポツポツペースから抜けられない。

スパンと気持ちよく落とすものだから、そういうアタリを追いかけていたのだけど、あるとき、中途半端なアタリで乗った。ふつうのツンアタリというのだろうか。「食っててもおかしいとは言えんわな」くらいに思われるアタリ。それからしばらくこういうアタリを選んで取ってみたら、いくらか釣れるようになってきた。といっても、たいしたことはないのだけど。

こんな感じでやればいいのかな、ということが分かってしばらく経ったところでエサがなくなった。同時に、なにか他の釣りがしたくなった。


8尺、1m
エサ:グルバラ1+マッハ3+水1
ハリス15・22
ウキ:ボディー4cm、パイプトップ

Xさんは昨日、柳生フィッシングパークで開催された熊ちゃんの釣り教室に参加してきた。そのとき彼は熊ちゃんに、グルバラ・マッハがいいと聞いたらしい。彼はグルバラをふだん使っていないのだけど、昨日の釣りの帰りにシバタに寄って買ってきた。そこで、彼にグルバラを100ccもらった。グルバラを使うのは初めてだ。

元エサのままではなじみが出ないのでいくらか練る。数投でアタリが出始める。ウキの動きが激しくなるにつれて、手水を打って練っていく。これでそこそこいい感じに釣れ続く。なじみながら落としたり、なじんであげて落としたりと、アタリは一定しないが、どちらでもそれなりに乗る。16尺テンテンよりもずっと易しいし、おまけに型がいい。

Xさんとめまるさんとおいらとの3人で型モノ勝負をしていたのだけど、このときの840グラムでなんとか最下位を免れた。ちなみに、型モノ勝負というのは、最大魚の重量が最低だった者が残りの二人に缶ジュースをおごる、というものだ。さらにちなみに、ジュースをおごることになったのはXさんだ。昼寝なんかしてるからいけない。

さて、このメーター両ダンゴは1時間半くらいやっていたのだろうか。時間は定かでないが、17枚釣れた。うまい人が朝からずっとやってたら、1日で100枚とか釣れたのかも、と思われる。ちなみにこのときのおいらの釣果は全部で35枚。残り時間は3時間。がんばって60枚を目指すか? だなんて野心は全然湧いてこなくて、もう他の釣りがしたくなってきた。


朝のうちXさんがギブアップしたペレ宙に挑戦。

15尺、1.5m
エサ:宙ペレ1+水3+もじり10+軽麩10
ハリス:40・50
ウキ:ボディー7cm、太目のパイプトップ

1枚目は消しこんで簡単に釣れたのだけど、以後はカラツンばかりでどうにもならん。ウキは動きっきりでアタリも毎回のように出るのだけど、動きすぎてわけが分からない。しっとりさせていくと揉まれて落とされる。小粒のボソだとカラツン。というわけで、さっぱり分からないまま終わってしまった。

毎回のように消しこんで大型がバクバク、というのを夢見て近ごろはときどきペレ宙に挑戦しているのだけど、ほんとにそんな夢が現実になりうるのか不安になってきた。「今年の夏はどこの池でもペレットは効かなかったねぇ」とかいう会話が11月ごろになったらあちこちで聞かれたりするんじゃないのか? 近いうちにペレ宙パワーを体験できなかったら、おいらの引き出しにペレ宙が入ることはないかも。


1日の釣果は46枚、24キロ。まあこれくらいで十分です。

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2003/06/23 椎の木湖

椎の木湖の雨ニモ負ケズ大会に参加。メーター両ダンゴに挑戦。

8尺、1メーター、両ダンゴ
エサ1:スイミー0.5+水1+浅ダナ1+マッハ2
エサ2:特S2+マッハ2+水1
ハリス04、18cm・25cm
ウキ:ボディー4.5cm、パイプトップ

ざっとこんなセッティングで5時20分ごろエサ打ち開始。サワリは簡単に出る。アタリもボチボチ出るが続かない。魚が寄るにしたがってエサを練っていく。上でのサワリが凄まじいがタナに届くと意外と静かで、アタリが続かない。拾い釣りのペースから抜け出すことは最後までできなかった。

45枚、34.22kg
186人中第30位

今日の上位3名の人たちもメーター両ダンゴ。おいらの釣りと似たようなものなのに、釣果は倍以上。セッティングで顕著に違っていたのがハリスの長さ。おいらは1日中だいたい18・25でやっていたのだけど、上位の人たちは「30・40」、「45・60」、「35・50」とずいぶん長い。上でのサワリがきついものだからハリスはもうちょっと詰めたほうがいいのかしら、くらいに思っていたが、コンスタントにアタリを出すには伸ばさなきゃいけなかったということか。実際に釣りをしていた感触としては、ハリスを伸ばそうだなんて想像すらできなかった。どういうふうに考えたらハリスを伸ばそうだんて判断できるんだろう。まったく分からん。

というわけで、まだまだヘラブナ釣りを全然分かってないということが再確認できた1日でした。

それと、飛び賞がとれてラッキーでした。賞品は椎の木湖オリジナルのウインドブレーカー(レインウェアかも)。もらって嬉しいのかそうでもないのか、もひとつ分かりませんが、なんとなく嬉しいような気がします(アクエリアス6本のほうがよかったような気もする)。ことによると、椎の木湖フリークにとっては垂涎の的だったりとか? だとしたらけっこう嬉しい。

