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ヘラブナ釣行記−2003年1月

2003/01/22 椎の木湖

Fishing Club Evolutionのメンバーのひとり、でぶごんさんが椎の木湖へ行くというのでおいらも行くことに。めまるさんも誘って3人で釣りをする。

3号桟橋手前のほうのゴルフ場向き513番にめまるさん。メーターセットで苦戦したのち段底に変えてペースを上げる。515番にでぶごんさん。バランスの底、メーター、ふたたびバランスの底。段底が有利に思えるなか、1日の大半の時間をバランスに費やした。ウキはけっこう動くものの食わせるのに苦労していたみたい。二人のあいだの514番においら。いつものように段差の底釣り。

16尺、段差の底
バラケ:ヘラスイミー1+水1+新B1+マッハ2
食わせ:彩10cc+JP10cc+水50cc、レンジで作ってポンプ出し
道糸:08
ハリス:04、グラン5・10cm、グラン2・80cm
ウキ:ボディー14cm、PCムク

前回の釣行記でおいらは下ハリスの長さは60cmが基本だと書いたけれど、椎の木湖はおっかないので80cm。最近の椎の木湖の上位の釣果を見てもみんな長いし。しかし今日のトップの人は60cmの段底だった。やっぱり60cmでなんとかやれるんだろうか?

7時ごろ釣り開始。1cmズラシで始める。2投目で1枚目。それからはポツポツと釣れる。10時半ごろまでに10数枚釣っただろうか。しかしそれから1時間はアタリが出せず苦戦。誘いに誘ってやっと出たアタリがカラツンだったりしてどうにもならん。タナを1cmずらしてみたものの1枚釣ったきり。さらに1cmずらして3cmズラシに。しかし改善されない。なんだか上ずった感じで、バラケへの反応が強すぎる。午後はバラケをしっかりめにつけてやってみよう。

ということで、ここで昼食。事務所のパソコンを覗いてみると、おいらは現在第9位。1位との差は4キロくらい。小さいようで大きな差。この差は逆転できないが、午後も崩れなければそこそこの順位になりそうだ。

さて午後の部。午前中のままの3cmズラシで始めるがいい感じになってこない。タチを測りなおす。別に狂っていない。で、ここで、ズラシを無くして下針トントンにする。バラケはいくぶん小さめにしてしっかり付ける。さらに、誘いをかけずにじっと待ってみる。するとアタリが。以後、あまり誘わないようにやってみる。これが今日はよかったみたいで、いくらかアタリが復活してきた。

閉店の3時半までやって合計29枚、18.02kg。

トップとの差は、枚数では3枚だけど重さだと3キロもある。なぜか型が悪くて重量が伸びなかった。隣で同じく段底をやっていためまるさんはなぜか型がよかった。いったい何が型の差を生んでいるんだろう。さっぱり分からない。

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2003/01/19 隼人大池

今年から発足した釣りクラブ、Fishing Club Evolutionの第1回例会に参加。場所は隼人大池。参加者は、ゲスト2名を入れて14名。

入場時間の30分前に全員が集合し、自己紹介と簡単なミーティングを済ませ、入場順のくじ引きをする。ゲスト参加のTacoさんの入場順が2番、おいらが3番。場所は選び放題。予約されている釣り座、211番から225番までのどこに座ってもいい。左端の211番は底の状態が悪いが、それ以外は大差がないと思われる。が、ちょっとした変化がある。池の図を注意深く見てみると分かるように、桟橋が微妙に折れ曲がっている。この折れ曲がりの突端にあたる223番を選ぶ。これでも岬の先端と言えないことはない。バス釣り経験があってこういうポイントを見逃す人がいるだろうか、いやいない。

前々日の試釣の結果、段差の底釣りをやると決めている。迷わず段底の支度をする。左隣のTacoさんは得意の8尺テンテン、ウドンのセット。右となりの石川さんは13尺あたりの竿で浅ダナを狙うようだ。さらに右のgizumoさんも浅宙。Tacoさんのさらに左の山崎さんは深宙かしら。おいらの周辺に底をやる人はいない。ラッキーだ。

15尺、段差の底
バラケ:ヘラスイミー1+水1+新B1+マッハ2
食わせ:彩10cc+JP10cc+水50cc、レンジで作ってポンプ出し
道糸:08
ハリス:04、グラン5・10cm、グラン2・60cm
ウキ:ボディー14cm、PCムク

いつもどおりのセッティング。タナは1cmずらしで始める。結局この日タナを調整することは一度もなかった。下ハリスは60cm。これがおいらの中では基本の長さ。80cmでやることもあるが、ほんとに80cmにする必要があるのかどうか、ちかごろは疑問に感じている。バラケなり誘いなりを工夫することによって60cmでも十分アタリを出せるはずだ、と考えることにしてみた。これからしばらくは60cmでやってみようと思っている。

