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ヘラブナ釣行記−2003年5月

2003/05/29 みのわだ湖

めまるさんと初心者君との3人でみのわだ湖へ。

初めての釣り場なので道に迷う危険性がないともいえない、と思ったので早めに家を出た。6時現地集合だったが5時半ごろに到着。うちからたったの12キロほど。朝なら30分もかからない。林に囲まれた閑静な釣り場だ。姿は見えなかったがホトトギスがけっこう近い距離で鳴き、カワセミが湖面を横切るように何度も飛んだ。ハクセキレイもときどき湖面を横切った。ウグイスとシジュウカラは一日中さえずりっぱなし。朝のうちはトンビが湖の上で旋回していた。なかなか鳥っけが多い。

さて、到着して桟橋を見渡すと、初心者君は早くも釣りをしている。もう既に何枚か釣ってるらしい。徹夜でマージャンをしてそのまま釣り場に来たらしい。見るからに年齢差を感じさせられるがこういう無謀なスケジュールを敢行できてしまうところがいかにも若い。なんていうか、こう、自分はもうおっさんだよなぁとじみじみ思いつつ、釣り支度。するとめまるさんも到着。管理事務所のすぐ近くで3人並んで釣りをする。


15尺、1本半
宙ペレ1+水2+もじり4+軽麩4
40cm・50cm

数投でサワリが出る。じきにアタリも出るようになる。カラツンの中からポツポツ拾うのがやっと。予報に反して南西ぎみの風が吹いている。斜め前から吹いてくるかっこうで、振り込みづらい。上から投げないと飛んでいかない(めまるさんは下から投げてたけど)。9時だか10時だかにはずいぶんと暑くなってきていて、パラソルを差したいんだけどそうすると上から投げられなくなっちゃうから暑いのを我慢して釣りをする。

はじめのうちはスパっとはっきりしたアタリが出ればまずまず乗ってくれていたのだけど、魚が寄ってくるにしたがってウキの動きが激しくなり、食いアタリとそうでないアタリの判別ができなくなる。カラツンだらけでどうにもならん。

というわけで昼前ごろにギブアップ。ここまで24枚だったかな。めまるさんに7枚くらい差をつけられた。


コンビニで買ったパンを食べたあとは9尺で浅いタナをやってみる。このころ初心者君はトロロでやっていたのだけど、もうやめるからエサは要らないんだそうな。せっかくだから初心者君にトロロを貰う。「極上とろろ1分包+水400cc+とろ選200cc」という標準作りだと思われる。これにスイミーをいくらから足して比重を付け、もじりをけっこうたくさん足して硬くする。

9尺、80cm
20・30のち15・22

数投でアタリが出始める。チクという小さなアタリも、鋭さがあれば全部とっていく。わりとよく乗る。一定のリズムを作るというほどまではいかないが、わりとよく食ってくれる。ダンゴに比べるとカラツンが少なく釣りやすい。

よく覚えていないのだけど、15枚かそこら釣ったころ、飽きてきた。おまけに横風が強くなってきた。というわけでこの釣りはおしまい。このころたしか2時台。


8尺、テンテン
特S2+マッハ2+水1
40・50

長い竿だと底に付いてしまうので竿は8尺。タナはテンテン。

本来ならPCムクのツレツレクンを使うところなんだけど、壊れて修理中なので別のウキを使わなければならない。めまるさんもこのころちょうど短竿テンテンに変えるところだったのでウキを聞いてみるとパイプトップだと言う。それじゃあということでムクトップでやることにする。「さみだれ」を久しぶりに使ってみる。一番大きな6号を選択。

魚は簡単に寄る。いくらかエサを柔らかくしていったところでなじみながらのアタリが出始める。はじめのうちは簡単に釣れる。しかし寄りが増えるにしたがってカラツンやスレが増えてくる。

