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ヘラブナ釣行記−2002年5月

2002/05/30 椎の木湖

2002年5月30日木曜日、椎の木湖。曇りときどき晴れ。朝のうちは肌寒い。日中は蒸し暑い。風はほとんどないか、せいぜいそよ風程度。

メーター両ダンゴの練習をしに椎の木湖へ。いつもと違って今日は一人。たまにはそれもよかろう。

5時10分ごろ到着。既に入場が始まっていた。平日なのでそのへんは臨機応変にやっているんだろう。おいらもさっそく入場。5号桟橋の渡り付近以外ならどこにでも入れる。5号入り口のブレーク付近も悪くないが、あとから人が増えそうだ。3号や2号の渡り横も悪くない。でも遠い。あまり人が来ないであろう1号に入る手もないわけじゃないが、3号あたりもそんなに人が増えるとは思えん。というわけで、

3号桟橋、入り口付近の煙突向き、407番(水深4m)

だなんて、わざわざ段落を変えて記すほどの場所じゃない。この釣り座のメリットを挙げるとしたら、自動販売機とトイレに近いことくらいだ。実際、そういう理由でここを選んだ。幸い、右も左も2席あいていた。こりゃ今日は釣り放題だ(理論的には)。


8尺、メーター
両ダンゴ(午前):ベストタッチ2+マッハ2+水1
両ダンゴ(午後):特S2+マッハ2+水1
道糸08
浮子:ボディー6cm、ソリッドトップ11cm、ソリッド足7cm(全長24cm)
ハリス04、グラン4、上20cm、下30cm

上記セッティングで5時半にエサ打ち開始。そのまえに、セッティングについて少々能書きなどを。

エサ

こないだのダイワオープンで参加賞としてもらったベストタッチというダイワの麩エサを試してみた。特Sの代わりに使えそうな感じだったのでそうしてみた。使ってみた結果、たしかに特Sの代わりに使える感じ。そこそこの重さがあって、練らずにネバリが出るという点が共通している。が、ベストタッチのほうが若干軽いかも。ネバリもベストタッチのほうが少し弱い感じ。そのぶん経時変化が少なめ。特Sだとサワリが弱いというようなときに悪くないかもしれない。が、特Sとベストタッチの両方を持っている必要はないような気がする。とはいえ、感触は特Sとずいぶん違う。どこがどうというのは言うのが難しいんだけど、なんか感触が全然違う。おいらは特Sが好きなのでベストタッチを買うことはないような気がするけど、ベストタッチが好きな人は好きなのかも。まあなんにせよ、今日はベストタッチ入りのエサでよく釣れた。特S入りのと同じくらいよく釣れた。今日のところは甲乙つけがたい。

ウキのバランスとアタリ

平日なので魚が湧いてウキが入りにくいに違いない。ということで、今日はエサ落ちメモリを上のほうにとってみた。ハリを付けない状態でトップの付け根でバランスさせるようにした。ムクトップなもんだから、グラン4号のハリをふたつ付けるとハリの重さだけで6節なじむ。厳密にはハリとハリスの重さで6節なじむ、なんだけど、まあそのへんはいいじゃないか。で、全部で10節だから、エサが付いてない状態で4節しか水上に出ていない。

こうしておいて、トップの付け根から沈没するまでの間のアタリを全部取っていく作戦。なんだけど、一日やってみたところ、アタリはだいたいエサ落ちメモリの前後で出ることがほとんどだった。

上のほうで揉みくちゃにされたりもしたが、ボディでピョコピョコすることはほとんどなく、トップの付け根のところでピョコピョコする。これを我慢していると、じわじわとトップが沈んでゆく。そしてエサ落ち付近まで沈んだところでそのままスパンと消しこむ、というのがいい時間帯の釣れ方。こういうふうに釣れるとずいぶんと楽しい。

ハリスの長さ

ちょっと長いだろうと思われる20・30で始めてみたが、スレ率が高く、開始から1時間後には15・25になっていた。今日はだいたいこの長さでやっていた。途中、スレ率が高くなったときに2cm詰めて13・23に変えたときもあった。これも悪くなかった。2cmでどれほど変わるか疑問だよ、とも思ったが、このときは明らかにスレが減った。50を48に変えてもあまり差はないかもしれないが、15と13の差は意外に大きいのかもしれない。さらに、10・20や10・15に変えてみたときもあったが、これはアタリが減ってよくなかった。今日はおおむね15・25で正解だったような。


さてと。

5時半にエサ打ち開始。20投ほど、なじむ切るを繰り返したころようやくサワリらしいサワリが出始める。1枚目が釣れたのは開始から20分経ったころ。以後いい時間帯とそうでもない時間帯が交互に訪れるものの、大崩れすることなく一定のペースを保つ。いいときは5枚くらいパタパタと釣れる。エサをぶらさげることができないセッティングなので、釣れるときはほぼすべて落ち込みのアタリ。カッツケともいい勝負できるんじゃないの、とか思えるようなハイペース。このペースがずっと続いたら200枚くらい釣れるだろう。でもそんなに釣れるわけがない。なぜなら、おかしくなってくるから。

