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ヘラブナ釣行記−2002年10・11月

2002/11/18 椎の木湖

椎の木湖の味覚オープンに参加。5号桟橋609番。水深4.6m。左にめまるさん、さらにその左にトラさん。3人ともメーターセットでスタート。

6時半ごろからエサ打ち開始。ペレット入りの重たいバラケでタナをしっかり作って爆釣の予感。が打ち始めからしばらくはしていたのだけど、全然魚が寄ってこない。湧くほど寄せて、それでもなおかつタナはバッチリ、というイメージで臨んだのだけど、打てども打てども一向にそういう状況になってこない。魚がいないわけじゃないのだけど、止めてくれない。すんなりなじむ。

冬モードに切り替えて、かすかなサワリを頼りに待つ釣りをすべきかな、でもなんだか辛いなぁ、とか思いつつも、当初のイメージを目指してエサを打つ。

2時間経過。釣果は2枚。トラさんとめまるさんはこの頃10枚を越えて、二人で競い合っている。すっかり無口になっていたおいらはメーターセットを諦める。この調子じゃとうてい二人に追いつけない。というか、追いつこうとかどうとかいう考えを捨てた。どうせ釣れないなら底釣りしたほうが楽しくていいや。

というわけで9時ごろから底釣り。ペレット入りの両ダンゴ。竿は16尺。ちょうど底が取れる。魚が寄ってない状態で3節なじむようにタナを調整。

最初からちょっとは魚がいるようで、サワリはすぐに出てきた。10分もしたころにはアタリも出てきていくらか釣れる。が、そんなに頻繁にはあたらない。エサを甘くしてみたり、小さくしてみたり、逆に大きくしっかり付けてみたりしてみるが、好転しない。途中でめまるさんがグルテンを食わせにしてみれば、とアドバイスしてくれた。しかしグルテンは持ってきてない。が、めまるさんにわたグルを貰ってやってみた。が、グルテンなら食っちゃう、というわけでもなさそう。軽いからウキはよく動くが釣れるわけじゃない。再びペレット入りの両ダンゴに。

なんだかもひとつペースは出ないが、メーターセットに比べたらずっとよくて、昼ごろまでに10枚くらいは釣れただろうか。型がわりとよくて、うまくすればそれなりに重量は稼げそうだ。が、うまくいかない。

エサを変えてみた。なじみ際のサワリをもうちょっと殺したほうがタナが落ち着くんじゃなかろうか、そんな気がしたので、夏冬マッハのエサを作った。ペレットだと騒ぎすぎな感じだったが、これだと静か。地味になじんで、なじんだあとのサワリが出るようになってきた。で、いくつか拾う。いくつか拾うと、こんどはウキが動かない。そこでペレット入り。騒がしくなってきたところで夏冬マッハ。

ここでひらめいた。ペレット入りと夏冬マッハの中間くらいがいいんじゃないのか? というわけで、両者を合体。

そしたらこれが大成功。13時から14時までの1時間に10枚くらい釣れた。4連荘のあと1回休んで2連荘、というのが今日の一番の見せ場。これまでの人生において、底釣りでもっとも決まった時間帯だった。堪能した。腕が上がらなくなったくらいだ。

26枚、19.98kg、250人中44位

こりゃどうにもならんと匙を投げた朝の気分から考えれば上出来。午後苦戦したトラさんをいつのまにか抜いてたらしい。しかし午後一段とペースを上げためまるさん(16位)には到底届かない。

順位とかはともかく、今日は底釣りがうまくなったような気分が味わえて、楽しかったです。

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2002/11/12 椎の木湖

無事退院し自宅療養中のトラさん(メーターセットのエキスパート)と椎の木湖へ。

5号桟橋の手前のほう、608番にトラさん、609番においら。16尺でちょうど底が取れるくらいの水深。もしトラさんが深い場所に入りたがったら16尺テンテン両ダンゴでやるつもりだったが、そんなに深くない場所に入ったので底釣りから。

16尺、バランスの底、両ダンゴ
最初のエサ:底夏1+底冬0.5+マッハ1+水1
次のエサ:宙ペレ1+底夏1+水1.3くらい+マッハ1
道糸:1号
ハリス:04、グラン4、30cm・37cm
ウキ:ボディー12cm、パイプトップ