最初のエサがなくなったところで配合を変えてみる。マッハの代わりにもじりを入れる。サナギがなくなったぶんウキの動きが静かになるかも。

まあいくらかガチャツキは減った。とはいえ、余計な動きが多くてポツポツペースを脱しない。もじりバージョンはマッハバージョンに比べてネバリっぽく、かなり柔らかくしてやらないとアタリが出ない。かといってあんまり柔らかくすると落とされがちでうまくない。エサの大きさも難しく、ちょっと大きいと沈没しちゃったりで、なかなかコントロールできない。が、まあ最後までポツポツ拾って楽しく遊べた。


閉店の5時までみっちりやって64枚。うまい人なら100枚くらい釣っちゃうだろうという状況なのでたいした釣果じゃないが、これくらい釣れれば満足です。

みのわだ湖といえばダンゴの1本バリというイメージがありこれまで眼中になかったのだけど、実際にはいろんな釣りが楽しめるいい釣り場だと思います。池のトップを目指そうというならカッツケが一番かもしれませんが、そういう余計なことを考えなければ、ダンゴでもペレットでもトロロでもセットでも、なんでも練習するにはいいんじゃなかろうかと。魚は8寸主体という感じで小ぶりではありますが、それくらいの魚が一番よくウキを動かしてくれるので、なにか新しい釣りを練習するには最適。

というわけで、予想以上にいい釣り場だと感じました。近いし。ただ、自販のジュースが150円なのが難点。こういうのが気に触る人は飲み物持参がよろしいかと。双眼鏡も持参するとなおいいかも。

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2003/05/24 羽生吉沼

羽生吉沼のミニ賞金大会にXさんと一緒に参加。赤城桟橋の奥のほうの西向き。水深は5.6メートルくらい。

今日はペレ宙の練習。Xさんは21尺で3本くらいのタナ。おいらは15尺で1本半のタナ。エサは以下のとおり。

宙ペレ1+浅ダナ2+水3+もじり10

5投もすると気配が出てきた。開始後30分くらい経ったころからアタリが出始め、ポツポツながら拾える。これから日が出て暑くなってきたら爆釣かも、と思わんでもない。

しかしじきにカラツン地獄に突入。受けてなじんでパシっと落とすのだけどことごとくカラツン。エサを小粒にしてもダメ。柔らかくしてもダメ。というか、あまり柔らかくしすぎると振り込めなくなるのでそれほど柔らかくはできない。はじめ40・50だったハリスを50・60に変えてみたんだけど、特に変化はなし。

あとから考えれば朝のうちはカラツンが続くだけまだマシだった。昼前ごろにはカラツンすら出なくなる。「もじり」を追い足したりするといくらか動くのだけどアタリまでもっていけない。もうどうにもならんということでギブアップ。

しかたがないので12尺テンテン両ダンゴに変更。ボソを打てば動くのだけどなかなかアタリにつながらない。ちょっとずつ柔らかくしていく。するとこんどは動かなくなる。というわけでこれもどうにもならん。が、これで続けていくつか拾っておしまい。

22枚、約12キロ。最後まで21尺を振り続けたXくんも同じくらいの釣果だった。

優勝は40キロ弱。上位の人たちは、たしか両トロロとかウドンセットとかだった。賞金圏内である40位は20キロ。

というわけで、なにがなんだか全然分からないまま1日が終わってしまいました。ペレ宙王への道は長く険しい。この夏はチョーチン王を目指そうかと思っていたのだけど、今の気分としてはペレ宙王を目指したい。なんならペレットエサのチョーチン釣りを極めてチョーチンペレ王を目指すのはどうだろう、とか思ってみたり。

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2003/05/04 羽生吉沼

エボのみんなが、2週間後に控えた例会の練習をしに羽生吉沼に行くという。仕事がある程度片付いてきつつあるので便乗することに。

この時期の羽生吉沼は日曜日の入場時間が5時だ。もう明るくなってはいるけれどそれじゃあまりに早いので、6時に到着。池を見渡すとエボの面々はすでに釣りを始めている。Xさんの横に入れてもらう。富士桟橋の西向き。水深は5.4メートル。