エサが粘るとアタリが出ない。スレっぽいアタリは粘っていようがなんであろうが常に出るのだけど、そういうアタリじゃ釣れない。しかしエサを作り変えるとまた復活したりする。練りこんだり夏を振り掛けたりすると、今日はダメだった。その代わり、エサを作り変えるとわりと簡単に復活できた。今日のところは、50ccのカップでこまめに作り変えたのがよかったみたい。

11時半までの5時間で48枚、33.36kgを釣った。

もうメーター両ダンゴは十分だ。午後はテンテンの練習でもするか。ということでとりあえずお昼ごはん。

食堂に向かうついでに事務所のパソコンを覗き込んでみると、おいらは現在第2位だ。ありゃりゃ、こりゃ最後までうまくやればベストスリーに入っちゃうか。ホームページにおいらの釣り方が載っちゃうかも。そんときにメーターのちテンテンっていうのもなんだかねぇ。ということで、午後もメーター両ダンゴだ。

ベストタッチを特Sに変えた以外は午前中と同じ。昼食の前はなんだか釣れない雰囲気になっていたけど、午後はまた復活。しかし最後の30分はおかしくなってあと一歩及ばなかった。惜しかったなぁ。


今日は午前と午後に分けて釣果を記録してみました。

午前(5時半〜11時半)、48枚/33.36kg(時間あたり8枚)
午後(12時〜16時)、35枚/23.9kg(時間あたり8.75枚)
トータル、83枚、57.26kg(平均690gと型がもひとつ)

ちなみに今日の上位3名の釣果は以下のとおり。

第1位:87枚、64.87kg
第2位:86枚、63.15kg
第3位:84枚、59.18kg

第3位の釣果との差は2キロ弱なんですよねぇ。あと3枚かそこら釣れてればなぁ、などと悔やんでみたり、そうでもなかったり。まあとにかく十分よく釣れました、とは思います。ちなみにおいらは第5位でした。ああやっぱりちょっと悔やまれる。釣りを終わって事務所に釣果表をもらいに行ったとき事務所の人に、というか社長さんよねあの人? に、「お昼ごはん食べてる場合じゃなかったですねぇ」って言われて、そういえばそうだよなぁ、とか思ったもので。でも腹ペコで釣りしたらいかんしなぁ。

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2002/05/27 椎の木湖

2002年5月27日月曜日、椎の木湖。曇りのち雨のち晴れのち雷雨。へんな天気の一日。

ダイワオープンというトーナメントに参加。27位と100位と150位の人にはダイワの竿が賞品として贈られる。優勝より竿をもらったほうが嬉しいかも。参加費は通常より500円高い3000円。竿が懸かってるなら500円も高くない。能書会からの参加者はおいらのほかに、トラさん、吉崎さん、めまるさん、めまるさんのお兄さん(いやオレはメンバーじゃないって、とかおっしゃるかも、でもメンバーですって)。さて竿は誰の手に?

釣り座は5号桟橋の奥のほう、662番、4.3m。


おとといの練習の結果、今日は8尺テンテン両ダンゴと決めている。

8尺、テンテン
両ダンゴ:特S2.5+チョーチンダンゴ2.5+水1
道糸08
浮子:さみだれ(ソリッドロングトップ)4号、ボディー11cm
ハリス04、グラン6、上50cm、下60cm

スタート時のセッティングは上記のとおり。いつものように数投もすると弱いサワリが出始める。アタリらしいアタリが出始めたのが30分後くらい。その後ウキは動きっぱなし。でもスレが多くて釣果は伸びない。

スレが多いのでハリスを10cmずつ詰めてみる。いくらかマシになったが、食いアタリよりもまだスレアタリのほうが多い感じ。なかなか魚が落ち着かない。さらに詰めて最後は30・40に。これでもスレアタリはなくならないが、最初に比べれば釣りやすい。

エサも途中で変更した。最初のエサだとウキが動きすぎるように感じられたので、特Sの比率を多くしてみた。

特S3+チョーチンダンゴ1+水1+底夏少々

これで落ち着きはしたが、サワリやアタリが減ってきた。スレはいくらかあってもやっぱりボソで通したほうがよさそうだ。ということで、

チョーチンダンゴ4+水1+マッハ1+底夏少々

一定のペースを維持できるような釣りにはならないが、ポツポツ拾う。でも我慢の釣りから脱却できない。10時ごろには、我慢の限界、というか、伸びる可能性がまったく感じられなくなった。


隣のトラさんはメーター両ダンゴでポツポツながら釣っている。おいらのテンテンのほうがリードはしているものの、メーターではいいアタリが出ている。なじみながらスパンと落としたりしている。どうもこっちのほうがよさそうだ。ということで、メーター両ダンゴに挑戦。