上針トントンのつもりで打ち込むと2節しかなじまないので、もうひと節ぶんくらい深くしてスタート。最初の1時間半くらいで10枚の釣果。3つなじんで1つか2つ上げてきてチク! ああ楽し。この調子なら50枚は軽く突破する。なんて思うのはいつも最初の時間だけ。上ずってきたらしい。上のほうのサワリが強くなりすぎてきた。なじんじゃうと動かない。魚を下に向かせようと思って、しばらくしっかりしたエサを打つ。なじんですぐに出るあたりはぐっとこらえて合わせない。エサ落ち付近であたれば合わせる。でもあんまりアタリが出なくなってきた。1枚か2枚追加したところでエサを変更。

もっと強烈に下を向かせようと思って、ペレット入りのエサに。これでしばらくやると、なじみきったあとにもちゃんとサワリが出るようになってきた。いい傾向だ。が、カラツンが多く釣果はさほど伸びない。やっぱり釣り続けるのは難しい。今日はいくらか調整の糸口をつかんだが、結果を出すにはいたらず。11時半にギブアップ。これまでの釣果は16枚。時間あたり3.6枚としょぼい結果。でもここだけのはなし、朝からメーターセットをやっていたトラさんよりも釣っているのだ。だからといって、おいらが偉いわけでもないが。

午後はメーターセットに挑戦。隣の名人に教えてもらおうと思って。

8尺、メーター、セット
食わせ:感嘆II
バラケ:底釣りのエサ(宙ペレ1+底夏1+水1.3くらい+マッハ1)を水で戻して、ダッシュとマッハを足したもの。
道糸:08
ハリス:04、上グラン4・7cm、下グラン2・20〜30cm
ウキ:ボディー6cm、ムクトップ

前回は9尺でやったのだけど、1尺長いメリットは感じられなかったので今日は8尺。底釣りのエサを捨てるのがもったいなかったので、それをベースにしていいかげんにバラケを作った。前回と似たような雰囲気にできあがった。あとはウキの動きと相談だ、なんてかっこつけてみたり。

ハリスは25で始めた。途中、アタリが少ないように感じられたので30にした。魚が寄るに従って短くなっていき、最後は20cmくらいでいい感じ。

全11節のうち3つ沈んだところがエサ落ち。食わせでたぶん1節。バラケで3節以上のなじみを出すように心がける。できるだけ5節くらい(トップ2節が水面に出るところまで)なじませたい。そこからすぐにさわりながら上げてきてバラケが落ちきったところでツン、が理想。という心構えでやってみる。

1投目から動いたが、アタリらしいアタリが出だしたのは10投くらいしてから。あとは、「なじめ〜上がれ〜落とせ〜」と念じるのみ。これでポツポツ拾って終了。12時から3時半までやって22枚、時間あたり6.3枚。まあふつうくらいですか? でもここだけのはなし、朝からメーターセットをずっとやっていたトラさんよりも釣っているのだ。だからといって、おいらが偉いわけでもないが。

というわけで、38枚、27.5kg。やっぱメーターセットがいちばん釣れるね。メーターよりも底のほうがもっと釣れるっていう腕前になるのがいまの夢だ、けど、大会のときはまだメーターセットかな。もっとずっと寒くなってきたら段底でバリバリ、トラさんタジタジ、吉崎さんビックリ、となる予定。

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2002/11/08 椎の木湖

フライデーオープンに参加。めまる兄さん、めまるさん、トラさんと並んで上位入賞を目指す、のか?

3号桟橋ゴルフ場向き511番、水深5メートル弱。

9尺、メーター、セット
食わせ:感嘆II
バラケ:宙ペレ0.5+水1+ダッシュ山盛り1+マッハ山盛り1
道糸:08
ハリス:04、上グラン4・7cm、下グラン2・20〜25cm
ウキ:ボディー6cm、パイプトップ

こんなセッティングで6時半から14時までやって25枚、16.72kg、224名中57位。

ペレット入りのバラケでタナをしっかり作る作戦。柔らかくしても、ペレットの重みで上ずりを抑えるはず。なんだけど、気が付いたときにはなじみを入れることを怠ってたりして失敗。仮にエサがよかったとしても使い方が悪かったらなんにもならん。