さて、7時過ぎに釣り開始。

タナを取っている最中に消しゴムにサワリが出ていたので最初から魚はいるはず。第1投目から誘いを入れて様子をうかがう。3投目でかすかな気配。やっぱり魚はちゃんといる。4投目に、1節くらいツンと落とす。これはいかにも糸ズレくさいがいちおう合わせる。しかし案の定カラツン。まあしかしアタリが出るに越したことはない。そして5投目。バラケが落ち切ってしばらくしたところで縦誘い。穂先をちょっと持ち上げる。5節くらい沈んでいた浮きのトップが持ち上がり、トップの付け根が水面上に見える。そしてまたしずかに沈んでいく。そこでチクといいアタリ。これで乗らなきゃタナ調整なんだけど、ちゃんと乗った。早々に1枚目を釣り気持ちがラクになる。

1枚目が誘って釣れたものだから、この日は誘いを多用する。バラケが落ち切ってしばらくしたところで竿を前のほうに突き出して道糸のテンションを緩める。それでもあたらないときはさらに誘う。ウドンが地面に引っかかっているような感じのときは竿尻を引っ張ってウドンを地面から外す。水中でほんとにそうなっているかは分からんが、そういうつもりになってやる。こうすると、半節とか1節とか、上がってくることがある。そこでチクと入れば占めたものだが、いつもそうなるとは限らない。そのときは縦誘い。これでもあたらなければエサを切る。

こんな感じで昼食の11時半までに大崩れすることなくポツポツ拾う。いかにも食いアタリというアタリがカラツンになることはほとんどない。そのためタナはいじらない。以前なら、ハリスを伸ばすとアタリが増えるかも、と思ったものだが、最近は60cmで十分だと考えることにしているし、今日はまあこんなもんだろうという気もしたので、60cmのままで通す。15枚釣ったところで2つめのフラシを用意し、そこに2枚だか3枚だか入れたところで昼食タイム。

まずまずいい位置につけている、どころではなく、この釣果でダントツな気配。みんなずいぶんと苦戦しているらしい。隣のTacoさんがたぶん2番手。

さて、カレーライスを食べて缶コーヒーを飲んで、午後の部開始。2時半終了なので残りは2時間半。全体に諦めムードも漂い始めているが、隣のTacoさんはおいらに追いつこうという闘志を見せている。おかげでおいらもダレることなく緊張感を持続できる。右隣の石川さんはあちこちのタナを攻めているがどこをやってもサワリが出ないとぼやいている。さらに右のgizumoさんはけっこう合わせを入れているのだけど、カラツンに大苦戦。

もしかするとこのまま釣りをしなくても優勝しちゃうかもしれないが、全員がやる気をなくすくらいに釣ってやろう、というつもりで釣りを続ける。スラムダンク(ああ、これは漫画です)の山王高校の常勝はこういう精神によってもたらされている。スラムダンクから多くを学んでいるおいらがこの精神を目指さないでいいものだろうか、いやよくない。

じつは昼食の直前はタナがしっかりできた感じになっていた。しかし20分だか30分だかの休憩を挟んで魚が減った。とはいうものの、何枚かは簡単に釣れた。しかし1時半あたりからアタリが出なくなった。スレが多い。なんだか上っ調子な感じで状況が悪い。スレ掛かりしたときに上針が折れて戻ってきた。ハリス交換するときに、15cmに変えてみることにした。変えるとどうなるのか分からないのだけど、何かを変えれば何かが変わる可能性がある。というわけで、変えてみる。そしたらこれは失敗だった。ますます上っ調子なった感じ。今から思うとそりゃそうだ、とは思うんだけど、なぜかそうしてしまった。30分ばかり15cmでやってみたところでもとの10cmに戻す。しかし状況を改善できないまま時間切れ。

22枚、12.6kg

どうやら会のみなさんは実力を出しそこなったらしく、おいらが優勝してしまいました。やっぱりこの時期は段底がいいですね。失敗せずに地道に続けられればそれなりの釣果には届くんじゃないかしら。

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2003/01/17 隼人大池

ヘラブナ釣りのクラブが結成された。Fishing Club Evolutionという。吉崎さんに誘われて、入会することにした。このクラブの第1回例会が、あさって19日に開催される。場所は隼人大池。

隼人といえば、正月に一度行き、ひどい目に会った。たしか4枚しか釣れなかった。とんでもない池だ、という印象が頑固にこびりついている。そんな心理状態で例会に臨んでも集中力が持続しない。ということで、平日の隼人でいいイメージをつかむのが今日の目的。

目覚まし時計をセットしたつもりになっていたがセットしたのは時刻だけで、ベルをオンにするのを忘れた。起きるべき時刻になっても熟睡していた。しかし妻がたまたま目を覚ましたおかげで6時過ぎに家を出ることができた。隼人に着いたのは7時20分ごろ。釣りを始めたのが8時ごろ。

新池218番で段差の底釣り。

16尺、段差の底
バラケ:ヘラスイミー1+水1+新B1+マッハ2
食わせ:彩10cc+JP10cc+水50cc、レンジで作ってポンプ出し
道糸:08
ハリス:04、グラン4・10cm、グラン2・60cm
ウキ:ボディー14cm、PCムク