8尺、メーター
両ダンゴ:特S2+マッハ2+水1
道糸08
浮子:ボディー6cm、ソリッドトップ11cm、ソリッド足7cm(全長24cm)
ハリス04、グラン5、上15cm、下30cm

10時半、このセッティングで釣り開始。30分ほど経ったころに下ハリスを5cm詰めて15・25とした以外、特に変更なく最後まで釣り通した。

なじみながらのいいアタリがぼちぼち出る。深くなじんでモヤモヤしつつ落とすこともある。上のほうで持っていかれることもたまにあるが、なじませることは難しくない感じ。ちょっと手揉みしたり、エサ打ちポイントを50cmほど左右にずらしたりすればなんとかなじむ。

逆に、ネバリが出てくるとアタリが遠のく。エサはこまめに作ったほうがよさそうだ。おいらはだいたいいつも、100ccのカップでエサを作る。最初だけ少し練りこむ。半分だか3分の2だかを使ったところで、新しいエサを作る。元のダンゴに水をかけて、そこに麩を入れてかき混ぜる。このペースでエサを作ると、粘りすぎるまえにリフレッシュされる。と同時に、古いエサの粘り気が新しいエサに引き継がれるので練りこむ必要もない。今日もこうした。

結果、絶好調とまではいかないが、ポツポツペースが維持できた。テンテンは4時間半で19枚だったが、メーターは3時間で26枚だった。このペースを一日中保つことができればチャンスはある。これからはメーター両ダンゴの時代だ。


45枚、31.99kg
173人中39位。
賞品は焼酎と、「ベストタッチ」というダイワの麩エサ。袋に書いてある特性を見ると、特Sに近い感じか? いちど使ってみようかと思います。

しかしそんなことより、めまるさんの順位ご存知ですか? 27位ですよ、27位。というわけで、枯法師・天成・15尺はめまるさんの手中に。ううぅ欲しかったぁ。こんなの買ったら高いんだから。

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2002/05/25 椎の木湖

2002年5月25日土曜日、椎の木湖。空気が乾燥していてすがすがしい晴天。そよそよと風が吹くと気持ちがいい。日差しは強いがパラソルがなくても平気なくらいの爽快さ。しかし風がやむとむちゃくちゃ暑い。追い風になる釣り座だったので、風による支障はきたさない。なかなかの釣り日和。しかし今日はのんびりと釣りをすることが目的じゃない。27日月曜日に開催されるダイワオープンの練習が目的。そこでいろいろ試してみた。結果やいかに。

5時ちょっと前に到着。さほどの混雑ではない。標準的な土曜日の早朝。とはいえ、いまや日の出は早く、5時半はもやは早朝とはいえない。バス釣りに行くなら4時に釣り場に到着したい。

例会がそれなりに入っているので5号桟橋はいっぱい。3号桟橋もそこそこ入っている。そこでおいらとトラさんは、人が少ない2号桟橋に入ることにする。渡り桟橋のちょっと先、ゴルフ場向きの345番においら、隣の346番にトラさん。水深は4.8メートルくらい。おいらのもう一方の隣の座席はTacoさんのためにキープ。6時過ぎくらいにTacoさんはやってきて、3人並んで釣りをした。めまる師匠とお兄さんと吉崎さんの3人も来ていたが釣り座は離れていた。


12尺テンテン

まずは、大型がバシバシ揃うに違いない12尺テンテンから。とりあえず両ダンゴで。

100ccのカップで作った最初のエサを打ち切ったころには十分に魚が寄っていたので、両トロロを試してみる。が、数年前の極上トロロはすでに繊維が弱くなっていて、なかなかタナまでエサがもたない。1時間くらいでギブアップ。トロロは新しいものに限るね。

8尺メーター

隣のトラさんはメーターダナで苦戦中。ウキは十分動くのだけど食いアタリにつながらない感じ。しかたない、おいらが釣り方を教えてあげよう、ということでメーター両ダンゴに挑戦。ましかしこれが、トラさんのウキと同じような状況にしかならんかった。なかなか簡単にはいかん。ここでもトロロを試してみたが、やっぱりエサがもたん。メーターダナも早々に退散。

8尺テンテン両ダンゴ

遅れてやってきた隣のTacoさんは8尺テンテン両ダンゴで一定のペースを保って釣っている。釣れ釣れ状態にはほど遠いが、我々の一帯ではよく釣っている。ということでまねしてみることに。やり始めてみると、いいアタリが簡単に出ていい感じ。と思ったのは最初だけで、やっぱり長くは続けられない。でもどこかに正解があるような感触があり、ダイワオープンのときの第一候補。とはいえおいらは正解を求める気力を失い、12尺テンテン両ダンゴに再挑戦。

12尺テンテン両ダンゴ

朝イチにも12尺テンテン両ダンゴはやったのだけど、それはトロロのために寄せることが目的だった。しかしこんどは釣ることが目的。特Sとチョーチンダンゴのエサでやる。ハリスは40・50。