アタリが散発で苦戦。これは上記上ずりが原因かと。向かい風気味だったので誘いが利かないのもやりにくかった。

バラケなんだけど、ダッシュの代わりに段バラとか鬼バラなんかもいいかしら? どっちも持ってないのだけど。

ハリスは20cmから25cmのあいだを行ったりきたり。30cmにしたときはスレが多いような感じだった。20cmより短くはしなかった。しかしあとから思えば、多少のスレは我慢して30cmにしとけばよかったかも。もうちょっとアタリを出すべきだった。

まあなんにせよ、メーターセットのスペシャリストかつ椎の木湖のスペシャリストたるトーナメンター、トラさんに苦手なメーターセットで釣り勝ったのでよしとしよう、とかなんとか。

そんなことよりも、トーナメント終了後にやった15尺テンテン両ダンゴがよかった。1時間で3枚釣っただけなんだけど、このタナならダンゴでも勝負になったのかも。実際今日の4位の人は16尺テンテンだったみたいだし。なんつうか、長い竿で釣ると気分がいいわな。

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2002/10/12 加須吉沼

2002年10月12日土曜日、加須吉沼。初めての釣り場。雑誌の500円割引券を使ったので1500円で入場。前日の未明に新ベラ1.5トンを放流したらしい。もしかして混んでるかと思ったら、そうでもなかった。6時半よりちょっと前に入場が始まる。椎の木湖のように入場を待つ列ができることもなく、三々五々入場していく感じ。落ち着いてて悪くない。

奥から2番目の桟橋(さくら桟橋)の奥のほうの5.2mくらいのところに入る。18尺でちょうど底が取れるところを選んだ。でもとりあえず16尺テンテン両ダンゴ。ウキのバランスを調整している最中に吉崎さん登場。並んで釣りをする。

7時〜11時、16尺テンテン、両ダンゴ
特S2.5+水1+マッハ2
特S2+浅ダナ2+マッハ1
グラン6、40cm、50cm
大きなムクトップ

こんな感じでやってみたが、ウキをなじませるのに苦労した。カラツンも多いがアタリは途切れない。エサを練っていっていいのかな、でもカラツンが増えるしな、いっそのことボソですか? でも揉みくちゃになりそうだ、ああどうにもうまくいかん、でもポツポツ釣れるもんだから悪くない。という感じで26枚。

11時半〜14時、18尺、底、両ダンゴ
夏1+冬1+水1
宙ペレ1+水1+夏1
グラン5、30cm、36cm
大き目のパイプトップ

魚の寄りはいいみたいなのでマッハ抜きのエサでやる。数投でサワリが出始め、すぐにアタリだす。簡単に釣れる。最初のエサがなくなったところでペレット入りに変えてみる。なじみやすいかと思って。まあダンゴよりはいくらかなじませやすい感じ。なじみさえすればアタリは出る。なじまなくたってアタリは出るが、それじゃ底らしくないのでなじませたい。まあでもそんなにうまくはやれなかった。んだけど、それなりに釣れた。24枚を追加してちょうど50枚。

向かい風だったので後ろ向きの座席に移る。底の仕掛けから、ウキの位置だけ2本半に変える。吉崎さんにグルテンをもらう。新ベラグルテン1+新ベラグルテン底1+水1.8くらい。で、沖打ちの練習。

7投くらいでサワリ出すが落とさない。隣の吉崎さんが、そんな段差じゃあたらないよ、というので、素直に従ってハリスを伸ばす。30の45(くらい)。そしたらいきなりアタリが出始めた。で、それなりに釣れた。といっても、1時間30分だかかかって7枚。でも初めての両グルテン(宙)で釣れただけで感激。


というわけで、今日の釣果は上々。新ベラと旧ベラの違いはよく分からんのだけど、口がきれいなヘラばかりだった。そういうのはみんな新ベラだったのかも。だとしたら、8割くらいは新ベラだった。エサがちゃんとタナに入りさえすれば食うようで、細かいタッチに悩まされることもない。うまい人がやったら100枚以上釣っちゃうだろう。

吉崎さんは、午前中18尺2本くらいの両グル。わりと苦労していた。午後は13尺でトロロをやっていた。これが意外といい感じ。あたれば乗っちゃう状態の一歩手前まできていた。

加須吉沼は、魚は小ぶりだが空いてていい。安いし。満席の椎の木湖より楽しめるんじゃないかな。もっとも、今日は新ベラのおかげで釣れただけだから、普段どうかは分からない。が、近いうちにまた行きたいものだ。

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