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ヘラブナ釣行記−2003年4月

2003/04/01 鎌北湖

釣り名人めまるさんとその弟子「初心者君」が鎌北湖へ行くというので便乗することに。

5時半に到着。めまるさんはその15分ほど前に到着していたらしい。今日は人気ポイントの駐車場下に入るつもりで早めに集合したのだけど、既に何人かの釣り人で埋まっていた。しかたなく対岸で釣りをすることに。

おいらとめまるさんが釣り支度をしている最中に初心者君も登場。おいらの釣り友だちの中ではもっとも若い二十歳そこそこ。まあそんなことはいいのだけど、みんな揃って釣り開始。

めまるさんと初心者君は底でやるようだ。おいらは宙でやってみる。

とりあえず15尺で2本くらいのタナを両グルテンで。なんとなく気配はあるっぽいが気のせいかもしれない。1時間くらい経ったところでバラケを作る。お蔵入りしていたチョーチンダンゴとスーパーダンゴを2対3に混ぜたもの。食わせのほうは両グルテンで使っていたままのもの(新ベラグルテン1+新ベラグルテン底1+水2)。ハリスも最初の40・50のまま。

バラケをつけて何投かするとウキが動いた。数日前は打てども打てどもほとんど動かなかったのに、今日は意外と早く動いた。なんとか2、3枚は釣れるかもと期待を込めてさらに数投。いくらかサワリが出るようになってきた。ここで再び両グルテンにすると、モヤモヤ -> スパンで1枚目。開始後2時間の午前8時。鎌北湖での初フィッシュ。これで今日の目標達成だ。

しかし両グルテンでは反応が悪く、ときどきバラケをつける。バラケをつけると動き出すのだけどなかなか釣れない。上ハリスを10cmくらいに詰めたほうがよさそうだ。ついでに、竿はもうちょっと短くてもよさそうだ。いくらか風が吹いていて15尺だと振りづらいものだから、11尺に変更。

11尺でウドンのセットをやってみる。こうすると、けっこう簡単にアタリが出始めて、ポツポツ釣れる。最初50だった下ハリスはカラツンが増えるに従ってどんどん詰めてゆき、最後は35cm。これでもちゃんとアタリが出るのだからなかなか活性が高い。

しかし昼前ごろ、バラしたときに道糸のトラブル。釣り座のすぐ後ろは崖で、木の枝が頭上にかぶさっている。後ろに仕掛けを振ると枝に引っ掛けそうだ。だもんだからバラしたときは慌てて竿を前方に振り下ろす。そのときの力が強すぎて道糸がグチャグチャになってしまった。

ま、しかし、そんなにガムシャラに釣ってやろうという気分でもないので、別の釣りをすることにする。12尺で両ダンゴの底釣りに挑戦。

空バリでエサ落ちの確認をしているときになぜかサワリが出て、ツンと入って、釣れてしまった。これはさすがにカウントしなかったが、その代わり釣れ釣れの予感が膨らんでくる。過激な駆け上がりでタナはうまくとれないがテキトウにとって第1投。はじめからサワリがあっていい感じ。しかし次の1投で根がかり。ちょっと沖目に放れば平気かなと第3投。なじみながらズル〜と持っていかれ、釣れてしまった。でもこれはカウント。そのあと何投かしたときにも落ち込みで持っていかれて2枚目。しかしそのあとまた根がかり。これでいやになって、この釣りはおしまい。

ウキの位置を50cmほど動かして、底付近の宙をやることにする。ハリスは50・60。エサは、底のダンゴを無理やり調整したもの。これでまた数枚追加。隣のめまるさんは浅めの宙をダンゴでやっている。そしてけっこう釣っている。タナはもうちょっと上かしら、ということで2本くらいのタナして続ける。エサがイマイチらしくめまるさんのようには釣れないがいくつか拾う。

昼過ぎごろだか1時ごろだか2時ごろだか忘れたが、ためしに9尺メーター両ダンゴにしてみる。まさか両ダンゴでやることになるとは思っていなかったので、マッハも浅ダナも特Sも持ってきていない。なんともエサが作りにくい。しかたがないので、スーパーDとチョーチンダンゴが1対1くらいで混ざっているエサを練りこんで、手水で戻して、スーパーDで締めたものでやることにする。

さすがに9尺じゃ寄らないかなとも思ったが、魚がいないわけじゃない。サワリやカラツンやスレアタリが出る。しかし釣れない。13尺で1.5メートルくらいのタナをやっているめまるさんは爆釣モードで入れあたり。それに比べると圧倒的に状況は悪い。9尺じゃ短いのか、1メートルじゃ浅いのか、ダンゴがまずいのか、なんともならん。が、どこまでやれるかやってみようということで、というか、竿を変えるのが面倒なので、そのまま続ける。しかし4時半までに5枚ほどを釣ったのみ。

6時から16時半までがんばって23枚。2枚か3枚釣れればいいやと臨んだわりには高釣果、なんだけど、めまるさんと比べると全然釣れていないという結果。なにしろめまるさんは69枚も釣っている。盛期にだってこれだけ釣るのは難しいという枚数だ。初心者君はめまるさんのことを「先生、先生」と呼んでいたが、そう呼ばれるだけのことはある。ちなみに初心者君の釣果はたぶん20枚くらいで、おいらと同じくらい。おいらもこれからは「めまるさん」のことを「先生」と呼ばねばなるまい。

というわけで、鎌北湖は緑に囲まれ(花粉も多いけど)、カワセミやアカゲラがいて(カワウもいるけど)、69枚も釣れる(ウデ次第だけど)、素晴らしい釣り場でした。こんな釣り場に30分で行けるなんて、今回の引越しは大成功だ(ブロードバンド対応じゃないこと除いて)。

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