11尺テンテン両ダンゴでやっているお兄さんに意見を聞くと、やはりボソっぽいエサがいいらしい。おいらもそうだろうと薄々思ってはいたが、これで確信をもつ。で、チョーチンダンゴの比率が多目のエサでやる。入っていかなくなったときは、手もみはあまりせずに、夏を振りかけて対処する。あるいは、指先をぬらしてエサの表面を、力をいれずにころがしてやる。エサの表面がツルツルになるとなじみやすい。

こんな感じで続けていると、いっときいい感じになる。が、やはり長くは続かない。かろうじてタナまでもつという付け方ができるときはいいアタリが出やすい、というのは分かっちゃいるが、実践することが難しい。タナの手前で落とされたり逆にウキが沈没したりで、いい具合にタナに送り込むことができない。偶然そういうふうにできたときに釣れるというショボショボペース。


ざっとそんな具合で正解は見るからずじまい。でも最後にTacoさんが正解を発見。ダイワオープン当日の釣りは決まった。ちなみにTacoさんが見つけた正解は特S単品のエサ。今日はこれが一番よかった。最後の最後にTacoさんのエサをふた粒もらい、あがりベラを釣って終了。

Tacoさん:36枚、24.36kg
やの:32枚:20.71kg
トラさん:22枚:14.80kg

12尺と8尺では、12尺のほうがいくらかアタリが多いようにも感じられたが、劇的に多くなるというほどでもない。それならやり慣れた8尺のほうがいいだろう。トロロはやはり練習してないから本番では使えない。ということで8尺テンテン両ダンゴに決定。

エサは特Sとチョーチンダンゴのブレンドでやる。この組み合わせがいちばん使い慣れている。

スタート時は半々くらいのブレンドで。
特S2+チョーチンダンゴ2+水1+チョーチンダンゴ1
これで始めて、ウキが動きすぎるようなら特Sの比率を大きくしていく。最終的には特S単品にまでもっていける。それでも動くなら夏を振り掛ける。これではしゃぐ場合の対処はばっちり。

逆にウキが動かない場合はチョーチンダンゴの比率を大きくしていく。最終的にはチョーチンダンゴ単品にまでもっていける。それでも動かないならマッハを入れていく。これで動かない場合の対処はばっちり。

というわけで、釣果は乏しくとも練習としてはまずまず、だったような(少なくとも理論上は)。しかしアケメネス朝ペルシャの時代から洋の東西を問わず、理論と実践に大いなる格差があることは知られ切っている。

そうそう、吉崎さんはおいらのことを物知りかなんかだと思っているようだけど、それは勘違いというものですよ。おいらが知っているのは「アケメネス朝ペルシャ」という言葉だけであって、それがどういう王朝であったとかどういう時代だったとか誰が何をしたとか、そういう意味のあることなんてなにひとつ知りゃしないんだから。子供のころから万事この調子。そのへん誤解なきよう。

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2002/05/16 羽生吉沼

2002年5月16日木曜日、羽生吉沼。曇り。東風。肌寒い。

羽生吉沼のミニ賞金大会に行ってきた。この釣り場で釣りをするのは今日が2回目。いまのところ、ミニ賞金大会のときにしかここでは釣りをしていない。


人が少なめの奥の桟橋に入る。右の座席には自動検量機がないので誰も入らない。左のほうも2席空いていた。水深は3.6m。いざとなったら底が取れる水深を選んだ。今日はメーターをやるつもりなので深いところに入る必要はない、と思う。

8尺メーター両ダンゴでスタート。15投くらいしたところでいいカラツン。なじみながらスパンと落とした。期待を込めて次の一投。これもなじみながら勢いようく落とした。で、釣れた。こういうアタリが出るならいけるかも。とか思ったがなかなかうまくは続かない。なんだかタナの上のほうにいたずら好きな魚がいて激しく揉まれる。その層を突破しようとしてエサを固くしたり粘らせたりすると、タナには届くがアタリが出ない。

3時間がんばってみたが16枚しか釣れんかった。時間あたり5枚ならテンテンのほうがよっぽどましだ。

というわけで、10時ごろからは8尺テンテン両ダンゴ。魚は最初からいて、アタリもちゃんとなじみ際に出る。メーターよりアタリがいくらか多い感じ。エサをちょっと調整すると決まりそうに思える状態になる。が、いくつか釣ったあとおかしくなる。メーターのときと同様、上のほうでへんな魚が激しくさわる。で、これも結局決まらない。

ちなみに、今日一番マシだったエサはこれ。
底夏0.5+水1+チョーチンダンゴ4


46枚釣ったものの型が悪く26.33kg。順位は不明。抽選もあたらず。

参加者は80人くらい。うち、上位15名が入賞。第15位の人がたしか35キロくらいだったから、おいらはかすりもしない。ちなみに第15位の人は女性だった。しかし釣り番組に出てくるようなオネーチャンを想像してはいけない。