しかし1回どこかでメーター両ダンゴの釣れ釣れイメージを作っておきたいものです。そういうのがないと釣りづらい。

競技終了後は16尺テンテン両ダンゴをやってみたのだけど(釣果は7枚)、やっぱりこっちのほうが面白いですね。無理して浅宙の練習することもないか。いやいや、「やのさん深宙ばっかりやってるけど、浅いところもやらせるとうまいんだよ」って(Xさんとかに)言われるようになりたいしなぁ。


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2003/06/07 羽生吉沼

Xさん、めまるさん、めまる父さんとの4人で羽生吉沼へ。富士桟橋の奥のほうの西向き。18尺でも底に届かないくらいの水深。

今日は隣のXさんと一緒にペレ宙の練習をする。

14尺、約1.5メートル
グラン5、朝のうち40cm・50cm、午後50cm・60cm

エサは重たいバージョンと軽いバージョンの2種類を使った。

重め:宙ペレ1+水2+もじり6+軽麩6
軽め:宙ペレ1+水3+もじり8+軽麩8

まずは軽めのエサで始める。数投でサワリが出る。1時間も打ったころには受けもいい感じに出てきてポツポツ釣れ出す。カラツンが多いのでしっとり方向に持っていく。するとサワリも弱まってきて、当然アタリにつながらない。エサを作り直して再びボソに。小さめに付けて触らせながらなじませる。

10時だかそこらにはなじませるのがたいへんになってきた。エサがなくなったのを期に重たいバージョンに変更。サワリはそのままでなじみが出るようになってきた。深く入ったところで鋭いアタリが出ればまずまず釣れる。エサ落ち周辺でもアタリは出るが、これはどうも乗りにくい。なので送って、トップが半分くらい沈んだところ以降のアタリに絞る。いっときいいペースになる。しかし長くは続けられない。

ちなみに今日使ったウキは自作カヤウキ「ツレツレクン」のペレ宙スペシャルNo.8。太めで長めのパイプトップが付いている。ボディー7cmから1cm刻みで11cmまでの5本を作った。その中の小さいほうから2番目のウキを使ってみた。

午後もしばらく経ったころになると、受けがずいぶんと弱くなってきた。そのまますんなりと沈没することが多い。そこで軽めバージョンに戻す。するといくらか復活。しかしそれでも沈没ぎみになってきた。そこで水50ccをエサに足してビチャビチャにして、そこに「もじり」100ccと軽麩200ccを足す。これでいくらかいい感じが戻り、最後までポツポツ拾う。午前中は行きがけのアタリがわりと多かったのに対して、午後はなじみきってワンテンポ置いてからのアタリがよかった。

検量機のない席に座ったので重量は分からないが、トータル43枚で終了。たいした枚数ではないが、このへんが実力を出し切った釣果だと思われる。まだまだ先は長い。

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2003/06/01 椎の木湖

天気予報の雨マークが消えたので椎の木湖へ。再来週開催されるエボの例会の練習。珍しく一人。

5時20分ごろ到着。例会組みの入場が終わるところで、まもなく一般入場。例会予約は200人を超えるが、まだ駐車場に空きがあるのでたいしたことはあるまい。一般入場の最後に入場。見渡したところ5号桟橋はいっぱい。3号桟橋を歩いてゆくと、渡り桟橋から6席目に空きがある。隣の人に声を掛けて釣り道具を置き、支度を始める。

8尺テンテン、両ダンゴ
グラン6、50cm・60cm
ツレツレクンPCムク、ボディー10cm

まずはいつものエサで始める。

特S2+マッハ2+水1

数投でサワリ。徐々に柔らかくしていく。30分ほどエサ打ちしたころ1枚目。アタリが続かない。さらに柔らかくしていく。1時間経ったころからいくらかアタリが続くようになるが、なじみながらは落とさない。深なじみしてちょっと戻してようやくアタリが出る始末。さらに柔らかくしていく。すると、なじみながらアタリが出るところか、受けも悪くなり、しまいには動かなくなってしまった。

柔らかい方向に持っていってダメならボソだろうということで、以下のエサに変更。

特S1+水1+マッハ4

手もみと大きさで調整しながら打ってゆく。いくらか動くようになってきてアタリも出始めポツポツ拾うが、一定しない。エサの付け方が難しい。圧のかけ具合でずいぶんとなじみが変わってしまう。沈没したかと思ったら、こんどはなじみが出なかったり。ボソエサはほとんど使ったことがないので加減ができん。付け根で触らせてそのまま触りながらなじんでいって深く入ればドンと来る、というのは分かるんだけど、そういうエサはたまにしか付けられない。

そうこうしているうちにお昼になってしまった。これまでの釣果は20枚かそこら。開始後しばらく経ったころから降り出した雨が上がり、晴れ間がのぞく。むちゃくちゃ暑い。テントを片付けパラソルをさし、午後の部開始。

ボソエサを打ち続ける。ときどきいい感じに数枚釣れるが続けられない。じきにエサが入りづらくなってきた。底夏をパラパラと振りかける。

エサを使い切ったところでブレンドを変更。

特S1+マッハ3+水1+底夏0.5

重たいボソ。小粒に付けて深なじみさせモヤモヤ・ドンとなるはず。なんだけど、ときどきしかそうはならない。全然ダメな時間帯がしばらく続くといい時間帯が訪れる、ということの繰り返し。地合にはほど遠い。が、このエサが今日は一番マシだった。

結局最後までいいペースはつかめずじまい。40枚、26キロ。ボソエサの使い方が下手すぎてダメ。例会当日は練り込んだエサで釣れますように。

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