支度を始める前にみんなの釣りをざっと確認。セットをやっている斉藤さんを除く5人全員がなぜかペレットの宙釣りをやっている。

おいらは前日のイメージトレーニングに従って14尺テンテン両ダンゴから。

14尺テンテン両ダンゴ
エサ1:特S2+マッハ2+水1
エサ2:特S2+浅ダナ1+マッハ1+水1
ハリス:04、50cm・60cm
道糸:約08(フロロカーボン3ポンド)
ウキ:ボディー12cm、PCムク(ツレツレクンPC1012)

3投目でピョコンと跳ねた。じきに魚が寄ってきてアタリが出始める。カラツンのたびに少しずつ手水を打って練りを加える。じき釣れるようになってきた。肩で揉んでそのままスパンとか、揉んでなじんでそのままスパンとか、揉んでなじんでちょっと上げてズバとかいうので釣れてくる。馴染み途中でちょっと止めてスパンというのが一番多かったような気がする。

肩の受けはけっこうきついが、まん丸にエサを付けて、指で転がして表面をツルツルにしてやるとなじんでくれる。なじみに入ればかなりの確率でアタリが出る。カラツンもあるがそこそこ乗る。たぶん今日は食いがいい。

そんな感じで10時半ごろまでに25枚。

みんなの様子を見てみると、デブゴンさんがいい感じに釣っている。12尺あたりの竿で1本半くらいのタナをペレットでやっている。どっぷりなじんでちょっと上げてズバっと入る。おいらもペレットを試してみる(宙ペレ1+浅ダナ1+水2+もじり4)。が、これはなんともならんかった。1時間ほどやって1枚釣るのがやっと。

なじませるのは簡単。受けはちょっと弱い。なじみながらのアタリも出るし、戻してからのアタリもでる。しかしカラツン。柔らかくすると今度は途中で落とされる。ハリスを伸ばして硬めを打ち切るのがいいのかなぁとは思ったが、試すのはやめた。ダンゴで釣れてるんだからペレットそのものを却下した。もっと暑くなってから練習すればいいや。

午後は上のタナの様子を見てみることに。CADさんが9尺メーター両ダンゴで苦戦していたので、それより2尺長い11尺でやってみる。エサは「特S1+マッハ3+水1」。

ハリスは30・40で始める。数投で魚は寄ってきて、けっこう受けがきつい感じ。しっかりエサを付けないとなじまない。なじみながらのアタリは少ないものの、なじんでモヤモヤやってるとツンと落とす。が、これがカラツンとスレばかり。エサを練って魚の反応を殺すようにしてみると、いくらか落ち着いてきて釣れ始める。が、いくつか釣ったところで反応が突然消えた。すんなりなじんでおしまい。エサを変えたりすれば好転するのかもしれないが、試すのはやめた。深宙で釣れてるんだから浅ダナそのものを却下した。1時間半ほどやってたったの6枚。

まだ2時間残っている。最後に12尺テンテンを試してみる。

エサは「特S1+浅ダナ1+マッハ2+水1」。

これはやっぱり釣りやすい。14尺と変わらない。といっても2時間やって13枚だからもう一息感は否めないのだけど。

というわけで、1日みっちりやって45枚25キロ。

途中で余計なことをせずにテンテンで通したらもうちょっと釣れるかも、という手ごたえはつかんだ。今日の練習によって浅ダナという選択肢は一応消えた。ただ、浅いほうが型がよかった点が気がかりではある。といっても、やっぱりおいらには釣れそうにない。ペレットは最初から眼中になかったからいい。両ダンゴの底釣りもちょっと気にはなったのだけど、Xさんのウキの動きを見て却下できた。メーターよりはよさそうだったのだけど、やっぱり遅い。テンテンでまともに釣ることを目指したほうが無難だろう。

とりあえず現時点ではこのように考えています。

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