上位5人はみな50キロ台。1位と2位はセットのカッツケ。4位の人は隣の車の人だった。釣りが終わってからこの人に話しを聞いた。12尺テンテンの両ダンゴだそうだ。ハリスは65くらいがよかったとか。エサはボソを打つのがポイント。マッハ主体で、競技用夏で重さをつける。もうちょっと暖かくなってきたら夏で重さをつけるといいそうだ。というか、そんな季節にはトロロがいいよと言っていた。エサは、チモトだけ抑えて本体はふっくらと針付けする。全体をしっかり付けるとウキが跳ねちゃってダメなんだそうだ。ふっくらと付けて、表面をすべすべにすると意外とちゃんとなじむらしい。深くなじませて、ズバンと落とす激しいアタリだけをとっていくと、いい型の魚が揃うんだそうだ。

12尺テンテン両ダンゴの練習に行きたい。

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2002/05/10 椎の木湖

2002年5月10日金曜日、椎の木湖。はじめのうち曇り。10時ごろから雨。風はほとんどなかったが、肌寒い一日だった。あまりの寒さに、ヘラブナくんたちはご機嫌ななめ。

毎月恒例のフライデーオープンにめまる師匠と一緒に参戦。5号桟橋事務所寄りに並んで座る。612番にめまるさん、613番においら。水深はいずれも5mくらい。


前回わりと感じのよかったメーター両ダンゴから。

開始30分でようやくカラツン。それから20分後にようやく1枚。いよいよこれからか、とか思ったがいっこうに動きがよくならない。サワリの出方が一定しない。食いアタリらしいアタリはなかなかでない。たまに出てもスレだったりする。1時間半くらいでギブアップ。

10尺テンテン両ダンゴのめまるさんも苦戦ぎみだが、おいらのメーターよりはよっぽどいい。ということで、8尺テンテン両ダンゴにチェンジ。ところが、これもなんだか感じが出ない。メーターよりは浮きが動くのだけど、なじみながら落としてくれない。なじみきって、戻してくるときにアタリが出る。そんなアタリでも毎回のように出るなら悪くもないが、それほど多くは出ない。もうちょっと深いタナのほうが安定するかな?

ということで、8尺テンテンも1時間半くらいであきらめて、次は12尺テンテン両ダンゴ。8尺竿をしまって12尺竿を出し、浮きのオモリ調整なんかをしてエサ打ち開始、とか思ったら雨が降ってきた。車に戻りテントをとってきて、テントを設営して、さてこれから12尺テンテンだ。ということで始めてみたものの、テントの中から12尺竿を振るのがなんだか煩わしい。5投くらいしかしてないが、12尺はおしまい。もういちどメーター両ダンゴに挑戦。

このころすでに10時半。残り時間は3時間半。

朝とは違ってウキの動きが悪くない。ポツポツペースながら、いくつか拾う。しかしやっぱり食いアタリが出にくい。ハリスを30・40と長めにしてみたらいくらか動きがよくなったが、決まるほどには好転しない。なじみ際のサワリはまずまず出るんだけど、落としてくれない。

エサはもういろいろやってみた。軽いエサを柔らかくして使ってみると、いくらか動きはするんだけど、なじみが出ず、当然食いアタリも出ない。それならと、底夏入りの重たいエサを柔らかくして使ってみる。底夏の重さのおかげでいくらかなじみは出るものの、やっぱりこれもタナまで持ちにくい。んじゃ次は、重ためのエサを小粒にしてみよう、ということで、底夏入りの固めのエサを小さく付けて打ってゆく。やっぱり固いエサだとハッキリしたアタリは出る。が、たまにしか出ん。だもんだから、そこから徐々に柔らかくする方向に進んでしまう。ネバリが出てくると、ただでさえ弱いサワリがますます弱くなったりして、すんなりとなじみ切ったかと思うと、こんどは上で落とされたり。もうなにがなんだか分からない。というか、今日はダンゴじゃ釣れないよ、はいこれ結論。でもセットにするのはなぜかいや。

というわけで、結果は無残な19枚。12.31kgで218人中96位。賞品はおしぼりウェッティー。

後半メーター両ダンゴで追い上げためまるさんは33枚21.45キロで26位。さすが。

トーナメント終了後にめまるさんに今日のコツを聞いてみたら、ボソのエサを打ってとにかくウキを動かすが正解だった。そういえば、おいらはその手のエサは試してないや。メーターのダンゴはこういうタッチという先入観を破れなかった。チョーチンダンゴとマッハのエサとかも試してみればよかったよ。

というか、トーナメント終了後に試した。テントを持ってきてなくてパラソルでがんばっていためまるさんはトーナメント終了後にあがったが、おいらは最後まで釣りをした。8尺テンテンのときに使っていたチョーチンダンゴと特Sのエサを小さめに付けてやってみた。そしたら、たしかにウキはよく動き、ときどきアタリが出る。さっきまでのしっとりしたエサとは大違い。といっても、7枚追加しただけだけど。

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2002/05/05 椎の木湖

2002年5月5日日曜日こどもの日、椎の木湖。晴れ。風はそよ風程度で水面が波立つことはない。朝はそよ風が肌寒いくらいだったが、日中は暑い。最高気温は30度を超えていた。パラソルの下に入っていたものの、袖なしシャツを着ていたために肩がヒリヒリする。クーラーボックスに冷たい飲み物を入れてもっていくといいくらいの真夏の陽気。ヘラブナの活性はいかがでしょう?