16尺でタチを計ると穂先1本くらい余る。15尺のほうがやりやすそうだ。が、面倒なので16尺のままでやってみる。

3投目にツンと落として1枚め。以後アタリは続く。しかし待って出たアタリや誘って出たアタリはカラツンやスレになる確率が高いっぽい。釣れるときは、バラケが落ちてわりとすぐにあたる。前回はアタリが全然出なかったが、今日は簡単に出る。2時間半で14枚。いいというほどでもないが、悪くはない。このペースを1日続けられたら優勝も見えるかも。といっても今日は平日なのであまり参考にはならない。が、とりあえず段底で釣れるイメージを獲得。これで今日の目的達成。

16尺をしまって、15尺を出す。例会本番では15尺でやるつもりだが、オモリの調整ができていない。なのでとりあえず調整だけしておく。ついでに、例会時に予約されている釣り座の水深を測っておく。たしか211番から225番までだった。この区域にはおいらしか釣り人がいない。なので順に水深を確認。左端の211番はいくらか浅く、なんだか底の状態がよくなさそうだが、それ以外はすべて15尺でちょうど取れる。底の状態もおかしくはなさそうな気配。さて、それで、15尺をしまう。

本命は段底だが、強風時の押さえとしてテンテンの釣りもやってみる。12尺テンテン、ウドンのセット。ウキをひと回り小さくした以外、16尺段底のセッティングと同じ。この釣りはずいぶんとアタリが多いがそのほとんどがカラツンで、苦戦。1時間で3枚。もうちょっと上のタナでやったほうがやりやすそうだ。風が吹いたら9尺か10尺でやることにする。

さて最後はバランスの底。15尺、新ベラグルテン底単品(100cc+水80cc)、グラン4、ハリス33・40。こんな感じのセッティング。1投目で釣れる。これはもしかして、と期待したが、カラツンだらけでどうにもならん。あたりっきりなんだけど釣れない。落ち込みであたって釣れたりもするが、続かない。とにかくカラツンを解消できず、おいらの手には負えない。とはいえ、上手な人だったら爆釣かも。結局この釣りは2時間やってたったの7枚。毎回のように合わせを入れてこの枚数は精神的に辛い。

というわけで、本番は段底に決定しました。

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2003/01/03 野田幸手園

起きたのは8時半。朝食のあと、さて今日はなにをして過ごすかと考えていると、妻が釣りに行ってこいと言う。行くつもりは全然なかったのだけど、そう言われると行きたいような気がしてくる。めまるブラザーズやXくんやらが野田幸手園に行ってるはず。電話してみると、隣が1席空いているという。んじゃとりあえず新年の挨拶にでも行ってみるかと支度を始め、9時50分に出発。たいした混雑もなくすんなりと到着。うちから約40キロ。1時間ちょいで行き着けた。早朝なら1時間かからないかも。実は椎の木湖よりも近かった。

午後料金2000円を支払いみんなのいる釣り座へ。桟橋の先端部分にじんどっていた。端から2番目の釣り座に入れてもらう。ざっと状況を聞くと、バランスの底でそれなりに釣れてるらしい。ただ、いくらか沖めに放らないと続かないとか。右隣のXくんも、左隣のめまる兄さんも、ともに18尺を振っている。おいらは段底だから沖めに放る必要はない、というか、沖めに放ったんじゃ釣りづらい。とりあえず、14尺を出してみる。そしたら余り過ぎ。んで、小雪が舞って手がかじかむものの面倒くさがらずに12尺を出す。

12尺、段差の底
バラケ:ヘラスイミー1+水1+新B1+マッハ2
食わせ:感嘆II
道糸:08
ハリス:04、グラン4・10cm、グラン2・60cm
ウキ:ボディー10cm、ムク

12時ごろ釣り開始。1投目からいいアタリが出て釣れちゃった。3投目にも釣れた。それからしばらくアタリが遠のいたけど、風が弱まってきてからアタリ復活。で、3時ちょい過ぎに10枚目。別に工夫したところは全然なくて、いつもどおりやってたら勝手にアタリが出て釣れた。タナは最初の2cmずらしのままずっと通した。バラケの調整もしなかった。せいぜい、しっかりなじませるだけ。アタリは明確で、あれなら誰でも合わせるよ、という分かりやすいもの。

椎の木湖なんかに行くと苦労させられるけど、今日はなんだか易しかった。苦労してでもがんばろうという気力のあるときは苦しい釣りをするのもいいが、やっぱりそれなりに釣れたほうが楽しくていい。野田幸手園は遠いところと根拠もなく思っていたが、実際は近いし、少なくとも今日やってみた限りではアタリが多いし、鳥がいっぱいいるし、いいところだ。いろんなサイズの魚が釣れるのもいい。ときには700グラムくらいありそうないいのも釣れるし、かと思うと手のひらサイズが針掛かりしたりもする。大型ばかりというのもいいが、まちまちなのも楽しみがあっていい。

もっとも、今日はたまたま釣れたから好印象だけど、今後どうなるかは分からない。まあでもとりあえず、近いうちにまた行きたいものだ、とは思う。

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