4時ちょっと前にトラさんの自宅に到着し、トラさんの車に荷物を載せて椎の木湖へ。5時ごろ到着。予想外に人は少なく、一般入場の中では20番目くらいの入場順。5時20分ごろから入場が始まる。入ってみると、5号桟橋事務所寄りの、掛け上がりになっているいいポイントに2席の空きがある、ように見えたのでそこに向かってゆくと、その2席には荷物が置いてあった。一般入場の入場順が早いとはいえ、大きな例会が入っているため人は多い。5号桟橋はもとより3号桟橋もかなり混み合っている。そこで2号桟橋へ。

煙突向きの213番においら、隣の214番にトラさん。水深はいずれも5m程度と十分。


5時50分〜11時

8尺、テンテン
両ダンゴ:特S2+チョーチンダンゴ2+水1+マッハ1
道糸08
浮子:さみだれ(ソリッドロングトップ)4号、ボディー11cm
ハリス04、グラン6、上50cm、下60cm

上記のセッティングで5時50分ごろエサ打ち開始。2投目で、ウキがピョコンと跳ねる。魚はすでにいる。打つほどにサワリは増すが、食いアタリらしい動きが出始めたのは30分ほど経ったころ。最初の1枚目が釣れたのがは釣り開始から40分後。アタリ出しが遅いものの、周囲の中ではこれでもまだ早いほう。ほとんどびっしりと人が入っているため、寄せきるのに時間がかかるんだろうか。

肩でいくらか止めが入り、サワリながらなじみ、3節残しくらいにまで深くなじんだところでアタリが出ればかなりの確率で乗るのだけど、そのアタリがなかなか出にくい。肩での止めは出しやすいが、なじみかたが安定しない。エサの付け方とタッチの維持が難しい。しかもアタリが続かない。数枚釣ると魚が薄くなり、寄せるのに何投かを要し、それからまたいくつか釣れる、という流れから脱却できない。が、込み合った休日の釣りはこんなものだろうと考えることにし、このペースを崩さないように気をつける。

エサがなくなったところでちょっと配合を変える。最初のエサにはマッハ1杯が入っていたが、寄ったあとはしゃぐ感じだったので、マッハの変わりにチョーチンダンゴを入れる。

特S2+チョーチンダンゴ2+水1+チョーチンダンゴ1

どちらかというとこっちのほうがいい感じ、だが、どちらでも釣果に差は出ないようにも思う。ちなみに、このエサでも持たないようなときは、底夏0.5杯を入れる。真夏の武蔵の池では底夏入りがよかったりする。

底夏0.5+水1+特S2+チョーチンダンゴ2

逆に、アタリが出ないようならチョーチンダンゴを抜いてマッハを増やす。

特S2+チョーチンダンゴ1+マッハ1+水1+マッハ1
特S2+マッハ2+水1+マッハ1

めまるさんのいつかの釣行記を読んで以来、なにかにつけこのように、重い方向にも軽い方向にも行けるというような中間のものから始めるように心がけている。ハリスの長さも、おいらは60・70まで使うことにしているので50・60から始める。短くする方向に進むことが多いので長めの60・70から始めてもいいのだけど、長くするという選択肢を残しておいたほうがいい、というめまるさんの意見に大賛成だ。

で、8尺テンテン両ダンゴを11時ごろまで続けて釣果は31枚。時間あたり6枚くらい。悪くはないが、良くもない。もうちょっと人が少なければ落ち込みのアタリも増えそうだけど、混雑した状況の中ではこれがおいらにとっては精一杯のところだと思われる。ひとつ試すべきことは、エサを少しずつこまめに作る作戦だ。ネバリが強くなるとアタリが出にくいような感じだったので、こうするといいかもしれない。ただ、それまでのタッチに持っていきにくいという難点はある。が、アタリが出にくいときはボソっけ優先のほうがマシかもしれん。ネバリが出たあと、手水を打ってマッハを差し込む、とかいう手もないわけじゃないが、やっぱり新鮮なエサにはかなわないような気がして。


12時半〜16時

8尺、メーター
両ダンゴ:特S1+浅だな1本1+マッハ2+水1
道糸08
浮子:羽の1本どり・ボディー8cm・パイプトップ8cm・竹足4.5cm
ハリス04、グラン4、上30cm、下40cm

上記セッティングで12時半ごろエサ打ち開始。はじめの数投でなじみ幅を調整する。魚がいない状態で3節なじむまで、ボールの縁にこするようにして練りこむ。魚が寄るに従ってなじみが浅くなるが、浅くなるたびに練りを加える。

ハリは最初4号でやっていた。これがおいらの中ではメーター両ダンゴの標準だ。が、何枚かばらしたところでひとサイズ大きくした。これでばらしはなくなった。

午前中メーター両ダンゴをやっていたトラさんはアタリが遠いようだったので、ハリスは長めの30・40で始めてみる。しかしこれは、10投もしたところで余分な動きが出すぎてきたのですぐに詰める。10cmずつ詰めて20・30に。これで最後までやっていた。

エサの配合も変えなかった。ちなみに、ウキが入っていかないようなら浅だなを抜いて特Sを入れる。なじみすぎるときは逆に特Sを抜いて浅だなを入れる。というわけで、このエサも中間のもの。ウキは、おいらが持っている浅宙シリーズ(全4本)のうちいちばん大きなもの。アタリが出にくければ順に下げてゆく。逆に大きくしたいときは、別の種類のウキに変えればいい。とはいうものの、メーターダナでこれ以上大きくしたいことがあるとは思われない。というわけでウキに関しては中間じゃないが、これは下げる一方だと決めつけた。というように、中間からということを基本方針とはしているものの、この点は例外になってしまった。別にいいようにも思われるが、合理性をちょっと欠くような気もする。どうかしら?

なにしろヘラブナは合理的に考えて釣りをしないとうまくは釣れない。バス釣りもそうだし、おいらが知らないほかの種類の釣りもそうなのかもしれない。合理的に考えてその場で結果が出るからおもしろい。ミステリーを読むだとかパズルを解くだとか、鳥の習性を考えて写真をものにする、だとかいうのと同じ楽しみがある。しかもアタリに反応して合わせを入れてゴツンと手ごたえが伝わった瞬間には脳内麻薬がピュッと音を立てて発射されるしで、ヘラブナ釣りはやめられないよ。

なんてことはいいですねはい。

で、メーター両ダンゴなんだけど、わりとアタリは多い。上のほうで持っていかれることもたまにはあるが、なじませられないということもない。練りを加えればちゃんとなじむ。落ち込みでスパンと落としてくれると早くていいのだけど、それはなかなか出ない。とはいえ、ちゃんとなじみが入ったときは、しばらくぶらさげていればけっこう落としてくれる。カラツンは多いがこれはしかたない、と思うことにしている。アタリは多いのだから、カラツン何回かに1回乗ればいい。その割合をどうやって詰めるかが問題だが、それはよくわからん。ハリスの微妙なセッティングとエサでなんとかできるんじゃないか、とは思うものの、具体的な対処方法は不明。とはいうものの、午前中のテンテンよりはよく釣れた。

3時間半で25枚なので時間あたり約8枚。このペースを6時から14時まで維持できれば64枚釣れる。いいところに入れる可能性はある。もっとも、ペースを維持するのが難しい。さてどうなることやら。もう一回練習できればいいのだけど、そうそう管理池に行くわけにもいかんし。


一日の釣果は56枚、37.43キロ。まずまずうまくやれたほう。

午前中メーター両ダンゴ、午後12尺テンテン両ダンゴのち8尺テンテン両ダンゴとあちこちのタナをやったトラさんは苦戦して27枚17.43キロ。途中セットに移行しようかとも考えたらしいが、ダンゴで通した。現時点ではダンゴに関してアドバイスできることがあると思うのだけど、負けん気なトラさんはおいらの話しをあまり聞いてくれない。どうです、ここはひとつ謙虚な気持ちで教えを乞うてはみませんか? ま、その場合おいらはむちゃくちゃ尊大に振る舞うかもしれませんがね。フットボールジグで言うと、まだ底が取り切れてないくらいの感じだと思いますよ。そのわりに、スイミングの練習を始めてみたり、みたいな性格なんだものトラさんってば。

ちなみにこの日はなぐさんとネネさんとTacoさんも来ていた。場所が離れていたので最終釣果をメモってこなかったが、Tacoさんはおいらよりも釣っていた。枚数は何枚か少なかったものの重量ではおいらを上回っていた。9尺テンテン両ダンゴで通したそうです。特S、マッハ、チョーチンダンゴあたりのエサ。ブレンドはいろいろ試したそうです。お昼に見学しにいったときにはなじみが出なくて苦労していたけど、その後復活し、最後の1時間は10枚と相当なもの。こりゃうかうかしてると追い越されるぞがんばらなくちゃというかもう追い越されてるじゃないかますますがんばらなくちゃ。

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2002/05/01 椎の木湖

平日のような休日のような2002年5月1日水曜日、椎の木湖。曇り。無風からせいぜいそよ風程度。3時ごろからいくらか強まった。雨との予報だったがほとんど降らず、風も穏やかで暖かい(日中暑い)なかなかの釣り日和。

めまるさんとめまるさんのお兄さんとの3人で椎の木湖へ。今日から5月なので入場は5時半。5時ごろ駐車場に到着すると、例会の人以外はほとんどいない。一般入場の第2番目となった。どこでも好きな場所に入れる。というものの、実際に入場してみると5号桟橋は例会の人でおおむね埋まっていた。しかし3号桟橋はまばら。

3号桟橋煙突向き渡り桟橋付近の426番においら、隣の427番にめまるさん、その隣428番にお兄さん。水深は5.4mくらい。ちなみにおいらの左2席は空席。


お兄さんは11尺のテンテン、めまるさんはメーター、となると8尺テンテンのタナは空いている。迷わず8尺テンテン両ダンゴで始める。5時40分ごろエサ打ち開始。スタート時の仕掛けは以下のとおり。

8尺、テンテン
両ダンゴ:特S3+水1+マッハ1
道糸08
浮子:さみだれ(ソリッドロングトップ)2号、ボディー9cm
ハリス04、グラン6、上50cm、下60cm

このセッティングで始める。第3投目に、なじみながら鮮やかに落とすといういいカラツンをもらった。こういうカラツンがすぐに出るようなら期待がもてる。あとはエサのタッチをほんのちょっと変えてやれば釣れそうだ。左手を濡らしてエサをかき混ぜいくらか柔らかくする。これで釣れ始める。が、じきに騒ぎすぎる感じになってきた。

底夏をちょっと振り掛ける。これでまた落ち着いてくる。が、こんどはサワリが減ってきて、それに従ってアタリも減ってきた。すんなりとなじみきって終わることが多くなる。ここでエサを変える。もっとボソっとしたもののほうがサワリが出やすいだろう。

チョーチンダンゴ3+水1+マッハ2

このエサでサワリ復活。ポツポツ拾ってゆく。が、またもや騒ぎぎみに。練ってやれば落ち着くのだろうけど、そうするとアタリが減りそうにも思える。なのでやっぱり底夏を振りかける。これだとガサガサした手触りが失われず、しかもなじみやすくなる。今日いろいろ試したエサの中では、この底夏を振りかけた状態のエサが一番よかった。

というのは釣りを終わってから思ったことであって、やってる最中はもうちょっとボソっぽさが強く、かつなじみやすいエサがいいだろうと思えた。で、試したのがこれ。

底夏1+水1+マッハ4

これは相当ボソボソ。おかげでサワリ倍増。しかも底夏の重みでよくなじむ。が、なじみすぎて難しかったりもする。そこで、ウキのサイズを上げてみる。最初は2号だったのを、4号(ボディー11cm)に変える。トップが長くなった分、アタリをとれる範囲が広がる。8尺にこのサイズは大きいかとも思ったが、そうでもなく、使いやすくなった。なんならもうひとつ大きなサイズでもいい(持ってないけど)。

さてこの底夏マッハでいくつか拾うものの、このエサは変化しやすい。というか、どうやってタッチを保てばいいのかよく分からん。すぐに乾燥するのでそのたびに手水で水分を補給する。これを繰り返していると、練ったわけじゃないものの徐々にネバリが出てくる。そうするとせっかくのボソという特性が消えて、ただの重たいエサになっちゃって、毎回のように沈没したりする。

で、チョーチンダンゴ+マッハをもう一度作ってみたりと、今日の釣りは忙しい。そのわりに、釣果はもひとつ伸び悩み。

ここで、11尺テンテンでコンスタントに絞っているお兄さんの釣りをしばし見学。じわじわとサワリながらも深くなじんで鋭く落として釣っている。お兄さんのウキはなんともいい動きをしている。よし、おいらもパイプトップを試してみよう。

ということで、パイプトップに変えてみる。そしたらこれがわけが分からん。最初からパイプでやってれば流れの中で動きを多少は読めるのかもしれないが、ムクでずっとやっていたのを急に変えてもウキの動きがさっぱり分からん。しかもあとで聞いたところによると、お兄さんのウキもムクトップだったし。ということで1時間ほど無駄に過ごした。が、ま、たまにはパイプトップにも見慣れておかないと。

午前中の釣果は32枚。


午後は15尺テンテンに挑戦。30cmほど減水しているらしいので実際の水深は5mちょい。15尺じゃ底すれすれくらいのおかしなタナになってしまうが、15尺竿を振る練習がしたかったのでいいことにする。

ウキは8尺のときと同じさみだれ4号。エサも同じ。15尺のときもいろいろ試した。というのは、どのエサもいまいちだったから。結局このタナでも釣り込むことはできず10枚を追加したのみ。ま、でも練習にはなった。それに、深いところから引っ張るのがなんだかずいぶんと楽しく感じられた。でもやっぱりエサは難しい。


トータルの釣果は42枚、26.9キロ。ほんとはこの倍くらい釣らなきゃいかん。ちなみにお兄さんは11尺テンテン・両ダンゴで1日通して61枚。さすが、お兄さん。弟のめまるさんは、今日は珍しくぼやいてました。

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